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ポーランド軍のポンチョテントで軍幕デビューする前に知っておく事!

キャンプの可能性を無限に広げてくれる軍幕キャンプ。上級者向けのイメージもあるかもしれませんが、最近はインターネット上で気軽にポンチョテントが購入できることからキャンプ初心者からも注目され始めています。

ポンチョと言えば四角形の真ん中開いた穴に頭を通して着る南米の民族衣装ですが、テントに応用をしてキャンプで利用できるようにしたものをポンチョテントと呼びます。

軍幕は一般的なテントの素材とは違い、キャンプ向きの素材にピッタリであるとも言えます。キャンプに遊び心を持ちたいという方、さらに上級者向けのキャンプを楽しみたいという方のために、今回はポーランド軍のポンチョテントにスポットを当てて紹介していきます。

ポーランド軍のポンチョテントとは?

ポンチョテントとはもともと、ポーランド軍で使用していた軍幕仕様のものとなります。一般的なテントはメーカーが製造販売しているので購入しやすいのですが、ポンチョテントは基本的に軍幕の払い下げ品のため手に入れにくいという特徴がありました。しかし、現在はインターネット上でも購入できるようになったためキャンプ好きの方が積極的に購入し楽しめるアイテムとなっています。

ポンチョテントはワンポールテント

ポンチョテントは製造年によって異なる場合もありますが、基本的にポンチョ1枚につきポール(3節または2節)が1本とペグが1セットになっています。

ポンチョ2枚をボタンでつなぎ合わせて1枚テントにして、2本の3節ポールをつなぎ合わせてセンターポールにします。

ポンチョテントは夏より冬向き

軍事用として軍が使用する前提で作られているため、生地は厚手で重たい特徴。ポーランドの涼しめの気候に合わせて厚手の難燃コットン素材となっているので、熱がこもりやすいという欠点もあります。そのため、気温が上がっている日の利用には不向きとも言えます。

ポンチョテントはキャンプ向き

近年の傾向から、軽くて丈夫な素材が好まれるテントにおいてはデメリットが多いのではと思われがちですが「骨組みがない」「火に強い」「丈夫」という特徴から張り方が無限にあるというのがポーランド軍のポンチョテントの最大のメリットです。

軍幕はもともと第二次世界大戦時に軍隊1名につき1枚支給されていたという歴史もあるので、自然の中で寝泊まりするキャンプには向いている素材と言えるでしょう。組み立てるだけのマニュアル通りのテントとは違い、自分だけのスタイルを確立できるカスタマイズ性があるので、キャンプにこだわりを持ちたいという方には最適です。

ポーランド軍ポンチョテントのサイズは3種類

ポーランド軍テントにはサイズ規格があります。
インターネット上で販売されているものは主に3種類、サイズ1(160~170)、サイズ2(170~180)、サイズ3(180~190)となっています。
※Sサイズ、Mサイズ、Lサイズと表記されて販売されているケースもあります。

また、2枚のポンチョをボタンで留め合わせて使用するため2枚セットで販売されていることが多いのですが、購入時は念のため「2枚組、2枚セット」などの表示があることを確認しましょう。サイズ違いでも組み合わせて利用することは可能ですが、隙間が出来たり空間が狭くなったりしてしまうので、同サイズの組み合わせで使う必要があります。

通常のテントと比較するとやや小さめとなっているので1人用として使うのであればサイズ2から、ゆったりと使用するのであればサイズ3が最適です。日本で販売されている市販のテントは中のスペースが広めに設計されているものが多いですが、ポーランド軍のポンチョテントはそこまでの広さはありませんので、失敗のないように購入時は慎重に選ぶようにしましょう。

ポーランド軍ポンチョテントの設営方法

ポーランド軍ポンチョテントの設営と撤収方法を詳しく解説します。

ポーランド軍ポンチョテントの設営前にする事

ポンチョテントを設営する前に、テントの各ハトメにパラコードでループを作っておくと設営時に楽です。

30cm程度のパラコードを8本用意して各ハトメにループを作ります。

付属のペグは頼りなくすぐ曲がるので、他のペグを使用することをおすすめします。今回使用してるペグは鍛造ペグですが格安なので愛用してます。

ポーランド軍ポンチョテントの設営

ポンチョテント2枚を広げてボタンで留めていきます。

1枚の方にボタンとボタンを留める穴があるので、もう一枚の方をボタンで留めます。

ボタンを留めた上から挟むようにボタンを留めます。

2個穴を通すことで雨対策になります。

ポンチョテントの上部までボタンを留めたら、先端を裏返します。

裏返しにした先端部分を重ね合わせます。

重ね合わしたら、再度ボタンを留めていきます。

右と左のボタンの位置が反対になりますが、同じように留めます。

ポンチョテントの上部から2個か3個までボタンを留めます。

こちらがポンチョテントの入り口になります。

ポンチョテントを自立さすために、4ヶ所の赤丸をペグダウンします。

ポールをつなぎ合わせて中に入れ、ポンチョテントを自立させます。

残り4ヶ所をペグダウンします。
この時、ペグダウンする場所の幅がなるべく均等にすると、きれいに張れます。

完成

ポーランド軍ポンチョテントの張り方はピンと張らずにたるませる

ポーランド軍ポンチョテントは、ピンと張らずにたるませて張った方が、かっこよく見えます。冬に使用する場合は特にその点に注意した方が、隙間風もあまり入らずに快適に過ごせます。

