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ソロにも最適!DODレンコンテント2Mの使い方を紹介!リニューアルされた特徴や変更点を解説!

ソロにも最適!DODレンコンテント2Mの使い方を紹介!リニューアルされた特徴や変更点を解説!

DODの大人気商品である「レンコンテント」が、2020年後半に「レンコンテント2」として再登場しました!各部に改良がほどこされていっそう便利になったレンコンテント2は、ふたたび大きな話題を呼ぶこと間違いなしのアイテムです。

リニューアル後は「M」と「L」の2通りのサイズがラインナップされており、今回はソロキャンプにも最適な「レンコンテント2M」についてご紹介します。レンコンテント2Mの特徴や旧モデルからの変更点など、購入を検討している方が知りたい情報をまとめているので、ぜひご覧ください。

アイキャッチ出典:DOD

レンコンテント(RENKON TENT)はDODの大人気ワンポールテント

レンコンテント(RENKON TENT)はDODの大人気ワンポールテント

出典:DOD

DODが2019年から販売しているレンコンテントは、なかで焚き火ができることをコンセプトとして開発されたワンポールテント。テントの幕で横からの風を防ぎつつ、テント内の温度をあたたかく保ち、焚き火の煙は上部の窓から排出するという画期的な構造を採用しています。

テントの中で焚き火ができるという、これまでの常識を打ち破るように登場したレンコンテントは、DODファンのみならず、多くのキャンパーから注目を集める存在です。まさに冬キャンプにうってつけのテントであり、焚き火好きにとっては夢のようなテントといえます。

新作DODレンコンテント2M(T3-736-TN)の特徴

新作DODレンコンテント2M(T3-736-TN)の特徴

出典:DOD

レンコンテントというテントの存在自体、はじめて知ったという方もいることでしょう。そこで、旧モデルから受け継いでいる部分も含めて、レンコンテント2Mの特徴を解説します。

焚き火や薪ストーブの使用を可能とする8つの窓

レンコンテント2Mは上から見ると八角形になっており、すべての面に大きな窓を装備しているのが最大の特徴です。この8つの窓があることでテント内の空気が常に入れ替わり、本来は屋外でしかできないはずの焚き火が可能となっています。

また、すべての窓をファスナーで自由に開閉でき、風向きや気温によって、開く場所や開く量を調整することも可能です。薪ストーブを使用するのにも便利で、全方向に窓がついているため、設置する場所も自由自在。テント内で星空を眺めながら寝られるのも、レンコンテント2Mならではの特徴です。

火の粉で穴があきにくいポリコットン素材を使用

テントの生地にはポリエステルとコットン(綿)を混ぜあわせた素材、「ポリコットン」を採用。ポリコットンは火の粉があたっても穴があきにくいという特性を持っているため、気兼ねなくテント内で焚き火を楽しめます。

ポリコットンはそのほかにも、軽量かつ丈夫、シワができにくい、結露が発生しにくいなど多くのメリットを持っている素材です。コットン特有のサラリとした優しい肌ざわりや質感を持ち、見た目・機能性ともにとても優秀な素材であるといえます。

テントの前後を大きく解放できる

新作DODレンコンテント2M(T3-736-TN)のブログ

出典:DOD

テントの前後に大きな出入り口を備えているのも、レンコンテント2Mの注目すべきポイントです。出入り口は全部で4か所(前方2か所、後方2か所)あり、テント内で焚き火をする際にはこの出入り口を開放して空気の通り道を作ります。

焚き火をするとき以外にもこの出入り口はとても便利に活用でき、すべて開放してトンネル状にすればサンシェードやタープがわりとして使用可能。使用目的や状況により、さまざまな形に変えられる点もレンコンテント2Mの素晴らしいところです。

スカートつきで冬キャンプにも対応

レンコンテント2Mの「すそ」にはスカートがついており、冷たい風の侵入を防いでくれるので冬キャンプにも向いています。そのため、冬キャンプ用のテントを探している方には、とくにおすすめしたいテントです。焚き火や薪ストーブのほか、灯油ストーブを使用するのもいいでしょう。

スカートをまくり上げれば風の通り道を確保できるので、夏場のキャンプにおいては涼しく快適。レンコンテント2Mは冬キャンプだけでなく、1年を通して活躍してくれる優秀なテントです。

ソロキャンプにも使える

設営が簡単なのでソロキャンプでの使用にもおすすめで、幅390cm×奥行き390cmのテント内はかなり広々としていて快適そのもの。大きめのチェアやテーブルを設置してゆったり過ごしたり、豪快に料理を作ったりと、テントのなかだけで好きなように遊ぶことができます。

レンコンテント2Mはテント内で焚き火ができるように、かなり広めのスペースが確保されているのも特徴のひとつです。焚き火をする際には3人までの人数で使用するのにちょうどよく、寝るだけであれば大人5人まで使用できます。

レンコンテントがリニューアル!旧モデルからの変更点

レンコンテントがリニューアル!旧モデルからの変更点

出典:DOD

ここからは、レンコンテントのリニューアルにともない、変更がなされた5つの点についてご紹介します。すでに旧モデルのレンコンテントをお持ちの方も、ぜひ参考にしてください。

カーキが追加されてカラーは2色展開に

旧モデルのカラーラインナップはタン(淡い茶色)のみでしたが、新モデルのレンコンテント2Mはタンとカーキの2色展開となりました。やさしい色あいのタンもオシャレで魅力的ですが、新色のカーキはミリタリーテイストが感じられ、自然との一体感が増している印象です。

