キャンプには自然と触れ合う以外にも、豪快なキャンプ飯を食べる楽しさもありますよね。そこで活躍するのがスキレットやダッチオーブンですが、やはり重くてかさばるので持ち運びに便利とは言えません。
そんな時におすすめなのがHilander(ハイランダー)の焚き火フライパン!軽量でコンパクトな上に焚き火にかけてキャンプ料理が作れるので、キャンパーに人気の商品です。
そこで、ハイランダー・焚き火フライパンの特徴や注意点などについて紹介します。実際使った方のレビューも抜粋して紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ハイランダー・焚き火フライパンとは?特徴やメリットを紹介!
焚き火フライパンシリーズには3種類の商品があります。それぞれのスペックを一覧で紹介します。
焚き火フライパン (極厚1.4mm) 13cm |
焚き火フライパン (極厚1.4mm) 16cm |
焚き火フライパン (極厚1.6mm) 26cm |
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品番 | HCA-001F | HCA-002F | HCA-003F |
本体材質 | 鉄 | 鉄 | 鉄 |
持ち手材質 | ステンレス | ステンレス | ステンレス |
表面加工 | ハードテンパー加工 | ハードテンパー加工 | ハードテンパー加工 |
本体直径 | 13cm | 16cm | 26cm |
本体深さ | 3cm | 3cm | 3cm |
本体重量 | 232g | 338g | 770g |
ハイランダーと藤田金属のコラボ商品
ハイランダーとは、アウトドアアイテムのオンラインショップ「ナチュラム」のオリジナルブランドで、高品質の商品が低価格で販売されています。
一方、藤田金属は大阪府で1951年に創業したフライパンメーカーで、量産型ではなくひとつずつ丁寧に製造された商品は、品質に対する評価が高いです。
この2つのブランドがコラボして出来上がったのが焚き火フライパンで、コスパに優れているだけでなく使い勝手がよい商品に仕上がっています。
鉄板の分厚さが料理をおいしくするポイント!
鉄製のフライパンにおいて、素材の分厚さは料理の美味しさに大きく影響します。焚き火フライパンに採用されている鉄板は1.4mm厚と1.6mmで、重すぎない操作性と蓄熱性・耐久性のバランスがいいのが特徴です。鉄板が分厚いとフライパン自体の蓄熱量が増えて、食材へ均等に熱が伝わり焼きムラや焦げを防いでくれます。
鉄製フライパンは加熱と冷却を繰り返すことで伸縮し歪みが出てきますが、分厚いほど変形が抑えられます。ただし、厚ければ厚いほどいいという訳ではなく、分厚いフライパンほど重くなってしまいます。
焚き火フライパンは、家庭用で販売されているフライパンの中では分厚い鉄板を採用しているので、使いやすく美味しい料理が作れるのです。
お手入れ簡単なハンドテンパー加工
一般的な鉄製フライパンは、まず買ったらシーズニングという表面に薄い油の膜をなじませる処理が必要になり、これがなかなか時間のかかる面倒な作業です。
しかし、シーズニングをしないとすぐにサビが出て食材が焦げ付きやすくなってしまいます。
焚き火フライパンにはこのシーズニング処理が不要!
