この記事ではダイソーのスキレットのシーズニングのやり方や使い方のレビューを紹介します。おしゃれな道具としてだけではなく実用的な商品スキレット。スキレットはキャンプ場だけではなく家でも使える便利道具で、今ではスキレットを使った料理がインスタでも多く出ていて、インスタ映え商品として人気となっています。
ダイソーのスキレットのスペック
![ダイソーのスキレットのスペック](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2020/05/875B950F-D060-4E7C-93B3-65CA7E41F6C9.jpeg)
ダイソーのスキレットの値段が200円のもと300円がありサイズや重量が異なります。
200円のスキレットのサイズは、かなりコンパクトで持ち運びに便利なモノとなっており、キャンプに持って行くときにかさばりません。1人分の料理を作るのに適しているサイズになります。
キャンプで2人分の料理を作るとなると300円のより大きいモノが適していると思います。重さはかなり重量感がありますが、荷物を分担すれば問題ないと思います。
ダイソーのスキレットの特徴
200円のスキレットは200スキと呼ばれていて、300円のスキレットは300スキと呼ばれています。スキレットの特徴と言えば鋳鉄(ちゅてつ)製でできており、厚みがあるので熱を保ち続けることや均一に熱を通すことに適しています。厚みがないフライパンで肉を焼くときより、スキレットは高温で均一に焼けるので、同じお肉でもおいしく焼けることができます。そしてスキレットのまま食卓に出すことができるので、温かい料理が冷めにくくおいしく食べることができます。
「ダイソーのスキレット」シーズニングの失敗しないやり方
![ダイソーのスキレットのシーズニング](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2020/05/52DAFA09-46E0-4A6A-BEF3-8646BA12CF82.jpeg)
ダイソーのスキレットはいきなりキャンプで使うことができません。「シーズニング」という手入れ作業の儀式が必要となりますので、自宅で儀式を行ってからキャンプ場に持っていきましょう。それではダイソーのスキレットのシーズニングの手順を詳しく紹介します。200スキ、300スキどちらでも手順は変わりません。
シーズニングの手順①
![ダイソーのスキレットを洗う](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2020/05/E365895D-5EEE-4983-BA2D-C6E4B6761DD0.jpeg)
ダイソーのスキレットの購入時には錆止めのワックスがついており、このままではスキレットに油を浸透させることもできませんし、料理に錆止めのワックスが入ってしまい食べることができません。ワックスをとるためにスポンジやタワシに洗剤を付けゴシゴシと洗っていき、水で流す作業を錆止め剤をしっかりと取るために二回行いましょう。
この作業だけで使おうとすると、水に濡れるとすぐに錆びまみれのスキレットになってしまいますので、油をスキレットになじませて錆びないようにする必要があります。
シーズニングの手順②
![ダイソーのスキレットに水を入れて沸騰させる](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2020/05/B63214B5-CA9D-44BF-85DF-E9BD88BDD7A9.jpeg)
ダイソーのスキレットの半分ぐらいまで、水を張り沸騰をしばらくさせて残った錆び止め剤を浮かせます。
![ダイソーのスキレットの水けを飛ばす](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2020/05/88787D37-A7C2-47CC-8AB1-CD49A0985E04.jpeg)
終わったら水を捨て洗剤で洗い、水気を取るために火にかけ水分を飛ばしていきます。
この時スキレットはかなりの高温になり、持ち手まで熱くなりますのでグローブの着用を強くお勧めします。
![キャンプグローブ](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2019/12/image001-320x180.jpg)
シーズニングの手順③
![ダイソーのスキレットに油を馴染ませる](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2020/05/356DCD35-E74B-49FC-A2B8-8DF49FF04477.jpeg)
オリーブオイルをキッチンペーパーにしみこませて全体的に塗って、再度スキレットを焼いていきます。
![ダイソーのスキレットの裏面や持ち手も油を馴染ませる](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2020/05/41413296-5CFE-4680-85B0-D0F109DA2BBD.jpeg)
この時、持ち手や裏面にもオイルを塗ります。煙が出なくなるまで焼いていき、煙が出なくなったら再びオリーブオイルを塗って焼いていきます。この作業を2,3回繰り返します。シングルバーナーの場合、火があたる場所を動かしながらスキレット全体が焼けるようにします。
この作業は煙がすごく出ますので、家の中でやらずにベランダや外でやることをお勧めします。
シーズニングの手順④
![ダイソーのスキレットで野菜を炒めて鉄臭さを消す](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2020/05/6B105B3D-1CC2-48C2-867A-71454478C28A.jpeg)
野菜のくずを焼いてスキレットの鉄臭さを消します。ネギや人参の皮など捨てる部分を入れて焼くのがいいですが、できるだけ匂いのあるモノを焼くといいです。焼くときには油を多めにいれ、野菜を少し押しつけるように焼きます。スキレットの持ち手の部分や裏も野菜を擦り付けておきましょう。
野菜を捨てて、洗剤の付いていないたわしやスポンジで洗っていきます。
スキレットを洗剤で洗うとオリーブオイルの油が取れてしまうから気をつけましょう。
シーズニングの手順⑤
![ダイソーのスキレットにオリーブオイルを塗って完成](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2020/05/0FBF0F79-2F1E-432B-A3FD-B54F9F20E455.jpeg)
最後に水気を飛ばしオリーブオイルを塗ったら完成です。この作業は40分ぐらいかかり大変ですが、最初だけの手入れ作業なので、その後は簡単な手順でスキレットを錆びさせないようにしましょう。
2回目以降のシーズニング
- 使用した後は洗剤なしでお湯で洗う
- 火にかけて水分を飛ばす
- 冷めたらオリーブオイルを塗る
2回目以降の作業はこの程度で問題ないですが、定期的に初回のシーズニングの作業を行ったほうが、長く使用することができます。
ダイソーのスキレットを買って良かった点
![ダイソーのスキレットでアヒージョを作った](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2020/05/07B689A4-D958-4452-9D44-A04BEBF8CFFD.jpeg)
ダイソーのスキレットはソロキャンプのサイズにちょうど良く、アヒージョや餃子などちょっとした料理をするのに扱いやすい点です。また、ダイソーのスキレットは使えば使うほど油がスキレットに馴染むことで、食材が焦げ付きにくくなり調理がしやすくなります。いわゆる「育てる」ということです。この育てるという部分は高価なスキレットも同じですが、100均アイテムで長く使えて愛着が持てる点が買って良かった点です。
ダイソーのスキレットの残念な点
![ダイソーのスキレットでポテトフライを揚げた](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2020/05/119E73B3-50C3-4476-8A94-A9A62684C383.jpeg)
全体的に高評価なのですがシーズニングやメンテナンスが大変だなと感じたことと、サイズ面で200円スキレットはガスコンロに小さくて不安定な場合があるのでバーナー選びにも気を付けないといけない点です。
まとめ
今回ダイソーの200円スキレットを紹介してましたが、感想として機能面、経済面、デザイン面においていい商品だと思いました。100均の商品と言われなかったらわからないぐらいです。
キャンプや家でも使えるスキレットは様々なモノがありますが、使い勝手がよくサイズ感もソロにはちょうど良く値段も安いので最初に買うスキレットとしてはかなりいいのではないかと思います。
![](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2019/11/DSC_2927-320x180.jpg)
![](https://xn--28j214klr1a.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_2787-150x150.jpg)