今回はコスパに優れたyogotoのペグハンマーについて、実際に使えるのか、使い心地はどうなのかを検証してみました!yogotoのペグハンマーの存在を初めて知った方も、実際どうなのか気になって購入できていない方も、ぜひ参考にしてくださいね。
安い・コスパ最強のyogotoペグハンマーとは?
yogotoのペグハンマーとは、安くてもコスパに優れたアウトドア商品を数多く取り扱っているyogotoから販売されているペグハンマーです。購入はamazonや楽天といったネット通販が主となります。
amazonのテント用ハンマーカテゴリーではベストセラー第1位を獲得するほど人気のペグハンマーですよ。
商品名 | ペグハンマー |
---|---|
サイズ | φ3×幅12×全長30cm |
材質 | ヘッド:スチール グリップ:木 |
付属品 | 安全ベルト、収納袋 |
価格 | 1,980円(税込) ※12月21日時点 |
2,000円以下(2020年12月20日時点)で購入ができるyogotoのペグハンマーは、ヘッドの黒と木製のグリップが相まって重厚感あふれるデザインとなっています。
安い価格ながら、打ち込みの衝撃を和らげる木製のグリップ部分にペグの打ち込み・抜き差しのしやすさが考えられた頑丈なヘッド部分、そしてユーザーの声を反映して商品や収納袋の改良が行われていたりと、価格にも作りにも満足しているキャンパーが多いんです。
1年保証が付いているので安心して購入できますし、安くてコスパ重視でペグハンマーをお探しの方にyogotoのペグハンマーはぴったりの商品になります。
yogotoペグハンマー気になる購入者のレビューは?
yogotoのペグハンマーはコスパが良いと話題のペグハンマーですが、実際の使い心地は気になりますよね。ここでは、実際にyogotoのペグハンマーを購入した方のレビューをまとめて紹介します!
<良い点>
- コスパが良い、安い
- ずっしりくる重量感で固い地面にもペグ打ちがしやすい
- 打撃部が広めで、ペグ打ちの際の空振りが少ない
- ペグ抜きが簡単にできる
- 改良された収納袋はべたつかず、持ち運びしやすい
<悪い点>
- ものによっての当たりはずれがある。(グリップの汚れや剥がれ、ヘッド部分のガタつき、全体的な傷など)
- グリップのコーティング剤が溶けてべたつく
- グリップが太い、長い
- ペグ打ちの際の音がかなり甲高い
- ペグ打ちを続けるとヘッド部分の黒色が剥がれる
※付属の収納袋内側の塗装が溶けて、ハンマーに付いてしまう口コミが多く見受けられますが、2019年11月から収納袋の改良が行われ、べたつきの改善がみられています。
どのような商品でもそうですが、yogotoのペグハンマーにも良い点と悪い点はあります。ペグ打ちのしやすさを重視した重量感が「ペグ打ちしやすい!」と感じる方もいれば「重い!」という方もいて、個人差が出るところもありますね。グリップの太さに関しても、手の大きさで変わってきますので一概に悪いといえるかどうかは難しい判断となります。
作りの精巧さに関しては高額なペグハンマーと比較してしまうといまいちと感じる方が多いようですが、全体的なレビューの傾向としましては、やはり「値段を考えると十分な使い心地、コスパが良い」という声が多いです。
yogotoペグハンマーとスノーピークペグハンマーを比較
yogotoのペグハンマー単体で見るだけではどうも判断がつきにくいところもあります。ここからはキャンパーの多くが愛用しているペグハンマー「スノーピーク ペグハンマー PRO.C」と比較していきます!
まずはそれぞれのスペックについて一覧表で紹介しますので、具体的な数値などを比較してみましょう。
yogoto | snowpeak | |
---|---|---|
商品名 | ペグハンマー | ペグハンマーPRO.C N-001 |
サイズ | φ3 ×幅 12×全長 30cm | φ3.5 ×幅 12 ×長さ 29cm |
重量 | 600g | 670g |
材質 | ヘッド:スチール グリップ:木 |
ヘッド:銅、スチール(黒電着塗装) グリップ:樫の木 |
付属品 | 安全ベルト、収納袋 | 安全ベルト |
サイズ、重量を比較
yogotoのペグハンマーもスノーピークのペグハンマーも、サイズはそこまで大きく変わりません、ヘッド部分の径がスノーピークのペグハンマーの方が0.5㎝広い分ペグを正確に打ち込めるかもしれませんが、他社の一般的なペグハンマーの多くは径が3.0~3.5㎝となっていますのでどちらもペグハンマーとしては平均的な径となりますね。
重量はyogotoのペグハンマーは個体差がありますが、スノーピークのペグハンマーよりも約70g軽いです。
yogotoのペグハンマーのレビューで「重量が重い」という声もありまずが、スノーピークのペグハンマーはそれ以上に重いです。
軽量重視でないペグハンマーの一般的な重量は約550~700gなので、ペグの打ち込みのしやすさを考えたら妥当な重さですね。
材質を比較
yogotoのペグハンマーのヘッドはスチールで、グリップ部分の木材の種類の明記はありません。その点、スノーピークのペグハンマーは交換のできる銅ヘッドに、グリップ部分は樫の木が使用され高級感や上品さが感じられます。
yogotoのペグハンマーは打ち込むごとにヘッド部分が削れてしまう上に交換ができませんが、無骨さや経年劣化を味として考える方には問題なく使用ができますよ。
