キャンプなどアウトドアでの定番といえば焚き火が思い浮かぶ人も多いでしょう。最近では焚き火を楽しむ事を目的としてキャンプを行う人もいるくらい、焚き火には人を惹きつける魅力があります。そして焚き火の時にあると嬉しいのが焚き火テーブルです。
焚き火テーブルは焚火台のそばにあるととても重宝します。焚き火をしながらくつろぐときのサイドテーブルとしても使えますのでキャンプ時には必須のアイテムと言えます。
焚き火テーブルは各アウトドアメーカーが製品を出しており、それぞれ特徴があります。ここでは自分に合った最高の焚き火テーブルを見つけられるよう、焚き火テーブルの選び方からおすすめの焚き火テーブルまで紹介します。
焚き火テーブルの選び方 タイプで選ぶ
焚き火テーブルの購入を決めたらまず考えなければならないのがテーブルのタイプです。焚き火テーブルは大きく分けると「囲炉裏タイプ」と「調理台タイプ」の2つに別れ、それぞれ特徴が違います。
囲炉裏タイプにおすすめなキャンプスタイル
出典:amazon
テーブルの中央がくり抜かれたように空いていて、そこに焚き火台やバーベキューコンロを入れて使うタイプです。みんなで暖をとったり調理をしながら食事が出来るので、大人数で火を囲んで楽しみたい人にはもちろんおすすめですが、小さな子どもを火から遠ざける働きもあるので、ファミリーキャンプにもおすすめしたいタイプです。
木製のおしゃれな製品やスチールの武骨なものなど様々なものが各社から発売されています。
囲炉裏テーブルについてはコチラで紹介していいます。
調理台としても使える万能タイプの焚き火テーブル
焚き火のそばで食材を置いたり調理などの作業をするテーブルとして使うタイプです。こちらは天板が耐熱素材になっていることが多く、焚き火で調理して熱くなった鍋やダッチオーブンなども置くことが出来ます。
食材を切ったり盛り付けをする際のテーブルとしても使えますし食事後の焚き火を見ながらくつろぐ際にはお酒やつまみなどを置いてサイドテーブルのような使い方ができます。
また、囲炉裏タイプよりコンパクトなものが多いので荷物を極力減らしたい人や、ソロキャンプの人にもおすすめです。
焚き火テーブルの選び方 素材選びも重要
使われている材質によっても焚き火テーブルの性能は違いがあります。多いのは「ステンレス」、「スチール」、「木製」の3つです。重さや耐久力、耐熱性などはもちろん、手入れのしやすさやデザイン性など、何を重視するか考えて材質を選びましょう。
ステンレスの焚き火テーブルの特徴
ステンレス製は特に初心者の方におすすめで、その理由はサビにくく汚れにも強いので、お手入れが簡単な点です。
重量も比較的軽いので持ち運びやセッティングが簡単なことも理由です。簡単なお手入れで長持ちするので、初めて購入する1台には最適でしょう。
ちなみにステンレス製の焚き火台テーブルは、ユニフレームの焚き火テーブルを筆頭に調理台タイプに多いです。
スチールの焚き火テーブルの特徴
少しでも安く手に入れたいという価格重視の人にはスチール製がおすすめで、ステンレスや木製と比べると2/3〜半額程度で購入できます。
スチール製の特徴としては、耐熱・耐火に優れている点があります。
場合によっては五徳として使えるものもあり使用用途が広いのは嬉しい点ですが、ただ、錆びやすい点には気をつけなければなりません。
木製の焚き火テーブルの特徴
見た目やアウトドアの雰囲気を大切にしたい人は、金属にはないナチュラルなデザインの木製がおすすめです。
木製の焚き火テーブルはススなどの汚れつきやすく手入れが大変な事、場合によってはダッジオーブンやスキレットなど熱いものを乗せると焦げてしまう場合もありますので注意が必要です。
そしてスチール製程ではないにせよ重たいので持ち運びが大変なことなどのデメリットが上げられますが、自然の雰囲気を満喫したい人には人気のあるデザインです。
焚火テーブルはキャンプのスタイルでサイズ選びを!
