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人気の焚き火陣幕おすすめ18選や選び方を紹介!キャンプの目隠しや風よけアイテムとして活躍

陣幕とはキャンプで目隠しや風よけとして使えるアイテム。混雑しているキャンプ場では隣との距離が近く、フリーサイトでは特にプライベートな空間を保つのに苦労しますし、窮屈な思いをしますよね。そんな時、陣幕があれば悩み解決!焚き火の際には風防としても使える優れものです。

どれを買うか悩んでいる方は、今回紹介する18の陣幕を押さえておけば自分のスタイルに合う陣幕がきっと見つかります。人気アイテムの比較や張り方の紹介も詳しくするので、この記事を読めば安心して陣幕デビューができますよ。

焚き火陣幕おすすめ18選一覧表

まずは今回紹介する18アイテムを一覧表で紹介します。大きさによって

焚き火陣幕
  • 焚き火用
  • 目隠し用

と、用途が異なるので、必要サイズをまずは把握しましょう。すでに購入を検討している陣幕がある方は、他の陣幕とのスペックの違いを確認してみるのもおすすめです。

おすすめの焚き火用陣幕一覧表

QUICKCAMP BUNDOK GEERTOP Tovelent CAMPING MOON FLYFLYGO SENQI LOGOS Mt.Gut
240×70cm 200×70cm 203×71cm 200×70cm 166×68.5cm 240×70cm 260×80cm 90×90×101cm 200×70cm
約6.2kg 約700g 約1.11kg 約1.1kg 約1.6kg 約6.2kg 約5.5kg 約2kg 約1.2kg
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おすすめの目隠し用陣幕一覧表

テンマクデザイン FIELDOOR ロゴス Naturehike FLYFLYGO Soomloom Coleman TENT FACTORY TOMOUNT
300 ×100cm 450×143cm 900 ×140cm 300×100cm 404×97cm 855×140cm 300×145cm 510 ×140cm 370×120cm
3.1kg 約4kg 約4.1kg 約2.57kg 約2.8kg 約5.85kg 約1.6kg 約3.5kg 約3.5kg
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スペック表だけでは分からないおすすめポイントもあるので、次のアイテム紹介と併せて参考にしてくださいね。

キャンプの焚き火用におすすめの陣幕9選

ここからは一覧表にあるアイテムのより詳細な紹介していきます。
まずは焚き火の際風防としておすすめの陣幕を9アイテム紹介します。持ち運びに便利なコンパクトなサイズが揃っているので、ソロキャンプや登山キャンプ、ツーリングキャンにもおすすめです。

QUICKCAMP(クイックキャンプ)焚火陣幕 焔|火の粉に強く煙がこもりにくい構造

使用サイズ 幅240(上部140)cm×高さ70cm
収納サイズ φ10 ×幅90 cm
重量 約6.2kg
素材 <本体>コットン100% <ポール>鉄

ハンガーフレームが付属していて、陣幕上部にシェラカップを吊り下げることが可能です。その際、重さで陣幕が倒れてしまわないか心配になりますが、アイアンフレームがしっかりとテンションがかかるような構造になっているので安心して使えますよ。陣幕として使用しても良いですし、布を外して焚き火ハンガーとしてフレームのみを使うのもおすすめです。

BUNDOK(バンドック) 焚火リフレクター|ソロキャンプにぴったりなサイズ感

使用サイズ 幅200(60・80・60)×高さ70cm
収納サイズ 幅43 ×奥行7.5 ×高さ7.5cm
重量 約700g
素材 <本体>綿100% <ポール>アルミ合金

ソロキャンプにぴったりのサイズ感です。ミリタリーな雰囲気と色合いで、軍幕との相性が抜群と武骨キャンパーから特に人気を集めています。高さはありませんが、ソロ用のテントを使用するのであれば多少の目隠しにもなりますよ。
生地が少し薄いため、火の粉が飛ぶと穴が開く可能性が高いです。使用する際は焚き火から少し離すのがおすすめです。

GEERTOP 焚火陣幕|コットン100%の高い耐熱性と難燃性

使用サイズ 幅203(63・78・63)×高さ71cm
収納サイズ φ12 ×幅43 cm
重量 約1.11kg
素材 <本体>綿100% <ポール>ステンレス

高さが71cmあるので風よけとしてはもちろん、目隠しとして使えばサイトにプライベート感をプラスすることができます。コットン100%でできているので高い耐熱性と難燃性を発揮し、焚き火で火の粉が付着しても燃え広がる心配がありませんよ。強風対応としてペグとロープも付属しているので安定感も抜群です。

