ファイヤースターター・火打石

ファイヤースターターは極太フェロセリウムロッドが簡単!マグネシウムとの違いも比較

極太フェロセリウムロッドのファイヤースターターがなぜ初心者でも簡単に扱えるのか?その理由や使い方、マグネシウムのファイヤスターターとの違いやおすすめの極太フェロセリウムロッドを紹介します。

アウトドアでは調理や暖房など火を扱うことが多く、その着火にファイヤースターターを使う方が増えています。ファイヤースターターはマッチやライターとは違って点火が難しい反面、火を生み出す楽しさが感じられます。

ファイヤースターターとは?

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ファイヤースターターはメタルマッチとも言われ金属を削って火花を発生させて点火するアイテムです。水に強く、ガスやオイルが気化しにくい寒冷地や高地でも使用できるためアウトドアで活躍します。ファイヤースターターの素材は主に「マグネシウム」と「フェロセリウム」の2種類です。その特徴を紹介します。

マグネシウムのファイヤースターターとは?

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マグネシウムは燃えやすい金属で、燃やすと熱と強い光を発する性質から古くはカメラのフラッシュに使われていました。ファイヤースターターの素材にも多く使われ、携帯に便利なものやおしゃれなデザインのものなどさまざまな形や大きさのものがあります。手に入りやすく安価なところも特徴です。

フェロセリウムのファイヤースターターとは?

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フェロセリウムは鉄とセリウムの合金で火花が多く出るのが特徴です。セリウムは古くからガス灯のマントルなど発光体として使われ、160度という低温で発火します。そのためフェロセリウムは3000度の火花を発生することができ、初心者の方でも比較的着火しやすいです。

デメリットとして、マグネシウムに比べて値段も高くなります。

フェロセリウムとマグネシウムのファイヤースターターの違いを比較!

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ファイヤースターターにはマグネシウム製のものとフェロセリウム製のものがありますが、ファイヤースターター初心者にはフェロセリウム製のものがおすすめです。さらに極太のものやグリップが大きい物が着火もしやすく扱いやすいです。

値段や使用回数の違いを比較!

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フェロセリウムはマグネシウムに比べて少し値段が高いのですが、ファイヤースターターは何度も繰り返し使えますので少し高い値段でも損はしません。

ファイヤースターターの使用回数の違いは、ロッドの形状によりますが2つとも数千回は使用できます。

ファイヤースターターの一番の用途は火をつけることです。火がつかなかったらせっかくのキャンププランも台無しです。初心者はデザインや値段よりも着火しやすいフェロセリウムロッドのファイヤースターターがおすすめです。

火花の違いを比較!

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フェロセリウムはマグネシウムよりも火花が多く出るので、その分点火しやすいです。ファイヤースターターではマッチやライターのように着火する場所を一点に集中させて点火させることが困難です。そのため火花が多く広い範囲で点火、着火できるフェロセリウム製のファイヤースターターの方が初心者に向いています。

ファイヤースターターは極太が扱いやすい

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ファイヤースターターは両手で金属を持って擦り火花を出します。そのため着火する場所に安定して火花を飛ばすためにはファイヤースターターを安定させて持つことが大切です。

そのためファイヤースターターは極太でしっかりと握れる物や大き目のグリップが付いていて安定して持つことができるものが初心者にはおすすめです。

簡単着火!極太フェロセリウムのファイヤースターターの使い方!

初心者でも簡単に火を起こせる極太フェロセリウムのファイヤースターターの使い方を紹介します。コツをつかめばライターやマッチと同じくらい簡単に着火することができるようになりますよ。キャンプでファイヤースターターで着火の練習をするのも楽しいです。

燃えやすい素材を用意

まず、着火させるための燃えやすい素材を選びます。おすすめはティッシュペーパーです。ティッシュペーパーは着火しやすく一枚でも炎が大きくなり枯葉などの次の火種に炎を移しやすいのです。

その他着火しやすい素材は麻縄をほぐした物や綿、またはそれに近い植物の乾燥した繊維などです。新聞紙や枯葉でも着火しますが落葉樹よりも杉などの針葉樹の枯葉の方が着火しやすいです。素材選びの目安として新聞紙よりも燃えやすい物を選ぶと着火がスムーズにできます。

