ブッシュクラフトナイフの選び方や使い方、初心者におすすめのナイフをご紹介します。
必要最低限の道具だけで、自然の中で得られるものを活かし生活する知恵や技術を意味するブッシュクラフト。
アウトドア上級者の次なるステージともいえます。
そんなブッシュクラフトに必要不可欠なギアが、ナイフなんです。

ブッシュクラフトナイフとは



ブッシュクラフトとは、大自然の中、あれこれと便利なものを持ち込まず、極力自然から得られるものを最大限に利用して自力で生活を営む知恵や技術を意味します。
元はフィンランドやノルウェーが発祥の言葉です。
そんなブッシュクラフトにおいて要ともいえる道具がナイフです。

ブッシュクラフトナイフは、火を着火したり、料理をしたり、魚や肉をさばいたり、ロープを切ったりetc…いろんなところで大活躍。
ナイフの使い方をマスターすれば、地震や大雨などの災害でガスや電気が使えなくなった時に、大いに役立ちます。

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ブッシュクラフトナイフの選び方



ブッシュクラフトに興味があるけど、どんなナイフがいいの?という初心者の方は、選ぶポイントを知りましょう。
ポイント①自分の手にフィットするか?



とにかく一番重要なのは、自分の手にフィットするかどうかに限ります。
どんなにかっこいいナイフでも、自分の手にフィットせず使い勝手が悪ければ、いっしょにサバイバルもできません。
グリップの形状、材質、刃(ブレード)の長さ、大きさ、幅なので、握りやすさは随分ちがってきます。
なので、実際に握って、触って、吟味してください。
ここに妥協は禁物です。

ポイント②刃(ブレード)の素材は?



ナイフの刃をブレードと呼びます。
ブッシュクラフトナイフのブレードの材質には、カーボン製とステンレス製の2種類が代表としてあげられます。

ステンレス
ステンレス製は、丈夫で水に強く錆びにくいのが特徴なので、火付け準備に調理にとガンガン使いたい初心者の方におすすめです。

カーボン
カーボン製は、切れ味が抜群にいいのですが、錆びやすいので、黒錆加工などこまめな手入れが重要になります。

ポイント③刃(ブレード)の形状は?



ナイフの刃、ブレードには3つの形状があります。
ちなみに、グラインドとは、刃の断面の形状のことです。

・フラットグラインド
V字型の薄めのブレード。
強度や重量、使いやすさなどバランスがいいが、研いで行くと切れ味が悪くなっていく。
サバイバルナイフ、折りたたみ式(フォールディングナイフ)など小型ナイフに採用。
ホロートコンベックスの中間。

・ホローグラインド
左右、えぐるように削り込んだブレード。
エッジ近くが薄いので、切れ味のよい、鋭さがあって軽いが、剛性に欠ける。
ブッシュクラフトナイフには多い形状。
料理に使いやすい。

・コンベックスグラインド
蛤刃(ハマグリバ)とも言われている、ブレード。
断面にふくらみがあり、斧や鉈などに多い形状。
刃もちがよくてとても丈夫であることから、薪割りに適している。

ブッシュクラフトナイフの使い方


薪を割る(バトニング)



バトニングとは、ナイフ一本で薪を割る技術こと。
焚き付けをつくるのに、最初でかつ重要な作業です。
まずは、割りたい薪を安定して立たせることができる板や台を用意します。
その上に薪を置き、割りたい薪の切り口にナイフの刃を当てます。
木目に沿って刃を当てましょう。
ハンドル付近から刃の全体を木に当て、刃は地面と平行に保ってください。
別の薪でナイフの背を叩き、刃を食い込ませていきます。

フェザースティックを作る



フェザースティックとは、適度な大きさに切った薪の先をナイフで薄くなんども削って作った、自作の着火剤です。
薄く削った木はクルっとカールして、その名の通り、羽のようにも見えます。
ブッシュクラフトの基本とも言える、フェザースティック作りは、ナイフを使いこなすための練習にもなりますので、何本も作ってみてください。

フェザースティックにおすすめナイフ5選!作り方のコツも解説!

火を起こす



ナイフとファイヤースターター(マグネシウムの棒)でワイルドな火起こしに挑戦してみましょう。
ナイフの背を、ファイヤースターターへ削るように素早く擦り、火口(ほくち 最初に火を燃え上がらせるためのもの)であるティッシュペーパーや紙に向かって、火花を飛ばします。
炎がたって燃え始めれば、着火完了。
作っておいたフェザースティックなどに火を移せば焚き火が出来上がります。

ファイヤースターターがキャンプの火起こしにおすすめ!着火のコツも解説!