明るい色のタンは暗い色のカーキよりも光を反射するので、テント内で焚き火をするとき、テントのなかがより明るく感じられるでしょう。いっぽうでカーキはタンよりも遮光率が高いため、強い日差しを遮るのに都合がいいという特徴があります。

どちらもいい色なので非常に悩ましいところですが、見た目の好みのほか、実用における特性にも注目して選ぶのがいいでしょう。

新たにLサイズが登場

旧モデルのサイズ展開は1種類のみであったのに対し、新モデルでは「M」と「L」の2種類に増えました。Mは旧モデルと同じサイズで、設営すると幅390×奥行き390×高さ260cmになります。すでにお伝えした通り、大人5人で寝ることができる広さです。

いっぽうのLは幅500×奥行き500×高さ350cmとかなり大型で、最大10人の大人が寝られるだけの広大なスペースを誇ります。1〜3人までの少人数であればMが最適で、それ以上の人数でグループキャンプやファミリーキャンプをおこなうのであればLがおすすめです。

アングルサポーター付属で設営がより簡単に

レンコンテントがリニューアル!旧モデルからの変更点

出典:DOD

旧モデル・新モデルともに、レンコンテントは上から見たときに八角形になっているのが特徴です。そのためテントを設営するとき、8か所にペグを打つ必要があります。そのためテントをきれいに設営するためには、最初にペグを打つ場所が重要です。

リニューアル後のレンコンテント2では、ペグを打つ場所を教えてくれる「アングルサポーター」というアイテムが追加されており、誰でも美しく設営できるようになっています。設営に慣れが必要だった旧モデルとちがい、ワンポールテントを初めて使用する方でも安心です。

旧モデルの弱点だった雨漏りを防止

旧モデルのレンコンテントは出入り口のファスナーがむき出しになっており、そこから雨漏りが発生するという弱点を抱えていました。新モデルのレンコンテント2Mでは出入り口のファスナーにフラップが追加されており、雨漏りのリスクを大幅に低減しています。

雨の日には少々使いづらかった旧モデルの弱点を克服することで、季節を問わず、そして天気に影響されず使用可能となったのはとても大きな進化です。ただし、ポリコットン素材はポリエステルとちがって水を吸収する素材なので、濡れたらしっかり乾かすようにしましょう。 

足もとに換気窓を4つ追加

レンコンテントがリニューアル!旧モデルからの変更点

出典:DOD

レンコンテント最大の特徴である8つの窓にくわえ、足もとに4つの換気窓を装備することで、換気性能を大幅に向上。もともと煙がテント内にこもりにくいように設計されているレンコンテントですが、新モデルのレンコンテント2ではさらに快適性をアップしています。

また、足もとの換気窓は、二酸化炭素の排出にも貢献してくれるでしょう。一酸化炭素ほど強い毒性はありませんが、空気中の二酸化炭素の濃度が高くなると頭痛やめまいなどの中毒症状があらわれることがあります。そして二酸化炭素は空気より重く、地面付近にたまりやすいのが特徴です。

下から上まで空気が通るように設計されている新モデルは、一般的によく知られている一酸化炭素中毒だけでなく、二酸化炭素中毒を防ぐという点においても進化しているといっていいでしょう。

二又ポール化でより広々とした空間を作ることができる

レンコンテントは二又ポール化でより広々とした空間を作ることができる

出典:DOD

「二又(ふたまた)ポール」とは、「V」を上下逆さにした形状のポールのことです。通常、ワンポールテントはテントの中央部を1本のポールで支えています。しかしそれでは、テントの真ん中にポールが立っているため、そのまわりのスペースが無駄になるというデメリットがあります。

その問題を解決するのが二又ポールです。ポールをテントの壁に沿うように立てられるので、テント内のスペースを最大限に活用することができます。DODから販売されている二又ポール、「フタマタノキワミ」を使用すれば、レンコンテント2Mを簡単にグレードアップ可能です。

フロアレスだからカンガルースタイルもおすすめ

レンコンテントはフロアレスだからカンガルースタイルもおすすめ

出典:DOD

レンコンテント2Mは地面がむき出しになっているフロアレスタイプのテントです。インナーテントも付属していないので、寝るときにはグランドシートを敷いてその上に寝たり、コットを使用するなどの工夫が必要です。

そこでおすすめしたいのが、カンガルースタイル。カンガルースタイルとは、テントのなかでさらに小さなテントを設営するスタイルのことです。日中はテント内のスペースを広々と使い、夜になったら小さなテントを設営して快適な寝床を作るという楽しみ方ができます。

DODからは「カンガルーテント」というカンガルースタイルに最適なワンタッチテントが発売されており、カラーがタンなのでレンコンテント2Mとも相性バッチリ。すべての面にメッシュ素材が使用されているので、不快な虫が多い夏のキャンプで大いに役立ちます。
カンガルーテントS」が気になる方はこちらの記事

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DODレンコンテントのまとめ

DODレンコンテントのまとめ

出典:DOD

独創的かつデザイン性に優れているDOD製品のなかでも、レンコンテントはとくに高い人気を誇るアイテムです。旧モデルが完売して入手が難しくなっていることから考えて、新モデルもまた品薄状態になることが予想できます。

そのため、ふたたび完売してプレミア価格で取引されるようになる前に、手に入れておいた方がいいかもしれません。これまで冬キャンプを経験したことがない方は、レンコンテント2Mで華々しく冬キャンプデビューを飾ってみてはいかがでしょうか。

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暇を見つけてはソロキャンプに出かけている、キャンプ・バイク・スキューバダイビングが趣味のアウトドアライター。キャンプ用品の紹介などを中心に、記事を読んでくださる方にとって本当に役立つ情報の発信を心がけています。
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