「たねほおずき」はスノーピークが販売している人気のLEDランタンです。小さい見た目なのにキャンプでもキャンプ以外でも使える実用的なLEDランタンだと、発売して暫く経った今でも公式HPでは在庫切れの状態が続いています。
今回はこのたねほおずきについて、商品の詳細情報はもちろん、付け方から便利な使い方までご紹介します!たねほおずきの魅力がたっぷり詰まった記事ですよ。
スノーピークのランタンたねほおずきとは?
たねほおずきはコロンとした可愛らしい丸いフォルムのLEDランタンで、光を点けると蛍の光のように優しく温かく光ります。色は3色展開ですがどれも人気が高く、公式HPでは在庫切れの状態が続いています。公式以外では販売していますのでチェックしてみてくださいね。
商品名 | たねほおずき |
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使用サイズ | φ6.2×高さ7.5cm |
重量 | 約57g(電池含まず) |
連続点灯時間 | Hi-40時間 Low-70時間 |
材質 | 本体/ポリカーボネート樹脂・エラストマー樹脂・ABS樹脂 シェード/シリコンゴム、レンズカバー/PMMA樹脂 |
キャンプ用のLEDランタンとしては重量が約60gととても軽量で、いくつか持って行っても場所を取りません。LEDなので発色は明るく、灯りも白色ではなく暖色系なのでとても温かい光が特徴的ですよ。
キャンプらしい無骨なランタンも素敵ですが、大きくてかさばりますし、扱い方も少し不安を感じる方もいますよね。たねほおずきのような小さくて扱いやすいLEDランタンが1つでもあると、ちょっとした灯りが欲しいときに重宝しますよね。
スノーピークのランタンたねほおずきの特徴
たねほおずきには魅力的な特徴がたくさんあります!簡単にご紹介しますね。
手のひらに収まるコンパクトサイズ
たねほおずきは手のひらに余裕で乗ってしまうほどコンパクトなサイズになっています。とてもコンパクトなのでコンテナに何個か入れても場所を取りませんし、ジャケットのポケットなどに入れて持ち運ぶこともできますね。軽さも約60gなので、ポケットに入れていることを忘れてしまうほど軽いですよ。
スイッチがレンズ部分
たねほおずきのスイッチはレンズになります。外側にボタンが付いていないのでザックやコンテナの中で他の物に干渉して点灯してしまうことがないですよ。レンズ部分がスイッチのため、付け方に苦戦する方もいますが、後ほど付け方の詳細をご説明しますので安心してくださいね。
単四アルカリ電池3本で稼働
たねほおずきは単四のアルカリ電池を3本使用します。照度が最も明るい「Hi」の状態でも、40時間持ちますよ。本体もコンパクトで交換用の電池も単四なので一緒に小さく収納できますね。電池は繰り返し使えるエネループを使用するとエコでおすすめです。
自在に光量調節
たねほおずきはレンズ部分の電源スイッチを長押しして、好みの明るさで光量を調節することができます。またゆらぎ機能を使うことで、ろうそくの炎のような変則的なのにどこか落ち着く、優しい灯りを楽しめますよ。詳しい調節方法も後ほどご説明します。
強力マグネットでどこでも引っ付けられる
たねほおずきはループ部分にはマグネット、本体の上部にはマグネットのキャッチが付いているのでタープやテントのフック部分に引っかけることができますよ。もちろんマグネット式なので金属部分にも簡単にくっつけられます。欲しいところにすぐに灯りが確保できますね。
落下時の衝撃も緩和するシリコンシェード
シリコン製のラバーシェードが採用されてるため、ランタンの光を和らげ落ち着いた優しい光でキャンプサイトを照らしてくれます。また落下時の衝撃も緩和してくれるので安心ですね。
防滴効果があるのでアウトドアでも安心
小雨程度の雨なら濡れてもIPX4級相当の防滴効果があるので、アウトドアで使用する上で安心できる機能も付いています。
また、たねほおずきが汚れた場合も硬く絞った濡れタオルで拭けるので、清潔に保つことができます。
たねほおずきの付け方
たねほおずきはレンズ部分がスイッチとなっている特殊な作りなので、初めての方は付け方に悩むかもしれません。今回は基本操作から光量調節、ゆらぎ機能の付け方の詳細を紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
基本操作編
➀アルカリ電池をセットする
まずは、アルカリ単四電池を3本本体にセットします。
②レンズ部分を長押しする
レンズがピカッと光るまで長押しをします。
③光段階を調節する
最初の長押しでは一番強い光がつきます(Hi)。
その状態からもう一度レンズ部分を押すと半分ぐらいの明るさになり(Low)、さらにもう一度押すと一定間隔で点滅をするストロボモードになります。ストロボモードは、緊急時や遭難時のSOSとして使用ができますよ。
また、Hiの状態から長押しして好みの明るさで指を離すと無段階で光を調節することもできます。
操作と明るさのイメージ
- 長押し:点灯(Hi)
- 点灯(Hi)時に一回押す:点灯(Low)
- 点灯(Hi)時に長押し:点灯(Min)
点灯時(Hi)~点灯時(Min)の明るさは無段階で好みの明るさに調節可能です。
ゆらぎモード編
➀最初の光を付けたら2度レンズ部分を押す
最初の強い光の状態で、2度連続でレンズ部分を押すとゆらぎモードになります。
こちらも長押しすると無段階の光調節することができます。
たねほおずきの特徴ともいえる優しい光のゆらぎは、見ているだけで心がほっとしますよ。
ゆらぎモードの明るさ
- 点灯(Hi)時に二回押す:ゆらぎモード(Hi)
- ゆらぎモード(Hi)に長押し:ゆらぎモード(Min)
ゆらぎモードも長押しで好みの明るさに無段階で調節可能です。
たねほおずきの赤いランプが点灯?
