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【2022年】オイルランタンのおすすめ10選!魅力や選び方などを徹底解説 

パラフィンオイル 燃料

キャンプで雰囲気づくりに一役買ってくれるオイルランタン。「素敵だなぁ」と憧れてはいるもののオイルを使うということにハードルの高さを感じていませんか?

この記事ではオイルランタンの選び方や注意点を詳しく紹介するので、今までキャンプでLEDランタンしか使ったことがないという方も安心してオイルランタンデビューできますよ。キャンプサイトの雰囲気づくりに役立つだけでない、オイルランタンの魅力を深掘りしていきましょう!

オイルランタンとは

 
そもそもオイルランタンとは、灯油やパラフィンオイルなど、その名の通りオイルを燃料として火を灯すランタンのことを指します。一般的にキャンプでよく耳にする「ガソリンランタン」はホワイトガソリンを燃料とし、「ケロシンランタン」は灯油を燃料としていますよ。

オイルランタンはLEDランタンやガスランタンと違い光量が少なくメンテナンスに手間もかかりますが、オイルランタンのもつレトロで優しい灯りはキャンパーを虜にしています。
オイルランタンでこそ味わえる不規則で優しい炎の揺れは、眺めているだけでリラックスできますよ。

オイルランタンの魅力

 
オイルランタンの魅力としてここでお伝えしたいのが

オイルランタンの魅力
  1. デザイン性の高さ
  2. コストパフォーマンスの高さ

になります。おしゃれさは周知のとおりですが、経済的にも使えるという意外さもあるので簡単に解説しますね。

デザインがおしゃれ

オイルランタンの魅力といえば何といってもその見た目です。
今では種類豊富なデザインのオイルランタンが発売されていますが、中でもメジャーなオイルランタンでもある「ハリケーンランタン」は無骨な雰囲気がアウトドアに非常にマッチすると人気が高いです。
使い込むごとにホヤなどが少しくすんでいく様子もまた味わい深く、キャンパーの所有欲をくすぐってくれますよ。

コストパフォーマンスが高い

専用のオイルなど使うというと高いイメージがあるかもしれませんが、実はとっても経済的なのもオイルランタンの魅力です。
特に灯油を使うケロシンランタンは、大きさなどにもよりますが一晩使い続けても十数円程度で非常に安く、パラフィンオイルは値が張りますがそれでも、電池やガスなどと比較すると安いです。
お財布に優しいオイルランタンであれば、常夜灯として一晩中つけておくこともできますね。

オイルランタンのおすすめメーカー10選!日本製も使いやすい

 
オイルランタンの魅力が少しお伝え出来たところで、ここからはオイルランタンのおすすめメーカー10選を紹介します。どれも見た目だけでなくそれぞれ特徴があるので紹介文も必見です!
安心して使える日本製もありますよ。

FEUERHAND(フュアーハンド) ランタン 276 ジンク

サイズ 幅13.5×奥行き15×高さ26.5cm
重量 約530g
ボトル容量 約340ml
燃焼時間 20時間以上
芯の形状 平芯
燃料 灯油もしくはランプ用オイル

ドイツで100年以上経っても製造され続けている、「ハリケーンランタン」として世界中に愛されているランタンです。
ジンクのカラーバリエーションはこの亜鉛メッキそのままの色をした1種類のみ。これがまた潔く、派手な色味でも何でもないのですが明かりを灯せばキャンプサイトでは抜群に映えます。無骨さを愛するキャンパーにおすすめのオイルランタンです。
昔から変わらないシンプルな構造なので扱いやすいのもポイントです。

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FEUERHAND(フュアーハンド) ランタン ベイビースペシャル 276

サイズ 幅13.5×奥行き13.5×高さ26.5cm
重量 約480g
ボトル容量 約340ml
燃焼時間 20時間以上
芯の形状 平芯
燃料 灯油もしくはランプ用オイル

フュアーハンドの現行モデルとして発売されているのがベイビースペシャルです。
ジンクとの大きな違いはカラーバリエーションが7種類と豊富な点です。キャンプサイトのカラーリングにこだわりがある方でも、きっとマッチするオイルランタンが見つけられますよ。塗装はしっかりされているのでアウトドアで使っても色あせもしにくいです。

DIETZ(デイツ)ハリケーンランタン78

サイズ 幅15×奥行き13×高さ26.5cm
重量 約470g
ボトル容量 約340ml
燃焼時間 約20時間
芯の形状 平芯
燃料 灯油・パラフィンオイル

こちらもフェアーハンドのハリケーンランタンと並んでキャンパーに人気のオイルランタンです。デイツというと存在感のある大型ランタンが人気ですが、1泊程度であればこちらのD78で十分足りますよ。
激しい風の中でも消えない「ハリケーンランタン」の元祖ともされているため、ホヤも厚くとても頑丈です。スタイリッシュさがどんなキャンプサイトにもマッチするので長く愛用できるランタンを探している方におすすめです。

