ブリキのキャンプバケツは、プラスチック製のバケツと違い頑丈で見た目もお洒落な万能アイテムです。当記事では、キャンプで意外に大活躍するブリキ製のバケツについて便利な使い方も交えて紹介していきます。
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キャンプバケツの便利な使い方
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「キャンプアイテムにバケツ?」思わずこのような疑問が飛び出してきそうなアイテムですが、実は準備しておくと意外に大活躍するアイテムの一つです。
そんなキャンプ場でバケツが活躍する場面の一例を、具体例を交えて紹介していきましょう。
キャンプバケツの使い方①生活用水のタンクとして
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キャンプ場で遭遇しがちな場面は、テント設営場所から洗い場への距離が地味に遠い悩み。
キャンプ時で発生する、少し手を洗いたい時や焚火の消火など少量の水が欲しい場面に洗い場までわざわざ足を運ぶのは非常に手間が掛かるもの。
そこで活躍するのが、一時的に水道水を貯める事ができるバケツ。
キャンプ場に到着後に一杯蓄えておけば、テント設営箇所から離れる事なく水道水を確保できるため移動の手間を無くす事が可能です。
キャンプバケツの使い方②飲み物の保冷に最高
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真夏のキャンプで堪らなく飲みたくなるのが、キンキンに冷えた飲み物ではないでしょうか。
ですが冷え切っていない飲み物を、クーラーボックスでしっかり冷やすためにはある程度の時間が必要になります。
そこで直ぐに飲み物の温度を冷やして、極冷を楽しみたい時に活躍するのが氷水を張ったバケツ。
事前に氷を買い出しておいてつけておけば、夏祭りの夜店で購入するような冷たい飲み物を瞬時に作成する事が可能です。
特に氷水の確保は、熱帯夜の厳しい真夏ほど大活躍すること間違えなしでしょう。
キャンプバケツの使い方③撤収時に燃料の余り入れに最適
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焚火時に困りがちなのが、終わった後に中途半端に余った薪や炭などの燃料の余り。
手軽に入手できるビニール袋では耐久度が低く、ビリビリに破れてしまうのが現状です。
そこで活躍するのが散らばりがちな薪を収納できる、ブリキ製のキャンプ用バケツ。
突然の雨などで大量に薪が余った場合でも収容可能なので、何かと移動が面倒な場面でも手軽に薪の移動を可能にする事ができます。
汚れやすく元々内容物が入っていた段ボールが壊れやすい炭などの取り扱いも、バケツを用意しておけば車の中を汚す事なく持ち運ぶ事ができるのもGOOD。
更に水が掛からない環境であれば、家に帰ってそのまま薪を保存しておく事ができるのも嬉しいポイントです。
キャンプバケツの使い方④食器を洗い場まで運ぶのに大活躍
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グループキャンプやファミリーキャンプで遭遇するのが、食器を洗い場まで運ぶという手間。
特に人数が多ければ多いほど食器の量も増えるため、テントと洗い場への距離を往復回数が増えてしまいます。
そこで活躍するのが、一発で食器類を貯めて運ぶ事ができるブリキ製のバケツ。
洗剤を混ぜた水を溜めておけば、翌日の洗い物の汚れも落としやすくなるシンクとしても活躍します。
ブリキ製であれば、鉄板や焼き網などのしつこい油汚れに対して熱湯で対処することも可能。
また現地で汚れを落とせない場合にも、仮置きとしてバケツ内にしまって運ぶ事ができるのもキャンプでバケツを持参する大きなメリットです。
キャンプバケツの使い方⑤ゴミ箱としても最適
キャンプでは多人数で料理を行った場合、どうしても発生する問題が大量のゴミ問題。
大量のゴミ袋をタープ周囲やテントに置いておくのは、なんだか見栄えも悪いもの。
そこで活躍するのがビニール袋を張っておいた、キャンプ用のバケツです。
一個用意するだけで気軽にゴミを処理できるので、自室のような利便性の向上を図る事が可能。
バケツをゴミ箱として利用する事により、突風やカラスによる被害で周囲にゴミを撒き散らしてしまうトラブル対策にも最適です。
ブリキ製のバケツであれば、インテリアのような演出を行えるのも大きなメリットでしょう。
