独身の頃からピクニックが好きで,暖かい季節は小さいレジャーシートを鞄に入れて出かけていました。公園の隅や,いい感じの水辺を見つけたら,シートを広げておにぎりを食べ,本を読んでいました。二人以上で座るには狭いサイズなので,所帯を持ってからはお役御免…かと思いきや,意外にも子連れキャンプでバリバリの現役です。今回は,ダイソーのレジャーシート(一人用サイズ)の使い方を紹介します。
ダイソー1人用レジャーシートのサイズや特徴
100均レジャーシートのサイズ
1人用レジャーシートのサイズは広げると60㎝×100㎝,新聞紙より少し大きいくらいです。一人で座って隣に鞄を置くにはちょうど良いサイズです。裏布などは付いていない一枚仕立てのビニール製で,値段は100円(税抜き)です。
100均レジャーシートの特徴
一人用サイズ,かつシート自体に厚みもないので,畳むと超コンパクトなのが特徴です。トートバッグに入ってしまうサイズです。ビニール製なので,少し湿った程度の地面なら敷いて座っても染みてきたりしません。
ダイソー1人用レジャーシートの賢い使い方レビュー!
我が家のダイソー1人用レジャーシートのキャンプでの使い方を紹介します。
荷物置きにちょうど良いサイズでキャンプの湿った地面でも安心
キャンプ場について,さあテントの設置だ!というときに役立つのが,このレジャーシートです。キャンプ場の地面って,土が放つ水蒸気や,前日の雨のせいで湿っていることが多いですよね。
モンゴル高原やサハラ砂漠でのキャンプなら湿る心配はいらないかもしれませんが、温暖湿潤気候の日本で,リュックやシュラフを地面に下ろしたら,テントを立てている間にしっとり…という失敗はありませんか?
そんな時レジャーシートをさっと広げて,そこに荷物をどさどさっと置けば,そういった心配もいりません。椅子やテーブルを組み立てるより早く,子供でもキャンプ初心者でも簡単に取りだせます。サイズが小さく場所を取らないので,他のキャンパーの邪魔にもなりません。
テントの前に敷いて靴の脱ぎ履きに
テントの設置が終わったら,レジャーシートはそのままテントの出入り口の前に敷くと便利です。
テントを出入りする際,靴を脱ぎ履きしますよね。天井の低いテントで屈みながらの脱着は少し骨です。子供にとってはさらに難関。脱ぎながら入ろうとして,引っかかって転びます。履こうとすればテントの中に泥が入ってしまいます。
こういったちょっとしたストレスも,レジャーシートを敷くことで解消できます。玄関でいう式台ですね。
子供はシートにいったん腰かけて靴を脱ぎ履きできるので,先ほどのような失敗が起こりません。大人も屈まずにシートの上で動作できるので楽です。
この使い方は友人に教えてもらったのですが,ちょっとした困りごとはちょっとした工夫で解消できるんだなあと感心しました。
予測できない雨に戸惑っても
キャンプの時,雨に見舞われることもありますね。到着時は良いお天気だったのに,だんだん黒い雲が集まってきて,ポツリ…という経験は,キャンパーなら一度は経験しているのではないでしょうか。
無防備に出していた荷物たちを非難させなくては!そういうとき,私はよくレジャーシートを使っています。
大きかったり重かったりですぐに動かせない物の上に,シートを裏返して覆い被せてしまいましょう。すぐ止む雨なら,いちいち大物を移動させるのは面倒なので,これで凌いじゃいます。止んだらバサッと払えば,おおよその水も弾いて一見落着。
ダイソー1人用レジャーシートをキャンプで使ってみて
コンパクトサイズと安さのおかげで,気軽に色んなシーンで活用できるのが嬉しいです。あくまで私の場合ですが,これはここでしか使わない!と決めてしまうと,埃を被って,あんまり使わなかったのに経年劣化…という結末になりやすいんです。
アニミズム信仰ではありませんが,それは物にとっても可哀想な気がしますよね。物の値段にかかわらず,大切に使っていると良いことがよく起こります。予期せぬトラブルに遭ったとき,思いがけず助けになってくれたりします。
この小さなレジャーシートも,子供が生まれて物が増えた頃,一度は捨てようかと思いました。ところが独身だったころの習慣で外出に持っていったら,意外に役立つ…やっぱり取っておこう,となり今に至ります。キャンプでは必ず連れていく,縁の下の力持ちです。
残念な点
サイズよし,コスパよし,デザインよしで,残念な点は特にありません。私はコンパクトさを重視して薄いシートを買いましたが,厚みのあるタイプも売っています。座り心地や強度を重視する方は,そちらもチェックしてみると良いと思います。
ダイソー1人用レジャーシートのまとめ
以上,一人用サイズのレジャーシート,レビューを読んでみていかがでしたか?ファミリーや友達同士でのキャンプでも大いに役立ってくれるので,是非とり入れてみてください。
アウトドアブランドの専用器具や便利グッズも魅力的ですが,そちらの沼には,大人キャンプを楽しめるようになったら足を踏み入れたい所存です。子供が小さい今は,100均グッズを活用して気楽なキャンプを楽しみたいですね。