「ソロキャンプで焚き火を楽しみたい!」という方におすすめのギアが『焚き火台』です。コンロのように場所を取ることもなく、気軽に持ち運んで焚き火を楽しめることに魅力を感じる人は少なくありません。扱いやすいだけでなく、安いということもあって焚き火初心者の方からも支持され、名実ともに火付け役として人気があります。
しかし、アウトドアの経験がまったくない方の場合、数あるラインナップのなかから目的に合った安くて良い焚き火台を選ぶことを難しく感じる人も多いのではないでしょうか。そこで、今回は安いソロ焚き火台のおすすめ8つを、コンパクト・軽量・折りたたみ・メッシュの4タイプに分けてご紹介します!
初心者には焚き火台は高い?

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人気メーカーの焚き火台はスペックや機能もしっかりとしている分、値段は少々高め。自分の焚き火スタイルがイメージが、できている方は使い勝手に定評があるブランド品を購入するのもありですが、初めて焚き火台を購入される方は、イメージしづらいものです。高い焚き火台を購入して失敗したと思わないためにも、まずはお試し価格で安価な焚き火台を使用することで、今後の焚き火台選びに失敗することもなくなります。
ソロ焚き火台の選び方

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焚き火台にはたくさんの種類がありますが、ソロキャンプでおすすめのタイプは次の4つです。
- コンパクト
- 軽量
- 折りたたみ
- メッシュ
どのタイプも持ち運びしやすくソロには最適です。加えて、軽かったり、メンテナンスしやすかったりなど、それぞれ特徴があるので目的に合ったものを選ぶようにしましょう。
ここではタイプごとのメリット・デメリットを解説するので、初めての1台をお探しの方やソロ用の焚き火台を検討中の場合は参考にしてみてください。
コンパクトタイプ
コンパクトに収納できる焚き火台は「荷物を圧迫しない」という大きなメリットがあります。1人で荷物の運搬をしなければならないソロキャンプで、ものがかさ張ると収納時にとても手間です。ストレスなく出し入れできるコンパクトな焚き火台が重宝する場面は少なくありません。
デメリットとしては、収納性を重視したことにより小型のものが多く、少し本格的な焚き火や調理を楽しみたい場合には物足りないこともあります。
軽量タイプ
軽量タイプはソロキャンプはもちろん、登山やツーリングなど、持って運ぶ機会が多い場面に最適です。テントや調理器具を軽量化しても焚き火台が重荷になっては元も子もないので、軽さを優先するのであれば軽量タイプを選びましょう。
ただし、軽量に特化しているだけに強度が心配なものも珍しくありません。落としたり、ぶつけたりすると壊れてしまうことがあるので、扱いには要注意です。料理で物を乗せる場合は、耐荷重量も合わせてチェックする必要があります。
折りたたみタイプ
折りたたむことができる焚き火台は、使用時は比較的大きく、収納時は小さくできるので、とても便利です。強度が高いものも多いため、料理したり、長期間使ったりすることもできる本格的なタイプも少なくありません。
ただし、ものによってはパーツが多いものもあるため、初心者の方は組み立てと片付けが面倒に感じてしまうこともあります。
メッシュタイプ
薪を置く火床がメッシュでてきている焚き火台です。他のタイプとは違って火床を折り曲げられるので、丸めて収納したり、U字に曲げて灰を捨てに行ったりすることもできます。通気性が良く火を起こしやすいうえに、使用後は熱が冷めやすいので、手早く片付けに移ることができるのも大きなメリットでしょう。
一方で、使い続けているとメッシュが破れてしまうことがあり、交換が必要になります。また、風を遮るものがないため、強風に弱く火加減が難しいというデメリットも。料理に使いたい場合は、五徳を用意する必要があります。
初心者におすすめの安いソロ焚き火台

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ここからは安いソロ焚き火台のおすすめを8つピックアップして
- コンパクト
- 軽量
- 折りたたみ
- メッシュ
の4タイプに分けてご紹介します。安いだけでなく、ソロで使う際に実用的なコストパフォーマンスが高いものばかりです。
安いコンパクト焚き火台のおすすめ
BUNDOK(バンドック) ボックス ストーブ BD-470
サイズ(使用時 | 幅14×奥行き14×高21cm |
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サイズ(収納時) | 幅21.5×奥行き16高さ×5cm |
重量 | 800g |
リーズナブルな価格に反して、造りがしっかりしていて人気がありますソロにはちょうど良いサイズ感ですが、幅広の薪投入口があるので、比較的大きな薪を使うことも可能。火床の高さを調整(3段階)できるため、料理の際の火加減も簡単に変えられます。コンパクトに収まるソロ焚き火台として、愛用する人も少なくありません。
TOMSHOO チタン ウッドストーブ
サイズ(使用時 | 幅12.5×奥行き12.5×高さ16cm |
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サイズ(収納時) | 幅17.7×奥行き15×高さ2.7 cm |
重量 | 223g |
非常にコンパクトな焚き火台で、収納サイズはリュックのちょっとした隙間に入ってしまう大きさです。チタン素材でできているため、腐食耐性が高く長期間愛用したい人にもおすすめ。バックパックに忍ばせておけば、好きなタイミングで焚き火を楽しむことができます。