Tovelent 焚火陣幕|天気問わず使用できる撥水加工

使用サイズ 幅200(61・78・61)×高さ70cm
収納サイズ 幅51 ×奥行14 ×高さ7cm
重量 約1.1kg
素材 <本体>キャンバス <ポール>鉄

ポールの先端がピンのようになっているので、簡単に地面に設置できます。付属のロープとペグでしっかりと固定すれば風が吹いた時にも安心です。難燃性と耐久性に優れた100%コットン帆布地を使用しているので火の粉が飛んできても穴が開きづらいですし、撥水加工と防水加工も施されているので天気問わず使うことができますよ。

CAMPING MOON (キャンピングムーン)焚火陣幕|ステンレス製のポールが安定感を生む

使用サイズ 幅166(上部75)×高さ68.5cm
収納サイズ 縦22 ×横22 ×厚さ8cm
重量 約1.6kg
素材 <本体>コットン100% <ポール>ステンレス

ワッシャー加工の風合いがかっこいい陣幕です。耐久性の高い生地を使っている他、1.0mm厚のステンレスポールを採用しているので全体が頑強に作られています。付属のロープは反射材が入っていて、焚き火が終わった後の暗い中での目印となってくれるのでぶつかって焚き火台を倒す危険がありません。

FLYFLYGO 焚火陣幕|小物がかけられるハンガーフレームつき

使用サイズ 幅240(上部140)cm×高さ70cm
収納サイズ φ15 ×幅90 cm
重量 約6.2kg
素材 <本体>コットン <ポール>鉄

FLYGOの陣幕は一般的な陣幕よりも幅広に作られていて、上部にはシェラカップなど小物がかけられるようハンガーフレームが付属しています。また、ランタンが吊り下げられるランタンフレームまで付属しているので焚き火料理をしているときは上部から照らすことができますよ。付属品がたくさんあり、焚き火エリアを快適にするアイディアをギュッと詰め込んだ陣幕に仕上がっています。

SENQI 焚火陣幕|設置が簡単で多機能な陣幕

使用サイズ 幅260(上部170)cm×高さ80cm
収納サイズ φ14 ×幅100 cm
重量 約5.5kg
素材 <本体>綿混素材 <ポール>鉄

ランタンハンガーや小物が吊り下げられるハンガーフレームが付属していて焚き火エリアのコーディネートに一役買ってくれる陣幕です。素材はコットンとポリエステルの綿混素材でできているので、耐久性や難燃性に加え防水性にも優れています。
ごちゃつきがちな焚き火エリアを、シワになりにくい張り感と黒メッキの鉄ポールでシックにまとめてくれますよ。

LOGOS (ロゴス) TAKIBI de JINMAKU|焚き火専用に特化した陣幕

使用サイズ 幅90 ×奥行き90 ×高さ101cm
収納サイズ 幅14 ×奥行き56 ×高さ7cm
重量 約2kg
素材 <本体>ファイバーグラス(シリコンコーティング) <ポール>スチール

生地には耐熱温度500度のファイバーグラスが採用されているので、焚き火にぴったりの高い耐熱性を発揮します。ファイバーグラスというと肌触りがチクチクしていそうで心配ですが、両面にはシリコンコーティングが施されているので心配いりません。
ファイバーグラスには蓄熱性もあるので、焚き火をすると陣幕なしの時よりも暖かく過ごすことができますよ。

Mt.Gut ミニ 焚き火陣幕|専用のポーチで楽に持ち運べる

使用サイズ 幅200(60・80・60)×高さ70cm
収納サイズ 幅50 ×高さ13cm
重量 約1.2kg
素材 <本体>綿100% <ポール>アルミ合金

幅が2m、高さが70cmあるので風防としてだけでなく、目隠しとしても活躍する陣幕です。ポール、ペグ&ロープそれぞれに収納袋が付いていて、さらに専用のポーチにまとめることができます。肩掛けしやすいよう取っ手も付いているので、持ち運びも楽にできますね。
生地はコットン100%なので薪や炭が爆ぜた際にも安心して使うことができますよ。

