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ソロキャンプにおすすめの鉄板7選!サイズや厚さ選びや使い方も解説!

簡単においしい料理を作りたいソロキャンプでの調理器具は鉄板がおすすめです。鉄板は焼き網と違って均一に熱を通し、ガスバーナーやコンロでも、炭火や焚き火でも気にすることなく使えるところが便利です。おすすめの鉄板と選び方や使い方を紹介します。

ソロキャンプで使う鉄板の魅力は?

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ソロキャンプもスタイルはいろいろありますが、凝った料理をしたい方も、簡単に済ませたい方にも鉄板は魅力のあるアイテムです。

鉄板だとお肉がおいしく焼けるといいますが、その他にも鉄板のメリットはたくさんあります。鉄板の魅力を紹介します。

鉄板は肉や野菜がおいしく焼ける

鉄板は、ソロキャンプで肉をはじめ野菜など食材をおいしく焼くことができます。

鉄板は食材を直接火に当てることはなく、鉄板に蓄積された熱で食材を焼きます。

そのため大量の熱をじっくりと食材へ伝えていくことができ焼きムラがなくおいしさを閉じ込めて焼くことができるのです。

タフな調理器具

鉄板は取っ手などのないシンプルな物が多く、強度もありますのでハードに使っても壊れることがありません。

焼き網は数回使うと買い替えが必要ですが、鉄板は手入れさえしておけば一生使えるものも少なくありません。

また、熱にも強い鉄板は熱源を選びません。

バーナーやコンロはもちろん炭火や焚き火でも大丈夫です。

コンパクトでパッキングしやすい

鉄板は平らでコンパクトな物が多く、パッキングがしやすいのも魅力の一つです。

鍋やフライパンなど収納に空間を多く使う調理器具に比べて鉄板は隙間にスッと入れる感じでパッキングできます。

ソロキャンプで使う鉄板では大きさもB6サイズ程度の物がありさらにコンパクトです。

片づけが楽

鉄板は後片付けが簡単です。

たわしやスポンジで洗剤を使ってゴシゴシ洗う必要はありません。

焦げ付きがなければキッチンペーパーなどで軽く拭くだけでOK。

焦げ付きやこびりついた汚れでも、ほとんどはヘラで落とすことができます。

水や洗剤で洗う必要がないので、ソロキャンプで使った後、ヘラで落として紙に包むだけで片付け終了です。

ソロキャンプ用鉄板を選ぶ4つのポイント

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鉄板といってもさまざまなデザインや機能、サイズの違いがあります。

鉄板の形状もいろいろあり機能や使い勝手が変わってきますし、食材の量や大きさによってサイズ選びが決まってきます。

それぞれの形状の特徴やソロキャンプで使う鉄板の選び方のポイントを紹介します。

鉄板のソロにおすすめサイズは?

鉄板といえば大きい物がありますがソロキャンプで使うのであればカバンに入るくらいの小さなサイズで十分です。

手のひらサイズの鉄板もあり、一人で少し肉と野菜を焼いて食べるのにはA5~B6サイズがおすすめです。

また焼きそばや野菜炒めなどの炒め物をする場合は少し大きめのA4サイズくらいが使い勝手がいいでしょう。

鉄板の厚みは何mm?

お好み焼きやステーキのお店で使われている鉄板の厚みは10mmを超える物があります。

蓄熱量が多く食材はおいしく焼きあがるのですが重く持ち運びに不便で、鉄板を温めるのに数分から一時間以上かかる物もあり、アウトドアで使うのには不向きといえます。

ソロキャンプで使う鉄板は3~5mm程度のものをおすすめします。

軽くてサッと使いたい方は軽めの3mm、ちょっと熱するのに時間がかかってもじっくり焼いたい方は5mm程度がおすすめです。

鉄板の形状は3種類から選ぶ

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鉄板は大きく分けて平面タイプ、波形タイプ、縁付きタイプの3種類の形状があります。

平面タイプはすべてフラットなのでパッキングやお手入れがしやすく、波形タイプは肉の無駄な油分を落としてくれ焼き目もきれいに仕上がります。

縁付きタイプは食材が落ちにくいので炒め物が簡単にでき、少し汁気のあるものでも調理することができます。

持ち手の有無

鉄板は持ち手のないものも多いです。

持ち手のないものはトングのようなつかむタイプと切り込みや穴に挿して使うハンドルタイプの物があります。

持ち手のないタイプは収納に便利というメリットがあります。

持ち手のある鉄板でも片手用と両手用では使い勝手が変わってきます。

自身の使いやすいものを選びましょう。

鉄板のシーズニングとお手入れの仕方

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鉄板は買ってきた時と使った後にお手入れが必要です。ダッチオーブンやスキレットと同様シーズニングという油をなじませる作業をしますが、慣れると意外に簡単ですし愛着も湧いてきます。買ってすぐのシーズニングの方法と使い終わった後のお手入れを紹介します。