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CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)CS オイルランタン

サイズ 幅16×奥行き12×高さ25cm
重量 約370g
ボトル容量 約200ml
燃焼時間 約14時間
芯の形状 平芯
燃料 白灯油、パラフィンオイル

初めてのオイルランタンでも安心して使えるのがキャプテンスタッグのCSオイルランタンシリーズです。色は全部で5色、サイズは3サイズ展開で「ちょうどいい」ものが見つかりますね。
消耗品やケース、シェードなどが気軽に購入できるのも有名アウトドアメーカーならではです。使い続けていくうちに買い揃えていくこともできますし、楽しみの幅が広いオイルランタンになりますよ。

Kameyama(カメヤマ)オイルランタン シルバー

サイズ 幅15×奥行き11.5×高さ27cm
重量 約340g
ボトル容量
燃焼時間 約15時間
芯の形状 平芯
燃料 パラフィンオイル・白灯油

フェアーハンドより一回り小さいサイズですが、コンパクトながらも燃焼時間は約15時間と使い勝手の良いオイルランタンです。見た目も携行性もコスパも重視したい方におすすめになりますよ。
カメヤマのオイルランタンは日本製なので分解も簡単にでき、楽に掃除ができるもの特徴です。

Kameyama(カメヤマ)オイルボトル ランタン

サイズ φ6.7×高さ19.5cm
重量 約250g
ボトル容量 約60ml
燃焼時間 約12時間
芯の形状 棒芯
燃料 パラフィンオイル

散らかりがちなテーブルの上にも置ける、場所を取らないスリムなサイズのオイルランタンです。可愛らしいサイズですが付属のガラスボトルには約60mlのオイルが入るので、12時間ほどの燃焼時間を誇ります
安心な日本製な割に手頃な金額とサイズ感なので、まずはオイルランタンの雰囲気を感じてみたい方にもおすすめです。

YOGOGO(ヨゴト)オイルランタン

サイズ 幅15.5×高さ24cm
重量 約300g
ボトル容量
燃焼時間 20時間以上
芯の形状 平芯
燃料 灯油

まずはオイルランタンの扱い方や使用感が知りたいという方はお手頃な価格のYOGOGOのオイルランタンがおすすめです。
価格が安く中国のメーカーということで作りが心配になるかもしれませんが、YOGOGOは有名アウトドアメーカーの良いところ吸収し展開している会社なので、作りは意外としっかりしていますよ。
ブリキっぽい見た目は無骨な雰囲気があり、キャンプ場では映えるアイテムになりますね。

Holmegaard(ホルムガード)ハリケーンランタン

サイズ 高さ33.1cm
重量
ボトル容量
燃焼時間 約5,000時間
芯の形状 平芯
燃料 パラフィンオイル

ラグジュアリーな雰囲気を演出してくれるオイルランタンをお探しの方はホルムガードのハリケーンランタンがおすすめ!デンマーク王室御用達ブランドなのでそのクオリティーの高さにはうっとりしますよ。
ガラス製なのでキャンプで使うのには心配になりますが、こちらのガラスは耐衝撃性と耐熱性がしっかり兼ね備えられているので安心して使えます。

Murae(ムラエ)アンティーク オイルランプ

サイズ φ7×高さ14cm
重量
ボトル容量 約80ml
燃焼時間 約16時間
芯の形状 棒芯
燃料 専用オイル(ムラエレインボー)

「レトロ」「アンティーク」という言葉がぴったりの雰囲気抜群なオイルランタンです。
手のひらに乗ってしまうほどのコンパクトなサイズですが燃焼時間は約16時間と使い勝手良く、テーブルの上を華やかに優しく照らしてくれますよ。
持ち運びなど気を遣うかもしれませんが、キャンプサイトに持って行けば贅沢な夜の時間を演出してくれること間違いなしです。

