メスティンはアウトドア料理の幅を広げてくれる人気アイテムです。アウトドアの醍醐味と言ったら大自然の中で作り、食べるアウトドア料理ですよね。しかしアルミで作られているメスティンには少なからず気になる所もあり、それを補うためにも「メスティンにテフロン加工をしたい」と思っている人もいるはずです。
テフロン加工というと素人には難しいイメージです。業者に頼むと値段もかかりそうですが、実際にはどうなのでしょう。答えは「誰でも出来る」です。それを可能にしているのがフッ素革命なのです。
ここでは、メスティンをテフロン加工したい人のために、誰でも出来るフッ素革命のおすすめポイントについてお話致します。これを知ることで、あなたのアウトドアライフがより手軽に、より便利になり充実したものになるでしょう。
メスティンはアルミ製クッカー
メスティンはスウェーデンのトランギア社という世界的に有名なアウトドアメーカーが販売している商品で、日本ではイワタニ・プリムスが取り扱っていいます。
トランギア社はアルミ製クッカーを多く扱っており、アルミにこだわりをもつ会社です。そんなトランギア社が発売しているアウトドア用クッカーのメスティンも当然、軽くて持ち運びに便利なアルミで作られております。ちなみに、メスティンTR-210とラージメスティンTR-209の、サイズの違う二種類が発売されています。
メスティンは使う前にシーズニングが必要!
メスティンは、アルミ(アルミ無垢)で作られており、何も加工されてないアルミ鍋なんです。加工されてないアルミで煮炊きすると、酸化して黒ずんだり、焦げやすくなります。被膜を作ることにより、焦げや酸化を防ぐために行うのがシーズニングです。
ちなみにスノーピークのパーソナルクッカーもアルミ製品ですが、購入時には、アルマイト加工という人工的に作られた被膜の加工が施されているので、シーズニングの必要がありません。アルマイト加工に似た性質をもつのが、テフロン加工です。
メスティンで調理をするメリットとデメリット
アウトドア用品はアルミ・ステンレス・チタンのどれかで作られているものが多いですが、その中でアルミのメリットはステンレスより軽く、熱伝導率が高いこと、そして何と言っても他と比べて安価なことですが、デメリットとして、調理をすると焦げ付きやすく、洗うのが大変という声をよく聞きます。
そんなアルミのデメリットを解消してくれるのがテフロン加工です。
テフロン加工とフッ素加工の違いって何?
ちなみにテフロン加工とフッ素加工がありますが、これは基本的にどちらも同じと考えて良いでしょう。
テフロンとはアメリカのデュポン社が商標登録したもので、呼び方が違うだけでどちらもフッ素樹脂コーティングのことです。
メスティンをテフロン加工すると?
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テフロン加工とは、表面にフッ素樹脂コーティングすることで、こびりつきにくくすることです。家庭用の鍋やフライパンでもテフロン加工されていることで焦げ付き・こびりつきを防ぐようにされているものが多いです。
テフロン加工すると洗う時に楽
メスティンに焦げなどがこびりつくと、洗う時にタワシでゴシゴシと強く擦らないと取れませんが、そうすると表面に小さな凹凸が出来てしまい、そこに汚れが入り込むので、よけいに汚れが付きやすくなってしまいます。まさに悪循環ですね。
テフロン加工は凹凸の表面に入り込み、汚れを付きにくくしてくれるので、洗う時の手間が格段に楽になります。
メスティンのテフロン加工を業者に頼む価格は?
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自分でDIYする自信がない人は、業者に頼むことになります。個人での持ち込みも受けてくれる業者を探し、そこに依頼する事になります。その場合、依頼する業者によって多少金額に差はありますが、業者にテフロン加工をしてもらう価格(2019年現在の価格)なので、変動する可能性があるので、あくまでも目安として参考にして下さい。
- 本体のテフロン加工で1700円〜2200円
- フタのテフロン加工で1700円〜2200円
- 合わせて3400円~4400円程度
これくらいが目安になります。そこに実際に品を送る運送料、代引き手数料、振込手数料、作業代などがかかってきます。これらの価格も業者によって違いますが、合計するとなかなかの価格になりますね。
テフロン加工をするとアルミの材質が変わる
メスティンにテフロン加工する工程での熱処理でアルミの材質が柔らかくなり型が崩れやすくなります。メスティンで燻製をした場合にも同じことが言えます。アルミ製の軟化を防ぐためには、内側をフッ素加工、外側をセラミック加工をすることで回避できますが、金額も増すことになります。
メスティンをテフロン加工済みの商品を購入?
