ベテランキャンパーがよく着ているキャンプエプロン。アウトドアエプロンとも呼ばれており、大切な服を汚れから守ってくれる実用的なアイテムです。
さらに、小物用のポケットが豊富であることや、耐久性にすぐれていることなど、家庭用のエプロンとはちがった特徴を持っています。
今回は数あるキャンプエプロンのなかから、「テンマクデザイン」・「チャムス」・「DOD」など、人気アウトドアブランドのおすすめアイテムを11個ご紹介!
それぞれの特徴やおすすめポイントなどをまとめているので、ぜひご覧ください。
キャンプにエプロンって必要!?実際に役立つシーンをピックアップ
実際に、どのようなシーンでキャンプエプロンが役立つのかをご紹介します。まずはこれを読んで、「自分にキャンプエプロンが必要かどうか」を判断してみましょう。
【料理シーン】油はねから大切な服を守る
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キャンプエプロンがもっとも役立つのは、やはり料理です。油はねで大切な服が汚れるのを防いでくれます。また、料理に必要な調理器具をポケットに入れておいたり、手を拭くためのタオルをぶら下げて置いたりも可能です。キャンプエプロンがあることで料理をより快適に、より効率的におこなえます。
【焚き火シーン】火の粉による服の穴あきを防止
焚き火もまた、キャンプエプロンが活躍するシーンです。火の粉に強い素材で作られていることが多いため、火の粉で服に穴があいたり、燃え広がるのを防止してくれます。
料理をする際と同様に、ライターや火吹き棒など、焚き火に使用する道具をポケットに収納しておけるのもメリットです。道具の置き場がないときほど、キャンプエプロンの収納力が重宝します。
【洗い物シーン】汚れた水が服にかかるのを防ぐ
キャンプ場の炊事場でバーベキューコンロやスキレットを洗うとき、油や炭が混じった水がはねてきます。
そして、それが服に付着すると、なかなか落ちない汚れになってしまいます。キャンプエプロンを着ていると、汚れた水が服につくのを防止してくれて便利です。
ポケットにスポンジや洗剤などの洗い物に必要な道具を入れておけば、両手で洗い物を抱えて炊事場まで行けるのも便利なところ。結果、何往復もせずに済むというメリットにつながります。
【テント・タープ設営シーン】ペグやハンマーなどを収納して設営を効率化
テントを設営する際には、ハンマーやペグ、テントの張り綱など、たくさんの道具が必要です。それらをキャンプエプロンのポケットにまとめておくことで、設営の効率化をはかれます。
道具を取りにあっちへ行ったり、こっちへ行ったりという、非効率で疲労がたまる作業ともこれでお別れです。テントの設営・撤収のいずれも、スピーディーにおこなえるようになります。
【オシャレ】見た目はもはやベテランキャンパー
キャンプエプロンは、単にオシャレとして着るのもアリです。Tシャツとジーンズだけという格好よりも、ベテランのような雰囲気が出ます。
人気アウトドアブランドのキャンプエプロンは、機能性にすぐれているだけでなく、高いファッション性を持つ製品も多くあります。機能性とファッション性、そのいずれも満足できるキャンプエプロンを手に入れられると、キャンプがいっそう楽しくなることは間違いありません。
キャンプエプロンの選び方|3つのポイントに分けて解説
キャンプエプロンを購入する前に、まずは選び方を押さえておきましょう。とくに重要なポイントは以下の3つです。
- 「エプロンタイプ」か「前掛けタイプ」から選ぶ
- 綿やポリエステルなどの素材で選ぶ
- ポケットやループの数と配置に注目する
以下では、それぞれのポイントについて解説します。
「エプロンタイプ」か「前掛けタイプ」から選ぶ
キャンプエプロンにはいくつかのタイプが存在しますが、エプロンタイプと前掛けタイプの2つが代表的です。エプロンタイプは胸からひざの上あたりまでをカバーするのに対し、前掛けタイプは腰からひざの上までをカバーするのが特徴です。
それぞれのメリット・デメリットは以下のとおりです。
エプロンタイプ
メリット | ・より広い範囲をカバーできる ・ポケットの数が多い |
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デメリット | ・手軽さでは前掛けタイプに劣る ・首や肩が疲れる可能性がある |
機能性やカバーする範囲の広さを重視する場合は、エプロンタイプがおすすめです。エプロンタイプのほうが、より“本格的”といっていいでしょう。
前掛けタイプ
メリット | ・手軽に着用でき、動きやすい ・コンパクトに収納できる ・暑い時期でも涼しい |
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デメリット | ・上半身をカバーできない ・ポケットの数が少なめ |
手軽さや収納時のコンパクトさを求める場合は、前掛けタイプをおすすめします。「いかにもエプロンを着ている」といった見た目に抵抗がある方も、前掛けタイプを選ぶといいでしょう。
綿やポリエステルなどの素材で選ぶ
キャンプエプロンに使用されている素材も、重要なポイントです。綿が主流ですが、ポリエステルや特殊な難燃素材を使用している製品もあります。
綿とポリエステルのメリット・デメリットは以下のとおりです。
綿
メリット | ・火の粉に強い ・独特の風合いがある |
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デメリット | ・ナイロンより重い ・汚れが目立ちやすい |
ポリエステル
メリット | ・汚れや水濡れに強い ・耐久性にすぐれる |
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デメリット | ・薄手のものは火の粉で穴があきやすい |
素材ごとの特徴やメリット・デメリットを考えながら、自分の理想に近い製品を選びましょう。
ポケットやループの数と配置に注目する
ポケットやループがいくつ備わっているか、そしてどのように配置されているかにも注目しましょう。機能性を重視するなら、ポケットやループがたくさんついているもの、かつ使いやすい場所に備わっていることが大切です。
また、ポケットにジッパーやボタンがついているかも、要チェックポイント。財布や車の鍵など、貴重品を入れておくのに役立ちます。
おしゃれな本格キャンプエプロンおすすめ11選!