また、スノーピークのペグハンマーの銅ヘッドはペグを打ち込む時の衝撃を吸収してくれるので、yogotoのペグハンマーより衝撃音が少ないです。yogotoのペグハンマーのレビューにもあったように、打ち込みの音が響くといった気になるポイントは、ヘッド部分の材質によるものと考えられますね。
付属品を比較
スノーピークのペグハンマーには金具で留められたしっかりとした安全ベルトが付属してます。
yogotoのペグハンマーには簡易的なパラコードが結んであるだけですが、安全ベルトに加え収納袋も付いており、別でペグケースを探す手間がないのは嬉しいですね。
収納袋は内側のべたつきが気になるといったレビューが多く見受けられますが、昨年に収納袋を3層構造に改良し、べたつきが抑えられる収納袋となりました。購入後1年以内であれば収納袋の問題点について連絡をすると返品・交換といった嬉しいアフターサービスもありますよ。
価格の比較
価格についてはyogotoのペグハンマーは公式HPがないため、取扱店や時期で多少の前後があるかもしれませんが、2020年12月21日時点での価格で比較するとスノーピークのペグハンマーの3分の1以下の価格となっています。キャンプ道具は高額なものも多いですし出費が何かとかさむのでこの安さは魅力的ですね。ひとまず普通のハンマーからペグハンマーに買い替えてみたい、という方でも気軽に購入しやすい金額になっています。
yogotoのペグハンマーと高級なスノーピークのペグハンマーを比較すると、3倍以上価格が違うのでどうしても使い心地や作りの精巧さといった部分はスノーピークに軍配が上がる部分も多いですが、この価格の差、安さを考えると妥協できてしまうところも出てきそうですね。
yogotoのペグハンマー3つの満足ポイント
数値上だけの比較では分からないことも多いですよね。そこで、実際にyogotoのペグハンマーを使ってみて満足したポイントを紹介していきます。
ペグが打ちやすい
yogotoのペグハンマーを使ってスノーピークのソリッドステークを打ち込んでみると、的を外すことなくスノーピークPRO.Cと変わりないぐらいぐんぐんペグが地中に刺さっていきます。
個人的にはカンカンと鳴り響くのも設営してる気分になり、心地いい感じです。
ペグが抜きやすい
yogotoのペグハンマーのフックの形状もPRO.Cと変わりない形状なので、ソリッドステークを難なく抜くことができます。
ソリッドステークの穴にyogotoのペグハンマーのフックを引っかけて
90度回してペグの角度に合わせて反対方向に引っ張ると簡単にペグを抜くことができます。村の鍛冶屋のエリッゼステークでも同様に簡単にペグを抜くことができます。
ペグケースが便利
付属のペグケースはギリギリになりますが30cmのソリッドステーク10本とペグハンマーを一緒に収納することができます。
ペグケース自体しっかりとした素材で作られており、底面に縫合部分がないので底が抜ける心配も少ないですが、ペグの先端を下に向けて収納すると穴が開きますので、ペグの先端は上に収納するのが正しい収納の仕方です。
yogotoのペグハンマー4つの注意点
ペグを打つと疲れやすい
yogotoのペグハンマーの重量自体は、他のペグハンマーと変わりないですが、持ち手部分が太く重量があり、重さのバランスが気になります。
スノーピークペグハンマーはヘッド部分が重たいのに対し、yogotoのペグハンマーは重さがヘッドと持ち手が同じぐらいの重さがあるので、ペグを打つ時力が要ります。
また、持ち手が太いこともあり握力が要り、何本もペグを打つとスノーピークペグハンマーに比べ疲れやすいです。
安全ベルトが頼りない
yogotoのペグハンマーの安全ベルトはパラコードが結ばれてるだけの簡易的なものです。そのままの状態で使用するとあまり意味のないもので、安全に使用するには長さを調節したりする工夫が必要です。
ペグの径が細いと滑りやすい
ソリッドステークのような打ちやすいペグでは気になりませんが、テントに付属してるピンペグでは打ち込み時に、ヘッドとペグが滑りやすくペグが打ちにくいです。
スノーピークPRO.Cのような銅ヘッドは使い込むほどヘッドがボコボコすることで、摩擦ができ滑りにくくなることが違いの原因なので、yogotoに限らずスチール製ヘッドのペグハンマーには注意が必要です。
ペグケースの耐久性が不安
yogotoのペグ・ハンマーケースの底面はしっかりとしてますが、横の縫合部分の耐久性に不安があります。
重いペグを入れすぎて重量が増えると縫い目が割けそうです。8本~10本以上のペグを使用するなら軽いペグを入れるか、他のペグ・ハンマーケースの使用をおすすめします。
yogotoペグハンマーのレビューまとめ
最後にyogotoペグハンマーについて、まとめていきましょう
- yogotoのペグハンマーはコスパに優れたペグハンマー
- 収納袋が付いていて持ち運びが楽
- 安いハンマーでも十分使える
- デメリットもあるがコスパは最強
yogotoのペグハンマーはペグハンマーを試してみたいキャンプ初心者の方にも、ペグハンマーの買い替えを考えているベテランキャンパーの方にもおすすめしたい安くてもコスパ抜群のペグハンマーです。
今回は実際に打ち比べをして気になる点などもご紹介していますが、yogotoのペグハンマーは何度もキャンパーの気になる点が改良がされているので、今後も目が離せないペグハンマーですよ。