焚火テーブルを選ぶ際にはキャンプスタイルに合わせてサイズを選ぶことをおすすめします。
家族やグループなど複数人でキャンプを楽しむ場合だと調理道具も大きくなります。ダッジオーブンなど大きくて重たいものを置いてもまだ余裕のあるユニフレームの焚火テーブルのようなサイズがあると非常に使いやすいです。
また、ソロキャンプで小さな焚火台で地べたやロースタイルで楽しむ場合には高さの低い小さなサイズの焚火テーブルがスタイルに合います。
焚き火台のテーブルとしても使える焚火テーブル
ソロキャンプではB6君やキャプテンスタッグのカマドのような調理に適した焚火台を使うことがあります。
小さな焚火台で調理をしながら食事をする際には低くて安定感のあるキャプテンスタッグのロールテーブルを焚火台テーブルとして使用することもできます。地面に枯れ葉が多い時や芝が長い時には防火シートの代わりに使うことができて非常に便利です。
人気の焚き火テーブル【調理台としても使える定番タイプ】
焚き火テーブル【ユニフレーム】
ノーマルサイズ
サイズ | (約)55cm×35cm×37cm |
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収納時のサイズ | (約)55cm×35cm×2.5cm |
重量 | 2.8kg |
ラージサイズ
サイズ | (約)70cm×45cm×37cm |
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収納時のサイズ | (約)70cm×45cm×2.5cm |
重量 | 3.24kg |
焚き火テーブルの定番と言えばこちらでしょう。海外メーカーが多いアウトドアメーカーの中で、日本のメーカーであるユニフレームは、日本人に合った使いやすさを追求しています。
こちらの特徴は、熱したダッチオーブンも乗せられるほど熱に強く、ステンレスエンボス加工によって傷にも強いことです。そのため、焚き火テーブルの上での火起こしも可能で、脚部を収納しテーブルの上で鍋敷きとしても使えます。高さが37cmというのも丁度よい使いやすさを追求した結果です。
焚き火テーブルとしてはもちろん、サイドテーブルとして、調理台として、さらに鍋敷きとしても使えるユニフレームの焚き火テーブルは、購入して後悔することのない製品です。
TAKIBI Myテーブル【スノーピーク】
サイズ | (約)49.6cm×33.2cm×40.0cm |
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収納時のサイズ | (約)45cm×33.2cm×7.8cm |
重量 | 2.9g |
大定番の「ユニフレーム 焚き火テーブル」に、対抗馬として注目されているのが携帯性に優れたスノーピークのMyテーブルを進化させた、「TAKIBI Myテーブル」です。
オールステンレスの天板は熱に強く耐荷重も十分なのでアツアツのダッチオーブンも乗せられ、サイドにはシェラカップなどを引っ掛けておける便利なハンギングバーが付いています。
さらにステンレストレーを下段にもう一つ付けられ、火の粉などがカップの中に入らない棚板として使えるなど、使う人のことを考えた便利な機能が嬉しい焚き火テーブルです。
焚き火テーブル【MYCARBON】
サイズ | (約)51cm×35cm×36cm |
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収納時のサイズ | (約)51cm×35cm×2.5cm |
重量 | 2.1kg |
10秒で組立・撤収が出来るコンパクトで軽量の焚き火テーブルです。
天板も脚部もステンレス製なので丈夫な作りになっていて、天板は特殊ステンレス鋼板加工により凹凸形状となっているので、耐熱性、耐久性、耐摩耗性に優れています。
脚部には滑り止めゴムパットが付き、天板のコーナー部分にはクッション性の高い透明のコーナーガードが付いているので、小さいお子さんのいる家庭でも安心して使用できます。
camping moon アウトドアテーブル ステンレス エンボス加工 収納バッグ付き
サイズ | 55×35×37(高さ)cm |
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収納時のサイズ | 55×35×2.5(厚さ)cm |
重量 | 2.8kg |
ユニフレームの焚き火テーブルとよく似たタイプですが、スペック上の大きな違いは耐荷重がユニフレーム50kgに対してキャンピングムーンは25kgと強度の点で多少不安がありそうですが12インチのダッジオーブンの重さが9キロ程度ですので25kgの耐荷重があれば普段のキャンプであれば問題なさそうです。
表面の加工も違いはありますが耐熱温度500度とキャンプでは十分なスペックとなっています。
しっかりとしたケースが付いているので持ち運び時に便利で、コスト面でもかなり優秀でセットで買うとかなりお得に購入することができます。
ハングアウト ファイヤーサイドテーブル ステンレストップ
サイズ | 50 x 38 x 33 cm |
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収納時のサイズ | – |
重量 | 3.5kg |
ログキャリーとしても使えるおしゃれなテーブルで、サイドにシェラカップを掛こともでき焚き火時のサイドテーブルとしては収納も兼ねた焚き火テーブルです。
テーブルとしての使い方の他にもウォータージャグを置いたりクーラーボックスのスタンドとしても利用してもキャンプサイトが映えて気持ちが上がるアイテムです。