キャンプの目隠し用におすすめの陣幕9選

続いては目隠しとして使える陣幕を9アイテム紹介します。開放感を味わいつつ、しっかりプライベートな空間を守ってくれる絶妙なサイズ感の陣幕が揃っていますよ。

テンマクデザイン 陣幕ミニTC|パーテンションとしても使いやすい

使用サイズ 幅300 ×高さ100cm
収納サイズ
重量 3.1kg
素材 <本体生地>コットン混紡生地(TC) 撥水加工済み(ポリエステル65%コットン35%) <ポールスリーブ>ポリエステル <ポール>スチール

ポリコットン製の陣幕で火の粉にも強く、スペースを区切るパーテンションや風を遮る風防としてや、込み合ったキャンプ場では目隠しの役割もしてくれるオールマイティな陣幕です。

FIELDOOR(フィールドア) 陣幕|多機能なので場所を選ばず使いやすい

使用サイズ 幅450×高さ143cm
収納サイズ 幅63 ×奥行き15 ×高さ15cm
重量 約4kg
素材 <本体>コットン45% ポリエステル55%(TC素材) <ポール>スチール

キャンプサイト全体の風よけとして活躍してくれる大判の陣幕です。幅は450cm、高さが143cmあるのでソロキャンプであれば目隠しとしても大活躍します。日本国内のカビ抵抗性、撥水性、耐水圧試験を実施し、アウトドアで安心して使えるスペックとなっていますよ。

LOGOS (ロゴス) JINMAKU-BJ|1枚で防風壁とプライベート空間を確保

使用サイズ 幅900 ×高さ140cm
収納サイズ 幅65 ×奥行き13 ×高さ13cm
重量 約4.1kg
素材 <本体>難燃性バルキーポリタフタ(耐水圧450mm、 UV-CUT加工) <ポール>スチール

タープやテントをしっかり囲える幅9mの大型陣幕です。高さも140cmあるので、座った目線からは周囲がほとんど見えずプライベートな空間を確保できますよ。広く囲えるのであらゆる角度からの風の侵入も大幅に軽減してくれます。風防としても活躍しますし、生地は難燃性となっているので焚き火の火の粉がついても燃え広がる心配がありません。

Naturehike(ネイチャーハイク) 陣幕|コンパクトで持ち運びやすい

SWAG GEAR 直営店 Naturehike 正規店 ネイチャーハイク 陣幕 焚火陣幕 横幕 ウィンドスクリーン 4面 タープ 防風 風よけ 収納ケース付き【Newモデル】 (ベージュ)
DaiDai

使用サイズ 幅300×高さ100cm
収納サイズ 幅72 ×奥行き15 ×高さ14.5cm
重量 約2.57kg
素材 <本体>コットン45% ポリエステル55%(TC素材) 

 
少しコンパクトなサイズを探している方におすすめの軽量な陣幕です。難燃性に優れているだけでなく、防水・防汚効果も抜群で丸洗いできるので長く清潔に使用することができますよ。ロープは本体カラーとマッチする色合いで、全体的にどこか重厚感のあるデザインになっています。

FLYFLYGO 陣幕|大きさと軽量さが特徴的な陣幕

使用サイズ 底幅404×上幅280×高さ97cm
収納サイズ 幅43 ×奥行き16 ×高さ16cm
重量 約2.8kg
素材 <本体>コットン45% ポリエステル55%(TC素材) <ポール>アルミ

目隠しになるほどの大きさがありますが、ポリコットン製でポールはアルミなので重さは2.8kgと軽量です。耐水性に優れているだけでなく、日陰が濃く紫外線カットに優れているので、夏の強い日差し下の中では大事なキャンプ道具を日焼けから守ってくれますね。

Soomloom 陣幕|幅8m越えの大判陣幕

使用サイズ 幅855×高さ140cm
収納サイズ 幅65 ×奥行き20 ×高さ18cm
重量 約5.85kg
素材 <本体>コットン45% ポリエステル55%(TC素材) <ポール>A7075超々ジュラルミン

フリーサイトの間仕切りとしても活躍する幅8m越えの大判な陣幕です。ポールは分割式で収納するとコンパクトになり、素材にはA7075超々ジュラルミンを採用していて軽量なので、携行性も抜群です。大判ですが各ポールの先端から2股ロープで固定する構造なので安定感も問題ありません。

