キャンプに欠かせないクッカー。
キャンプでのクッカー選びは、テントやシュラフと同じように大切。
一口にクッカーと言っても、数々のブランドがあり、鍋、フライパン、また、容量、材質など、様々な商品が販売されているので、どれを買えばいいか迷ってしまいますね。
そこで、本記事では、ソロ・ファミリー向けに選び方と、おすすめ商品をご紹介します。
クッカーとは
[br num=”1″]
クッカーとは、キャンプで調理をするための器具。
つまり、鍋やフライパンの事です。
通常、家庭で使うものクッカーといいますが、本記事では、キャンプでの使用を前提とした調理器具をクッカーとして紹介します。
なお、キャンプ用のクッカーをコッヘルと呼ぶこともありますが、これはドイツ語で、英語のクッカーとほぼ同じです。
キャンプクッカーの選び方
[br num=”1″]
キャンプクッカーには様々な種類がありますが、それらの選び方をご紹介しましょう。
ソロキャンプ用クッカーの選び方のポイント
ソロ用は、とにかく軽量コンパクトなものを選びましょう。
特にバイクや自転車でのソロキャンプ、また、バックパッカーになると、運べる荷物は限られてきます。
ソロキャンプのスタイルに応じ、選ぶことが大事です。
ファミリーキャンプ用クッカーの選び方のポイント
ファミリーの場合は、ほとんどの場合、移動手段は車になります。
その場合、コンパクト性はあまり必要性が無いので、人数分の調理ができるか、予定の料理などを念頭に選びましょう。
ただし、車乗り入れができないような、サイトまで荷物を運ぶ必要があるサイトの場合は、ある程度制限しておいた方が無難です。
キャンプクッカーの素材は主に3種類
クッカーの素材は、主に以下の3つに分けられます。
それぞれの素材別に特徴をみていきましょう。
アルミ製クッカーの特徴
強度は弱いですが、価格が安く、熱伝導性がよく、焦げ付きにくいため調理のしやすさは断トツです。
加工しやすいため、丸形や角形など様々な形状が多いのも特徴。
キャンプ用クッカーとしては一番ポピュラーが多い素材です。
チタン製クッカーの特徴
強度が強く、重量が軽いことが特長です。
価格が高く、素材が固いため加工がしにくいため丸い形のものが多くなります。
最近コストが下がってきたようで、昔よりよく見るようになってきました。熱伝導率は低い素材です。
ステンレス製クッカーの特徴
価格が高くなりますが、重くて丈夫。
いつまでもきれいなまま使えます。
厚手のものが多く、熱伝導が悪いため、保温力が高くなります。
素材別キャンプクッカーのおすすめは?
素材別に総合すると、
がおすすめです。
キャンプクッカーはセットがコンパクトにスタッキングでき便利!
本格的に調理したいなら、鍋ひとつだけじゃ寂しいですね。
フライパンや、水を切るザルもあれば便利。
鍋も複数、大小有れば、例えば、メイン料理とスープなどを同時に料理することもできます。
それぞれバラバラに購入することもできますが、セットならきれいにスタッキングすることができ、コンパクトに収納できるのでおすすめです。
おすすめのキャンプクッカー【ソロ~2人向け】
[br num=”1″]
ここからは、ソロから2人程度のキャンプに最適なクッカーをご紹介します。
できるだけコンパクトに収納でき、軽量なものを揃えました。
スノーピーク(snow peak)アルミパーソナルクッカーセット
[br num=”1″]
スノーピークのアルミ製のクッカーセット。
コンパクトにスタッキングできるため荷物を少なくしたいソロキャンプにおすすめです。
大小揃っているので、大は2人の時、小は1人の時など、シーンに合わせて使い分けることができます。
イーピーアイガス(EPIgas) チタン3点食器セット
[br num=”1″]
イーピーアイガス製、軽量で丈夫なチタンのクッカーセット。
蓋はフライパンとしても、皿としても使うことができます。
そこが丸いので、火が回りやすく、熱伝導率が低いチタンでも効率よく調理できます。
スノーピーク(snow peak)クッカー ソロセット極
[br num=”1″]
スノーピーク製チタンのクッカーセットです。
ロングクッカーには、ガスカートリッジが2つ、または、ガスカートリッジと、同社の小型バーナー「ギガパワーストーブ”地”」がきれいに収まるので便利。
カップを底にセットすることができ、調理に必要な、ガスカートリッジ+バーナー+クッカーをコンパクトに収納できます。
ユニフレーム(UNIFLAME)山フライパン17cm 深型
[br num=”1″]
素材はアルミですが、フッ素コーティングしているのでこびりつかず、後始末も簡単なクッカーです。