キャプテンスタッグCSクラシックス FDパークテーブル
サイズ | (約)幅440×奥行き300×高さ200mm |
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収納時のサイズ | (約)幅440×奥行き300×高さ55mm |
重量 | (約)10kg |
天然木を使用したナチュラルなテーブルです。ロースタイルで安定感が良いのでクーラーボックスを置いたりちょっとした棚としても使える万能なテーブルです。
無骨なデザインのスチールタイプのメッシュ天板
アイアン素材で武骨なキャンプにぴったりのスチールタイプのカッコよくて人気の高い焚火テーブルをピックアップしてみました。
尾上製作所(ONOE) マルチスタンド
サイズ | 幅45×奥行45×高さ27cm |
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収納時のサイズ | 幅45 奥行41 高さ5.5cm |
重量 | 3.1kg |
尾上製作所(ONOE)の人気のマルチスタンドです。焚火テーブルとしては勿論ローテーブルとしても使用できます。
ONOE×QUICKCAMP アイアンメッシュテーブル
サイズ | 約)幅50cm×奥行43cm×高さ27cm |
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収納時のサイズ | (約)幅50cm×奥行43cm×厚み5cm |
重量 | 約3.5kg |
QUICKCAMP 別注モデルです。尾上製作所のマルチスタンドSをベースに補強フレームとマルチハンガーを追加しています。
横幅広くなり使い勝手が向上したモデルとなります。
ハンガー部分は持ち運ぶ際に取手としても使えたりシェラカップをぶら下げたりと幅広く使えて焚火テーブルとしては機能面も優れたアイテムです。
ユーラーYOLER 焚き火テーブル ロータイプ
サイズ | (約)幅55×奥行30×高さ18cm |
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収納時のサイズ | (約)幅55×奥行30cm |
重量 | 1.6kg |
アイアンタイプの焚き火テーブルで耐熱温度400℃大型の五徳にもなるのは武骨なソロキャンパーにピッタリのアイテム。
簡易な作りで値段が安いので品質に関しては割り切りが必要。キャリバック付なのは嬉しい点です。
YOLER『折りたたみアウトドア用品』
サイズ | (約)幅43cm×奥行32cm×高さ26cm |
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収納時のサイズ | (約)幅43cm×奥行32cm×厚み6cm |
重量 | 2.2 kg |
サイズ的にはソロキャンプが最適な焚火テーブル。ファミリーで使うならサブ的にあると便利なサイズです。
火にかけていたダッジオーブンなどを置く際にあると便利です。耐荷重20キロと強固さは問題ないでしょう!
クイックキャンプハンドル付き メッシュテーブル
サイズ | 幅56×奥行41×高さ23cm |
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収納時のサイズ | 幅56×奥行41×高さ2.2cm |
重量 | 1.5kg |
耐熱効果の高いハンドル付きのクイックキャンプのメッシュテーブル。
ローチェアにも合う高さ設計でソロキャンプで焚火料理や食事をする時にあるととても重宝する焚火テーブルです。
2つ折りができる折りたたみ焚き火テーブル
コンパクトに折りたたみができる焚火テーブルなら車への積み込みにも場所をとらずに便利です。コンパクトでも使い勝手は通常タイプの焚き火台と遜色ない焚火テーブルをピックアップしています。
コールマン ステンレスファイアーサイドテーブル
サイズ | 約60×40×25cm |
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収納時のサイズ | 約40×5×30cm |
重量 | 約2.6kg |
コンパクトに持ち運べる焚火テーブルです。
キャンプ製品では高い品質を提供しているコールマンの製品ですので安心感があります。
クイックキャンプ アウトドア ハーフスチール 焚き火テーブル
サイズ | 約60×40×27/ 最高高さ34.5cm |
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収納時のサイズ | 約40×30×4.5cm |
重量 | 約1.4kg |
耐熱性の高いスチールメッシュと使い勝手の良いMDFボードを組み合わせた焚火テーブル。
高温なスキレットをテーブルに気兼ねなく置けて食事もとれる利便性の良いアイテムと言えます。
耐荷重が5キロとあまり重たいものは乗せられないので注意が必要です。
ソロに最適な 軽量・小型が特徴のアルミ製テーブル
バックパックやツーリングでのキャンプでも焚火台のそばにテーブルがあるととても重宝します。
軽量・コンパクトなリュックにも入るサイズのテーブルをピックアップしています。
キャプテンスタッグ アルミロールテーブル
サイズ | |
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収納時のサイズ | |
重量 |
SOTO フィールドホッパー
サイズ | 幅29.7×奥行21×高さ7.8cm |
