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ファイヤースターターおすすめ3選!キャンプで簡単火起し!着火のコツも。

キャンプやアウトドアなどで必要な火起こしには、ライターやマッチを使用するのが一般的ですが、それらが使えない状況のときの火起こしにとても便利なのが「ファイヤースターター」です。

燃料も不要で、どんな環境でも火起こしができることからブッシュクラフトやキャンプ上級者の間で特に人気があります。構造も使い方もシンプル、コンパクトなため持ち運びにも便利ですが、着火には少しのコツと慣れが必要です。

コツさえつかめば、誰でも簡単に使用できることから、キャンプの火起こしにもおすすめのアイテムです。そこで、今回はファイヤースターターの使い方や着火のコツ、おすすめ商品をご紹介します。

ファイヤースターターとは?

ファイヤースターターとは「火打ち石」のような道具のことです。構造はとてもシンプルで、ロッドと呼ばれるマグネシウムの金属棒と、ストライカーと呼ばれるマグネシウム棒を削る金具のみでできています。

ファイヤースターターの使い方はコツさえ掴めば初心者でも簡単!

使い方も簡単で、用意した火種にマグネシウム棒を削って出る粉末をふりかけ、ストライカーで火花を出して火をつけるだけです。

ただし、コツを覚えるまでは着火しにくく少し大変かもしれません。着火のコツは簡単なので、あとは慣れてしまえば誰でも火起こしができる便利アイテムです。

ファイヤースターターがキャンプの火起こしにおすすめな理由

ファイヤースターターは、火起こしに慣れやコツが必要になりますが

・どんな条件下でも火起こしができる

・燃料いらず、シンプル構造で壊れにくく半永久的に使用できる

というメリットがあります。

水に濡れても使用できる

ライターやマッチは水や湿気に弱いですが、ファイヤースターターは金属棒なため、水に濡れてもふき取れば使用することができます。気温や気圧の低さ、悪天候に強く、燃料切れも気にする必要がありません。

コンパクトで持ち運びに便利

また、とてもコンパクトなので持ち運びにも便利です。紛失しやすいデメリットはありますが、収納場所を決めておく、キーリングやキーホルダーなどを付ける、といった対策で紛失を防ぐことができます。

ファイヤースターターの種類と選び方

ファイヤースターターには、さまざまな種類があります。用途や使いやすいサイズのものを選ぶようにしましょう。

ストライカーの握りやすさで選ぶ

火花を散らすのに重要なのが、マグネシウム棒を削るストライカーです。自分の手のサイズに合った握りやすいものを選ぶことが大切です。小さすぎると力が入らずうまく火花を起こせません。

初心者であれば、グリップ付きタイプや、指でつまんで使用するタイプではなく、握れる形状のものを選ぶと良さそうです。

また、火を使う際にはグローブをはめていることも多いので、グローブ使用時も想定して握りやすいかをチェックしましょう。

ロッドの種類で選ぶ

ロッドは長い方がストライカーとの接触面が大きいため、火花が出やすい特徴があります。サイズが大きめのタイプは、火花の量も多く着火しやすいです。また、ロッドの持ち手の使いやすさもチェックすることをおすすめします。

ファイヤースターターの使い方に慣れている上級者用には、持ち手がなくただの金属棒状のものがありますが、初心者では使いにくいので注意しましょう。

ロッドに使われている素材には、低価格で購入できるマグネシウム製と、価格は高めですが、高温の火花が出やすいフェロセリウム製(鉄とセリウムの合金素材)があります。フェロセリウム製は、どうしても火花が上手に出せないという方におすすめです。

自分にあったタイプで選ぶ

ファイヤースターターは、コンパクトサイズで持ち運びに便利というメリットもありますが、同時に紛失しやすいというデメリットがあります。

ファイヤースターター人気にともない、ネックレスやブレスレットといったアクセサリータイプのものや、デザイン性を重視したおしゃれなものも販売されています。

また、火付け機能以外の機能も併せ持ったタイプもあります。栓抜きやホイッスルとして使用できるものなど、種類もさまざまです。

コスパより使いやすさで選ぶ

ファイヤースターターは、一度購入するとなくさない限り、半永久的に使用できるアイテムです。コスパが良くても使いにくければ、ライターやマッチの方が便利になってしまいます。

