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「パイルドライバー」スノーピーク製ランタンスタンドの使い方レビュー

今回は、スノーピークのランタンスタンド「パイルドライバー」の魅力や使い方をご紹介します。スノーピークのパイルドライバーは、高品質なのはもちろんのこと、シンプルで洗練されたデザインで、スノーピークファンではない方でも、パイルドライバーだけは持ってるほどの、人気の商品です。

スノーピーク製ランタンスタンド「パイルドライバー」とは

キャンプの必需品でもあるランタン。パイルドライバーとは、このランタンを吊るすためのスノーピーク製ランタンスタンドです。一本の杭というこれ以上ないくらいのシンプルさですが、耐久性があり飽きの来ないデザインです。

キャンプでランタンの灯りを広範囲に照らせる

テーブルの上に置いてあるランタンだけでは、全体を照らすことが出来ないため、どうしても暗い場所ができてしまいます。そこで、役に立つのがランタンスタンドです。高い位置から照らすことで、広範囲に渡って明かりを届けることができます。

一本足タイプのランタンスタンド

スノーピークのパイルドライバーは一本脚タイプで、地面に打ち込んで固定するランタンスタンドです。地面の固さによって力加減が必要ですが、設置が簡単で場所も取らないことで人気があります。

三脚タイプのランタンスタンドほどの安定性はないものの、ランタンスタンドに足を引っ掛けて倒してしまうといった事故が起こりにくいメリットがあります。キャンプ中、楽しくて走り回ってしまうお子さんがいても安心です。

スノーピーク(snow peak)パイルドライバーのスペック

<商品スペック>
収納時サイズ:約110cm
使用サイズ:約240cm(最長)
重さ:約1.7kg
太さ:1.6-2.0-2.5cm(3本つなぎ)

スノーピークのパイルドライバーは、一本脚タイプでスチール棒1本と中空パイプ2本で3本つなぎになっています。最長で約240cmまで伸ばせます。パイルドライバーを地面にしっかりと打ち込んだ後、ねじで長さが調節できます。

収納時のサイズが約110cmで1mを少し超えます。太さも2.5cmあり、重さも約1.7kgあり軽量コンパクトとまではいきません。ただ、ランタンを吊るすという用途を考えると、軽すぎても倒れる心配が出てきますから、2kg以内は適切な重さと言えそうです。

パイルドライバーの気になる荷荷重は?

パイルドライバーの耐荷重は、公式サイト等には書かれていないので不明ですが、しなるような重さには耐えれないので重た過ぎるものを吊るすのはやめましょう。

パイルドライバーは、ランタンを吊るす以外にも、洗濯物や食器類を入れたドライネットを吊るすのに利用することもできます。小さめのケトルやクッカーも吊るせるようですが、ダッチオーブンなど重量のあるものは避けた方が無難です。耐荷重の目安として、ポールがしならない程度にしておきましょう。

スノーピーク(snow peak)パイルドライバーの使い方

パイルドライバーは、一本脚タイプのランタンスタンドで地面に打ち付けて使用します。パイプとスチール棒の3本つなぎ仕様になっており、一番上がスチール棒になっています。スチール棒を上下にスライドさせスチール棒の重みで地面に打ち込んでいく仕組みです。

他製品と違って、地面に打ち込む際に打ち付けるための道具(ハンマー)が必要ありません。設置場所を決めたらあとは地面に打ち付けるだけです。

パイルドライバーの使い方

パイルドライバーの先端についている保護キャップを外す。

設置したい場所にパイルドライバーを垂直に立てたら、上下の蝶ネジを緩める。

一番上のスチール棒を下に落とすような感じでスライドさせると、重みで打ち込まれていきます。

30cmくらい打ち込まれたら、高さを調節して蝶ネジをしめます。

※厳密に30cm打ち込む必要はありませんが、浅いと途中で倒れる危険性もあるので、あらかじめパイルドライバーに目印をつけておくと良さそうです。

使い方の注意点

・設置場所に固い石や岩などが埋まっていないか確認するようにしましょう。
・打ち込む際にパイルドライバーが斜めになっていないか注意しましょう。
・簡単に地面に打ち込まれていくので夢中になりすぎて、打ち込みすぎないようにしましょう。抜く時が大変です。

パイルドライバーの抜き方

➀蝶ネジを緩めてスチール棒を収納します。
➁パイルドライバーをぐるぐると数回、地面に円を描くように回して引き抜きます。
➂先端に保護キャップをつける。

抜き方の注意点

・最上部のスチール棒は必ず収納してから抜いてください。長いまま抜こうとすると曲がる可能性があります。
・先端は尖っていて危険です。忘れずに保護キャップをつけるようにしましょう。

スノーピーク(snow peak)パイルドライバーの使い方(地面が固い場合)

パイルドライバーは場所を選ばず簡単に設置できると評価を得ていますが、地面が固い場合はどうなのでしょうか?打ち込む前に、事前にやっておくと良い作業があるのでご紹介します。

設置場所を決めたら、ペグ(テントやタープを固定する道具)を打ち込んで前もって穴を開けておきます。下穴を開けておくことで、固い地面でもパイルドライバーが打ち込みやすくなります。

パイルドライバーのキャップの紛失に注意!

スノーピークのパイルドライバーは、地面に打ち込まれやすいよう先端部分がかなり鋭利になっています。そのため、付属品でゴム製の先端保護キャップがついています。キャップをしないで持ち運ぶのは大変危険です。収納袋も気がついたら穴が開いていた、ということになりかねません。

紛失しないようにするのが一番いいですが、キャップっていつの間にか失くしていたりするんですよね。失くしてしまった場合、アフターサービスは利用できません。キャップのみ販売されていますので、新しく購入するようにしましょう。

パイルドライバーにケースは必要?

シンプルで使いやすいランタンスタンドのパイルドライバーですが、購入時には収納ケースが付属しておらず、透明のビニール袋です。

そのままでも使用できますが、長年使用してると底面に重さで穴が開きます。穴が開いている状態で、不用意に持つと袋から滑り落ちてきます。1.7kgの鉄の棒が足の上などに落ち、思わぬ事故にも繋がりかねませんので、収納ケースは必要だと思います。

<商品スペック>
サイズ:190×1180×40(cm)
材質:6号帆布(パラフィン・PU加工)、アクリルテープ、プラスチック
重量:約580g

スノーピークのパイルドライバー専用の収納ケースです。釣りをされる方なら、余った釣竿のケースでも代用できます。

スノーピークのランタンスタンド「パイルドライバー」使い方レビューのまとめ

スノーピークのランタンスタンド、パイルドライバーをご紹介しました。一番上のスチール棒がハンマーの代わりに打ち付けてくれることで、他の道具も力も必要ありませんので、女性やお子様でも簡単に設置することができます。

1本脚で場所を取らず、足を引っ掛ける心配がない点でも高評価のパイルドライバー。キャンプの必需品としてかなりおすすめのランタンスタンドです。