ウッドストーブ・焚き火台

VARGOヘキサゴンウッドストーブはアルストの五徳にもなる優れもの!

バーゴ(VARGO)といえば、ヘキサゴンウッドストーブ!ソロキャンパーや登山者が認めるミニ焚き火台で、ネイチャーストーブの完成形、真打ともいえる逸品です。

本来の使用目的は焚き火ですが、アルコールストーブの五徳として、または強風から火を守る風防としても最適!と好印象のレビューも多数の人気ギア。

その人気の秘密はどこにあるのか?バーゴヘキサゴンウッドストーブの魅力や使い方をレビューします。

VARGO(バーゴ)ヘキサゴンウッドストーブとは?

バーゴは、アメリカのアウトドアギアブランド。まだチタンという素材が普及していない時代からキャンプギアにチタン素材を採用。ストーブやクッカー、ポットなどが人気。

軽量で、無駄を削ぎ落としたシンプルなデザイン、考えられた機能性は、玄人の登山者やキャンパーから多くの支持を集めています。

ウルトラライト、ファストパッキングスタイルがトレンドの中、軽量化を目指すミニマリストの間で、無駄のない軽量なバーゴのギアはますます人気を集めています。

そんなギアの中で、このところ愛用者続出なのがミニ焚き火台のバーゴヘキサゴンウッドストーブ。この魅力を掘り下げていきます。

VARGO(バーゴ)ヘキサゴンウッドストーブをレビュー!

ヘキサゴンウッドストーブの5つの魅力をレビューします。

魅力その①とにかく軽い!

ステンレスは210g、チタン製は116gと、とにかく軽い!バーゴのロゴ刺繍が入った六角形の黒いケースに収納され、厚さも薄くコンパクト。

登山、川釣り、ハイキングなど荷物を気にするアウトドアでも、パッキングの邪魔をせずにサクッと持ち運びができます。ネイチャーストーブは他にもありますが、これほどコンパクトな焚き火台は、ありません。

魅力その②デザインが秀悦!

六角形の底面に側面の板を巻きつけていくと、焚き火台が完成。バーゴのロゴが立体的に施されている以外は、装飾はなくとにかくシンプル。その無骨な佇まいが、男心をくすぐります。

特に人気のチタン製ストーブは、ブルーの焼き色がついて、さらに愛着が湧いてくるようです。あまりに好きすぎて、オフィスや自宅で使用し、コーヒーを飲んで悦に入る、なんて人も。

魅力その③シンプルな構造で使い勝手がいい!

六角形の底面と、側面の板が6枚。全て1枚につながっている単純な構造であるため、パタパタとつなげていくだけで組み立ては簡単。使用後もバラバラっと1枚に開いて水で洗って終了です。

開いた状態なので、洗いにくいところもなく、ゴシゴシ思い切って洗えます。準備も片付けもノーストレス!ってところも、魅力のひとつです。

魅力その④一つで何役もこなす!

小さな小枝を燃やして火を起こす、ソロ用「焚き火台」としてはもちろん、アルコールストーブの火を自然の風から守る「風防」として、クッカーやカップを乗せてお湯を沸かしたり調理をする「五徳」の3役をこなす優れものです。

ヘキサゴンウッドストーブと燃料(小枝かアルコールストーブか固形燃料)があれば、ステイ先で豊かな時間が過ごせます。

魅力その⑤耐久性高し!

愛用者のレビューに多いのは、耐久性も問題なし!という声。使用してすぐに変形することもなく、特にチタン製は錆びたりすることもないので、安心して長く愛用できます。

年に3〜4回のペースで使用して2年経過した人も、腐食もなく、逆に使い込んだチタンブルーの焼き色がよりかっこよく、愛着が増していくそうです。愛情をもって、使った後も綺麗に洗ってあげたりすれば、より長く持ちそうです。

VARGO(バーゴ)ヘキサゴンウッドストーブのチタンとステンレスの違い

バーゴのヘキサゴンウッドストープは、チタニウム製とステンレス製の2種類があります。見た目やサイズは特に変わりませんが、それぞれに使ってわかる特徴があります。その違いをご紹介します。

ステンレスとチタンの違いは?

チタニウム ステンレス
重量 116g 210g
サイズ 76×127×101mm 76×127×101mm
素材 チタニウム ステンレス
耐久性 熱に強く変形なし 熱による変形あり
腐食性 錆びない 錆びることあり

表でみていくと、大きな違いは、素材と金額と重さと耐久性・腐食性にあります。では、実際に使用したときにチタニウム製とステンレス製にどのような違いがあるのか、メリットとデメリットで見ていきます。

