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おすすめのハイコット!コスパで選ぶ人気9選【2023】

おすすめのハイコット!コスパで選ぶ人気9選【2021】

ハイコットはベッドとしてだけでなく、ベンチとしても使用できる便利なアイテム。ローコットとくらべて収納時のコンパクトさでは劣るものの、より幅広い使い方に対応しているのがポイントです。車中泊用のベッドとしても人気があります。

今回はハイコットの特徴や選び方を解説するとともに、おすすめのハイコットを9個ご紹介します。低価格なハイコットのみをピックアップしているので、コスパ重視で選びたい方は要チェックです!

ハイコットの特徴やメリット

ハイコット

ハイコットは高さ35〜40cmほどの商品が多く、ローコットより寝心地にすぐれているのが特徴です。ひと口にハイコットといっても、フレームの形状やシートの素材など、その種類はさまざまで強度やバランスにすぐれているものは、長椅子として使用できるというメリットもあります。

他にも、起き上がって靴が履きやすかったり、コットの下を荷物置き場として使用できたり、ローコット以上に汎用性にすぐれているのも良いところです。ハイコットは地面から高さがあるので、冷気や地熱が伝わりにくく、冬キャンプでは荷物を置くことでより冷気を遮断することができます。

また最近では、天然素材を使用したオシャレなハイコットも人気があり、天然木のフレームやコットン生地のシートは独特の風合いが魅力的で、キャンプ場での使用はもちろん、自宅で使用するのもおすすめです。

ハイコットの種類は大きく分けて2つ

ハイコットの種類は、以下の2つに分けられます。

強度優先折りたたみタイプ 太くて頑丈なフレームで構成されている。
強度にすぐれている反面、収納サイズが大きくて重量もある。
軽量コンパクトタイプ パーツを細かく分解して、コンパクトに収納可能。
そのかわりに、組み立てと分解に少々手間がかかる。

使用時の安定感を求めるなら、強度優先折りたたみタイプがおすすめです。ただし収納サイズが大きいため、所有している車の積載スペースが足りるかどうかを考慮する必要があります。

軽量コンパクトタイプは持ち運びがしやすいことにくわえ、2段階の高さ調整が可能なものも多くあります。シチュエーションによって、ロースタイルとハイスタイルの使い分けができて便利です。

ハイコットの選び方

ハイコットのおすすめ

ハイコットを選ぶ際には、以下の7つのポイントに注目しましょう。

  1. フレームの素材
  2. シートの素材
  3. 寝心地
  4. 耐久性
  5. 重さ
  6. 収納サイズ
  7. 耐荷重

それぞれのポイントについて、わかりやすく解説します。

フレームの素材は3種類から選ぶ

幅広ハイコット

ハイコットのフレームの素材はアルミニウム・スチール・天然木の3つが一般的です。それぞの特徴は以下の通り。

アルミニウム 軽量かつ高耐久性。
スチールよりも錆に強い。
スチール アルミニウムより剛性が高い。
その反面、素材自体が重い。
天然木 見た目にすぐれ、経年変化が楽しめる。
しかしスチール同様、重くなりがち。

実用性を重視する場合は、フレームの素材にアルミニウムかスチールを使用しているハイコットがおすすめです。キャンプだけでなく自宅の部屋でも使用したい方は、オシャレな天然木のものを選ぶのも良いでしょう。

シートの素材も3種類から選ぶ

ハイコットの使い方

ハイコットのシートの素材には、ポリエステル・コットン・ポリコットンの3つがあります。それぞれ以下のような特徴があります。

ポリエステル 軽くて丈夫。
生地が薄いためコンパクトに収納できる
コットン やさしい手触りと耐久性の高さが特徴。
しかし重くて収納サイズも大きめ。
ポリコットン ポリエステルとコットンの混紡素材。
火の粉で穴があきにくい。

軽さを重視する方や、できるだけ安く購入したい方は、ポリエステルを使用しているハイコットがおすすめです。焚き火のそばで使用したい方は、ポリコットンのハイコットを選ぶと良いでしょう。

