今回はキャンプツーリングにおすすめの安くてコスパが良いツーリングバッグをご紹介します。
シートバッグや、バックパックと色々な種類があり、価格も5万円を超えるものから1万円以下のものまで幅広く販売されています。
今回はその中でも1万円以下で購入できるキャンプツーリングのバッグをご紹介していきます。それと共に容量、サイズの目安や、積載方法もお伝えしていきますので是非参考にしてみてください。
安いキャンプツーリング用バッグでも大丈夫?
結論からお伝えすると、ポイントを抑えて選べば大丈夫です。
今は安くてコスパに優れたツーリングキャンプのバッグが多く販売されているため『安い=機能性が悪く使いにくい』というわけではありません。
安くても
- 防水性
- 収納性
- 積載性
の3つのポイントが備っているバッグが今は多く販売されています。
そのため『安いから不安』という理由だけで価格が高いものを選ぶのはおすすめできません。
キャンプツーリング用バッグの容量やサイズの目安は?
購入するにあたって1番重要な容量やサイズの目安です。
サイズの目安
サイズの表記には外寸と内寸があります。
外寸 | 外寸はバイクに積載する際に、参考にするものになります。積載できる幅がバイクによって異なるため、幅は荷台の左右15cm・後ろ30cmを越えないバッグを選びましょう。 |
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内寸 | 内寸は収納する際に、参考になるものです。持っているキャンプ道具の幅、奥行、高さがバッグの内寸に入るものかどうか確認して購入しましょう。 |
容量の目安
容量に関しては、キャンプスタイルや、キャンプ滞在日数により異なってきますが、日帰り・1泊2日・2泊以上のそれぞれの容量の目安をお伝えしていきます。
日帰りキャンプの目安
日帰りのキャンプでは20L以上のものがおすすめです。
持っていくキャンプ道具によりますが、タープ・クッカー・ローテーブル等テントを使用しなければ20L程度のバッグで十分です。20Lであればバックパックでもバイクの運転に差支えなく背負えるので、バイク積載の準備が整ってない場合でも日帰りキャンプを楽しめます。
テントを使用する場合は積載量が大幅に上がる場合があるので、1泊2日の目安を参考にしましょう。
1泊2日のキャンプの目安
1泊2日のキャンプでは40L以上のものがおすすめです。日帰りキャンプと比べ、着替えや寝具用のコット、シュラフ等持ち物が多くなります。
ソロ用のコンパクトなテント、またはタープ泊であれば40L程度、二人用テントをソロで使用する場合は60L程度あれば安心です。
2泊以上のキャンプの目安
2泊以上のキャンプでもキャンプ道具を変えなければ、増えるのは着替え程度なので1泊2日のキャンプ同様40L以上のものがおすすめとなります。
初心者なら大容量のバックがおすすめ
キャンプツーリングを始めようとしている初心者の方には50L程度の大きめのバックをおすすめします。
キャンプ道具やキャンプスタイルの好みが定まっておらず、色々なキャンプ道具を購入したり、試したりしたい場合、購入したものが収納できないとキャンプが楽しめません。自分の好みが見つかるまでは50L程度の容量のバッグがおすすめとなります。
キャンプツーリング用バックの選び方
ここでは容量やサイズ以外に
- 防水性
- 収納性
- バイクへの積載性
と3つの押さえておきたい選ぶ際のポイントをお伝えしていきます。
防水性
突然の雨から、大事なキャンプ道具を守ってくれるために必要な防水性です。防水性を備えているバッグには2通りあります。
- バッグの素材は防水性でなく、レインカバーがついているもの
- バッグの素材自体が防水性のもの
走行中の雨で気付いて、バイクを止めたときには既に濡れているという事が結構あるため、素材自体が防水性のものの方が雨を気にせず走行できるためおすすめです。
収納性
ここでの収納性は容量とは別枠で備えられている収納ポケットの事です。
メインの収納スペースにはバイクに積載しやすいよう、キャンプ道具を収納します。最後の方になるとパズルをはめるように収納することもあります。なので、すぐ取り出して使いたい細々した小物やレインカバー、キャンプ場について着用するグローブ等取り出しやすいサイドポケットに入れておくことで使いやすく、なくしにくくなります。
メインの収納性も大事ですが、サブのポケット等の収納性もキャンプツーリングにおいては大事になってきます。
バイクへの積載性
キャンプ道具を積んだり、下ろしたりする時にバイクの積載性が良いものの方が体への負担を防げます。また、走行中も安心して運転ができます。
メーカーによっては、バイクへ積載しやすいよう、写真のように付属のベルトがついている場合があります。
その場合、固定もある程度しっかりされ、バッグの脱着も楽にできるようになっています。なので、なるべく付属のベルトやその他専用の積載グッズが付いているものを選ぶと安心です。
付属していない場合はツーリングコードやネットで固定しなければならず、固定し難いもの(凸凹が多い、滑りやすい生地等)だと走行中に落下してしまうおそれがあり危険です。
その場合は、自分のバイクに積載しやすい形かどうか、生地に滑り止めが付いているかなど見て選ぶといいでしょう。
【安い・コスパ最強】キャンプツーリングにおすすめのバック
ここからは実際にキャンプツーリングおすすめのバッグを紹介していきます。サイズ(外寸)や容量などのスペックや、積載方法もお伝えしていきますのでぜひ参考にしてみてください。
※価格表示は2021.8時点のAmazon価格になります。
タナックス(TANAX)バイク用防水バック35L
サイズ | 高さ250×幅560×奥行き250mm |
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容量 | 35L |
価格 | 6,586円 |
防水性 | ◎ |
積載方法 | 固定ベルトはなく、別売りでTANAX性のパワータイベルトが販売されているため同時購入がおすすめです。パワータイベルトをバイクに括り付けて使うタイプになります。 |
防水性だけでなく、泥や砂などの侵入も防げる構造になっています。また、積載時にバッグがずれない横ずれ防止ループもあるため安心してツーリングも楽しめます。
WILD HEART 防水バッグ55L
サイズ | 高さ530×幅500×奥行き320mm |
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容量 | 55L |
