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SOTOフィールドチャッカーst-450のレビュー!種類の違いや特徴も詳しく解説!

SOTOフィールドチャッカーst-450のレビュー!種類の違いや特徴も詳しく解説!

キャンプでの火起こし、もっと楽にしたくありませんか?そこでおすすめなのがガストーチです。中でも、SOTO(ソト)のフィールドチャッカーは購入の候補に必ずといっていいほど入る評判のアイテムで、すでに目を付けている方も多いのでは?

今回の記事は「フィールドチャッカーについてもっと知りたい」という方にぜひ読んでほしい記事です。特徴や実際の使い勝手をレビューを交え紹介していきますよ。種類別の特徴についても細かく紹介するのでぜひ、参考にしてくださいね。

SOTO(ソト)のフィールドチャッカーst-450の特徴

st-450の特徴
  1. 空気調整レバーで2種類の炎が使い分けできる
  2. 瞬間気化方式で生火がでないので逆さ使用ができる

st-450は最高温度1,300℃、最低温度が900℃となります。

SOTO フィールドチャッカー st-450
SOTO フィールドチャッカー st-450

つまみ調整による火力の調整以外に空気調整レバーによる火力調整も可能で、1,300℃の集中炎と900℃のソフトな炎を使い分けることができますよ。高火力な集中炎は炭の火起こしに、ソフトな炎は炙り料理にと使い分けることができますよ。

SOTO フィールドチャッカー st-450

また、従来のフィールドチャッカーをはじめ多くのガストーチは点火直後に逆さまにすると生火と呼ばれる気化しきれていないガスが大きく燃え上がってしまう現象が起きていましたが、ST-450では瞬間気化方式を搭載しているので生火が出ず安心して使うことができます。

安全面がアップした上にどの角度からも炎を当てられる使い勝手が魅力のガストーチです。

SOTO フィールドチャッカー7種類の違いや特徴

ST-450以外にも「SOTO フィールドチャッカー」と検索すると色々な種類が出てきますよね。違いを全て自分で見つけるのは面倒くさいですし、すぐに欲しい方にとっては手間に思えます。

そこで、種類によってどんな違いがあるのか新富士バーナー株式会社に聞いてみました。間違いない情報を分かりやすく説明します。

フィールドチャッカーの種類

型番 st-450 st-418 st-417 st-405 st-430 st-431 st-432
商品
火口径 直径22mm 直径22mm 直径25mm 直径22mm 直径20mm
炎温度 最高1,300℃
最低900℃
1,300℃ 1,300℃ 1,300℃ 最高1,600~1,400℃
最低1,000℃
最高1,800~2,000℃
最低800℃
ボンベの種類 カセット式 カセット式 カセット式 カセット式 ねじ込み式 ねじ込み式 ねじ込み式
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参考価格 ¥2,600 ¥2,189 ¥3,137 ¥4,980 ¥3,397 ¥2,093 ¥2,241

違いや特徴

st-450 ・瞬間気化方式でカセットガス式なのに点火直後に逆さ使用しても生火がでず時間の制限もない
・炭の火起しなどのレジャー用バーナーとして最適
st-418 ・太くソフトな棒状炎なので炭が爆ぜにくい
・2分間のプレヒートで30秒間逆さ使用
st-417 ・ロングノズルで手元から熱源が離れるので安全
・逆さ使用はできない
st-405 ・2分間のプレヒートで30秒間逆さ使用
・カセット式だが接続部分の固定が少し手間
st-430 点火・消化の操作が片手でワンタッチ操作できるので、火を付けたり消したりがしやすい
st-431 ・着火しにくい備長炭の火起しにも最適な幅広火口
・ソフトな炎なので炭の跳ね返りが少なく安全
st-432 ・強力なスパイラル集中炎で高火力
・たて型だから手元から熱源が離れるので安全

おすすめのフィールドチャッカーは?

soto フィールドチャッカ― レビュー

フィールドチャッカーの種類によってメリット・デメリットがありますが、アウトドアで使用する時の主な目的は炭の火おこしと炙り料理がメインになります。

炭の火起こしの際は、組んだ炭には角度をつけて炎を当てる場面も多くあるので、逆さ使用ができるの方が使いやすく、ボンベもねじ込み式よりカセット式の方が着脱しやすいメリットがあります。