ファイヤースターターのフェロセリウムを削る

着火素材にファイヤースターターのフェロセリウムを削って金属粉をのせます。そうすることで火花が金属粉に引火して着火しやすくなります。フェロセリウムは削ると火花がでますので、火花がでないぐらいやさしくゆっくりと削るようにしましょう。

最初は多めに削って、慣れてくるにしたがって徐々に減らしていきます。初心者でも少し練習すれば、ティッシュペーパーですと削らなくても着火することができるようになります。

狙いを定めて点火

点火で注意することは着火する場所に確実に火花を飛ばすことです。そのため擦るための金属、ストライカーは持ちやすいほうが良いでしょう。付属の物よりナイフの背の方が力が入れやすい場合もありますのでおすすめです。

ストライカーを固定してフェロセリウムの方を動かすやり方もありますが、初心者はフェロセリウムを固定してストライカーを勢いよく擦る方が力が入り多くの火花を出すことができます。何度か擦って火花が飛ぶ位置、量を確認し、着火させる素材にフェロセリウムを押し当てて固定するのもいいでしょう。

着火したら火を育てる

着火したら素早く枯葉や乾いた木の皮、小枝といったように炎を移していき火を大きく強く育てて行きましょう。小枝にまで炎が移ればほぼ成功です。火種が小さい時は、火吹き棒などでゆっくりやさしく空気を送ると効果があります。点火に慣れるとアルコールバーナーなどにも着火することができますよ。

初心者におすすめの極太フェロセリウムファイヤースターター

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ファイヤースターターは100円ショップでも扱っているくらいたくさんの種類があります。中には粗悪品や素材を表示していない物もあり注意が必要です。商品説明をよく読んでから購入しましょう。ここでは初心者でも扱いやすい極太フェロセリウムのファイヤースターターを紹介します。

The Friendly Swede フェロセリウム ファイアースターター

<商品スペック>

  • サイズ:長さ約12cm(フェロセリウム約7cm)
  • 素材:フェロセリウム
  • 付属品:パラコード、ストライカー(ボトルオープナー付き)

大き目のハンドルが付いたファイヤースターターです。ハンドル部分はナチュラルな木製で太めで握りやすい大きさです。フェロセリウム部分は約7cmと擦るのに十分な長さで、約1万回削ることができます。握りやすく専用ストライカーが付いて初心者におすすめです。

Bush Craft(ブッシュクラフト)メタルマッチ

<商品スペック>

  • サイズ:直径1.3×長さ20cm
  • 重量:約190g
  • 素材:フェロセリウム
  • 付属品:パラコード、ストライカー

このファイヤースターターの最大の特徴は20cmという長さです。しっかり握っても10cm以上の長いストロークが可能でより多くの火花を出すことができます。その火花の多さのおかげで初心者でも着火が簡単に行えますし、慣れてくれば新聞紙や落ち葉などでも火をつけることができます。付属のストライカーも分厚くフェロセリウムをしっかり削れる優れものです。

メロウストア フェロセリウムロッド

<商品スペック>

  • サイズ:直径1.2×長さ12.7cm
  • 素材:フェロセリウム
  • 付属品:パラコード

大き目のファイヤースターターです。サイズは握りやすくて携帯もしやすい程よい長さです。フェロセリウムを削るためのブレード、ストライカー、火打ち金がそれぞれセットになったものがあり、好みで選ぶことができます。初心者にはしっかりと持つことができる火打ち金をおすすめします。

ユーコ(UCO)メタルマッチ

<商品スペック>

  • サイズ:長さ8.4cm
  • 素材:フェロセリウム
  • 付属品:ストライカー

長さ8.4cmとコンパクトで持ち運びがしやすいファイヤースターターです。短くても金属製のグリップが付いていますので指2本でもしっかり握ることが、点火をスムーズに行えます。また、付属のストライカーはボトルオープナーや六角レンチ、マイナスドライバー機能が付いていて、いざと言う時に役立ちます。

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極太フェロセリウムのファイヤースターで初心者でも点火の喜びを!

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ファイヤースターターで着火すると、マッチやライターでは味わえない優越感のような感動があります。また、アウトドアではめんどくさいことが楽しくできたりもするのです。初心者でも極太フェロセリウムのファイヤースターを使って着火の感動を味わいましょう。

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