Coleman(コールマン) スクリーンメッシュウォール|閉鎖感が出ないメッシュ仕様

使用サイズ 幅300×高さ145cm
収納サイズ φ9 ×幅59cm
重量 約1.6kg
素材 <本体>ポリエステル <ポール>スチール

しっかり目隠しできる陣幕だと閉鎖的に感じてしまうという方はメッシュの陣幕がおすすめ。風よけとしては機能しつつ、ぼんやりと向こう側が空けるので閉鎖感なく使うことができますよ。ファミリーキャンプで使用すれば、お子さまが遊んでいる様子も確認できますね。メッシュ生地なので大判な1kg台と軽量なのもポイントです。

TENT FACTORY(テントファクトリー) サイドウォールTC|大人数のキャンプにも使える大判サイズ

使用サイズ 幅510 ×高さ140cm
収納サイズ 幅59 ×奥行き12.5 ×高さ12.5cm
重量 約3.5kg
素材 <本体>TC(コットン65%・ポリエステル35%) <ポール>スチール

高さは高すぎず、低すぎない140cm。幅は約5mで、程よくテントサイトを囲ってくれます。プライベートな空間と開放感をどちらも味わえる「ちょうどいい」陣幕を探している方におすすめの1枚です。風防としてももちろん活躍しますし、高さがある分、火の粉が周囲のテントサイトまで舞ってしまう心配もありませんね。火の粉に強いポリコットン素材なのも安心です。

TOMOUNT 陣幕|初心者におすすめのコスパ最強の大判陣幕

使用サイズ 幅370×高さ120cm
収納サイズ 幅68 ×奥行き20 ×高さ10cm
重量 約3.5kg
素材 <本体>コットン45% ポリエステル55%(TC素材) <ポール>鉄

デザインはコットン製のテントと相性のいい優しい風合いですが、生地はポリコットン製、縫製もしっかりしていてテンションのかかる部分にはハトメが施されていたりと、製品自体は耐久性の高い仕上がりになっています。ポリコットン製の大判な陣幕は1万円前後と高額なものが多いですが、こちらの陣幕はお手頃価格でお試しで使いたい方も購入しやすいです。

焚き火陣幕の選び方

焚き火陣幕の選び方

便利な焚き火陣幕は以下のポイントで選びましょう。

大きさ

焚き火陣幕はキャンプで必要

参照元:amazon

焚き火陣幕のサイズは大きく分けると2種類で、焚き火の時の風よけメインとして使うのか、目隠しとしてキャンプサイト全体を囲いたいのかで選ぶ焚き火陣幕の大きさは変わってきます。使用している焚き火台のサイズや、キャンプの人数、テントの大きさなどを加味して選びましょう。

形や分割数

焚き火陣幕 キャンプ

参照元:amazon

焚き火陣幕は長方形や台形など形にも種類があり、台形は長方形に比べ煙がこもりにくい特徴がありますが、台形はまっすぐ立てて設営するのが少し難しい印象があります。

分割数も様々で、分割数が多いものは形が変えやすくアレンジがしやすい反面、ペグダウンの数が多く設営に少し手間がかかったり、張り網の本数も増えるので、引っかかる危険もあるので注意しましょう。

素材

焚き火陣幕 キャンプ

焚き火陣幕の素材には難燃性に優れたポリコットン性が多いですが、より難燃性と耐久性の高いコットン100%や、耐火温度の高いファイバーグラス性のものもあります。

単にキャンプサイトの目隠しとして使う場合にはどのような素材であっても問題ありませんが、焚き火の近くで使う場合には必ず難燃素材かどうか確認しましょう。

目隠しで使う場合は高さもチェック

焚き火陣幕 目隠し

参照元:amazon

目隠しとして焚き火陣幕を使う場合は、高さのチェックも欠かせません。最低でも100cmあると安心ですが、テント入り口との高さのバランスを考えると目隠しとして使えるかどうかが分かりやすいです。

高ければ高いほど目隠しとして活躍しますが、風にあおられると倒れる危険性も高まりますので注意しましょう。

ハンガーやフック付きが便利

焚き火陣幕 キャンプ

参照元:amazon

ランタンハンガーやフックが備わってる焚き火陣幕では、焚き火周りでランタンを照らせるので、調理時の焼き色が見えやすかったり、フックがあればシェラカップやフライパンなどの調理器具も吊るせるので、調理もしやすくなりますよ。

焚き火陣幕とは?