キャンプバケツはブリキがおしゃれ
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結論から言うとキャンプで使用するバケツは、安価なプラスチック製ではなくブリキ製の製品がオススメです。
理由としては割れやすいプラスチック性に比べて耐久度が高く、汚れも落としやすいため。
特にキャンプ用バケツは燃料や洗い物の収納といった汚れる場面が多いため、汚れの落ちにくい樹脂製に比べるとブリキ製の方がメンテナンス性に優れて良好なのが大きなポイントです。
そして何よりもアンティークなデザインで、お洒落な見た目もブリキ製のバケツをキャンプ用バケツとして利用する大きな魅力。
キャンプ地の現場で何気なく置いているだけでもインテリアとして機能するのも、ブリキ製キャンプバケツの大きな特徴です。
ブリキ製のキャンプバケツのおすすめ商品5選
【マーキュリー】ブリキバケツ
カラーバリエーション豊富でお洒落なブリキ製バケツの代表格が、アメリカン雑貨の定番「マーキュリー」から販売される「ブリキ製キャンプバケツ」。
バケツとしての機能だけではなく、置いておくだけでインテリアとして機能するルックスが魅力的なアイテムです。
ただし水を限界まで張ると装飾に使用しているビスの穴部分から漏れ出すため、テント内に運び入れる際には要注意。
カラーデザインも豊富で、複数の選択肢から選べるバリエーションの豊富さも嬉しいポイントでしょう。
【COCA-COLA】バケツPT-BXA5
皆大好きコカ・コーラのロゴがプリントアウトされたブリキ製キャンプバケツ。
お洒落さは捨てずに、水漏れを気にせずにたっぷり水を蓄えたい方にオススメの商品です。
シンプルながらも氷水を入れて飲み物を冷やすだけで、雰囲気抜群のブリキバケツとなっております。
【尾上製作所(ONOE)】トタンバケツ
可愛らしいワンポイントのロゴ2種類を選択する事ができる、お洒落さに特化したブリキバケツが「尾上製作所(ONOE) トタンバケツ」。
サクラを使用した天然木材のハンドルを採用しており、品質の高い国産のお求めの方にはピッタリの商品です。
【尾上製作所(萬年)】日本製トタンバケツ5号
塗料の剥げが気になる方や、キャンプで汚れを気にせず安価なブリキバケツをガッツリ使い込みたい方にオススメの製品が「尾上製作所(萬年) 日本製トタンバケツ5号」。
ブリキ自体にしっかりとした厚みがあるので、多少乱暴に扱っても問題ないほどの高い耐久力が自慢の商品です。
【下村企販】日本製蓋付きバケツ
フタ付のブリキ製キャンプバケツをお求めの方にオススメなのが「下村企販 日本製蓋付きバケツ」。
シンプルながらもフタが備わっている事により、夏場のゴミ移動に車の中へ臭いを充満させずに持ち運ぶ事ができるのが大きなメリットの製品です。
また炭など車内で漏れ出すと厄介な燃料を運ぶのにも、フタが備わっているだけでも安心感を向上させる事ができます。
また燃料など湿気を抑えたいアイテムを運ぶのにも最適。8〜13リットルの幅から好みの容量を選択できるのも嬉しいポイントでしょう。
軽量さや持ち運びやすさなら折りたたみバケツがキャンプで便利
ブリキ製キャンプバケツの魅力を解説してきましたが、唯一のデメリットとなるのが「嵩張る」という一点です。
特にソロキャンプでは積載量も限られているため、大きな場所を取るブリキ製キャンプバケツは運ぶのにも一苦労。
そんな時に採用したいのが、コンパクトに収納可能な「折り畳み式のキャンプバケツ」です。
折りたたみ式キャンプバケツの詳細は、以下にまとめていますので興味がある方は参考にしてみてくださいね。
ブリキ製キャンプバケツのまとめ
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最後にブリキ製キャンプバケツを利用する魅力について、詳細をおさらいしていきましょう。
- 水場までの往復の手間を省き、生活用水の確保が可能
- 氷水で極冷の飲み物を瞬時に確保したい時に活躍
- 入っていたダンボールが壊れやすい、炭や薪の持ち運びに便利
- 複数人のキャンプで、洗い物を一気に水場まで運ぶのに大活躍
- 風やカラス対策のゴミ箱としても優秀
- 丈夫でお洒落なブリキ製は、キャンプバケツとして相性良好
一個用意するだけで、アウトドアやキャンプでの利便性を向上させる事が可能なアイテムである「バケツ」。
意外と採用されている方が少ないため、導入後の快適性に驚かされる事間違えなしでしょう。
そんなブリキ製のバケツを、今年のキャンプへの導入に検討を行ってみるのは如何でしょうか。