保冷ペットボトルホルダーがあればキャンプやアウトドアで、いつでも冷たい飲み物が飲めますね。「なんでもいい」と手頃に買えるものや、おまけで付いてきた布製の物を使っている方も多いですが、機能性に満足していますか?選び方1つ変えると、暑い夏にも負けない保冷力最強のペットボトル保冷ホルダーがゲットできますよ。
今回は機能性に特化した、キャンプで特に使いたくなる保冷ペットボトルホルダーを厳選しました。4つの選び方のポイントもお伝えしますので、「ペットボトルはタオルで巻くだけ」というのも卒業しましょう!
また、人気のニトリとキャプテンスタッグの保冷ペットボトルホルダーの保冷力を比較検証してますので、選び方の参考にしてくださいね。
保冷ペットボトルホルダーとペットボトルカバーとの違いは?
ペットボトルカバーは軽量で持ち運びがしやすく、使用後はコンパクトに折りたためたるメリットがありますが、保冷効果があまりないので、暑い日には外気の影響ですぐに常温になってしまいます。
その点、保冷ペットボトルホルダーはステンレス真空断熱(二重)構造タイプなど、外気の影響を受けにくいつくりになっているので、長時間冷たいままでドリンクを飲むことができますよ。保冷効果にどれぐらいの差があるのかは、検証してますのでそちらを参考にして下さい。
おすすめの保冷ペットボトルホルダー9選!
早速、おすすめの保冷ペットボトルホルダーを9つ紹介します。どれも性能が高いですが、他とは違うポイントがそれぞれあります。おすすめポイントを参考に、自分ならではの1つを探してみましょう。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) HDステンレスペットボトルホルダー
サイズ | 幅10.3 ×奥行き8.7 ×高さ16.7cm |
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重量 | 250g |
対応ペットボトル | 500~600ml |
キャプテンスタッグのペットボトルホルダーは保冷・保温両方でき、蓋が蛇腹構造になっているので対応サイズ内のペットボトルにしっかりフィットします。持ちやすい太めの取っ手と、真空二重構造によって保冷・保温どちらにおいても高い効果を発揮する機能性は、アウトドアで使うことを第一に考えるメーカーならではです。
ワークマン イージス 真空保冷ペットボトルホルダー500ml用
サイズ | 幅10 ×高さ18.5cm |
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重量 | 約333g |
対応ペットボトル | 500ml |
低価格で高品質なアウトドアウェアが話題のワークマン。ペットボトルホルダーは保冷力が抜群と発売されるとすぐに売り切れてしまう人気商品です。
昨年発売された新型にはハンドルがつき、運搬時にはS字フックなどに引っ掛けられるようになりました。また、本体がスリムになったので手の小さい方にとっても持ちやすくなっています。
ニトリ 冷たさ長持ちペットボトルホルダー
参照元:nitori-net
サイズ | 幅9.3 ×奥行き8.7 ×高さ17.2cm |
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重量 | 約250g |
対応ペットボトル | 500~650ml |
真空二重構造ステンレスでできていて、保冷も保温もできる優れもの。500~650mlのペットボトルに対応していますし、オールシーズン、キャンプ以外でも活躍しますよ。ストラップ付きなので持ち運びも手軽にできます。
エラストマーと呼ばれる弾力性のある素材が使われているので、ペットボトルがしっかりと固定され、キャップ開閉時もスムーズでストレスがありません。
Atlas(アトラス) ボトルインボトル ペットボトルホルダー
サイズ | 幅8.8 ×奥行き9.3 ×高さ18cm |
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重量 | 約260g |
対応ペットボトル | 500~650ml |
500~650mlのペットボトルに使えるストラップ付きの便利なペットボトルホルダーです。市販されているペットボトルの約9割に対応できるとされていますよ。