焚き火陣幕 キャンプ 必要

焚き火陣幕とは名前の通り焚き火の際に使う陣幕のことで、焚き火台の周辺に設営することで風よけなど様々な効果が得られます。少し前まではタープやウインドスクリーンを風よけとして駆使するのが一般的でしたが、最近は焚き火を楽しむ人が増加したため、この焚き火に特化した陣幕を使うのが主流となりました。耐火性に優れていた素材を採用しているものが多く、安全に、かつ安心して焚き火を楽しめるのがポイントです。

焚き火陣幕の効果

焚き火陣幕は

焚き火陣幕の効果
  • 風防
  • プライベートの確保

として効果を発揮します。単に「風防」といってもさらに様々な効果があるので詳しく解説しますね。どのような効果を特に重視したいかで必要な大きさなども変わってくるので、選び方のヒントとしても参考にしてみましょう。

焚き火の風防として活躍

焚き火陣幕 キャンプ

陣幕の主な使用目的が「風防」です。風がある日に焚き火をした時、想像以上に火の粉が舞ってしまい、自分のテントへはもちろん他の人のテントに付いてしまわないか心配になったことはありませんか?テントやキャンプ道具に火の粉が付いてしまうと穴が開いたり溶けてしまう可能性がありますし、肌に付けば火傷の恐れがあります。

風防があれば必要以上に酸素を取り込むことなく火が安定してくれますので、危険を回避できます。また、火が扱いやすくなるので焚き火を使っての料理もしやすくなりますし、必要以上に燃えないことで薪の消費も抑えてくれますよ。

目隠しでプライベートを守ってくれる

焚き火陣幕 目隠し

参照元:amazon

キャンプブーム真っ只中の今、特にすごしやすい春~秋にかけてのキャンプ場はキャンパーで溢れかえっています。キャンプなのである程度は覚悟しているものの、隣接する面識のない人たちからの目や、通り過ぎる人たちの目はどうしても気になってしまいます。区画サイトであっても壁に囲われているわけではないので自分のサイトは丸見えです。

そんな時、陣幕を広げてしまえば、目隠しの役割をしてくれるので、キャンプサイトを囲むように設置すればプライベートな空間を守ることができます。周りからの目がないだけで落ち着いて過ごせますね。

焚き火陣幕の張り方の種類

焚き火陣幕の設営方法や張り方

焚き火陣幕は張り方の自由度が高いのも魅力。例えば、焚火陣幕-homuraのような焚き火陣幕はシーンに合わせた張り方が可能で、風向きやサイトレイアウトなどによってアレンジするのがおすすめです。

風向きや焚き火台の大きさに応じてコの字に張ったりL字に張ったり、直線状に張る人もいます。張り方の種類は陣幕によって異なるので、取扱説明書などで確認してくださいね。

焚き火陣幕の設営方法

焚き火陣幕の設営方法や張り方

ここでは実際にBUNDOK(バンドック)の焚き火陣幕とQUICKCAMP(焚火陣幕-homura)を使って、設営方法や張り方の種類を紹介します。

BUNDOK焚き火陣幕の設営方法

BUNDOK焚き火陣幕 設営方法

焚き火陣幕を広げてポールを差し込みます。

BUNDOK焚き火陣幕 設営方法

ポールの根元のループを外向きに引っ張りながらペグダウン。

BUNDOK焚き火陣幕 設営方法

斜辺の半分を目安に折りたたみます。(左右)
ループをペグダウンしますが、そのままでは組み立て時に捻じれてしまうので、ループを捻じれない方向でペグダウンします。

BUNDOK焚き火陣幕 設営方法

ポールを起こしロープで固定しますが、ポールに対し約45°の角度でロープを引っ張ると安定します。

BUNDOK焚き火陣幕 設営方法

焚き火陣幕が真っすぐ立つように、ロープの長さを調節したら完成です。

QUICKCAMP(焚火陣幕-homura)の設営方法

QUICKCAMP(焚火陣幕-homura)の設営方法

焚き火陣幕本体を広げ、支柱フレームをスリープに通し、本体にテンションがかかるように、真ん中から3本打ち込みます。(15cm程度)

QUICKCAMP(焚火陣幕-homura)の設営方法

ハンガーフレームを各支柱フレームに差し込んで、上部ポケット部分を支柱フレームに被せます。

QUICKCAMP(焚火陣幕-homura)の設営方法

上部のベルトで本体のテンションを調節します。

QUICKCAMP(焚火陣幕-homura)の設営方法

サイドフラップをペグダウンして、ガイロープで後方を固定したら完成です。

BUNDOK(焚き火陣幕)とQUICKCAMP(焚火陣幕-homura)の比較レビュー

焚き火陣幕で人気のBUNDOK(焚き火陣幕)とQUICKCAMP(焚火陣幕-homura)を比較しながらレビューします。

収納サイズや重量

QUICKCAMP(焚火陣幕-homura)比較 レビュー
BUNDOK QUICKCAMP
収納サイズ 約43×φ7.5cm 約90×φ10cm
重量 約0.7kg 約6.2kg