ちょっとした汚れならキッチンペーパーだけできれいに拭き上げることができます。
深型なので、鍋としても使えるので便利。
このサイズは他のクッカーとスタッキングできる場合が多いので、うまく組み合わせればコンパクトに収まります。
PRIMUS(プリムス)ライテックトレックケトル&パン
[br num=”1″]
キャンプ用バーナーのメーカーであるイワタニプリムスが、自社の小型バーナーと250サイズのガスカートリッジがきれいに収まるサイズで作ったソロ用クッカーセットです。
ノンスティック加工されたアルミ素材の鍋やフライパンは焦げ付き防止し、後始末が簡単です。
底面は滑り止め加工されているので、バーナーの五徳から鍋が滑り落ちづらくなっています。
OPTIMUS(オプティマス) TERRAソロ
[br num=”1″]
スウェーデンの調理器具メーカー「オプティマス」のソロ用クッカー。
こちらは最大でも容量600ccなので、完全に1人用と考えていいでしょう。
軽量で良質なアルミを使用し、耐蝕、耐摩耗性が高いアルマイト加工を施しています。
とにかく荷物を少なくしたいミニマリストにおすすめです。
おすすめのキャンプクッカー【ファミリー向け】
[br num=”1″]
次は、ファミリー向けのクッカーをご紹介します。
ソロとは違い、容量や種類重視で揃えました。
スノーピーク(snow peak)フィールドクッカーPro1
[br num=”1″]
このセットで、「煮る」「焼く」そして、「水を切る」など、ファミリーキャンプの調理すべてが可能。
素材はすべて高品質。0.5mm厚のステンレス鍋や、黒皮鉄板で強火の調理もこなします。
蓋は穴を一切空けないこだわりようで、無駄に蒸気や熱を逃さないようにしています。
スノーピークらしいこだわりが随所に出た商品と言えます。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)ラグナステンレスクッカー
[br num=”1″]
安いクッカーセットが欲しいなら、キャプテンスタッグ ラグナステンレスクッカー。
鍋大小、ケトル、フライパンまで付いてリーズナブルです。
オールステンレス製で丈夫できれいな仕上がりです。
MサイズとLサイズがあり、Mサイズは2~3人、Lサイズは3~4人ぐらいのファミリーに向いています。
Coleman(コールマン)アルミクッカーコンボ
[br num=”1″]
アルミクッカーコンボは、アルミ素材に表面に焦げ付き防止のノンスティック加工を施したクッカーです。
鍋大小の小はライスクッカー兼用。
内蓋やザル、計量カップも付属。
内蓋が付属するのは珍しく、煮物に重宝します。
ライスクッカー以外はIH対応というのも珍しく、オール電化住宅での使用も可能です。
ソト(SOTO)ステンレスヘビーポットGORA
[br num=”1″]
軽量性度外視のオートキャンプなどにピッタリ。
セット全体で3.49kg、かなりドッシリです。
この重量の原因は、それぞれのクッカーの厚さ。
なんと厚さ1.8mmで一般的なアウトドアクッカーの約2倍、保温性、熱効率が良く、鍋底のゆがみや焦げ付きがありません。
蓋には敢えてハンドルを付けていないので、お皿や鍋敷きとしても使用可能。
スノーピーク(snow peak)野宴鍋
[br num=”1″]
キャンプで家族や仲間とワイワイ鍋をつつきたいなら野宴鍋。
アルミ素材でありながら、土鍋の雰囲気を出しています。
底の厚さは3.8mmなので、火にかけっぱなしでも材料がこびりつきにくくなっています。
なお、1~2人の野宴鍋24もあるのでソロキャンプで1人鍋も楽しめますよ。
和平フレイズ 鍋セット
[br num=”1″]
和平フレイズの鍋および調理ツールの10点セットです。
このセット1つあれば、キャンプでの調理には困りません。
鍋と浅鍋兼用フライパン×2でそれぞれ取手が外れるのでコンパクトに収納できます。
そのほか、おたま、フライ返し、菜箸、トング、透明蓋など特に変わった調理でなければ何でもこなせそうです。
自分に合うキャンプクッカーを見つけませんか?
[br num=”1″]
キャンプスタイルによって、調理へのこだわりは様々。
行動優先でカップ麺程度できればいいという人から、サイトに腰を据えて、手の込んだ煮込み料理をする人、サラダやスープ、肉料理など、まるでコース料理のようにメニューに凝る人まで。
ここで紹介したクッカーはほんの一部ですが、そんなキャンプスタイルを満足させる高品質のものばかり。
自分のキャンプスタイルを見つけたら、自分に合うクッカーを見つけませんか?