真空断熱二重構造なので冷たい飲み物は長時間冷え冷え。真夏のキャンプでも冷たい飲み物を飲むことができます。保温機能もあるので冬キャンプにも使えますね。
パール金属 クールストレージ ペットボトルクーラー500・600ml兼用
サイズ | 幅9.5 ×奥行き8.5 ×高さ20.5cm |
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重量 | 約300g |
対応ペットボトル | 500・600ml |
真空ステンレス真空二重構造なので保冷力が抜群で、朝買った飲み物も長時間冷えた状態で飲めますよ。蓋はペットボトルを上から押さえつけるようにきつく締まりますが、しっかり固定されることでキャップの開閉がしやすくなっています。
保冷に特化しており、結露がしにくくなっていて軽く拭きとる程度でお手入れできるのもポイントです。
カクセー ペットボトルホルダー
サイズ | φ8.5 ×高さ18.4cm |
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重量 | 約298g |
対応ペットボトル | 500ml |
保冷と保温両方可能です。真空断熱効果で結露がしにくいため、キンキンに冷えたペットボトルを入れて持ち運びしても鞄の中を濡らす心配がありませんね。専用のポーチには取っ手が付いているのでカラビナを付けておくとキャンプでは使いやすいのでおすすめです。
ホルダー本体は取っ手の付いていないシンプルでスリムなデザインなので、オフィスにも馴染みますよ。
和平フレイズ ペットボトルクーラー
サイズ | 幅11 ×奥行き8.5 ×高さ19cm |
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重量 | 約260g |
対応ペットボトル | 500~600ml |
ステンレスの真空断熱構造なので、耐久性も高く冷たさも長持ちします。屋外でハードに使えるのはキャンプにぴったりです。シンプルな3つのパーツでできていて、全て分解できるので汚れても手間なく洗うことができますよ。
フック穴にカラビナを付けておけばバックパックやベルトループに付けることができますね。
小倉陶器 真空保冷 ペットボトルホルダー
サイズ | φ8.1 ×高さ17.1cm |
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重量 | 約250g |
対応ペットボトル | 500~600ml |
約5mmの極薄な真空二重構造となっていて、高い保冷力は保ちつつ、重さは約250gと軽量さも実現しています。本体の直径は約7.5cmと他のホルダーと比較してもスリムなので、手の小さい方でも持ちやすいです。ペットボトルホルダーの中では珍しく、車のドリンクホルダーに収まりますよ。
シリコンの蓋は底にはめて滑り止めコースターとしても使えます。
Sabu パース ステンレスサーモペットボトルホルダー
サイズ | φ8 ×高さ14.7cm |
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重量 | 約266g |
対応ペットボトル | 500~600ml |
こちらは取っ手やフック穴が付いていないスタイリッシュなデザインが人気です。真空断熱構造で、保冷だけでなく保温もできますよ。シリコン製の蓋が500~600mlまで様々なサイズのペットボトルに柔軟に対応してくれます。
底には滑り止めのクッションが付いているので、キャップ開閉時に空回りするストレスもありません。
保冷ペットボトルホルダーとは?水筒との違いは?
おすすめ商品を紹介してきましたが、「自分は水筒派!」という方もいるはず。ここでは保冷ペットボトルホルダーを購入する後押しとなるようなメリットを紹介します。デメリットも隠さずお伝えしますので、検討材料にしてくださいね。
メリット
まず、保冷ペットボトルホルダーのメリットとしては
- 保冷ができる
- 結露で周辺が濡れるのを防ぐ
- 炭酸飲料も持ち運べる
- 洗う手間が少ない
が挙げられます。保冷効果は当然なので、ここでは特に水筒との違いとなる「炭酸飲料も持ち運べる」「洗う手間が少ない」について掘り下げていきましょう!