ここからは、おすすめのキャンプエプロンをご紹介します。すでにお伝えしたキャンプエプロンの選び方を参考に、自分にピッタリのアイテムを探してください。
テンマクデザイン(tent-Mark DESIGNS)キャンプエプロンⅡ
サイズ | 幅80cm×長さ78cm |
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タイプ | エプロンタイプ |
素材 | 帆布 |
カラー | カーキ/サンド |
テンマクデザインの大人気商品「キャンプエプロン」に改良をほどこしたのが、こちらの製品。グッドデザイン賞を受賞したデザイン性の高さはそのままに、より使いやすく進化しました。
フタつきのポケットを設けたことにより、貴重品を落とすリスクを低減。さらに、首掛けスタイルから、たすき掛けスタイルへと変更しています。
この改良によって首への負担がなくなり、長時間着用しても疲れないのが長所。ポケットはそれほど多くなく、機能は比較的シンプル。ゴテゴテしたデザインが苦手な方にもおすすめです。
テンマクデザイン(tent-Mark DESIGNS)アウトドアクッキングエプロンⅡ
サイズ | 幅60×長さ80cm |
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重量 | 642g |
タイプ | エプロンタイプ |
素材 | 綿、レーヨン、ポリエステル |
カラー | カーキ/サンド |
バーベキューを愛する芸人、たけだバーベキュー氏が監修したキャンプエプロン。すでにご紹介した「キャンプエプロンⅡ」とは対称的に、便利な機能が満載のアイテムです。
キッチンペーパーを腰に装備するためのベルト、ミトンとして使えるすそ、トングを収納できるスリーブ、そして飲み物を入れられるボトルホルダーまで装備。
ジッパーつきのポケットもあり、貴重品を落とす心配も無用です。そして、きわめて機能的であるにもかかわらず、価格は意外とお手頃。コストパフォーマンスにすぐれる逸品です。
チャムス(CHUMS) フレイムリターダントエプロン
サイズ | 幅71×長さ80cm |
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タイプ | エプロンタイプ |
素材 | 綿 |
カラー | ベージュ/デニム |
溶接作業用の衣類と同様の、難燃加工をほどこした綿素材を採用。火の粉がついたりコンロの炎に触れても、燃え広がりにくい仕様です。
左右に大きめのポケットを備え、正面には350mlの缶が入る3連ポケットを装備。さらに、トングやタオルなどを引っ掛けておけるループを2個設けています。
すそを持ち上げて固定できるのも特徴で、アクティブに動き回りたいときも邪魔になりません。デザインは比較的シンプルですが、それでもチャムスならではのオシャレさを感じさせるキャンプエプロンです。
チャムス(CHUMS) キャンピングエプロン
サイズ | 幅71×長さ82cm |
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タイプ | エプロンタイプ |
素材 | 綿 |
カラー | ベージュ/デニム |
性別を問わず着こなしやすい、ユニセックスなデザインを採用したキャンプエプロン。カップル、または夫婦で共用している方にもおすすめです。
各部に用いられたボタンに、チャムスのロゴが刻印されている点も、とってもオシャレ。機能的でありながらシルエットはスッキリとしており、全体的にカジュアルな印象です。
すでにご紹介した「フレイムリターダントエプロン」と同様に3連ポケットを備え、スマートフォンなどを入れておくのに重宝します。キャンプだけでなく、普段から家庭でも使いたくなるアイテムです。
スノーピーク(snow peak)TAKIBI Apron
サイズ | 1:幅76×長さ92cm 2:幅80×94cm |
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タイプ | エプロンタイプ |
素材 | アラミド繊維 |
カラー | オリーブ/ブラック |
消防服にも採用されている「アラミド素材」を使用した、非常にすぐれた難燃性を持つキャンプエプロン。焚き火にバーベキューにと、穴あきを気にせず存分に楽しめます。
すそに足を通すためのループが備わっており、すそが足の動きに追従するため、腰からひざまでを完璧にカバー。ループを持ち手として利用し、薪を運ぶことも可能です。
首や腰にかけるヒモには、ワンタッチで装着できるバックルを採用。丈が長いタイプでありながら、とても手軽に着用できます。サイズは「1」と「2」の2種類をラインナップ。
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) ファイヤーフライエプロン
サイズ | 幅78×長さ88cm |
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重量 | 400g |
タイプ | エプロンタイプ |
素材 | コーデュラナイロン |
カラー | ネイビー/オリーブ |
全体的にスッキリとしたデザインで、男女問わずオシャレに着こなせるキャンプエプロン。ハンマーなどを入れられる大容量のポケットと、貴重品を入れるのに便利なジッパーつきのポケットを装備しています。