寝心地を左右する3つのポイント

安いハイコット

寝心地の良さは以下の3つのポイントに影響されます。

  1. フレームの安定感
  2. コットのサイズ
  3. シートの張りの強さ

フレームの安定性が低くギシギシと揺れるようなハイコットは、睡眠時の快適性を損ないます。足の本数や構造を見て、できるだけ安定感にすぐれるものを探しましょう。

サイズ選びも重要です。自分の体に対してハイコットのサイズが小さいと窮屈さを感じ、寝返りをうつこともできません。ハイコットを購入する際は、あらかじめ自分の身長と肩幅を把握しておくと安心です。

シートの張りの強さについては、使用する人ごとに好みが分かれます。張りが弱いシートは体を包まれる快適さがあるいっぽう、寝返りをうちにくいというデメリットもあります。

逆に張りが強いシートは、寝心地に固さを感じる反面、寝返りをうちやすく体勢を変えるのが楽であるというメリットがあります。気になる商品があったら、Amazonのレビューを参考にするのがおすすめです。

耐久性の高さは口コミを参考にする

キャンプのハイコット

耐久性の高さは、フレームの太さやシートの素材、フレームの構造などによって変わります。一般的にはフレームがスチール製のもの、シートがコットン製のものが耐久性が高いとされています。

しかし商品ごとの耐久性に関しては、スペックだけで判断するのは困難です。そのため、Amazonなどのレビューを参考にするのが良いでしょう。「すぐに壊れた」などのレビューが多い商品は避けるのが無難です。

あまりに重いと持ち運びに苦労する

コンパクトなハイコット

持ち運びのしやすさを重視するなら、重量に着目して選ぶことも大切です。あまりに重いハイコットを選んでしまうと、キャンプ場で運搬する際に苦労する可能性があります。重さ6kgくらいまでであれば、どなたでも無理なく運べるでしょう。

ハイコットの重さは、サイズ・フレームの素材・シートの素材・フレームの構造など、さまざまな要素で決まります。商品ごとに記載されている重量をよく確認しましょう。

収納サイズはできるだけコンパクトなものが良い

収納サイズは小さいに越したことはありません。商品ごとに記載されているスペックをよく確認し、無理なく持ち運べるサイズの商品を選びましょう。

とくに、軽自動車やコンパクトカーを利用してキャンプへ行く方、自宅に置くためのスペースがあまり確保できない方などは、収納サイズにこだわる必要があります。

耐荷重は自分の体重に対して余裕があるものを

テントに入れたハイコット

自分の体重に対して、耐荷重に余裕があるハイコットを選ぶのがベターです。2人以上で腰かけて使用する場合は、そのときにかかる重量も考慮しなければなりません。

見た目が頑丈そうでも耐荷重が低めに設定されているものや、逆に華奢に見えても耐荷重180kgを誇るものもあります。そのため耐荷重についても、商品ごとのスペックをよく確認して選びましょう。

コスパで選ぶ【強度優先】ハイコットのおすすめ6選

それではここから、おすすめのハイコットをご紹介します。まずは強度と安定感にすぐれている高コスパなハイコットのおすすめからご覧ください。

コールマン(Coleman) トレイルヘッドII

使用時サイズ 全長190.5×幅76.2×高さ43.2cm
収納時サイズ 全長102×幅20×高さ10cm
重量 8.3kg
耐荷重 136kg
素材 フレーム:スチール
シート:ポリエステル

Coleman USAが取り扱っている、日本ではまだ未発売のハイコット。適用身長が203cmとまさにアメリカンサイズで、体が大きな方でもゆったりと寝ることができます。

フレームがスチール製のため重めですが、その分耐久性は十分。サイズが大きいため、荷物置きとしてもかなり役に立ちます。

フィールドア(FIELDOOR) アウトドアコット T/C

使用時サイズ 全長190×幅69×高さ40cm
収納時サイズ 全長92×幅17×高さ8cm
重量 5.1kg
耐荷重 180kg
素材 フレーム:アルミニウム
シート:ポリエステル65%、コットン35%

