高尾山1号路の観光スポットとグルメについてご紹介します。
高尾山の登山道は7つありますが、初めて登山をされる方や、完全な装備はしていないけど、登山を味わいたい人向けに、アスファルトで山頂まで行くことができる1号路というコースがあります。
山頂付近までくると、多くの茶屋さんのグルメも楽しみのひとつである1号路のおすすめをチェックしてくださいね。
高尾山1号路の観光スポット
天狗の腰掛杉
高尾山には多くの杉が植えてあります。高尾山を信仰される方や企業が、植林をしていることもありますが、その中に天狗の腰掛杉と言われる巨木があります。木の幹は、1年で1センチ太くなると言われているので、樹齢700年といわれる立派な杉の木です。
ちなみに、神社などで杉の木が多い理由をご存知ですか?高くそびえ立つ杉の木に、神様が降臨するためだと言われているからだそうです。そんな天狗の腰掛杉を見ると、つい手を合わせたくなりますよ。
男坂と女坂
真正面には、男坂を登ると仏舎利塔 (ぶっしゃりとう)へ到着します。
男坂を真正面にした時、右側には女坂があります。
女坂は緩やかな坂道になっていて、参道も広く歩きやすい道なので、ここまで登ってきて疲れた人や、足腰に自信がない人は、女坂を登る人が多いです。
浄心門 〜じょうしんもん〜
現在は、台風の影響で迂回をしないといけないのですが、浄心門(じょうしんもん)をくぐると赤い灯篭が並び参道を歩くと、寺院が近づいてくるにつれて一気に空気が張り詰める感じがします。
山岳信仰の山として知られている高尾山の風情を感じることができます。
仏舎利塔 (ぶっしゃりとう)
お釈迦様の遺骨が納められた場所です。タイ国王室より伝来の釈迦御真身の尊き仏舎利が奉安されている空間です。真っ白なお墓の周りには仏像がズラリと並んでいます。
修験の場として一般の人が入ることができない空間があります。それは、飯綱大権現(いづなだいごんげん)様のエリアです。この空間で修行をされる修験者がいるということなので、何か特別な磁場でもあるような雰囲気があります。
さる園
高尾の山といえば、さる園が有名ですね。
猿は、山の守り神としても重宝されており、山の神様の使いとされている動物として昔から信仰されてきたという歴史があります。高尾山のさる園にいる猿は、75頭ほど飼育されています。最近赤ちゃんが誕生したとのことで、赤ちゃんを見ることもできます。さる園の前には、お土産なども販売されていますが、入園料は別途かかります。
たこ杉、ひっぱりだこ
樹齢450年という大きな杉の木ですが、根元の部分がまるでたこの足のようなうねりをしている巨木となっています。1号路の山頂付近になると見どころスポットが沢山あり、楽しい登山道になっています。
たこ杉には柵があり、直で触ったり、足を踏み入れないように注意書きがされていました。なかには、登りたくなる観光客がいるようで、管理者にとっても病気の心配などがあり困っている様子でした。1号路を通った時は、たこ杉があるエリアに入らないようにしてくださいね。
薬王院(やくおういん)
西暦744年に建てられた寺院で、天狗信仰で知られる薬王院はご利益があると言われており、参拝客も多く訪れる寺院なのです。お守りやお土産も豊富なのはもちろんですが、願掛けスポットでも知られています。
ある一説には、ムササビという動物を知らない人間が、夜の山を飛び回るムササビを見て、天狗だと言われたという説もあります。
こちらでお金を洗うと金運がアップすると言われているので、多くの観光客が笑顔でお金を洗って居る姿をみることもできます。
くぐりの輪です。
神社などで6月と12月に出されるものです。神社などでは、輪を八の字に歩くことで身を清める事ができるといわれているのです。こちらのくぐりの輪は、くぐるってから真正面にある鐘を鳴らすとご利益があるそうで、列を並んで鐘を打っている人が多いです。
こちらは、天狗様です。
高尾山の薬王院を参拝する際に、5円玉を忘れた人は、5円玉を交換してくれるサービスがあるので、持ち合わせがない人には便利で嬉しいサービスを利用することができます。
1号路から薬王院を通って山頂へ行くコースは、一般の方に人気のコースとなっており、年配の団体の方も、頑張って登って参拝に訪れてる方も多いルートです。
薬王院は見どころが多く、飽きずにあっという間に頂上へ到着できる道でもあり、別名観光コースとも言われています。
高尾山1号路でのグルメと言えば?
天狗茶屋
1号路には、北海道の黒まめを使用した、天狗の形をした焼き物があります。
しっかりとした粒で、ひとつ140円します。
食べる歩きをしながら頂上を目指して歩くのもおすすめですが、登山道にゴミを落としてしまうことは避けたいので、近くの暖温帯である3号路を眺めながら焼きたての焼き物をご賞味ください。
天狗茶屋さんのとなりにあるお店の高尾山のチーズタルトは、ひとつ250円です。たっぷりとチーズが入った濃厚のタルトもおすすめのグルメでもあります。高尾山と焼き印がされているこだわりの逸品です。
こちらも、近くの登山道から眺める景色を堪能しながらご賞味することをおすすめします。
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花より団子??みそだれがたっぷり付いた三色団子は、もちもちとしていてボリュームのあるおだんごです。
お店の前にはベンチがあり、ここから座って景色を眺めるのも最高です。ちょうど、ビアマウントの下にあるお店なので、ビアマウントが開催されている時間は、かなり賑わいをみせるエリアでもあります。
十一丁目茶屋
よもぎとアンコのお団子が人気のお茶屋さんです。平日はお休みの日もあるので休日に狙っていく登山客が多いです。
茶屋の隣と目の前にはテーブルと椅子があり、腰を降ろして休まれる方も多いのです。
大見晴亭
山頂にあるお茶屋さんです。お蕎麦やソフトクリームがあり小腹だけでなくしっかりとお腹を満たしてくれる食事を提供してくれます。とろろがたっぷり入った乱切りのお蕎麦を目当てに登ってくる観光客も多いようです。
山頂にあるお茶屋さんということもあり、陣馬山から登ってきたハイカーも立ち寄りやすいお茶屋さんです。
ごまどころ 権現茶屋
天狗ラーメンはこちらの権現茶屋さんでしか食べることができません。ごまは、体によい食物ですが意識しても、なかなか摂取することが難しい食物ですよね?ところが、ごまどころ権現茶屋さんの天狗ラーメンには10種類の胡麻が入っており2400粒ものごまの団子は大満足の絶品です。
1号路を歩いてたっぷりかいた汗は、体のデトックスをしてくれています。そこに新しいエネルギーである体によいものを取り入れるなんてまさにパワースポットです。
やまびこ茶屋
ガッツリ飯を望む人は、やまびこ茶屋がおすすめです。カレーライスなどお腹を満足させてくれる食事処となっています。
メディアの取材なども多いようで、取材を受けたTV番組名などがメニューの横に書いてありました。
こちらも、山頂付近にあるお茶屋になっているので、登頂後に山頂飯を楽しみに登る観光客も多いようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。高尾山といえば、天狗様です。天狗様にちなんだグルメを食べるのも登頂の楽しみのひとつですよね。
無理をせずにケーブルカーで行くこともできますが、1号路はずっとアスファルトの道となっているので、運動靴と普段着で望める登山道となっています。
また、朝早くから登らなくても山頂まで90分という距離なので、お昼頃から登られる方も多いのが特徴です。
軽い運動をとグルメを同時に体験できる高尾山の1号路へあなたも訪れてみませんか?