Coleman(コールマン)ルミエールランタン

サイズ φ7.3×奥行き6×高さ18.3cm
重量 約210g
ボトル容量
燃焼時間
芯の形状
燃料 アウトドアガス

こちらはアウトドアガスを燃料としたガスランタンですが、その繊細な炎の揺らめぎはオイルランタン特有の雰囲気に匹敵しますよ。

これなら、「どうしてもオイルというものにハードルを感じる、だけどオイルランタンの雰囲気は味わいたい」という方も安心して使うことができますね。

あまりの人気に一時は入手困難&プレミア価格となってしまったルミエールランタンですが、今は在庫と価格が落ち着いているので諦めていた方もチェックしてみてくださいね。

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オイルランタンの選び方3選

 
オイルランタンはデザイン性もよくお手頃な価格のものが多いので購入を検討し始めた方も多いかと思いますが、選び方を間違えると使い勝手が悪く感じてしまいます。

意外と見落としがちな選び方のポイントは3つ

選ぶポイント
  1. タンクの容量
  2. 芯の種類
  3. 形状とサイズ感

です。このポイントを押さえて使いやすいオイルランタンをゲットしましょう。

タンク容量の大きさ

オイルランタンの燃焼時間はタンクの容量に比例します。
使う芯の大きさや使用時の炎の大きさでも前後しますが、大体の目安としては

  • 340ml…約20時間
  • 500ml…約24時間
  • 930ml…約25時間

になります。どれくらいの時間オイルランタンを使えるのかの目安にしてくださいね。

芯の種類で選択する

オイルランタンに使う芯には「棒芯」「平芯」「巻き芯」の3つの種類があります。簡単に特徴を説明すると

  • 棒芯…テーブルランプに多く使用されている芯
  • 平芯…一般的なオイルランタンで使用されている芯。2分芯(6mm)のものから11分芯(33mm)まで大きさはさまざま
  • 巻き芯…ヴィンテージランタンで使用されている、平芯を巻いて筒状にした芯

になります。
芯の幅は広ければ広いほど大きな炎が灯りますが、劇的に明るさが変化するわけではない上、燃焼時間が短くなってしまうデメリットがあります。流通が多く替え芯も入手しやすいのは7分芯(21mm)。いずれにしても使うオイルランタンに合うものを選んでくださいね。

形状やサイズ感で選択する

オイルランタンの形状は主に「ハリケーンランタン」と「テーブルランプ」に分かれます。それぞれおすすめの用途が異なり、

  • ハリケーンランタン…強風(ハリケーン)の中でも使える高い防風性が魅力のランタン。キャンプといったアウトドアでの使用におすすめで、持ち手をランタンハンガーに吊るせば手元を明るく照らすことが可能
  • テーブルランプ…テント内の雰囲気づくりにぴったりなのがテーブルランプ。アンティーク調のものやガラス製のものなど置いておくだけで映えるデザイン性の高さが魅力

となります。
サイズ感に関してはタンク容量に比例することがほとんどで、持ち運びを重視したい方はコンパクトなものを選んでくださいね。

オイルランタンは液体の燃料を使うので注意が必要

パラフィンオイル燃料容器

LEDランタンは、電池を使って光を放ちますし、ガスランタンは、ガスボンベのガスを燃料としているので、両者とも燃料が”こぼれる”心配がありません。

一方、オイルランタンは、名前があらわすように、液体である灯油やパラフィンオイルを燃料として光を発生させます。
ランタン本体の燃料タンクの構造は、基本的に密閉されていないので、傾けたり、コケると燃料がこぼれます。
したがって、キャンプなどで使う場合は、燃料は本体に入れず、別の容器に入れて持ち運び、現地に着いてから注入する必要があります。

灯油やパラフィンオイルを持ち運ぶ前に知っておくべきこと

オイルランタンは、灯油・パラフィンオイルの2種類を燃料として使うことができます。
それぞれ特徴があるので、シーンに応じて使い分けましょう。
燃料は、身近なものですが、消防が定める”危険物”でもあるので、火災を起こさないように、あらためて扱い方を知っておきましょう。

燃料の分類

私たちが普段なにげなく使っているガソリンや灯油などの燃料は、消防が規制する危険物として第1類〜第6類まで分類されています。

その中でも、オイルランタンやガソリンランタンの燃料として使うガソリン、灯油、パラフィンオイルは第四類の”引火性液体”に分類されます。

さらに、その第4類の中でも、ガソリンは第1石油類(引火点21℃未満)、灯油は第2石油類(引火点21℃以上70℃未満)、パラフィンオイルは第3石油類(引火点70℃以上200℃未満)に分けられています。

引火して火災を起こさないようにするため、引火点より低い温度で保管する必要があります。
したがって、第1種石油類のガソリンが最も扱いにくく、第3種石油類のパラフィンオイルは比較的扱いやすい、ということになりますね。

灯油は安いけれど扱いにくい

オイルランタン 灯油容器

灯油はオイルランタンの燃料としては非常に安価です。
自宅のストーブなどで使う灯油を使えば、かなりコストを抑えられます。
50mlで5時間程度点灯できるので、一晩使っても10円かからないほどの低コスト燃料です。
オイルランタンの燃費の良さを活かすならば、灯油ですね。