焚火陣幕-homuraは収納サイズが大きく重量もあるので、オートキャンプ向きな焚き火陣幕に対し、BUNDOKはバックパックに入るぐらいコンパクトなので、軽量さを求める徒歩キャンプやツーリングキャンプでも活躍しそうです。

QUICKCAMP(焚火陣幕-homura)比較 レビュー

使用されてる生地はどちらも綿100%ですが、焚火陣幕-homuraの方が厚みがあり、火の粉にも強く穴も開きにくそうな印象です。

サイズ感

QUICKCAMP(焚火陣幕-homura)比較 レビュー

地べたスタイルとローチェア(Helinox Tactical Chair)座面の高さ34cmに座った時のサイズ感です。公式では同じ70cmですが、少し焚火陣幕-homuraの方が高いようです。

焚き火台とのサイズ

QUICKCAMP(焚火陣幕-homura)比較 レビュー

ピコグリルとファイヤーディスクとのサイズ感です。
使えなくはないですが、BUNDOKの焚き火陣幕では、ファミリーサイズの焚き火台(ファイヤーディスク)では風向きよっては風の影響を受ける可能性があります。

風の耐久性

QUICKCAMP(焚火陣幕-homura)比較 レビュー

ポールを打ち込んで固定する焚火陣幕-homuraの方が安定感はありますが、どちらもロープやペグ打ちでしっかりと固定すれば、風で倒れる心配はないので、ソロキャンプでしか使用しないならBUNDOKの焚き火陣幕、状況によってソロもファミリーキャンプでも使用したい方なら焚火陣幕-homuraという選び方が良さそうです。

焚き火陣幕は100均やホームセンターのアイテムで自作もできる

焚き火陣幕は100均やホームセンターの売っている園芸用の支柱と生地があれば簡単に作ることができます。既製品にはないカラーやデザインも楽しめますし、とても手頃に作ることができるので陣幕の効果をまずは試してみたいという方は自作してみてもいいかもしれませんね。

ですが、既製品でしか実感できない効果があります。これまでおすすめで紹介してきた陣幕は寸法や使用されている生地、ポールなど細部にわたってメーカーがキャンパーの使い心地と安全性を考慮して開発されたものです。
特に安全性はお金では買えません。メインで使う陣幕はおすすめ商品のようにしっかりとした作りになっているものだと安心して使えますよ。

まとめ

QUICKCAMP BUNDOK GEERTOP Tovelent CAMPING MOON FLYFLYGO SENQI LOGOS Mt.Gut
240×70cm 200×70cm 203×71cm 200×70cm 166×68.5cm 240×70cm 260×80cm 90×90×101cm 200×70cm
約6.2kg 約700g 約1.11kg 約1.1kg 約1.6kg 約6.2kg 約5.5kg 約2kg 約1.2kg
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テンマクデザイン FIELDOOR ロゴス Naturehike FLYFLYGO Soomloom Coleman TENT FACTORY TOMOUNT
300 ×100cm 450×143cm 900 ×140cm 300×100cm 404×97cm 855×140cm 300×145cm 510 ×140cm 370×120cm
3.1kg 約4kg 約4.1kg 約2.57kg 約2.8kg 約5.85kg 約1.6kg 約3.5kg 約3.5kg
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風防としても目隠しとしても使える陣幕は、張り方の自由度が高くスタイル選ばず導入しやすいアイテムです。D.I.Yも良いですが、せっかくならメーカー渾身の1枚を試してみてはいかがでしょう。使い勝手の良さと快適な使い心地を実感できますよ。
そろそろキャンプの本格シーズンが始まります。「開放感どころか、プライベート空間がなく窮屈な思いをした!」ということがないよう、備えの1枚を買っておきませんか?

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ひきこもりから、キャンプ歴8年。 キャンプ道具が自宅に入りきらなくなってきたので、都内から引っ越し。長期休暇があれば夫婦2人で長期キャンプ旅へ出かけています。 愛車はジムニーとランクル80ですが、ペーパーゴールド免許。田舎道で練習中。
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