炭酸飲料も持ち運べる
多くの水筒は炭酸飲料を入れないよう注意事項がかかれていて、中に入れられるものが制限されます。炭酸飲料okな水筒もありますが、少々高いのがネックです。
ですが、保冷ペットボトルホルダーは飲み物の種類を選びません!夏の暑い時期に冷えた炭酸飲料が飲めるのは大きなメリットになりますね。
洗う手間が少ない
水筒と違い中に直接飲み物を入れないので、中が汚れにくく洗う手間が少なくてすみます。特に洗いづらい注ぎ口など、複雑な構造が保冷ペットボトルホルダーには無いのでお手入れが楽にできますよ。
デメリット
続いて、保冷ペットボトルホルダーのデメリットとしては
- 容量が決まっている
- ペットボトルの形状によっては入らない
- 車のドリンクホルダーに入らない
が挙げられます。「意外と重い」や「かさばる」などのデメリットもありますが、ここでも水筒と比べた時のデメリットをお伝えします。
容量が決まっている
水筒だと中身を少なめに入れることができますが、保冷ペットボトルホルダーは対応するペットボトルのサイズがある程度決まってしまっています。
ペットボトルの形状によっては入らない
ペットボトル飲料はメーカーによって様々な形状があるので、保冷ペットボトルホルダーとの相性が悪いと蓋が締まらないことがあります。特に角型のペットボトルは注意が必要です。
車のドリンクホルダーに入らない
車のドリンクホルダーのサイズにもよりますが、保冷ペットボトルホルダーに入れると入らないことが多いです。ですが、おすすめ商品でも紹介した「小倉陶器 真空保冷 ペットボトルホルダー」など、ドリンクホルダーに入るようスリムなサイズのものもあるのでここは選ぶ際のポイントとしてみましょう。
保冷ペットボトルホルダーの選び方
メリットデメリットを踏まえたうえで、さらに上手な保冷ペットボトルホルダーの選び方を紹介します。ポイントとして
- 容量
- 保冷・保温機能
- 二重構造
- ストラップ付き
の4つを押さえておきましょう。
容量
まずは容量。多くの保冷ペットボトルホルダーは500mlとなっていますが、最近増えてきている600ml前後の大容量サイズで使いたい方はそのサイズに合わせて選びましょう。おすすめ商品でも紹介したように500~600ml前後まで幅広く対応してくれるものもあります。
小さくコンパクトに持ち運びたい方は350mlのものを選ぶのもおすすめです。
保冷・保温があると便利
保冷だけでなく保温もできるタイプだとオールシーズンキャンプで使えますね。キャンプに限らず家でも使いやすいですよ。
真空二重構造が保冷力が高い
保冷ペットボトルホルダーの商品紹介にはよく「真空二重構造」と記載されています。これは側面や底面の壁が二重になっていて、間が真空状態になっていることで外の温度に左右されず中身の温度が変わりにくい構造です。この構造になっていると保冷力が高いことになりますよ。
気を付けてほしいのは「断熱二重構造」という表記。これは上記「真空二重構造」の他に「中空断熱構造」など様々な種類の構造を総称したものなので、構造によっては保冷効果が低いものがあります。構造の詳細をしっかり確認するのがポイントです。
ストラップ付や持ち手があると持ち運びに便利
キャンプで使う場合はストラップや持ち手があるとと便利です。どこかに引っ掛けておくことで地面に置くより衛生面も安心です。
カラビナを付けてベルトループに引っ掛けておけば、設営の合間に水分補給をすることができますよ。
ニトリの保冷ペットボトルホルダーの効果を検証
保冷ペットボトルホルダーがどれぐらいの保冷効果があるのか?冷蔵と冷凍の温度帯に分けて温度変化を検証してみました。
冷蔵
<検証条件>
- 気温31.2℃
- 水温6.7℃
ペットボトルホルダー | ペットボトルそのまま | |
---|---|---|
5分後 | 6.8℃ | 7.9℃ |
10分後 | 7.0℃ | 8.8℃ |
15分後 | 7.3℃ | 10.1℃ |
20分後 | 7.4℃ | 11.3 |
25分後 | 7.5℃ | 12.5℃ |