コーティングを剥がす

買ってきたばかりの鉄板には工場出荷時に塗布した錆止めなどのコーティングが付いています。

まずはそれを洗い落とす作業をします。鉄板を煙が出るくらいまで空焼きし、冷めてから中性洗剤とたわしでゴシゴシ洗います。

油をなじませる

洗った鉄板は再度空焼きして水分を飛ばして食用油を薄く塗ります。

裏面や取っ手などの部分にも塗り忘れのないように。

煙が出るくらいまで空焼きしたら冷まします。

これを3回ほど繰り返します。

食用油は何でもいいのですが、高温に強いオリーブ油がおすすめです。

匂いを取り除く

鉄の匂いを取り除くため野菜をいためます。

特に香りの強いねぎなどがおすすめで炒めるためだけで捨ててしまうのでくず野菜を使用するとよいでしょう。

軽くこげて黒くなるまでいためてください。

仕上げのコーティング

野菜を炒めた鉄板は軽く水で洗って火にかけてよく水分を飛ばし食用油を塗ってシーズニングは終了です。保管する時は油紙や新聞紙を包むと他に油をつけることがなく便利です。

使い終わった鉄板のお手入れ

ソロキャンプで、使い終わった鉄板はヘラなどで汚れを落とします。落ちない汚れはたわしを使って水洗いしますが、洗剤は使わないようにします。汚れを落とした鉄板は、空焼きで水分を飛ばした後、食用油を塗って保管します。もしも洗剤を使ってしまった場合は湯面になじんだ油が取れてしまいます。しかし再度シーズニングをすれば大丈夫です。

ソロキャンプにおすすめの鉄板

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グループや家族でバーベキューをするときの鉄板は大きい物がほとんどですが、ここではソロキャンプ用に一人で使うのに便利なコンパクト鉄板を紹介します。小さくても鉄板のこだわりや食材をおいしく焼く工夫がされた物ばかりです。

キャプテンスタッグ 鋳物 グリルプレート<B6>

<商品スペック>

  • サイズ:180×125
  • 高さ:20mm
  • 重量:750g
  • 材質:鋳鉄

B6サイズのコンパクトな鉄板です。バーナーやコンロはもちろん小さな焚き火グリルや焚き火台で使用することができ、縁が付いているので小さくても食材を落とす心配も少なく料理の幅も広がります。

テンマクデザイン 男前グリルプレート

<商品スペック>

  • サイズ:207×143mm
  • 深さ:9mm
  • 重量:875g
  • 材質:鋳造鉄製

波型タイプの鉄板です。コンパクトでソロキャンプでお肉を焼くのにはぴったりのサイズです。

セパレートになっている18cmのハンドルで調理中にちょっと移動ができ扱いやすいです。

コットン製の専用ケースが付属しています。

ジェットスロウ ヨコザワテッパン

<商品スペック>

  • サイズ:210×148mm
  • 厚さ:5mm
  • 重量:1kg
  • 材質:鋼鉄

大きな鉄板から切り出しただけのようなフラットでシンプルな鉄板で、付属のアルミ製やっとこで挟んで使います。

シンプルですが厚さが5mmと分厚く、焼き物料理がおいしくできます。

収納はわずかな隙間に差し込むだけで場所をとりません。

やっとこの他金属コテ、専用袋、防錆用油紙(キッチン用)が付属しています。

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アウトドア野外鉄板WOOPs Iron SOLO

<商品スペック>

  • サイズ:148×150
  • 厚さ:6mm
  • 重量:1.1kg
  • 材質:鉄

鉄板の厚さ6mm、一度熱が入ると冷めにくく食材がおいしく焼けます。

正方形に近い形で2辺の縁が立ち上がって、コンロを使用するときには均等に熱が行き渡る形状となっています。

穴に差し込むタイプの専用の取っ手、ヘラ、耐油袋、収納紙袋が付属しています。

また、大きさは同じで厚さ3.2mm、重さ約600gの軽量タイプもあります。

スター商事 グリルプレート黒船(M)

<商品スペック>

  • サイズ:217×143
  • 高さ:35mm
  • 重量:450g
  • 材質:アルミニウム

アルミニウム製で波型タイプの鉄板で、このアルミの鋳物は職人が一つ一つ作っています。

アルミ製ですので錆に強く軽量、持ち運びや取り扱いが楽です。

表面にはテフロンコーティングが施され焦げ付きにくく、お手入れもサッと拭くだけで簡単です。

MOOSE Frying iron

<商品スペック>

  • サイズ:120×120mm(取っ手部分を除く)
  • 厚さ:3.2mm
  • 重量:500g
  • 材質:鉄

手のひらサイズの小さな鉄板です。

持ち手部分は木を挿してフライパンのように柄を長く使える独特の形をしています。

全体で120mm、調理面は95mmの正方形と小さめですが、蓄熱するだけの鉄板の厚みもあり、ソロキャンプでお酒など飲みながら肉や野菜を少し焼いて食べるのにおすすめです。

大き目の160mmと180mmのサイズもあります。

ユニフレーム ユニ鉄

<商品スペック>

  • サイズ:200×200
  • 厚さ:17mm
  • 重量:1.45kg
  • 材質:ダクタイル鋳鉄(FCD)

フラット面と波型の表面でいろいろな焼き料理が同時に楽しめる鉄板です。

たとえば波型の面で肉を焼きながらフラットの面で野菜やパンなどを焼くことができ、ソロキャンプの料理に幅が広がります。

少し重いですがそれだけ蓄熱量が多くおいしく焼きあがります。

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鉄板でソロキャンプが楽しくなる

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鉄板は料理がおいしくなるだけでなく、コンパクトに収納できます。

ソロクッカーとは別に鉄板を忍ばせておけば、おいしそうな食材が手に入った時には鉄板が活躍します。

一人で好きな物を好きなだけ食べる至福の時、ジューと鉄板で焼ける音を聞くだけでさらにソロキャンプが楽しくなりますね。

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