ポーランド軍ポンチョテントのたたみ方

ポンチョテントのたたみ方は、人それぞれ違うと思いますが、参考までにご紹介します。

ポンチョテントを2枚重ね合わせます。

半分に折ります。

もう半分に折ります。

長方形になるように折ります。

まるめて終わりです。

ポーランド軍ポンチョテントで薪ストーブを使うならポールを二股化 

ポーランド軍のポンチョテントは基本的にワンポールテントとなっていますが、カスタマイズ性が高いので、二股化もできます。

二股ポールを使って角度を固定、テントポールを固定させて、あとはポンチョを被せるだけというようなイメージです。ポールを二股化させることによってテント内の中心部を広く利用できるため空間を広くできるというメリットがあります。

また、火に強く優れた難燃性があるので、ポールを二股化させることで薪ストーブを中で使用することが可能です。多少の火の粉や炭がテントに飛んでも破れることはほとんどありません。

火を扱う調理であってもテント内でできるというのはポーランド軍のポンチョテントのメリットの1つでもあります。自由が利かないマニュアルだけのテントとの違いを見せる意味でも、二股化をして楽しめるというのもポンチョテントの良さですが、ある程度テントに関して知識がないと難しい作業となっていますので、キャンプ当日はある程度設置のための時間に余裕を持っておくことが必要です。

また、テントの立地場所や張り方など経験が問われる部分となりますので事前準備もしっかり進めておくことが大切になってきます。

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ポーランド軍ポンチョテントにコットが入る広さはある?

サイズ2のテント内の広さを対角線に測ると、220×220でした。

通常のテントよりも小さめとなっているポーランド軍のポンチョテントですので、コットとの相性はあまり良くはありません。サイズ3やサイズ2であれば小型のコットが入る場合がありますが、コットが入ると中のスペースが埋まってしまう状況になってしまいます。

そのため、グランドシートやインナーマット、気温が低い季節には寝袋やインナーマットの2枚使いなどを活用して冷気を遮断するという工夫も必要になってきます。

ただし、お持ちのコットのサイズによっては問題なく使えるというケースもあると思いますので、どうしてもコットを使いたいという方は、事前にサイズチェックをして問題がないことを確認してからキャンプで実践していきましょう。

ポーランド軍ポンチョテントに連結できるおすすめのタープ

ポーランド軍のポンチョテントに合うタープと言えば、ソ連軍プラシパラトカ。プラシパラトカとは一言でいうとロシアのポンチョテントのようなものです。火に強いという特徴もありますので、軍幕に合うタープとして一番に名前が挙がってくるのがソ連軍プラシパラトカでもあります。

旧ソ連軍が使用していたテントにもなる雨具で、狙撃手が身を隠すために使っていたという話もあります。単純に見た目がかっこいいということもありますが、自由度の高いキャンプを楽しみたいという意味でも大活躍してくれます。

素材がコットン生地となっているので、ポーランド軍のポンチョテントと同様に火に強く丈夫で相性が抜群。雨具という要素が強いことからも他の軍幕と連結してタープと使用するケースが多いという特徴があります。

今回紹介しているポーランド軍のポンチョテントとも相性抜群なので、タープにもこだわりたいという方にはソ連軍プラシパラトカがオススメです。

ポーランド軍ポンチョテントで軍幕デビューのまとめ

ポーランド軍のポンチョテントについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
「骨組みがない」「焚火に強い」「丈夫」という特徴から張り方が無限にあるということからもキャンプ上級者の方から常に注目され続けています。
もともと軍事用として使われていたアイテムとなっているので、純粋にかっこいいということも人気の要素となっています。

通常の組み立て式のテントと違いマニュアルがなくカスタマイズ性に優れているので、キャンプ本来の楽しみを無限に広げてくれるアイテムでもあります。これから軍幕デビューを考えている方はぜひポーランド軍のポンチョテントにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

軍幕に合うタープとしてソ連軍プラシパラトカもありますので、キャンプの楽しみの幅を広げるという意味では合わせて使ってみるのも良いでしょう。

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