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収納時のサイズ | 幅29.7×奥行11×高さ1.9cm |
重量 | 395g |
スノーピーク テーブル オゼン ライト
サイズ | 297×210×85(h)mm |
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収納時のサイズ | 297×120×25(h)mm |
重量 | 270g |
FLYFLYGO テーブル アルミ製 組み立て式 超軽量テーブル ミニテーブル
サイズ | 長さ35*幅25*高さ10cm |
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収納時のサイズ | 長39*幅15cm |
重量 | 590g |
人気の焚き火テーブル【囲炉裏タイプ】
網目状の天板が多い囲炉裏タイプの中で、少し珍しい木製の天板を採用した焚き火テーブルです。
ウッド囲炉裏テーブルEVO【ロゴス】
サイズ | (約)幅92cm×奥行92cm×高さ27cm |
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収納時のサイズ | (約)幅92cm×奥行16cm×高さ16cm |
重量 | 10.9kg |
自然の中で過ごすアウトドアで、仲間と雰囲気を味わいたい人におすすめです。
木製天板だからこそ、網目とは違いコップなどを置いた時に安定感があります。
また、別売りのシリーズ製品と組み合わせれば鍋料理なども楽しむことが出来ます。
収納はコンパクトで車に積み込みやすいI型収納、組み立て・撤収が素早く出来て専用のキャリーバッグもついています。
ファイアープレーステーブル【コールマン】
サイズ | (約)100cm×100cm×27cm |
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収納時のサイズ | (約)100cm×17cm×11cm |
重量 | 約6kg |
オールステンレス製でとっても軽く、しかもコンパクトに収納できます。
さらに収納ケースが付いてより持ち運びが楽になりました。
ステンレス製ならではの耐久力と、サビにくい性質はハードに使うことの多いアウトドアで重宝されます。
2枚のテーブルは自立して使うことも出来るので、1つずつミニテーブルとして使うことも出来ますし、重ねれば棚にもなるなど様々な使い方が楽しめます。
また、天板には穴が空いているので串焼きにもおすすめです。
その他囲炉裏テーブルはコチラに掲載しています。
焚火テーブル18選のサイズ比較表
ブランド | UNIFLAME | UNIFLAME | camping moon | MYCARBON | Snow Peak | HangOut | CAPTAIN STAG | 尾上製作所 | ONOE×QUICKCAMP | YOLER | YOLER | QUICKCAMP | Coleman | QUICKCAMP | CAPTAIN STAG | SOTO | Snow Peak | FLYFLYGO |
製品名 | 焚き火テーブル ノーマルサイズ |
焚き火テーブル ラージサイズ |
アウトドアテーブル | 焚き火テーブル | TAKIBI Myテーブル |
ファイヤーサイド テーブル |
FDパーク テーブル |
マルチスタンド | アイアン メッシュテーブル |
焚き火テーブル ロータイプ |
折りたたみ アウトドアテーブル |
ハンドル付き メッシュテーブル |
ステンレス ファイアーサイドテーブル |
ハーフスチール 焚き火テーブル |
アルミ ロールテーブル |
<sフィールドホッパー | オゼン ライト | 組み立て式 超軽量テーブル |
天板サイズ | 55cm×35cm | 70cm×45cm | 55cm×35cm | 51cm×35cm | 49.6cm×33.2cm | 50cmx 38cm | 44cm×300cm | 45cm×45cm | 50cm×43cm | 55cm×30cm | 43cm×32cm | 56cm×41cm | 60cm×40cm | 60cm×40cm | 40cm×29cm | 29.7cm×21cm | 29.7cm×21cm | 35cm×25cm |
高さ | 37cm | 37cm | 37cm | 36cm | 40cm | 33cm | 20cm | 27cm | 27cm | 18cm | 26cm | 23cm | 25cm | 27~34.5cm | 12cm | 7.8cm | 8.5cm | 10cm |
重量 | 2.8kg | 3.24kg | 2.8kg | 2.1kg | 2.9kg | 3.5kg | 1.5kg | 3.1kg | 3.5kg | 1.6kg | 2.2kg | 1.5kg | 2.6kg | 1.4kg | 0.7kg | 0.395kg | 0.270kg | 0.590kg |
耐熱 | 150℃ | 250℃ | ||||||||||||||||
耐荷重 | 50kg | 25kg | 40kg | 10kg | 20kg | 15kg | 20kg | 15kg | 30kg | 5kg | 30kg | 3kg | 10kg |
焚き火テーブルで快適な焚き火を
焚き火テーブルがあればより快適にアウトドアを楽しむことが出来ます。
そして焚き火テーブルを選ぶには自分に合ったタイプと材質を知る必要があるでしょう。
素敵なアウトドアライフのためにも、最高の焚き火テーブルを見つけてみましょう。