ステンレス製のメリットとデメリット

メリット
・価格が3000円ほど安い

・荷物の重量を気にしないのであればステンレス製の方が丈夫

・風が強い時に軽めのコッヘルを使用する時は、重量のあるステンレス製の方が安定感がある

・チタン独自の焼き目さえ気にしなければ使い勝手は同じ

・ステンレス製でもきれいに焼き色が付いてくる

・ステンレスでも充分に所有欲、実用性ともに◎

デメリット
・熱変形とサビが発生する

・使用回数を重ねると焼き色などでチタンに比べ見栄えしない

・重量が思いの外重い

チタン製のメリットとデメリット

メリット
・チタン独特の綺麗な青く焼き色がかっこいい

・使用毎に焼けた部分に焼け色が付いて綺麗

・チタンで軽く、焚き火、アルコールストーブに汎用性高い。

・収納もチタンの特性上、冷めるのも速い

・熱による劣化の心配が要らない

・火を入れても変形しない

・使えば使うほど味が出るのがいい

デメリット
・価格が高い

・価格が高いほどのメリットがステンレス製と比べてない

VARGO(バーゴ)ヘキサゴンウッドストーブはチタンとステンレスどっちがおすすめ?

チタンとステンレスの違いは、重さと耐久性と金額に大きな違いがあるようです。チタニウム製が火を入れたときにできる、チタンブルーがいい。断然、軽さがいいというところで、今のところはチタン製が人気のようです。

ですが、ステンレス製の安定感がいいと、あえてステンレス製を選んでいる人も。どちらがいいかは、その人の優先順位次第です。メリット、デメリットを吟味して、自分にあったヘキサゴンウッドストーブを選びましょう。

VARGO(バーゴ)チタニウムヘキサゴンウッドストーブ

VARGO(バーゴ)ステンレスヘキサゴンウッドストーブ

VARGO(バーゴ)ヘキサゴンウッドストーブで焚き火をするなら灰受けが必要!

バーゴヘキサゴンウッドストーブの本来の使用目的は、名前にもある通りウッドストーブ=焚き火です。もちろん、一人焚き火を楽しみたくてヘキサゴンウッドストーブを購入する人はたくさんいます。

開口部から、そのあたりに落ちている落ち葉や小枝を継ぎ足して、火を保ちながら、ミニかまど的な風貌がなんともたまらない!との声も。少量の枝のみでもしっかりとした火柱もでるので、燃焼力は十分。

焚き火するなら灰受けとセットで使おう!

ですが、デメリットとしては、バーゴ ヘキサゴンウッドストーブはボトムパネルと地面との位置が近すぎて、ほぼ直火状態になります。日本では直火が禁止のキャンプ場が多く、またヘキサゴンウッドストーブには燃えた後の灰を受ける機能がないので、ステンレストーレや灰受けなどの受け皿を別で購入し、セットで使用することをオススメします。

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バーゴのヘキサゴンウッドストーブはアルコールストーブの五徳兼風防として使える!

山やアウトドアでアルコールストーブを使用するときに困るのが、強風にあおられ火が消えたり安定しなかったりするとき。そんな時の風防として、バーゴのヘキサゴンウッドストーブは最適です。

トランギアのアルコールストーブと合わせると最高のコンビ!とのレビューも多く、焚き火ではなく五徳兼風防として使用する人も多くいます。

小さいクッカーやシェラカップには網が必要

ヘキサゴンウッドストーブは小さいクッカーやシェラカップを乗せると安定感にかけます。そんな時は、ステンレス製の網を間に挟さんだり、オリジナルのカスタム五徳を使用しましょう。

使いやすく低価格でおすすめの網は、ユニフレームのバーナーパット

VARGO(バーゴ)トライアドマルチフューエルストーブ

バーゴからも、五徳付きのコンバーターストーブがリリースされていて、ヘキサゴンウッドストーブと組み合わせて使うこともできます。

他メーカーのアルコールストーブをボトムパネルに置くと、少しクッカーとの距離ができるのですが、このコンバーターストーブは、ヘキサゴンウッドストーブの上部の凹み部分にフックのようにかけて固定するため、アルコールストーブとクッカーとの距離がさほど離れておらず、火力も十分に活用できます。

バーゴのヘキサゴンウッドストーブは固形燃料の五徳兼風防としても使える

エスビットや100円ショップで購入できる、固形燃料も五徳&風防として使うこともできます。

その際は、ボトムパネルにそのまま固形燃料をおくと、固形燃料とクッカーとの間に距離が生まれて、効率的に火力が得られなくなります。ボトムパネルに、適当な高さの石などを置いて、その上に固形燃料を設置する必要があります。

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バーゴのヘキサゴンウッドストーブは1つで3役こなすミニ焚き火台

ミニマムなのに、1つで3役をこなすバーゴのヘキサゴンウッドストーブ。3役にとどまらず、逆さにして、ボトムパネルでお肉をやいてグリル!なんて、調理器具として使うひとも出現。

単純な構造だからこそ、使い方は人それぞれのアイデア次第で無限大に広がります。ぜひ、バーゴ のヘキサゴンウッドストーブで、より豊かなアウトドアのひと時を過ごしてみてください。

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