マグネシウム製であれば、安価で購入できるものも多いです。コスパより使いやすさを重視して選ぶことで、よりキャンプを楽しめると思いますよ。

ファイヤースターターの使い方と着火のコツ

ファイヤースターターの使い方はとてもシンプルで、燃えやすい火口を用意したら、事前にふりかけた粉末状のマグネシウムに、ストライカーでこすって出した火花で火をつけるだけです。これだけの作業ですが、ちょっとしたコツが必要です。

ファイヤースターターの着火のコツを解説

マグネシウム棒にコーティング剤がついていると着火しにくいので、購入後に削り落としておきましょう。

1.ティッシュペーパーやコットンなど燃えやすい火種を用意します。

2.火がつきやすいように、ストライカーでロッドをゆっくりと動かして削りマグネシウムの粉を火口にふりかけます。慣れないうちは、マグネシウムの粉は多めに削って火口の上にまとめて乗せると着火しやすいです。

3.着火のコツは、火口の上にふりかけたマグネシウムの粉めがけて火花を散らすことです。
ストライカーは動かさず、マグネシウム棒を手前に素早く小刻みに引くようにして火花を出すのがポイントです。

4.火口に火がついたら、火力が弱いので必ず落ち葉や小枝など小さくて燃えやすいものから少しずつ足して火を大きくしていきましょう。フェザースティックを利用するのもおすすめです。

ファイヤースターターをナイフの背で着火!

ファイヤースターターはストライカーとロッドがセットになっていますが、手持ちのナイフの背をストライカー代わりに使用しても火起こしができます。ただし、ナイフの素材や形状によっては、火花が出にくい場合があります。

アウトドアナイフで人気の高い、オピネルやモーラからはファイヤースターター機能がついているナイフも販売されています。

キャンプにおすすめのファイヤースターターをご紹介!

キャンプの火起こしにおすすめの、初心者でも使いやすいファイヤースターターをいくつかご紹介します。

LITE MY FIRE(ライトマイファイヤー)ファイアースチールスカウト

<商品スペック>
ロッドの長さ:約7.5cm
ロッドの素材:マグネシウム
重さ:約27g

初心者におすすめのファイヤースターターです。ストライカー、ロッドともに持ちやすいグリップがついており、特にストライカーには指を置くくぼみがあり持ちやすいと高評価です。

ストライカーが少し短めですが、火花がよく出て着火しやすいです。小型なので、焚き火の火起こし以外のガスバーナーやストーブにも使いやすいサイズです。調理道具用のポーチやクッカーに収納することで紛失も防ぐことができます。

The Friendly Swede フェロセリウムファイヤースターター

<商品スペック>
ロッドの長さ:約7cm
ロッドの素材:フェロセリウム

高温の火花が出やすいフェロセリウム製のファイヤースターターです。ストライカーには5cm定規とボトルオープナー付き、ロッド裏面にはミラー素材が採用されていて、シグナルミラーとしての使用もできます。

ロッドのグリップは約5cmあり、木製で持ちやすくデザインの良さからも人気があります。オピネルナイフと合わせやすいデザインのため、併せて愛用している方も多いようです。

使い始める前に、ロッドに付いているコーティング剤を削りとっておくことで、着火しやすくなります。アウトドアの雰囲気をより楽しみたい方や、おしゃれなデザインのファイヤースターターを探している方におすすめです。

火打ち石 + 火吹き棒 Ribitek ファイヤースターター

<商品スペック>
ロッドの長さ:約6.8cm(マグネシウム金属部分約5cm)
ロッドの素材:マグネシウム
火吹き棒サイズ:長さ13~62cm(調節可能)

ロッドのグリップが木製で持ちやすくかなり使いやすいと評判です。
長さを6段階調節できる火吹き棒が附属されているので、火吹き棒も併せて用意したい方におすすめ。
ロッドが長めで一度に多くの火花がでやすいため、初心者でも使いやすいタイプです。
専用ケース付きで収納も便利です。

ファイヤースターターでキャンプの火起しに挑戦!

火起こしの際、ライターやマッチは確かに便利ですが、環境に影響されずどんな状況でも火起こしができるファイヤースターターは、キャンプの火起こしにおすすめのアイテムです。

着火は慣れるまで少し難しいかもしれませんが、コツさえ覚えてしまえば簡単に火起こしができます。
ライターやマッチでは味わえない火起こしの楽しさをぜひ味わってみてはいかがでしょうか。