生地には汚れに強く、耐久性にすぐれる「コーデュラナイロン」を採用。さらに難燃性も持っているため、アウトドアシーンで活躍すること間違いなし。
肩にたすき掛けする仕様のため、首に負担がかからないのも長所です。そのほかカラビナなどを装着できるDリングや、マグネット式のベルトなど、便利な機能がいくつも備わっています。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)フィールドエプロン
サイズ | ショート:幅53×長さ40cm ロング:幅53×長さ73cm |
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タイプ | エプロン/前掛けタイプ |
素材 | 綿 |
カラー | ブラウン/デニム |
たくさんのポケットとループを装備した、機能的なキャンプエプロン。料理での使用はもちろん、テント設営やブッシュクラフト、そして自宅でDIYをする際も重宝するアイテムです。
また、テーブルのサイドに固定して、小物入れとして使っても便利です。カトラリーや調理器具を収納しておけば、料理や食事がより快適になります。
サイズは腰から下をカバーする「ショート」と、胸までカバーする「ロング」の2種類をラインナップ。カラーはデニムとブラウンの2つから選べます。
ダルトン(DULTON)”MW”ワークエプロン
サイズ | 幅80×長さ84cm |
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タイプ | エプロンタイプ |
素材 | 綿 |
カラー | ウォッシュドデニム/カーキ/デニム/ヒッコリーストライプ |
税込み3,080円という、お手頃価格が魅力のアイテム。ほかのキャンプエプロンよりもカラー展開が豊富で、カラーにより生地の厚みが異なるのも特徴です。綿素材のため火の粉への耐性もあります。
すその中心には大きな切れ込みが入っており、アクティブに動きまわりやすい仕様。そしてポケットが多く、ハンマーやペグ、ナイフやグローブなど、たくさんの道具を装備できます。
低価格ながらも十分な実用性を備えているため、コストパフォーマンス重視の方におすすめしたいキャンプエプロンです。
グリップスワニー(GRIPSWANY)ファイヤープルーフエプロンベスト
サイズ | 幅58/63×長さ58cm |
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タイプ | ベスト/エプロンタイプ |
素材 | 綿 |
カラー | オリーブ |
焚き火ベストでありながら、内側に収納されている布を出すとキャンプエプロンとして使える画期的なアイテム。普通のキャンプエプロンとちがい、背中もカバーしているのが特徴です。
サイドのファスナーを利用して、幅を調整できるのも便利。幅広い体型にマッチします。ベルトを肩掛けする仕様で、首が疲れないのもポイントです。
前面には小物の収納に便利なポケットをいくつも備え、背面にも大きなポケットを装備。背面のポケットはタープなどのキャンプ用品が入るほど大きく、荷物の運搬にも役立ちます。
ナンガ(NANGA) タキビフィールドエプロン
サイズ | 幅84.5×長さ102cm |
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重量 | 377g |
タイプ | エプロンタイプ |
素材 | ポリエステル、アラミド繊維混合 |
カラー | チャコール/コヨーテ/ダークブラウン |
ボタンつきのフタを備えたポケットや、カラビナなどを装着できるデイジーチェーンを装備した、機能的なキャンプエプロン。デザインもかなり個性的です。
すそのスリットは、ジッパーで開け閉めできます。立って作業をするときと、座って作業をするときで使い分けることが可能です。
さらに、すその裏側には足を通すためのループを装備。座った状態でもずり落ちず、太ももをしっかりカバーします。肩にかける部分がベルトではなく、細めのコードである点も特徴的です。
ディーオーディー(DOD)ベベベノヴェスト
参照元:dod公式ストア
サイズ | 幅52×長さ50/75cm |
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タイプ | 前掛け/エプロンタイプ |
素材 | ポリコットン、綿 |
カラー | ネイビー/タン/カーキ |
ハンマーやペグを通すためのループ、スマートフォン用のポケット、ティッシュを1枚ずつ取り出せるポケットなど、合計11個もの機能を持つベスト。名前が非常にユニークです。
着脱自在な前掛けを装着することで、キャンプエプロンとして使用可能。さらにこの前掛けには、料理中に手を拭くためのタオルが備わっています。
すそをまくりあげてボタンで固定すると、木の枝などを運ぶためのログキャリーとしても機能します。便利な機能がてんこ盛りの、かゆいところに手が届くアイテムです。
まとめ
油汚れや火の粉から大切な服を守り、すぐれた機能性でキャンプをサポートしてくれるキャンプエプロン。料理や焚き火はもちろん、テントの設営やブッシュクラフトなどをおこなう際も、より効率的にしてくれます。
ぜひこの記事を参考にして、長く愛用できる、オシャレで機能的なキャンプエプロンを手に入れてください。