炙り料理の際は、高火力では焦げやすいチーズなどは表面だけが焦げてしまい全体が溶けてくれないので、火力調節ができるフィールドチャッカーの方が調理しやすいです。

st-450は点火直後から逆さ使用ができるので炭の火起こしがしやすく、高火力な集中炎とソフトな炎を使い分けることができるので炙り料理もしやすく、ボンベもカセット式なので着脱もしやすいので、アウトドアで使用するのに適したフィールドチャッカーです。

フィールドチャッカーST-450の使い方

フィールドチャッカーST-450の魅力が伝わってきたところで具体的な使い方を紹介します。初見ではつまみが多く感じ「扱いにくそう」「炎を出した状態でパニックになりそう」と心配になりますが、使い方はとってもシンプル。すぐに覚えられますよ。

ボンベと接続

soto フィールドチャッカ― 使い方
接続方法
  1. 火力調節ハンドルがOFFになってることを確認
  2. ガスボンベの切り込み部分とガストーチのガイド(凸)部分を合わせる
  3. 上からしっかり押し付け右方向に止まるまで回す
  4. 完成

着火方法

soto フィールドチャッカ― 使い方

地面に対し水平に持って火力調節ハンドルを回し「シュー」というガスの音を確認

soto フィールドチャッカ― 使い方

点火ボタンを押して着火

着火しない場合は点火ボタンを再度押すか、ガスをもう少し強めに出します。

火力調節ハンドルや空気調整レバーを使って適切な炎となるよう火力調節し、消化はガスを火力調節ハンドルをOFFに回し切れば消化します。

フィールドチャッカーST-450をレビュー

soto フィールドチャッカ― レビュー

フィールドチャッカーST-450を実際に使用してみた使用感をレビューします。

逆さにしてみた

soto フィールドチャッカ―st-450 レビュー

フィールドチャッカーST-450は火口先端でガスを強制的に気化させるので、逆さにしても安定した炎で使用できます。

炭起こししてみた

soto フィールドチャッカ― 使い方

着火しにくい炭でも、2分程炎を当てて放置するだけで、簡単に火起こしが可能です。

soto フィールドチャッカ― レビュー

火口から炭までの距離は10~15cm程度離すと、高火力な集中炎でも炭が爆ぜることなく安全に火起こしができますよ。

薪の火起こし

soto フィールドチャッカ― 使い方

針葉樹や細めの広葉樹なら1分ほどで火起こしができます。

soto フィールドチャッカ― 使い方

太めの広葉樹にも火はつきますがすぐに消えてしまいます。焚き火をする際は焚き付け用の薪が数本用意する必要があります。

あぶってみた

soto フィールドチャッカ― 使い方

フィールドチャッカーがあればキャンプや家庭で本格的な炙り料理を楽しめます。

実際にお寿司を炙ってみましたが、ガスの臭いが食材につくこともなく、お寿司屋さんのお寿司と同じように美味しく食べれますよ。

soto フィールドチャッカ― 使い方

高火力な集中炎では、チーズの表面に、焦げ目をつけることはできますが溶かすことが難しく、食材と火口を離す工夫が必要です。ソフトな炎では焦げ目と溶かす工程をちょうどよくできますよ。

フィールドチャッカーST-450に対応のガス缶

フィールドチャッカー ガス缶

フィールドチャッカーST-450を使用する際ぬカセットガス(CB缶)であれば何でもいいと思いがちですが、SOTO製品・新富士バーナー製品の専用容器を使う必要があります。安全に使うためにもここはしっかり押さえておきたいポイントです。
種類がいくつかあるので紹介しますね。

型番 ST-760 ST-700 RZ-760 GT-700 GT-760
商品
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1本単価 271円 229円 307円 222円 262円

まとめ

SOTOのフィールドチャッカーは「火起こしに困っていないし必要ない」と思っている方にも、一度使ってほしい商品です。気持ちいいほど早く火起こしができますし、料理を炙るだけでも買って良かったと思えますよ!バーベキュー中は気付いたら常に片手に持っているほど便利。この快適さ、楽しさは実際に使ってみないと分かりません。
安全設計で扱い方もとても簡単です。「難しそう」と敬遠していた方もぜひ、購入してみてくださいね。

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