ポリエステルとコットンを混ぜ合わせた素材、ポリコットンをシートの素材に採用しているハイコット。ポリコットン特有のさらりとした感触が、心地よい寝心地を与えてくれます。

またポリコットンは火の粉で穴があきにくいため、コットに横になりながら焚き火を楽しみたい方におすすめです。1万円を切る価格設定も魅力で、かなりコスパが高いハイコットといえます。

クイックキャンプ(QUICKCAMP)クイックセットアップ GIコット

使用時サイズ 全長190cm×幅64cm×高さ43cm
収納時サイズ 全長96cm×幅22cm×高さ26cm
重量 6.9kg
耐荷重 100kg
素材 フレーム:アルミニウム
シート:ポリエステル

こちらもかなり高いコスパを誇る人気商品。組み立ての簡単さがウリのハイコットです。足もとのレバーを踏んで固定する構造のため、組み立てに力を必要としません。

シートは二重構造になっており、そのなかには弾力のあるクッションを内蔵。ふんわりと体を包み込むような、極上の寝心地を約束してくれます。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) エクスギア アルミGIキャンピングベッド

使用時サイズ 全長192×幅72×高さ42cm
収納時サイズ 全長98×幅18×高さ12cm
重量 5.0kg
耐荷重 80kg
素材 フレーム:アルミニウム
シート:ポリエステル

キャプテンスタッグの高級ラインにあたる、エクスギアのアイテムのひとつ。十分なサイズがありながら、重量5kgとかなり軽量なハイコットです。

シートの裏側にはメッシュポケットを備えており、小物を収納しておくのに非常に便利。耐荷重が低めに設定されているので、体が大きめの方は注意しましょう。

ネイチャーハイク(Naturehike)アウトドアコット

使用時サイズ 全長196×幅64高さ43cm
収納時サイズ 全長98×幅22cm
重量 6.1kg
耐荷重 150kg
素材 フレーム:アルミニウム
シート:ポリエステル

木目調のプリントがほどこされたフレームがオシャレなハイコット。素材自体はアルミニウムなので、軽量でありながら耐久性は十分にあります。

フレームに備わっているレバーを利用して簡単に組み立てができるほか、スマートフォンなどの置き場として便利なサイドポケットを装備。かなり使い勝手にすぐれている商品です。

スームルーム(Soomloom)ウッドフレームコット

Soomloomウッドフレームコット キャンプコット 天然の木 ブナ材 16オンスキャンバス 折りたたみ式アウトドアベッド 木製
FIELDOOR(フィールドア)

使用時サイズ 全長190×幅66×高さ39cm
収納時サイズ 全長90×幅20×高さ13cm
重量 7.8kg
耐荷重 120kg
素材 フレーム:ブナ材
シート:コットン

天然素材をメインに使用しているハイコット。フレームには木目が美しいブナ材を、シートには丈夫で手触りが良い帆布生地(コットン)を採用しています。

ナチュラルな雰囲気が魅力的で、部屋に設置するのもおすすめです。そしていずれも耐久性にすぐれる素材で、経年変化を楽しみながら愛用できるアイテム。コスパも優秀です。

コスパで選ぶ【軽量コンパクト】ハイコットのおすすめ3選

コスパで選ぶワイドなハイコット

続いて、コンパクトに収納できて軽量で高コスパなおすすめのハイコットをご紹介します。

ネイチャーハイク(Naturehike)アルミベッド

使用時サイズ 全長190×幅65×高さ17/38cm
収納時サイズ 全長52×幅19cm
重量 2.3kg
耐荷重 150kg
素材 フレーム:アルミニウム
シート:ポリエステル

コスパにすぐれる商品を多数販売している、ネイチャーハイクのハイコット。ここまでご紹介してきたハイコットとくらべて圧倒的なほど軽量で、そしてコンパクトに収納できます。