カトラリー、ペグを作る



ブッシュクラフト精神から、箸やスプーンもナイフで作るべし。
細めの枝を削っていけば、あっと言う間にMy箸の完成です。
また、釣った魚やソーセージなどを焼くときに必要な串も、二股に分かれた枝の先をちょっと削れば作れます。
また、先を鋭く削って、短くカットすれば、テントを固定するペグもできちゃいます。
いろんな小物も作れるので、思いついたらトライしてみましょう。

調理で食材を切る



サバイバル的なシーンこそ、調理は最大の楽しみ。
そこで食材をナイフでささっとカットできたら、嬉しいですよね。
ブッシュクラフトナイフの特性を知って、使い方に慣れたら、まな板なしでもいろんなものがカットできます。

また、釣りキャンプでも、釣った魚をその場でさばいて、ナイフで起こした火で焼いて食すことも。
まさに、サバイバルな時間が過ごせるのです。

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ブッシュクラフトナイフ初心者におすすめ5選!

モーラ・ナイフ(Mora knife)Companion Heavy Duty MG



ブッシュクラフトといえばモーラナイフ!
ビギナーにはオススメのヘビーデューティー

スウェーデンの刃物メーカー「モーラナイフ」。
ブッシュクラフトナイフの代名詞とも言えるくらい有名です。
モーラナイフからは、様々な種類のナイフが発売されていますが、中でもビギナーにおすすめなのが、ヘビーデューティー。
握りやすくて、切れ味抜群。
刃厚3.2mmの耐久性のあるカーボンスチール製で、少々手荒につかっても丈夫なので、ビギナーにはおすすめ。


土佐アウトドア剣鉈120



日本人なら、和式刃物
切れ味抜群!通好みの和ナイフ

創業1946年の土佐打ち和式刃物の鍛冶屋トヨクニが手がけるナイフ。
400年の伝統を誇る、職人たちによる手仕事は、ブッシュクラルトの世界でも人気で、アウトドア雑誌やマスコミで取り上げられることも多い。
箱だしから、その切れ味はシャープ。
刀のようなムードをもち、日本人のナショナリズムもくすぐられるナイフです。


KELLAM Puukko ケラム プーッコ スタンダードブレード



小ぶりなサイズが日本人にマッチ
味のあるシースが所有欲をくすぐる

北欧フィンランド・ケラム社のナイフ。本革製のしっかりした作りのシース(ナイフを入れる鞘)、樺の木の木目が美しいハンドル、とにかく、見た目で惚れてしまう人、続出のイケメンナイフです。
ハンドルの仕上げ、小ぶりな形、サイズ、色合いが、日本人にマッチする!大人のナイフデビューに最適のナイフです。


LIGHT MY FIRE(ライトマイファイヤー)ナイフ



とりあえず!の方におすすめ!
ファイヤースターター付もgood

スウェーデンのアウトドメーカー ライトマイファイヤー社と刃物メーカー モーラ社のコラボのファイヤーナイフ。
モーラ社の刃だから、切れ味はもちろん、グリップもしっかり。
火花もしっかりでるし、薪割りもなんとか大丈夫!薄めの刃なので調理のナイフとしても申し分なく、とりあえず、ブッシュクラフトはじめたいっという人に最適の1本。
首にかける紐もついているので、なくす心配もありません。


BOKER マグナム エルクハンター シースナイフ BOM



コスパがいいと高評価。
小ぶりで極厚のブレードが特徴

BOKERは、ドイツを代表するナイフメーカー。ブレード(刃身)が小ぶりですが、その分厚みがあるので、これ1本で薪割りをはじめいろいろとこなせると、レビューでも好評。
ブレードもハンドルの後ろまで貫通している”フルタング”なので、丈夫なので薪割りもできます。
木製の持ち手も雰囲気があってgood!お値段以上の魅力たっぷり。


まとめ



ブッシュクラフトナイフは、おすすめ5選の他、ブッシュクラフト本家の北欧メーカーをはじめ、大きさ、グリップ、ブレードの種類、デザインetc…様々な種類のナイフが数多くリリースされています。
ブッシュクフラフトの魅力にはまっていくと、ナイフも用途別に揃えたくなりますね。ぜひ、今回ご紹介した初心者におすすめのナイフからブッシュクラフトの世界へ入門して、いろんな体験を積んで、サバイバル術を身につけてください!

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