安い軽量焚き火台のおすすめ
Gomap(ゴーマップ) 焚火台
サイズ(使用時 | 幅39×奥行き22×高さ25cm |
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サイズ(収納時) | 幅33.5×奥行き23.5cm |
重量 | 500g |
運ぶ際の負担にならない軽さが魅力的な焚き火台です。ただ軽いだけでなく、幅広の火床によって大きな薪を使うことができるので、燃焼時間が長く頻繁に薪を足す必要もありません。耐荷重量も6.5kgと余裕があるため、調理したい人にもおすすめです。持ち運びしつつ、旅の合間に本格的な焚き火を楽しむことができます。
Eareba 軽量焚き火台
サイズ(使用時 | 39×25×22cm |
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サイズ(収納時) | 35.5×23.5×4cm |
重量 | 380g |
軽さを追求したい場合におすすめしたい焚き火台で、400gを切るその重さは持ち運ぶ機会が多い人にとっては大きなメリットになります。あまり重量がある調理器具を乗せることはおすすめしませんが、小型の鍋や鉄板で簡単な調理を楽しむことが可能で、バックパックキャンプにもおすすめです。

安い折りたたみ焚き火台のおすすめ
YOLER(ユーラー)折りたたみ焚き火台
サイズ(使用時 | 幅20×奥行き15.5×高さ18cm |
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サイズ(収納時) | 幅20×奥行き15.5cm高さ2.6cm |
重量 | 800g |
多機能が特徴の折りたたみ式焚き火台です。焚き火台としてはもちろん、網を乗せてコンロにしたり、外側のフレームのみをバーナーの風防板にしたりと、1つあるととても便利。火床の高さを2段階に調節できるので、目的に応じて火力を変えることもできます。パーツが多いものの、簡単に組み立てられるため、初心者の方にもおすすめの焚き火台です。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)カマド スマートグリル B6型
サイズ(使用時 | 幅20×奥行き12.5×高さ18cm |
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サイズ(収納時) | 幅20×奥行き12.5×高さ3.5cm |
重量 | 760g |
小型ながらも焚き火台としての機能が詰まっています。本体サイズが小さめなうえに、折りたたむことでB6サイズになり収納性も抜群。火床の高さを3段階に調節できるので、調理や使用する燃料の種類によって火力を簡単に調整することができます。五徳と網がセットになっているため、初期費用を抑えられるのも嬉しいポイントです。

安いメッシュ焚き火台のおすすめ
Meifom 焚き火グリル
サイズ(使用時 | 幅40.5×奥行き40×高さ18cm |
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サイズ(収納時) | 幅45×奥行き16cm |
重量 | 1000g |
メッシュタイプとしては大きく、本格的な焚き火や料理を楽しみたい場合におすすめの焚き火台です。幅と奥行きがあるので、フライパンや鍋を置いても十なスペースがあります。少々重量がある反面、安定感があるため、スープや鍋物の調理でも問題ありません。五徳が付属しているもの嬉しい点です。

BUNDOK(バンドック)焚火スタンド BD-480
サイズ(使用時 | 幅41×奥行き41×高さ34.5cm |
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サイズ(収納時) | 幅44×奥行き7×高さ7cm |
重量 | 1000g |
構造がシンプルなうえに組み立ても簡単で、初心者の方でも問題なく扱うことができます。メッシュの火床を丸めて収納できることに加え、パイプがジョイント式になっているので、付属の収納バッグに入れてしまえばとても小さく携行も苦になりません。重量も抑えられていて、ソロ用焚き火台としてのポテンシャルが高い焚き台です。

初心者におすすめの安いソロ焚き火台のまとめ
焚き火は暖を取れるのはもちろん、ムードを楽しんだり、料理に使ったりとキャンプには欠かせない存在です。それはソロキャンプも例外ではなく、手軽に扱える小さくコンパクトな焚き火台がとても重宝します。初心者の方でも「選び方がわからない!」「安くて良いものがほしい!」そのような場合は、ここでご紹介したソロ焚き火台を参考に理想の1台を選んでみてください。


