今回は、大人の遊び心をくすぐるブラックカラーが斬新な「BlackishGear(ブラキッシュギア)」のブラックアルコールストーブをご紹介します。ブラックアルコールストーブの特徴や実際使ってみたレビューなど、自分のキャンプスタイルを貫くこだわりキャンパーに必見の内容となっていますので、ぜひ最後までご覧になってください。
BlackishGear(ブラキッシュギア)ってどんなブランド?
BlackishGear(ブラキッシュギア)とは、”どんな色にも染まらない「黒」になる”をコンセプトに、ブラックキャンプギアにこだわった商品開発・販売を行っている新鋭アウトドアブランド。「自分のキャンプスタイルを貫く」そんな意図を象徴するかのように「黒」を追求したギア作りに特化しています。
また環境に配慮した少量生産による予約販売制であり、必要とする人に必要な分だけを生産するスタイルが特徴です。
ブラックアルコールストーブの特徴
そんな自分のキャンプスタイルを貫くブラックギアの第一弾として誕生したのが「ブラックアルコールストーブ」。今までありそうでなかったブラックカラーのアルコールストーブが登場したということで、無骨スタイルを好むソロキャンパーの間で話題です。
まずは「ブラックアルコールストーブ」の特徴をご紹介していきましょう。
アルマイト加工によって黒を実現
ブラックアルコールストーブはアルマイト加工によって「黒」を実現。アルミニウム表面に酸化被膜を形成するアルマイト加工によって「黒」を表現しています。酸化被膜でコーティングすることでキズや汚れに強く、耐食性(サビに強い)に優れているのが特徴。
超軽量
ブラックアルコールストーブは、アルミニウム合金素材を採用しているので本体重量わずか34gと超軽量。荷物として持ち歩いても気にならない軽さが特徴であり、装備の軽量化にこだわったソロキャンプやツーリングキャンプの燃焼器具として最適です。
容量80mlで最大45分間燃焼
ブラックアルコールストーブの容量は80ml。最大で45分間燃焼することが可能なので、途中で燃料切れの心配もなく、安心して調理や炊飯をすることができます。
収納袋付き
黒い帆布生地の収納袋が付属してるので、持ち運びにも便利です。大きめサイズなので、燃料ボトルやゴトクも一緒に収納することが可能です。
ブラックアルコールストーブの比較レビュー
定番のトランギアのアルコールストーブと比較しながらブラックアルコールストーブの使い勝手をレビューします。比較ポイントは以下の4項目。
- サイズや重量
- 本燃焼までの時間
- 火力
- 燃焼時間
サイズや重量
BlackishGear | Trangia |
---|---|
φ7×H4.5cm | φ7.5×H4.5cm |
34g | 112g |
BlackishGear公式での数値では、高さは4.5cmとTrangiaと一緒ですが、蓋を外した時の数値でしょうか?比べると違いがあります。重量は34gと圧倒的に軽いので、軽量さを求める方にはうれしいポイントです。
本燃焼までにかかる時間
BlackishGear | Trangia |
---|---|
本燃焼までの時間28秒 | 本燃焼までの時間18秒 |
アルコールに着火して、炎が安定する本燃焼になるまでにかかる時間は、BlackishGearの方が28秒と時間かかりますが、実際に使用する環境下ではそこまで気にはならない時間差です。
火力
BlackishGear | Trangia |
---|---|
150mlが沸く時間4分19秒 | 150mlが沸く時間3分35秒 |
150mlの水を沸騰させるのにかかった時間は、50秒程度の差があります。
燃焼時間
BlackishGear | Trangia |
---|---|
燃焼時間9分29秒 | 燃焼時間7分22秒 |
燃料20ccでの燃焼時間の違いは2分程度あり、火力が弱い分燃焼時間は長くなります。
比較してみて
比較してみて双方ともメリットデメリットはありますが、アルコールストーブは急いでお湯を沸かすような使い方ではなく、軽量なキャンプや時間をゆっくりと楽しむために使用するアイテムなので、ブラックアルコールストーブはそんな方におすすめのギアです。
ブラックアルコールストーブの気になる点
余ったアルコールを保管できる?
ブラックアルコールストーブの蓋は消火用ではないので、燃料は最後まで燃焼する必要があります。
蓋裏にはゴムパッキンが備わっており、燃料が中に入ってる状態で本体を横にしてみましたが、漏れるようなことはありませんでした。
※公式では漏れ出る可能性があると記載されてますので自己責任で。
塗装が剥げる
ブラックアルコールストーブのアルマイト加工は火に弱いのがデメリット。しばらく使用することで燃焼部分や接合部分のコーティングが剥げてしまいます。全体的に塗装が剥げるのではなく、火のついてる部分だけが溶けてしまうので、味ととらえるか?は好みに分かれるところです。
まとめ
今回は、こだわりを貫くキャンプスタイルにおすすめの「ブラックアルコールストーブ」をご紹介してみました。ブラックアルコールストーブはどんな色にも染まらない「黒」を基調としており、自分のキャンプスタイルを貫くこだわりキャンパーにおすすめです。
ブラックキャンプギアに興味がある方や無骨なソロキャンプスタイルをこよなく愛するキャンパーの方は、ぜひブラックアルコールストーブをゲットして自分スタイルのキャンプを楽しんでみてくださいね。