それは、表面がハードテンパー加工されているためです。
ハードテンパー加工とは、一つずつ工場にて手作業で約700℃と高温で焼き入れをしてから油に浸すことで、出荷時点で油が馴染んでいる状態になります。
つまり、買ってからすぐにサッと水洗いするだけで使えるのです。
また、使用後のお手入れも簡単で洗剤を付けずにお湯でさっと洗い流すだけで完了します。
ハイランダー・焚き火フライパンを買う前の注意点
低価格なのに使いやすい焚き火フライパンですが、注意点がいくつかあります。買ってから後悔することのないよう、ここで紹介するポイントも参考にしてください。
IH対応なのは26cmタイプだけ
せっかく便利なフライパンなら、キャンプの時だけでなく普段の料理でも使いたいですよね。
しかし、残念ながらIHに対応しているのは26cmタイプのみです。なぜなら、13cmタイプと16cmタイプは厚さ1.4mmの鉄板から作られているため、IHの急激な加熱で変形してしまう恐れがあるためです。
ご自宅のIHでも使いたい場合には、厚さ1.6mm鉄板の26cmタイプを選びましょう。
ふたは付いてこない
焚き火フライパンシリーズにはふたは付いてきません。どうしてもパエリアなど蒸し料理を作りたい方は、別途ふたを購入してください。
ただし、家庭用フライパンに付属しているようなガラス製のふたは焚き火の上では使えません。直火に強い鉄製のふたを選ぶか、アルミホイルを被せて代用しましょう。
取っ手が短め
焚き火フライパンの持ち手は全サイズ共通して、長さ11cm×幅2.5cmで、一般的なフライパンと比べるとかなり短めです。焚き火の上に置くときは、グローブなどを付けないと手を火傷してしまうので気をつけましょう。ただし、この短さはコンパクトという面ではメリットになり、バックパックなどにもかさばらずに収められます。
ハイランダー・焚き火フライパンの口コミやレビューは?
ここで、実際に焚き火フライパンを使った方の口コミやレビューを抜粋して紹介します。ぜひ購入を検討している方は参考にしてください。
13cmタイプ
ソロキャンプでちょっとした調理をするために買いました。
浅型なので汁気の多いものや油の多く出るものを調理するのは難しいです。ただ、目玉焼きやオムレツはくっつかずにきれいに焼けました。
16cmタイプ
持ち運びが楽な鉄フライパンを探していたので、いい感じのフライパンを見つけました。二人分までは調理可能、柄が熱くなりやすいので注意を。
26cmタイプ
柄の短さがポイント。絶妙な長さなのでパックパックにも入れられるし、焚火台での取り回しもいいです。使い込んでいきたい逸品です。
焚き火フライパンと合わせて買いたい専用ハンドルカバー
出典:naturum
焚き火フライパンは、焚き火の上に置いてもガスコンロの上に置いてもそのまま持つと手が熱くなってしまいます。また、26cmタイプでは普通に持ち上げるのにも力が必要です。
そこでおすすめなのが、専用ハンドルカバー!温かみのある木製ハンドルが手に馴染み、持ちやすくなります。ただし、フライパンに取り付ける際はプラスドライバーとペグハンマーや木槌が必要になるため、キャンプサイトに行く前に自宅で取り付けておくことをおすすめします。
また、焚き火で使うときには急に火が大きくなる可能性もあるため、耐熱グローブも必ず用意しておきましょう。
こちらもおすすめ!キャンプで使えるその他のハイランダー商品
ハイランダーと藤田金属のコラボ商品は焚き火フライパンだけではありません。他にもキャンプで便利なアイテムがありますのでここで紹介します。
ハイランダー・焚き火プレート
出典:naturum
23cmは厚み1.4mm、26cm・29cmは厚み1.6mmとなってます。
3サイズ展開の持ち手が付いていないフライパンのようなプレートです。焚き火フライパンと同じ鉄製なので、焚き火の上に置いて肉を焼くなどの簡単な調理が可能です。もちろん表面にはハードテンパー加工が施されているので、くっつきやサビも気になりません。とにかく荷物をコンパクトにしたいという方におすすめです。
ハイランダー・焚き火鉄板
出典:naturum
中・大サイズがある鉄板です。どちらもスキレットなどより分厚い6mm厚鉄板を使っているので、お肉がムラなく美味しく焼けます。こちらもシーズニング処理が不要なハードテンパー加工済みです。
焚き火フライパンで本格的なキャンプ飯に挑戦しましょう
コスパの良さ・機能性・コンパクト性を兼ね揃えた焚き火フライパンについて紹介してきました。焚き火で調理するときには鉄製フライパンが必要ですが、スキレットやダッチオーブンはソロキャンプで持っていくのは困難です。そんな時こそぜひ焚き火フライパンを使ってみてください!