「鹿ベンチ」とはキャプテンスタッグから発売されているアウトドアベンチで、初代が発売されてから10年以上経過してもなお人気のアウトドアファニチャーです。最近ではロースタイルの流行とともに年々鹿ベンチの人気は高まっています。
今回は鹿ベンチについて、人気の理由に迫ります!商品の特徴だけでなく実際の使い心地、そして鹿ベンチを使う上でもはや定番と言ってもいいシートの張替えについても触れるので、すでに鹿ベンチを持っていて生地の張替えを考えている方も必見です。
キャプテンスタッグの鹿ベンチとは
実は「鹿ベンチ」というのは通称で、公式HPでの名称は「折りたたみ式の2人がけアルミ背付きベンチ」です。それがキャプテンスタッグのロゴマークである鹿をもじってキャンパーの間では「鹿ベンチ」と呼ばれるようになりました。
鹿ベンチの歴史は長く、初代アルミベンチが発売されたのは10年以上前で今もなおモデルチェンジが行われています。カラーバリエーションもグリーン1色から様々なカラーに展開していて、シートの着せ替えカバーはキャプテンスタッグ以外からも発売されているという人気ぶりです。
コストパフォーマンスの高さもさることながら、気分やサイトレイアウトに合わせて自分好みにアレンジが利くというのも幅広い趣向のキャンパーに愛されている理由になります。カスタムやD.I.Y好きには特にたまらないアイテムになりますよ。
キャプテンスタッグの鹿ベンチの特徴
まずは鹿ベンチについて、特徴を紹介します。
キャンプサイトに合う色
現在、キャプテンスタッグで展開されている鹿ベンチのカラーバリエーションは、定番のグリーンやブラウンだけでなく、シックなブラック、緑フレームに黄色生地が鮮やかなオールドイエロー、落ち着きのあるヴィンテージグリーン、ロゴマークが生地に書かれていないシンプルでナチュラルなホワイトもあります。どれもキャンプサイトに溶け込む色なので初めてのベンチデビューでも取り入れやすいです。
室内でも使えるデザイン
アウトドア用の椅子やベンチはどれも似たような色で地味だったり、思いっきりアウトドア感が出るようなデザインのものを多いですが、鹿ベンチはインテリアにもマッチするデザインになっています。ひじ掛けが天然木でできているのも室内の家具と相性がいい理由です。
カスタムが豊富
そして、鹿ベンチ最大の特徴がカスタムが豊富で自由度がとても高いことです。ソファーのような座り心地に変えることができるクッションカバーや気軽にカスタムしたい方はブランケットが低コストで秋冬キャンプにもおすすめですよ。
また、標準でも豊富なカラーバリエーションがある鹿ベンチですが、ベンチシートは専用の張替えキットが発売されているので自分好みのカスタムができますよ。
キャプテンスタッグの鹿ベンチCS黒のレビュー
キャプテンスタッグの鹿ベンチCS黒の使用感やクッションカバーの使い心地をレビューします。
サイズ感
鹿ベンチの座面の広さは、男性2人では少し狭くなり、お子様と二人やカップルでの使用に適しているサイズ感です。
高さが60cmのロールトップテーブルと組み合わせると、ちょうどいい高さになり、リラックスした雰囲気で食事を楽しむことができます。色も黒なので汚れも目立ちにくいです。
座面高は28.5cmとやや低めですが、ロースタイルのキャンプにピッタリで、40代の男性でも立ち上がりがしにくい印象はありません。
持ち運び
鹿ベンチの重量は3.8kgなので、片手で楽に持ち運ぶことができ、設置も開くだけなので簡単です。
座り心地は?痛い?
