暑い季節、外で飲むキンキンに冷えたビールって最高ですよね。ただ、ちょっと残念なのは置いておくだけであっという間にぬるくなってしまい、美味しさが半減してしまうこと。「YETIランブラーコルスター」があれば缶ビールの冷たさを長持ちさせることができます。
アウトドアだけでなく、家飲みにもぴったりなYETIランブラーコルスターの使い方や保冷力をレビューします。保冷缶ホルダー選びの参考になればうれしいです。
YETIランブラーコルスターのスペックや特徴
サイズ | H12.4cm×φ7.94cm |
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重量 | 240g |
カラー | ブラック・ホワイト・シルバー・ネイビー・カッパ―・グラファイト |
※商品は現行モデルのYETIランブラーコルスター2.0
サイズ
缶ホルダーにしては大きめ。350ml缶と比べてのサイズ感。
底も側面も真空断熱構造になっているため、厚めのつくりになっています。
ちなみに500ml缶では上部のガスケット(蓋)が閉まらないです。
デザイン
YETIはタフでおしゃれな高級クーラーボックスで有名なブランドですが、このランブラーもそういったYETIらしさが発揮されています。下部にエンボス加工でYETIのロゴが入っているのですが、主張しすぎていないのがお気に入りポイントです。
底裏面にもエンボス加工でロゴが入っています。
旧型モデルは底から1cm程がステンレスになっていますが、傷もつきにくいです。
YETIランブラー コルスター2.0との違い
旧型YETIランブラーコルスターとバージョンアップされた「YETI ランブラー コルスター2.0」との違いを紹介します。
サイズと重さの比較
商品名 | YETIランブラーコルスター | YETIランブラーコルスター2.0 |
---|---|---|
サイズ | 12.7 × φ7.9cm | 12.4 × φ7.94cm |
重量 | 241g | 240g |
このようにサイズと重さはほぼ同じです。
機能面の比較
保温、保冷機能についてはデータがないので具体例がないのですが、共に真空断熱構造が備わっています。
また、缶を固定するためのガスケット(蓋)が、コルスター2.0の方が固定する際に回す回数が少なくなり、1/4回転させるだけで使用できますので、きっと酔っぱらっていても簡単に取り付けられます。
デザインの比較
コルスター2.0は、底部分のステンレスの切り替わりがなく、よりシンプルなデザインになっています。
ガスケット部分も滑らかなカーブになっていますね。
YETIランブラーコルスターのレビュー
使い方
缶のセット方法ですが、上部の黒いガスケット(蓋)を外して缶を入れ締めて固定します。
固定すると缶がぴったりフィットするので、グラグラ動いてしまうことはありません。
締めると缶の飲み口が少しだけでるのて、缶に口をつけて飲みます。飲む際はランブラーのガスケット部分に少し顎のあたりが当たる時があります。
ランブラー本体の中に飲み物が入ってしまうということはないので、本体のお手入れは簡単に済ませても問題なさそうです。
缶ではなく直接飲み物を入れて使うこともできそうですが、ふたを外すとステンレスがむき出しになってしまい、温かい飲み物の場合、飲み口が熱くなってしまうので、やめた方が良さそうです。
自分の飲み物であることが一目瞭然
大人数のバーベキューではドリンクの温度を保てるだけでなく自分の飲み物であることが一目瞭然です。うろうろしている間に自分のドリンクがわからなくなってしまうことはありません。
家でも使える
ゆっくり映画やテレビを見ながら晩酌していても、ずっと冷えたままのビールを楽しむことができます。真空断熱構造なので、結露でテーブルが濡れる心配がないのもうれしいポイント。
YETIランブラーコルスターの保冷力は?氷で検証してみた!
YETIランブラーコルスターで一番気になる保冷効果ですが、実際どれほどなのか、氷を入れて溶けきるまでの時間を計ってみました。
約100gの氷を入れて検証します。
場所は室内で、室温は17℃~23℃です。
6時間経過後の様子です。
氷の角がとれてきた程度です。すでに家飲みで使用するには申し分ない効果が確認できると思います。
こちらが17時間後の様子です。
5mmほどの薄い氷が残っていますが、ほぼ溶けきりました。
以上が保冷力の検証結果です。
比較的涼しい場所での検証でしたが、それでも十分効果があることはわかると思います。
ただし表面はもちろんむき出しになっていますので、炎天下の中で缶が直射日光を浴びていると期待する効果が得られない可能性が高いのです。
冷たい飲み物をコップで飲みたい方には、キャンプに氷が持っていけるグロウラーも選択肢の一つです。
YETIランブラーコルスター2.0に瓶ビールを入れてみた
YETIランブラーコルスターには、瓶ビールも装着することができます。瓶ビールもそれぞれサイズが違うので、corona(コロナ)ビール、ZIMA(ジーマ)、SMIRNOFF(スミノフ)をYETIランブラーコルスター2.0に装着してみました。
corona(コロナ)ビールはしっかりとガスケットが閉まり固定されます。コロナビールをYETIランブラーコルスターで使用するのは問題なさそうです。
ZIMA(ジーマ)の場合は、瓶の直径が細いのでスカスカの状態になってしまいます。落下の危険もあるので、ZIMA(ジーマ)での使用は控えた方が良さそうです。
SMIRNOFF(スミノフ)の場合も瓶の直径が細いので、固定できません。
3本瓶ビールを試してみましたが、corona(コロナ)ビールしか適合しませんでした。corona(コロナ)ビールで使用する際は、缶ビールより重量が重くなってしまうので、注意しましょう。
YETIランブラーコルスターの気になる点
本体が重い
本体の重さがあるので、使い始めのころは、もう空なのにまだ入っていると勘違いしてしまうことが何度かありました。代わりに安定感はあるので、ある程度平な場所であれば気にせず置いちゃってます。
椅子や車のドリンクホルダーに入らない?
サイズが他の保冷缶ホルダーと比べても大きめなので、アウトドア用の椅子や車のドリンクホルダーに入らないことが多いです。
ソフトドリンクは使えない?
輸入代理店A&FのサイトにはYETI ランブラー コルスター2.0について、以下のような記載がありますのでご注意ください。
アメリカのブランドのため、缶の適応サイズが日本とは異なります。一般的な日本の350mlの缶ビールの場合、蓋は最後まで閉められませんが使用していただけます。ソフトドリンクの缶の場合は蓋が閉まらず使用できません。
使用しているYETIランブラーコルスターは、ソフトドリンクの缶についてはわかりませんが、一般的なお酒の缶は問題なく蓋は閉まりますので、缶の形状により差があるかもしれません。蓋が閉まらなければ、蓋をしなくても使えるので、そこまで気にすることもなく使用してます。
YETIランブラーコルスターのまとめ
以上、YETIランブラーコルスターのレビューでした。
YETIのクーラーボックスに憧れているけど値段が気になる、という方にもYETIグッズの中でも比較的安価ですのでおすすめです。
また、キャンプやアウトドア好きな家族や友人にプレゼントしても喜ばれると思いますので、ぜひご検討ください。