30分後 | 7.6℃ | 13.8℃ |
温度差 | 0.9℃ | 7.1℃℃ |
30℃を超える外気温では、ペットボトルだけでは30分程度で生ぬるく感じてしまいますが、保冷ペットボトルホルダーを使用することで長時間保冷することができるようになります。
外気温が32℃のでもキャップを閉めた状態なら2時間たっても10℃以下をキープできるので、長時間冷たい状態を保つことができますよ。
冷凍
<検証条件>
- 気温31.0~30.8℃
- 5時間の氷が溶けた量
凍らせたペットボトルを保冷ペットボトルホルダーに入れた状態では、どれぐらい保冷できるのか?検証してみました。ニトリの保冷ペットボトルホルダーでは凍ったペットボトルでも使用できます。
正確な時間は計測できませんでしたが、ペットボトルだけでは5時間もすれば氷は全部溶けてしまいます。保冷ペットボトルホルダーに入れた状態では、5時間後でも約100ccの水しか溶けていませんでした。
保冷力が凄い反面、飲みたい時に飲めない場合があるので、キャップを開けるなどして外気に触れる量を調節する工夫が必要です。
ニトリとキャプテンスタッグの保冷ペットボトルホルダーを比較レビュー
ニトリとキャプテンスタッグの保冷ペットボトルホルダーの使用感を比較しながらレビューするので、商品選びの参考になれば幸いです。
使用できるペットボトル
ニトリ ペットボトルホルダー |
キャプテンスタッグ ペットボトルホルダー | |
---|---|---|
いろはす 555ml |
〇 | 〇 |
おいしい水 600ml |
〇 | 〇 |
伊右衛門 600ml |
× | × |
使用できるペットボトルのサイズは、どちらとも600mlの大きいサイズでも使用できます。
ニトリとキャプテンスタッグに限らず、保冷ペットボトルホルダーで四角いタイプのペットボトルは使えないと思った方が良さそうです。
保冷力
外気温31℃ | ニトリ ペットボトルホルダー |
キャプテンスタッグ ペットボトルホルダー |
---|---|---|
水温6.7℃ スタート |
7.3℃ | 7.4℃ |
30分後の温度ですが、ほとんど変わらない保冷力で、どちらも長時間冷たい温度を維持できます。
持ち運びのしやすさ
持ち運びのしやすさは、持ち手タイプかストラップタイプか好みに分かれるところですが、持ち手タイプの方がより安定して持ち運べる印象です。
おすすめの保冷ペットボトルホルダー比較表
ブランド | CAPTAIN STAG |
ワークマン | ニトリ | Atlas | パール金属 | カクセー | 和平フレイズ | 小倉陶器 | Sabu |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
商品 | |||||||||
サイズ | 10.3×8.7×16.7cm | 10×18.5cm | 9.3×8.7×17.2cm | 8.8×9.3×18cm | 9.5×8.5×20.5cm | 8.5×18.4cm | 11×8.5×19cm | 8.1×17.1cm | 8×14.7cm |
重量 | 約250g | 約333g | 約250g | 約260g | 約300g | 約298g | 約260g | 約250g | 約266g |
対応 ペットボトル |
500~600ml | 500ml | 500~650ml | 500~650ml | 500・600ml | 500ml | 500~600ml | 500~600ml | 500~600ml |
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まとめ
便利な保冷ペットボトルホルダーはキャンプで冷たい飲み物を飲みたい人の強い味方です。性能はもちろん、水筒と違ってパーツが少なく洗いやすいのもキャンプでは使いやすいポイント。
「設営後に冷たい飲み物が飲める!」そんな小さな幸せの積み重ねが、暑い日のキャンプを一層快適で幸せな時間へと導いてくれます。手頃な値段のものが多いので、まずは1つ試してみませんか?