価格 | 6,680円 |
防水性 | ◎ |
積載方法 | 付属の積載用タイロープがバッグの接触面と摩擦を起こすようにリアキャリアに巻きつけ、バッグのDリングに通して固定します。 |
ジップアウターポケットが付いているため無くしやすい小物など収納可能となっています。別途ロープを購入せず使用でき、価格も比較的安いためおすすめになります。
IRON JIA’S 多機能キャリアバッグ40L
サイズ | 高さ300×幅580×奥行き300mm |
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容量 | 40L |
価格 | 5,480円 |
防水性 | ◎ |
積載方法 | 付属の弾性バンドをバイクに括り付けて固定し、バッグと連結します |
クイック脱着システムを採用しているためバイクへの積み下ろしが簡単にできるようになっています。こちらも固定ベルトが付属しているため別途用意する必要はありません。
KEMIMOTO ツーリングバッグ50L
サイズ | 高さ320x幅570x奥行き260mm |
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容量 | 50L |
価格 | 6,299円 |
防水性 | ◎ |
積載方法 | 付属の固定ベルトはバイクに取り付け、バッグのワンタッチ金具に連結します |
容量50Lの他に、ネットが付いているためタオルやペットボトル等括り付けることが可能です。その他シューズバッグがメインとは別エリアに搭載されているため、収納性が抜群のバッグになっています。
DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ターポリンデイパック20L
サイズ | 高さ480x幅300x奥行き280mm |
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容量 | 20L |
価格 | 3,581円 |
防水性 | ◎ |
積載方法 | ショルダーベルトを外し、固定ベルトをバッグのDカンに通して積載します。なお、固定ベルトは付属していないので別途用意が必要となります。 |
バックパックやシートバッグとして違和感なく2way使用ができるものになります。20Lとそこまで多い容量ではないため、デイキャンプやタープ泊等、荷物が少ないキャンプに適しています。
motoboy 多機能キャリアバッグ35L
サイズ | 幅280x奥行き180x高さ610mm |
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容量 | 35L |
価格 | 5,399円 |
防水性 | ◎ |
積載方法 | ドライバッグの背面に4つの調節可能なストラップが付いていて、それをバイクのリアキャリア等に括り付けることで簡単に固定することができます。 |
こちらもバックパックやシートバッグとして使用可能です。固定ベルトを別途購入する必要がなく、これ1つで2way使用できるためコスパの良い商品になっています。
タナックス(TANAX) ミニフィールドシートバッグ19−27L
サイズ | 高さ200x幅370x奥行き30cm |
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容量 | 19−27L |
価格 | 9,530円 |
防水性 | △ |
積載方法 | 付属のKシステムベルトをバイクのシートに固定して、バッグと連結させ、脱着が簡単なシステムになっています。バイクのシートに固定するため、リアキャリアがなくても積載できるものになります。 |
バッグの素材自体の防水性はありませんが、レインカバーが付いています。バッグのシート面は滑り止め仕様になっていることと、TANAX独自の固定ベルト使用で安心してツーリングも楽しめます。また、容量が可変式なのでスタイルによって変更できるのもうれしいポイントです。
コミネ(KOMINE) バイク用ツーリングシートバッグ17−26L
サイズ | 高さ200×幅360×奥行300mm |
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容量 | 17−26L |
価格 | 8,741円 |
防水性 | △ |
積載方法 | 付属の取り付けベルト4つをバイクに取り付け、バッグと連結させます |
こちらもバッグの素材自体の防水性はありませんが、レインカバーが付いています。付属の4つのベルトをバイクに固定するため引っ掛ける箇所が4つ必要となるため購入前に確認しましょう。
バイクへのキャンツーバックの積載方法
ここからはバイクへの積載方法をお伝えしていきます。各種メーカーから出されているベルト等はバイクの車種により、取り付け方法が異なるため、今回はツーリングコードとツーリングネットで積載をしていきます。
荷物を置く
耐水性がないバッグの場合、天気が気になる場合はレインカバーをして積載すると雨が降っても慌てずに済みます。バッグは左右バランス良く置きましょう。
ツーリングコードやツーリングベルトで括る
バイクによってフックをひっかけられる場所が違います。
かけられる場所が前後左右あるか確認しましょう。
ツーリングネットで補強する
ツーリングコードだけでは横ズレが気になるという場合はツーリングネットで補強しましょう。
ツーリングネットを使う場合、バッグの上にバックパック等も積載できるようになります。
ツーリングコード同様フックを掛ける場所が4か所以上あれば使用可能です。
まとめ
キャンプツーリングにおいて、大事なキャンプ道具を収納して持ち運ぶために欠かせないものです。今回はコスパの良いおすすめのバックの紹介とともに、選び方や積載方法をお伝えしてきました。
まずは、自分のキャンプスタイルにあったバッグを探してより良いキャンプツーリングライフを送りましょう。その際にこの記事が参考になれば幸いです。
この記事で紹介したキャンツーバック
TANAX | WILD HEART | IRON JIA’S | KEMIMOTO | DOPPELGANGER | motoboy | TANAX | KOMINE |
---|---|---|---|---|---|---|---|
35L | 55L | 40L | 50L | 20L | 35L | 19−27L | 17−26L |
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