初心者でも登れる金峰山の最短登山ルート、大弛峠登山口からのルートをご紹介します。
登山口までは、車で行くことができ、山頂までの標高差はなんと250M程で、片道3時間程で山頂に到着することができます。

金峰山とは

金峰山は、奥秩父連峰の百名山で標高が2599Mあります。
登山ルートはハイマツや岩稜に囲まれており、山頂には五丈石があり、遠方からは金峰山だと分かるシンボルとなっているのが特徴的な山です。
五丈石のてっぺんまで登る人は少なく、危険が伴いますが、なかにはチャレンジしている人の姿をみることができます。
この五丈石の手前には鳥居があり、向かって右側に金桜神社本宮の祠があります。
古くから、修験者の信仰山として奉られてきた金峰山は、土器や数珠なども多く見つかっているという歴史ある山でもあります。

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大弛峠登山口の駐車場情報







駐車場は無料で、約40台~60台は停められますが、8:00を過ぎるとあっという間に満車になってしまいます。ここからは、金峰山の他にも、300名山である国師ヶ岳までことができるアクセスということもあり、多くの車やバイクが駐車されているのです。

駐車場が満車だったら、手前の舗装された路肩に駐車することもできますが、駐車場の先まで車を走らせると、このように砂利道が続きます。ガードレールなどがない崖スレスレに駐車することもできます。

登山道には、トイレがないので駐車場にあるトイレを利用してから登山開始です。

金峰山の初心者におすすめの登山ルート

大弛峠登山口→朝日峠(35分)→朝日岳(30分)→鉄山→金峰山(1時間40分)

大弛峠登山口から朝日峠まで(約35分)

駐車場の砂利道に入る手前から、金峰山までの登山道があります。
道漂があるので、迷うことはありません。
登山口には、ベンチがあるので、靴紐を締めて登山開始の準備をしているハイカーがいました。

登山口を入ってすぐに広くて、歩きやすい道となっており、林道からこもれびが、葉っぱや苔に光を差し込み静かな道を進みます。
高山植物や苔が綺麗で写真を撮るハイカーもいますが、登山道から外れることは危険であり、植生を破壊する行為となるので、やめましょう。

木の根が張り巡らされているので、足を引っかけないように注意しながら歩きます。
暫くこのような道が朝日峠まで続きます。

朝日峠では、少し開けていて休憩できるようなスペースがあります。
標高が1000M上がると気温がマイナス6℃変わると言われています。
この時、地上は30℃超えの猛暑ですが、登山口の時点ですでに2000M超えているのでマイナス12℃なので、外気温は18℃程です。
朝日峠は、木々が直射日光を遮ってくれるので、風が吹くと涼しくなり、歩いた分の汗を素早く冷やしてくれます。

朝日峠→朝日岳まで(約30分)

朝日峠から金峰山へ行く登山道は、少し傾斜となっています。
登山道は、歩きやすいのですが、前日の雨天のせいもあって、ところどころ泥だまりになっている箇所もあります。

金峰山までの登山道は、基本的に稜線ルートですが、朝日岳へ到着するまでは、樹林帯が続きます。
ところが、朝日岳付近になると、木々の間から富士山をはじめ秩父の山々を眺めることもできます。

朝日岳が近づくと、岩稜となっています。

大きな岩がゴロゴロしている山頂が朝日岳です。
山頂からは、富士山や南アルプスを眺めることができます。
朝日岳は、標高2579Mあり、視界を遮るものがないので晴れていると遠くまで景色を楽しむことができます。

遠くにある雲海の向こう側が、富士山です。
夏山の富士山より、雪化粧の富士山を眺めたくて、訪れるハイカーがいるほど、ここからの景色は最高です。

朝日岳から鉄山を越えて金峰山まで(約1時間40分)

朝日岳を後にして、金峰山を目指します。
浮石と急な斜面をジグザグに下山していきます。
金峰山までのルートでここが、一番急な斜面です。
息を切らして登ってくるハイカーとすれ違います。
後で、この坂の辛さを知ることになるのは、いうまでもありません。

急な斜面を超えると、また林道が広がります。

林道から、こもれびが差し、苔を光らせている登山道は静かで、鳥のさえずりも心地よく穏やかな道が続きます。

朝日岳と金峰山の途中に鉄山があります。
山頂として吐出しているわけではないし、目立つ看板もないので、見逃してしまいそうな山です。

鉄山を過ぎると、勾配さがない穏やかな登山道が続きます。
林道の道は、比較的歩きやすいのですが、木々に覆われており、景色を楽しむことができません。

このルートは、多くの登山客が利用することもあり、遭難の心配がない程、登山道は整備されています。
また、水たまりになりやすいところには、丸太が置かれるなどして、泥がつかないように配慮された道もあります。

林道を抜けると、ガレ場が広がり森林の限界地点に到達します。
金峰山山頂の手前は、視界が広がりハイマツと小さなアブが沢山飛んでいるエリアです。

岩を乗り越えたら、もうすぐで山頂です。
この岩稜は、迂回ルートもあり、岩の下から安全に先へ進むこともできますが、眺めのよい道となっているので、多く人がこの岩の上を通ります。
季節によって滑ってしまうこともあるので、冬季などは特に注意を必要とします。

岩のトンネルは大体150M弱の高さです。
このトンネルを抜けてくると、金峰山山頂です。

山頂は、写真撮影の人で大渋滞です。

山頂からの景色と金峰山シンボルの五丈石

山頂から、さらに進むと、高さ15Mくらいの五丈石がそびえています。
この五丈石は、遠くからみても金峰山だと分かる目印なのです。
五丈石の手前にある鳥居をくぐると、右手前にある金桜神社奥宮の祠があります。

無事にここまで来たことに感謝の気持ちを込めて、手を合わせます。

祠から見下ろした時に広がる光景です。
多くのハイカーが体を休めながらご飯を食べたり、景色を楽しんだりして過ごしています。

自分の立っている位置から、眺めることができる山々を確認することができます。

金峰山は、初心者が登れる最短コースである大弛峠からのコースがあるので、子ども連れの家族も多くいます。

山頂には道漂があります。
自分が立っている位置から、ルートの確認をすることができます。

黒平ルートへの道です。

山頂から見下ろした時の景色です。
どのポジションからも近隣の山より、はるかに突出しているのが金峰山なので、見晴らしがよいです。

真正面に見える岩肌がむき出しになっている山は、瑞牆山(みずがきやま)という百名山です。
金峰山から大日堂を経て縦走することもできます。
しかし、地図で確認すると危険な箇所もあるので、注意が必要となってきます。

左側の山の稜線に登山道が確認できます。
あの道を通ると瑞牆山へ行くことができます。
季節に応じて周辺の山々の変化を見るのも楽しいのが、金峰山の魅力のひとつでもあります。

山頂から大弛峠登山口

ここからは来た道を引き返す下山の道です。
下山は、足が疲れていることもあるので、足元を確認しながら、自分のペースで歩かないと転倒するので、登山道では自分のペースをつかむことも大事です。

緩やかな下山道から、時折遠くの景色を眺めることができます。

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まとめ

初心者でも登れる金峰山は、標高が高いので山頂からの景色をみたら、登山にハマること間違いなしの山でもあります。
特別な技術や道具も不要で、距離も往復で8キロ弱の道のりです。
初心者やお子様連れの方にもおすすめの山です。

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