たねほおずき点灯中に電池が消耗するか消耗した電池を使用するなど、たねほおずきの電池の残量がわずかになると、スノーピークロゴ部分の赤いランプが点滅してくれるので、交換時期が分かるのはとても便利ですね。
たねほおずきの電池の入れ方
たねほおずきの赤いランプが点灯したら電池交換が必要です。
簡単に電池の入れ方を紹介します。
①本体ユニットからシェードを外す
シェードを強く引っ張りすぎると破れたり破損することもあるので、優しく引っ張る。
②本体ユニットからトップカバーを外す
本体ユニットを反時計回りに回すとトップカバーが外れます。
③電池を交換する
たねほおずきの電池ボックスは2段仕様なので、下段に2本の電池を入れてから上段に入れる仕組みです。極性はボックス内に刻印されてるので向きを間違えないようにセットします。
④トップカバーのはめ方
トップカバーの▲と本体ユニットの▲を合わせ、本体ユニットを時計回りで止まるまで回して、シリコンシェードをはめたら電池交換終了です。
たねほおずきの便利な使い方
たねほおずきには色々と便利な使い方があります。いくつか紹介しますね。
首元に着用してネックライトとして使う
たねほおずきのループ部分にパラコードなどの紐を通したり、マグネット部分を直接襟元に挟んで首元にぶら下げると、ネックライトとして使用ができます。両手が空いた状態で足元などを照らせます。暗くなったらお子さまにつけてあげたり、夜にトイレに行く時にネックライトとしてたねほおずきを活用すればちょっとした夜道も安心ですね。
スポットライトとして使う
マグネット部分を下にして本体を上向きにすると、スポットライトとして使えます。テントの入り口部分を分かりやすく照らしてあげたり、両手を使う作業の時に手元を照らしたりなどできて便利ですよ。展示会で商品を照らすのに使う方もいるようです。イベントで使える斬新テクニックですね!
グローブを付けていても使える
電源スイッチが大きいので、手袋やグローブを付けたままで扱うことができます。寒い時期のキャンプでグローブや手袋を外さないで点灯できるのはありがたいポイントです。
車の天井部分につけて探し物も楽ちんに
たねほおずきのループ部分のマグネット構造を利用して、車の天井部分にたねほおずきを付けると夜間の荷物探しも楽にできますよ。
キャンプ以外でも使える
出典:amazon
たねほおずきはキャンプ以外にも自宅や、コンパクトで持ち運びやすいので旅行先でも活躍します。就寝前に読書や動画を見る時に枕元で点けるとちょうどいい明るさですよ。眩しい光ではないので家族が寝静まった時でも使えますね。
たねほおずきの気になる点
たねほおずきにはキャンパーに嬉しい機能もたくさんありますが、少し気なる点もあります。
操作方法が分かりづらい
電源スイッチが分かりづらく、初めて使う時に操作方法に悩む方が多くいます。他のキャンプ用LEDランタンにはない少し変わった操作方法にはなりますが、一度コツを掴めば簡単に操作できます。ぜひ、付け方手順を参考にしてくださいね。
明るさは「ほどほど」
たねほおずきにはガスランタンやガソリンランタンのような煌々とした明るさはありません。1つあればキャンプサイト全体を照らせるようなLEDランタンがある中で、たねほおずきの最大光量は60ルーメンと「ほどほど」の明るさになります。限定的な場所を明るくするのには問題ありませんが、キャンプサイト全体の灯りが欲しい場合には別のランタンと併用する必要がありますので注意してくださいね。
シリコンシェードの色が変わる?