ただ、ランタンの芯を上げて火力を強くとススが出やすいことと、灯油特有の匂いが強い点、そして引火しやすいので、運搬がやや危険という欠点があります。
灯油を、ペットボトルなどに入れて運ぶ方もいますが、変形して漏れるなど危険性があり、消防法の観点からもNGとなります。

後述の、燃料専用の金属製の容器に入れて運搬しましょう。

オススメはパラフィンオイル

パラフィンオイルは、灯油と比べるとややコストが上がりますが、灯してもススが出にくく、匂いもないので扱いやすい燃料となります。
灯油よりも引火のリスクが少ない「第3石油類」に分類されるので、持ち運びに使う容器の材質は、灯油のように気を使う必要が無いのが大きなメリットです。
虫除け成分が混合されている商品もあるので、これをランタンに注いで灯せば、虫除けと照明を兼ねることもできます。

ランタンオイルを持ち運ぶ方法

先の章でも触れましたが、オイルランタンは完全密封ではないので、傾けると燃料がこぼれます。
したがって、灯油・パラフィンオイル、いずれもランタンの中に燃料を入れて持ち運ぶことができないので、燃料は別途容器に入れて持ち運び、現地で燃料を入れてやる必要があります。
帰る際は、燃料を完全に使い切るか、燃料をランタンから全て抜き出して、オイル用の容器に戻してやらないといけません。
そこで、本章では灯油とパラフィンオイルを持ち運ぶ方法について解説致します。

灯油を持ち運ぶ

灯油 キャンプ 持ち運び

灯油はガソリンほど引火しやすい燃料ではありませんが、プラスチックを変形させるので、ペットボトルやプラスチック容器に入れて持ち運ぶことはオススメしません。
それら容器を持ってガソリンスタンドに持って行っても、灯油を入れてもらえませんし、セルフ式ガソリンスタンドや自宅で入れて持って行くのも、消防法的には”アウト”となります。

オイルランタンで灯油を使うためにキャンプ地に持っていくには最低限の安全を考慮してSOTO、オプティマス、MSRなど各社から発売されている金属製のボトルに入れて持ち運びましょう。

SOTOに関してはガソリンスタンドで給油可能な消防法適合品のコンパクトなボトルの取り扱いがありますのでスタンドでの給油をができるタイプならこちらのフューエルボトルがおすすめです。

MSRのフューエルボトルに関しては消防法の許可は下りていないものの灯油・ガソリンを入れることを目的としたボトルですので樹脂製のものと比べると安心できます。

3,000円程度と、容器としてはやや高額ですが、デザインがカッコいいものが多いので、アウトドアギアのひとつとして、気に入ったものを買っておくとオシャレです!

金属製の燃料用ボトルで灯油を持ち運ぶ際の注意点として、熱膨張すると危険なので『満タンに入れないようにすること』『火器の近くに置かないこと』『夏場の自動車内など暑いところに置かないこと』などを留意してください。

パラフィンオイルを持ち運ぶ

パラフィンオイル キャンプ

パラフィンオイルは、灯油より引火のリスクが少ない、比較的安全な燃料となるので、ペットボトルや100均のプラスチックボトルなどに入れて持ち運んでも大丈夫です。
少量使用する場合、密封できる100均等の”調味料用のボトル”に入れると、スペースを取らないので便利です。
市販のパラフィンオイルは、ペットボトル状のボトルに入っているものがあるので、一度それを使い切ったら、何度も使うことができます。

また、注ぎやすさ重視するならトランギアやバーゴのしっかりした”フェーエルボトル”に入れ変えて持っていくと注ぎやすさがアップします。

※ただ、本来アルコール燃料用ということになっていますので念頭において利用してください。

実際1年ほど入れて保管しても問題ないので、トラブル無く使うことができます。

オイルランタンの使い方

 
「オイルランタンは使い方と使い終わった後が大変そう…」と購入前は誰もが懸念しますよね。ですが、オイルランタンの仕組みはとても単純なものなので、使い方も簡単です!
ここではオイルランタンへのオイルの入れ方と使い終わった後のオイルの抜き方を紹介します。

オイルランタンの入れ方

タンクへオイルを入れる時は漏斗を使うと便利です。コンパクトなサイズのオイルランタンの場合、注ぐオイルの勢いが強いと漏斗からオイルが溢れてきてしますので慎重に少しずつ注ぎましょう。
この時、タンクに入れるオイルの量は多くても8分目までがおすすめです。満杯に入れてしまうと傾いた拍子にオイルが漏れてしまうので注意しましょう。