メスティンをテフロン加工済のものを、ネットで購入することもできます。
が、やはり高額で税込6000円近くします。(2019年現在の価格)なので、金額は目安として参考にして下さい。
メスティンのテフロン加工をDIYするならフッ素革命がおすすめ!
「業者に頼むと高い」、「せっかくならテフロン加工も自作したい」という方にはフッ素革命がおすすめです。フッ素革命なら、誰でも自宅で簡単にフッ素樹脂コーティングができます。
フッ素革命は食品衛生法から認可されてる
溶剤型のフッ素製品は、基材を溶かしたり、変質させることもありますが、フッ素革命は、フッ素樹脂を人や環境に優しい水溶性の乳化液にした製品なので、基材はもちろん、人体にも害がありません。食品衛生法からも認可されているので、フッ素革命で加工したメスティンで調理しても安心です。
詳しくはフッ素革命を販売してるデジタルサイン株式会社HPを参照ください。
テフロン加工してもアルミの質感を失わない
テフロン加工に限らず、コーティング剤や塗料を使う時に、素材本来の質感がなくなるかもしれないという不安を持つ人も多いです。フッ素革命は、フッ素樹脂の大きな浸透力・含浸性を利用した埋め込み法で加工するので、素材の表面に塗膜を形成しません。
フッ素革命を使用後も、アルミの持つ質感を失わずにメスティンを使う事が出来ます。「アルミの質感が好きだ」という方にもおすすめです。
汚れが落ちやすくなる
テフロン加工する一番の目的は、こびりつきを防ぎ、汚れが取れやすくすることです。フッ素革命を使うと、もちろん素材の表層は汚れが付きにくく落としやすくなります。
その滑らかさは動摩擦係数0.04です。少し分かりづらいかもしれませんが、氷が0.027なので、氷に近い滑らかさがあるという事です。
フッ素革命は、熱で溶けたりしない
メスティンは調理に使うので、当然火を使います。どんなにフッ素革命が優れていても、熱に弱いと困ると思いますが、フッ素樹脂は熱に強いので心配いりません。250°以上に加熱しない限り、熱分解生成物が発生しません。通常の使用方法であれば、害がないことが実証されています。
汚れが付きにくく、水や油を弾くのは当然ですが、酸・アルカリ性にも強いので、薬品にも負けません。酸性雨にも負けない耐候性を持つ表層を作り上げてくれます。
フッ素革命でメスティンをDIY
最近ではDIYが流行っていて、加工なども自分でやりたいと考えている人は多いですね。ホームセンターへ行けば素人でも出来るDIYグッズが沢山販売されています。
しかしフッ素樹脂コーティングを自分でやるとなると、踏み止まってしまうのではないでしょうか。
でも大丈夫です。なぜならフッ素革命の使い方は実に簡単だからです。誰でも出来て、しかもすぐにできます。
フッ素革命の使い方の手順
メスティンをよく洗い油分や汚れを取っておきます。
フッ素革命をメスティンの内部に吹きかけます。
スポンジでまんべんなく全体に塗ります。
乾燥しないうちに白っぽい水分を乾いたタオルでふき取ります。
(乾燥すると拭きとりにくくなります)
基本的にはこれだけです。たったの3ステップで出来るので安心ですね。ちなみにクロスでふき取った後、ドライヤーで加熱すると効果的にフッ素樹脂コーティングの性能を引き出せます。
また、①~③を3~4回繰り返し、重ね塗りをするとより滑りが良くなり、焦げ付きにくくなります。
メスティンをフッ素革命でテフロン加工のDIYに挑戦!
アウトドアをより楽しく、充実させてくれる高性能クッカーとも言えるメスティン。アルミ製で軽くバッグの中でかさばらないと、まさにアウトドアに特化したクッカーです。
そんなメスティンをさらに使いやすくしてくれるテフロン加工は、アウトドア好きなら誰もが欲しがるのではないでしょうか。もし、テフロン加工されている商品があればそれを購入するのもいいと思いますし、業者に注文し、加工してもらうのもいいでしょう。
しかし、それではそれなりに費用が掛かります。自宅で簡単にフッ素樹脂コーティングが出来るフッ素革命なら、費用を抑えてテフロン加工が出来るだけでなく、自分でDIYすることでメスティンにより愛着がわきます。
また、メスティンに限らず、自宅にある鍋やフライパンなどにも使えるので、家族も喜びますね。大自然の中でアウトドア料理を楽しみたいのであれば、メスティンとフッ素革命のコンビはこれから強い味方になってくれるでしょう。