使用上の問題はありませんが、たねほおずきは2年使用するとシェードが変色する可能性があります。焚き火の近くで点灯したことが早く変色した原因の一つでもありますが、シリコンは経年劣化で変色してしまいます。
スノーピークの販売店でシェードのみ取りよせることが可能で、アフターサービスも整ってるスノーピーク製品なので安心して長く使うこともできますね。
シェードが汚れやすい
たねほおずきのシェード部分はシリコン素材なのでホコリが付きやすいです。タオルなどで巻いてしまうと、タオルの繊維が大量に付着してしまうこともあるので収納時には少し気を付ける必要があります。ですが、シェードは取り外して洗えますので、気になった時にすぐにお手入れすることができますよ。
気になる点をいくつかあげましたが、「電源スイッチが分かりづらい→収納時に誤って点灯しない」「明るさが控えめ→優しい光」「シェードがシリコン製で汚れやすい→シリコン製のシェードが淡い光を演出してくれる」といったように、たねほおずきの良い面が違った角度で見ると気になる点になっている感じもありますね。
はじめに気になる点を少しでも知っておくと、使っていても「気になるほどじゃないな」と感じますよ。
たねほおずきの人気の色順に紹介
たねほおずきには、3種類のカラーがあります。ゆき、つち、もりの3色展開です。どの色も馴染みやすいナチュラルカラーで人気がありますが、どの色にしようか悩む方も多いのではないでしょうか。
たねほおずきの色をamazonの販売数順に紹介しますので、参考にしてみてください。
たねほおずき人気色1位は「ゆき」
「ゆき」は、本体部分も白なので雪のようなイメージのデザインになっていて、見た感じが一番かわいいと人気があります。シンプルなので場所を選ばずどんな場面にも似合うので、一つ目のたねほおずきとして、またプレゼントとしてもおすすめです。
ホワイトはナチュラルにもモダンにも合う色なので、室内の間接照明を探している方にもおすすめです。紐を通して窓辺にぶら下げたり、複数揃えて帽子スタンドにぶら下げたりしてもオシャレです。
たねほおずき人気色2位は「つち」
人気色2位はチョコレートの様な濃い「つち」です。少し濃い目のブラウンが、暖色系の優しい明かりにピッタリです。
たねほおずきはどの色も優しい明かりですが、より落ち着いた雰囲気を楽しみたい方には「つち」がおすすめです。ソロキャンプで食後のまったりとしたコーヒータイムにもおすすめの色です。
室内では寝室の照明に良さそうです。ゆらぎモードにすればかなりリラックスしてお休みできるのではないでしょうか。
たねほおずき人気色3位は「もり」
というよりは黄土色っぽいですが森のイメージにピッタリな色です。ブラウン同様に落ち着いた色ですが、3色の中では1番目目立つ色になっています。たねほおずきをアクセントとしても使いたい方におすすめです。
「もり」は、木の枝に引っ掛けるだけでもオシャレな雰囲気が楽しめます。キャンプ以外でも、ガーデニングライトとして花壇や庭で使ってもかわいく、ラティスやベランダなどにいくつか引っ掛けて使っても良い感じです。
たねほおずきのコラボ商品
たねほおずきは過去にはドラえもんやLINEフレンズとコラボした限定品も発売され、お子さまにもとっても人気な可愛らしいデザインでした。今後も何かコラボがあると嬉しいですね。
また、たねほおずきのシェードをグローシェードに交換すれば、ライトの灯りや太陽光を吸収して消灯後もほんのりとグリーン色が残るようになります。キャンプで灯りを消すと真っ暗になってしまうので、ひと段階こういった少しの光があると安心しますよね。
出典:amazon
スノーピークたねほおずきとほおずきの違い
たねほおずきより一足早くゆらぐ炎のような灯りを再現したLEDランタン「ほおずき」がスノーピークにはあります。
たねほおずきより一回り大きいほおずきの詳細記事に関してはこちらを参考にしてくださいね。
また、たねほおずきとほおずきを比較した記事もありますので、どちらを買おうか悩んでいる方はこちらの記事を読んでいただけると違いが分かりますよ。
たねほおずきがつかない?
たねほおずきがつかない時は以下の原因が考えられます。
- たねほおずきがつかない時
- 電池残量が少ない
- 電池が正しくセットされてない
- 端子が汚れてる
- 指定外の電池の使用(アルカリ乾電池(LR03)以外)
上記を試してみてもつかない場合は、修理が必要になるのでスノーピークアフターサービスに連絡しましょう・
たねほおずきのまとめ
たねほおずきはキャンプサイト全体を照らす灯りとしては少々物足りませんが、暗い中作業をする時、夜中に起きてトイレに行く時、寝れない夜をテント内で過ごす時、「持ってきてよかった!」と思えるような実用的でちょうどいい明るさのLEDランタンです。
コンパクトなたねほおずきは色々な使い方が出来るので、ぜひキャンプ場で試してみてくださいね。