鹿ベンチにもたれて座った時に背中に骨組みが当たって痛いというレビューを見かけますが、座る姿勢や角度によって違いますが、165cmの男性では背中が痛いといった事はあまり感じないです。
ただ、足を伸ばして座った時にモモの裏に骨組みが当たり、痛いと感じることがあります。
座り心地には個人差がありますが、シートはフレームにしっかり張った状態で縫製されているので座った感じは少し硬めとなります。硬さが気になる方「もう少しリラックスした状態で腰掛けたい」という方は別売りのクッション付きのカバーを使うのがおすすめです。
クッションカバーの使用感
鹿ベンチのクッションカバーは、思わずうたた寝してしまいそうになるほど、座り心地がアップして、骨組みが当たる心配もなくなります。
座り心地が向上することはもちろんの事、秋冬キャンプでは冷気を遮断してくれるので、お尻が冷たくならないのもうれしいポイント。
クッションカバーはベルトを背面に通しバックルで固定するので、座ってもクッションがズレることはありません。
ただ、個体差があるのかもしれませんが、縫製が少し甘めなのには注意が必要です。
鹿ベンチのシート張替え
鹿ベンチを長く使っているとベンチシートが汚れたり破れたり、カラーに飽きてしまったりと色々なトラブルが出てきます。そのような時にはベンチシートを張替えて心機一転しちゃいましょう!
ここからは鹿ベンチの最大の特徴であるベンチシートの張替えについて深掘りしていきます。どんな張替え方法があるか、すでに鹿ベンチを持っている方もぜひ、参考にしてくださいね。
キャプテンスタッグから出ている張替えキットを使う
鹿ベンチを発売しているキャプテンスタッグからは専用の着せ替えカバーが販売されています。シンプルなデザインでお値段も手頃なので気軽に交換できますね。
キャンプ気分を盛り上げてくれるブランケットのようなネイティブ柄のおしゃれなベンチカバーも販売されています。サイトのアクセントとして取り入れてみるのもおすすめです。
他アウトドアブランドから出ている張替えキットを使う
鹿ベンチの驚くところは他のアウトドアブランドからも張替えキットが販売されているということです。冬の使用にぴったりなボア生地でできていたり、クッション性と保温性をアップし、男心をくすぐるようなユーモアあふれるデザインのものであったりとその種類も非常に豊富で、鹿ベンチの人気の高さがうかがえますね。
また、SOTO LABOでは、生地は88色から、ステッチは28色から選ぶことができ、組み合わせ次第では2464通りから選ぶことができますよ。
選択肢が広いので悩みは増えてしまいますが、自分ならではのデザインを見つけるのもまた、楽しみのひとつです。
キャプテンスタッグの鹿ベンチのデメリットは?
大人気商品の鹿ベンチにも少し気になる点があります。購入前に知っておくと対策が取れるので参考にしてくださいね。
車に積みにくい
片付けは折りたたむだけと非常に簡単な反面、折りたたんでも横幅のサイズ(約104cm)は変わらないので車への積載時は少しコツがいります。車によっては入らないので購入前に積載に問題がないか確認をしてくださいね。
車に入ってしまえば手前と奥、左右で荷室を分ける良い仕切りになるので積み方を工夫するのもおすすめです。
収納袋が付いていない
鹿ベンチには収納袋が付いていません。裸で積載すると他のキャンプ道具とぶつかって、ベンチシートが破れたりアルミフレームがへこむ可能性が高いです。大事にしているキャンプギアや車を傷つけてしまう恐れもあるので、気になる方はあらかじめ収納袋を別で用意しましょう。
キャプテンスタッグの鹿ベンチのカラーや種類
型番 | UC-1660 | UC-1659 | UC-1628 | UC-1830 | M-3882 |
---|---|---|---|---|---|
商品 | |||||
カラー | ブラック | ベージュ | カモフラージュ | カーキ | グリーン |
amazon | amazon | amazon | amazon | amazon | |
価格 | ¥6,527 | ¥6,282 | ¥7,378 | ¥6,313 | ¥5,145 |
※価格は2022年2月現在
まとめ
コストパフォーマンスの高さから人気となった鹿ベンチは、今ではキャンパーが自分なりのアレンジを楽しむアイテムとなり、その人気はますます高まっています。カバーを張り替えたり自分でD.I.Yすることで一層愛着が湧き、キャンプサイトでも目を引く自慢のギアになりますね。
これから鹿ベンチを購入するという方は将来のカスタムなどを考えておくのもおすすめです。デザインや座り心地を追求し続けられる鹿ベンチは、「自分らしさ」にこだわるキャンパーに特におすすめのアイテムになりますよ。