キャンプやアウトドアでカップやランタンをちょっと置きたいとき、ミニテーブルがあるととっても便利！けれど小さくても結構なお値段のするものが多くて購入を悩むことはありませんか。
100均の素材を使ってキャンプテーブルを自作できるのをご存知でしょうか。自分好みにカラーリングできる、釘も金づちも使わない簡単キャンプテーブルの作り方をご紹介します。
キャンプでミテーブルってどんなときに使うの？
キャンプやアウトドアシーンで椅子に座りながら飲み物や食べ物を頂くとき、コップやお皿を「ちょっと置き」するのにとっても便利なミニテーブル。メインのテーブルの他に、ミ二テーブルがあれば、食器のほかにスマートフォンやランタンを置くことができるので、楽チンに過ごせます。
市販のミニテーブルは、スタイリッシュで高性能ですが価格は安くても2,000円くらいから。まずはお試しに使ってみたい、シーズン物だからお金をかけたくない、自分だけのオリジナリティを求めたい！と思うと、なかなか購入に踏み切れない人がいるかもしれません。
100均素材でキャンプテーブルが簡単に自作できちゃうんです
用意するものは、4本の板がついたすのこを２つ、キッチンなどに使う折りたたみ式の足が付いた棚、結束バンドです。その他に木工用ボンドと、色を塗るために水性ニスを購入しました。刷毛は自宅にあるものを使ったので、合計税抜き600円です。
購入するときは、
- すのこと収納棚のサイズがぴったりしているか？
- すのこが何枚あれば収納棚サイズの天板が作れるか？
しっかり確認しましょう。
わたしが購入した収納棚は、すのこが2枚でぴったりでした。横幅サイズは2種類ありましたが、収納棚の横幅にぴったりものが売っていたのでラッキーでした。収納棚にも様々な大きさがあるので、お好みで探してみましょう。
100均DIY！キャンプテーブルの手順
それでは作り方をご紹介します。
すのこの支柱となっている木を外す
すのこを裏返し、ペンチなどで外します。金づちで叩いて外す人もいるようですが、力が入るので気が割れてしまうことが多いようです。
ペンチだと引っ張りながら外すので、割れることはありません。あまり力を込め過ぎず、ゆっくりと引っ張るのがポイントです。
釘を外す
固定していた小さな釘がくっついてくるので、慎重に外します。意外と簡単に外れます。外した釘は危険のないように処分しましょう。
結束バンドは下向きに留める
外した細い木を、結束バンドを使って整理棚に止め付けます。結束バンドの余分な部分はハサミで切り落としておきましょう。結束部分は裏側になるように留めましょう。
水性ニスを塗ろう
デザインを考えながら着色します。水性ニスは種類も色も豊富。もちろん100円ショップにありますよ。好みのカラーで色付けしましょう。わたしは互い違いになるように色付けしてみました。
天板をボンドで接着
ニスが乾いたら木工用ボンドで天板になる木を接着していきます。木工用ボンドははみ出ても乾くと透明になるので大丈夫ですよ。
2本ずつ接着し乾燥したら、最後に全て接着すると上手く接着します。時間はかかりますが、しっかり接着させることがポイントです。
転写シートで自分らしくデザイン
ランタンマークの転写シートなどを張り付けるとポイントになってオシャレ感がアップします。転写シートはちょっとした摩擦ではがれしまうので、取り扱いには気を付けましょう。
ちなみにこちらの転写シートも以前100均で購入したものです。
支柱を2本固定する
先ほどの棚に結束バンドを使って外した小さな木を2本取り付けます。適当な位置でOKですよ。ここへ先ほどボンドで接着した天板を乗せて、ボンドで接着します。一晩以上置くことでしっかり接着しますよ。
キャンプテーブルの完成！
天板の木と木の接着に一晩、本体と天板の接着に一晩で、合計2日で完成しました！
転写シートを上下に張り付けてみましたがいかがでしょうか。味のあるミニテーブルになってとても満足です。
自作キャンプテーブルの注意点
収納棚の耐荷重は2キロと表示がありました。写真のようにシングルバーナーとコップ、ミニランタンを乗せてみましたが、全く問題はないようです。
大きなスキレットを乗せたり、体重をかけたりすることには耐えられず壊れてしまい、危険が伴うのでやめましょう。
100均素材でキャンプテーブルをDIYしてみませんか？
カンタン、リーズナブルでオリジナリティのあるキャンプテーブルを100均素材で作ってみました。
キャンプはBBQの時はもちろん、自宅で使ってもいいですね。ソファや椅子の横に置けばテレビのリモコンやスマートフォンなどを置くことができますよ。
キャンプ用ミニテーブルが欲しいけれど迷っている方、作ってみたい方はぜひトライしてみてはいかがでしょうか。