オイルを入れ終わったら着火する前に10分程置いて、芯にオイルを染みこませてくださいね。

オイルランタンの抜き方

使用後はオイルを抜いておくと運搬時のオイル漏れの心配もありませんよ。
抜き方はタンクをひっくり返して直接オイル缶に戻すか、完全に抜き取りたい場合はスポイトなどで吸い取って抜くことができます。あくまで燃料漏れを防ぐ意図なので、そこまで神経質に空っぽにする必要はありません。

いっそのこと、使い切ってしまうというのも手段としてはおすすめです。

オイルが漏れないおすすめのボトルとは?注ぎやすさ・戻しやすさを検証!

いくつかのボトルスペックを検証してみましたので参考にしてください。

ホームセンターのボトル

ホームセンターで安く売られているボトル(小分け容器)です。
ホームセンター容器
圧迫しても蓋が開くことはありませんし、にじみ出ることもありません。

注ぎやすさ
注ぐときもこぼれずに注ぎやすいです。


戻すときはキャップを外せば戻しやすく問題なしです!

100均調味料入れ

セリアで売られている調味料ボトルです。
液体用のシーズニングボトルで『液体を入れても漏れない』と表記されています。

100 ボトル
100均の調味料入れも強く圧迫しても漏れもにじみもありません。


ランタンに注ぐときには口が大きく少し注ぎにくさを感じました。
特にシーズニングボトルにオイルを満タンに入れていると注ぎにくい感じです。


オイルを戻すの口のサイズが大きく戻しやすいです。

ヘイズ ツーリング アンド プラスチック


圧迫すると若干、にじみ出てきます。
かなりきつく閉めると漏れないですが少し不安があります。


注ぎやすさは非常に良くいです。
先端部分でオイルを出す量を緩めたり絞ったりできるのはメリットに感じました。


オイルを戻す際には口が小さいのでロートが必要です。

個体差があるにしても少し、漏れがあるので倒したりバックパックで荷物を詰めて持っていく場合には向かないです。
注ぎやすは良いのでカッコよさ重視でデメリット部分がカバーできるなら検討の余地ありです!

バーゴフェーエルボトル

バーゴフューエルボトル
強く圧迫しても漏れもにじみもありません。


非常に注ぎやすいです。


戻しやすさも問題なしです。

注ぎやすさも戻しやすさも非常に使いやすいフューエルボトルです。
サイズ感も丁度よく240ml入るので2~3日程度のキャンプでも対応できます。

トランギアフェーエルボトル


圧迫しましたが容器に厚みがあり圧迫できないくらい硬いです。


かなり注ぎやすいです。


問題なく戻せます。

トランギアフェーエルボトルはサイズや色のラインナップが選べるのは嬉しい点です。
今回比べた容器の中で一番厚みあり、つぶれて変形する心配はなさそうです。
注ぎやすさ、戻しやすさもかなり良く便利なボトルですが値段は今回の中で一番高くなっています。

LINDEN(リンデン) パウチ容器

リンデン パウチ容器
圧迫しても漏れたり破れたりはなく安心して使えます。


注ぎやすさも問題ありません。


袋状なので戻しにくいかなと思いましたが問題なく戻せます。

コンパクトさは一番の容器です。
バックパック等の軽量のキャンプをする場合におすすめです。

オイルランタン燃料の持ち運びにおすすめのアルミ製のフューエルボトル

灯油 フューエルボトル
先にも述べましたが灯油を持ち運ぶ場合はアルミのボトルがおすすめです。

MSRフューエルボトル

MSRのフューエルボトルは多くのアウトドアユーザーが愛用する燃料ボトルです。
灯油の持ち運びは勿論、ドラゴンフライと組み合わせてガソリンバーナー用の燃料タンクにも使われています。
ガソリンバーナーは冬の気温の低い環境でも使えて本格的なギアを求めているキャンパーや登山家などが特に愛用しています。

msrフューエルボトル 燃料
ランタンの燃料を注ぐのも問題なく行えます。

チャイルドロック フューエルボトル
蓋はチャイルドロックかかるようになっておりペットボトルと間違えて小さなお子さんが開けようとしても普通に回しても開かない構造となっています。

まとめ

オイルランタンの燃料は、持ち運びにちょっと不便な点がありますが、オイルランタンは燃費の良さと雰囲気の良さは格別です!
適した容器と入れ方さえ知っておけば、バックパックや車内に燃料をこぼすことなくオイルランタンを使うことができます。
火事にならないよう注意しながら、オイルランタンで素敵な夜を演出してみてください。

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