ヘリノックスの「コットワンコンバーチブル」によく似た商品ですが、そちらの半分以下の価格で購入できるのが魅力的。コスパ重視の方におすすめです。

ムーンレンス(Moon Lence) アウトドアベッド

Moon Lence アウトドアベッド キャンプコット 第3代 ハイキング 組立簡易 折りたたみ式 コンパクト キャリーバッグ付き 説明書付き
MOON LENCE

使用時サイズ 全長192×幅65×高さ19/34/35cm 収納時サイズ 全長53×幅15×高さ15cm 重量 3.84kg 耐荷重 180kg 素材 フレーム:アルミニウム
シート:ポリエステル

フレームの素材に「A7075超々ジュラルミン」という、耐久性がきわめて高いアルミニウム合金を使用。そしてシートにも、非常に丈夫な900Dオックスフォード生地を採用しています。

足の先端に取り付けられる台座が付属しており、この台座が地面にかかる圧力を分散。砂や芝生など、柔らかい地面の上でも安定した状態で使用できます。

ワック(WAQ)2WAY フォールディングコット

使用時サイズ 全長190×幅67×高さ17/37cm
収納時サイズ 全長60×幅18×高さ18cm
重量 3.2kg
耐荷重 150kg
素材 フレーム:アルミニウム
シート:ナイロン

たくさんの画期的なキャンプ用品を生み出しているWAQのハイコット。日本のメーカーなので、品質面において安心感があります。

ブラックのフレームとタンカラーのシートの組みあわせが特徴的で、自然のなかでも目立ちすぎず風景に溶け込みます。シートの張り具合にもこだわっており、寝心地も良好です。

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おすすめのハイコットのスペック比較表

強度優先折りたたみタイプの比較表

商品名 【コールマン】
トレイルヘッドII
【フィールドア】
アウトドアコット T/C
【クイックキャンプ】
GIコット
【キャプテンスタッグ】
GIキャンピングベッド
【ネイチャーハイク】
アウトドアコット
【スームルーム】
ウッドフレームコット
使用時サイズ(cm) 全長:190.5
幅:76.2
高さ:43.2
全長:190
幅:69
高さ:40
全長:190
幅:64
高さ:43
全長:192
幅:72
高さ:42
全長:196
幅:64
高さ:43
全長:190
幅:66
高さ:39
収納時サイズ(cm) 全長:102
幅:20
高さ:10
全長:92
幅:17
高さ:8
全長96
幅:22
高さ:26
全長:98
幅:18
高さ:12
全長:98
幅:22
高さ:22
全長:90
幅:20
高さ:13
重量(kg) 8.3 5.1 6.9 5.0 6.1 7.8
耐荷重(kg) 136 180 100 80 150 120
素材 フレーム:スチール
シート:ポリエステル
フレーム:アルミニウム
シート:ポリエステル65%、コットン35%
フレーム:アルミニウム
シート:ポリエステル
フレーム:アルミニウム
シート:ポリエステル
フレーム:アルミニウム
シート:ポリエステル
フレーム:ブナ材
シート:キャンバス

軽量コンパクトタイプ比較表

商品名 【ネイチャーハイク】アルミベッド 【ムーンレンス】アウトドアベッド 【ワック】フォールディングコット
使用時サイズ(cm) 全長:190
幅:65
高さ:17/38
全長:192
幅:65
高さ:19/34/35
全長:190
幅:67
高さ:17/37
収納時サイズ 全長:52
幅:19
高さ:19
全長:53
幅:15
高さ:15
全長:60
幅:18
高さ:18
重量(kg) 2.3 3.84 3.2
耐荷重(kg) 150 180 150
素材 フレーム:アルミニウム
シート:ポリエステル
フレーム:アルミニウム
シート:ポリエステル
フレーム:アルミニウム
シート:ナイロン
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まとめ

コスパが良いハイコット

ベッドとして、ベンチとして、そして荷物置き場としても使用できるハイコット。キャンプのなかで役に立つ場面が多く、ひとつ持っているだけで快適性が格段にアップします。

この記事で解説した選び方を参考に、使いやすくてコスパにすぐれているハイコットを手に入れてください。

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