2019年に誕生した「ZANE ARTS(ゼインアーツ)」のテントやタープは、オリジナリティ溢れるデザインでキャンパーの心を掴み完売状態が続いています。
「GEU(ゲウ)」もその一つで、最小限のポールで広い有効面積が確保できるタープですが、第一弾ラインナップとして発表されたものの、再販する度に即完売。手に入れるのが非常に困難なタープになっています。
今回はそんな人気のゲウについて、「どこで買える?」「予約はできないの?」といった疑問にお応えします!購入者の口コミや特徴など気になるポイントについても紹介していきますよ。
ゼインアーツ「ゲウ」はアマゾンで買える?予約販売や購入方法は?
参照元:zanearts公式
店頭で購入できるのが一番ですが、ゲウは販売の告知を行うとその日のうちに完売してしまうことがほとんどです。開店前に並べば購入できる可能性はありますが、販売日当日に予定がないことが大前提となりますし、気合を入れて買いに行っても購入できなければショックが増しますよね。
確実に手に入れられる「予約」や、手軽に購入できれば方法がないのか、気になります。
予約で購入できる?抽選販売?
ゲウをはじめ、ゼインアーツの商品は残念ながら2021年7月現在では予約して購入することはできません。人気のタープなので予約を受け付けると問い合わせが殺到して混乱を招く恐れがあり、オンラインショップ上では「予約抽選販売」といった販売方法を取っている店舗が多く見受けられます。
YAMAP STORE | ゼクーLの販売・予約ページはこちら |
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GREEN HOUSE | ゼクーLの販売・予約ページはこちら |
SUNDAY MOUNTAIN | ゼクーLの販売・予約ページはこちら |
は抽選販売を行っています。
今年度分は終了していますが、今後新たにスケジュールが発表され再入荷の可能性もあるので、取扱店舗のオンラインショップの情報はチェックしておきましょう!
アマゾンで購入できる?
手軽に購入できる通販サイトは非常に便利ですよね。Amazonだと最短翌日には手元に届くのでチェックしている方も多いのではないでしょうか。ですが、購入前に一度公式HP上で定価をチェックしましょう。
Amazonは定価、定価以下の価格と思いがちですが、ゲウのように人気で品薄な商品になると定価以上の価格で販売されている可能性が非常に高いです。2021年7月時点では売り切れ状態で価格の確認ができませんが、今後再入荷されても高値での取引が予想されますので購入前に適正な価格化を確認してくださいね。
ゼインアーツ「ゲウ」の口コミは?
参照元:zanearts公式
ゼインアーツのゲウは2年前に発売されてから完売状態の続く人気の商品。ですが、いくら人気といっても細かい使い心地は気になりますよね。ここでは、実際にゲウを使用した方のレビューをまとめて紹介します!
・なかなかない形、遠くから見ると目立つカッコよさ
・有効面積が広く、タープ下で快適に過ごせる
・付属品で小川張りが出来る
・軽量でコンパクト、積載に困らない
・なかなか購入できない
・耐水圧は1,500mmと低め
人気の商品でも悪い点がいくつかあることが多いですが、ゲウは非常に高評価なタープで、悪い点がほとんど見当たりませんでした。一点耐水圧が低いとの口コミがありましたが、耐水圧1,500mmというのは普通の雨や積もらない程度の小雪であれば対応できる程度になります。
むしろ他製品よりも薄くて軽い生地を選択していることで、特徴ともいえる軽量さ、コンパクトさを実現していますので、一概に悪い点とも言えなさそうですね。
全体的な口コミの傾向としましては、やはり満足度の高い口コミが多いです。
ゼインアーツのタープ「ゲウ」のスペック
ゲウのスペックはこちらになります。
商品名 | TP-003 / GEU(ゲウ) |
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使用サイズ | 縦490×横530cm |
収納サイズ | φ18×幅73cm |
総重量 | 6.0kg |
耐水圧 | 1,500mm |
付属品 | メインポール×2、サイドポール×2、タープテール×1、Yペグ×10、8m2又ロープ×2、3mロープ×6、 キャリーバッグ/ポールケース/ペグ・ロープケース×各1 |
第一段ラインナップの中で唯一のタープということもあり、販売後はすぐに完売しましたが、その後もタープには珍しい手裏剣のような形で話題を呼び、現在もその人気は続いています。
おしゃれな見た目だけでなく、ゲウは他社製のタープと比較しても横に広がりがあり有効面積が広くとれ、実用性も非常に高いのも人気の理由です。
ゼインアーツのタープ「ゲウ」の特徴
人気が続くゲウの具体的な特徴を見ていきましょう。
実用性も併せ持つダイナミックで美しい張り姿
参照元:zanearts公式
メインポール間はヘキサゴン形(六角形)Mサイズ以下ですが、有効面積はタープの中でも広いと言われるレクタ型(長方形)Lサイズに匹敵します。狭い空間でも設置でき最大限空間を利用できる、まさにタープの理想形です。
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また、生地パターンが力のかかる方向に従った生地目で構成されているので、初めてゲウを張る方でも簡単に自然な曲線美を実現できます。実用性を確保しつつ、自然に映える美しくてダイナミックなシルエットはキャンプ場で目立ちますね。
広々かつ、オールウェザー対応の快適空間
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ゲウは有効面積が広いので、家族分の椅子やテーブルを設置しても十分くつろげる空間が確保できます。タープ生地には遮光ポリウレタン加工が施されていて、紫外線はもちろん暑さも軽減してくれるので夏キャンプでも快適に過ごせますよ。
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四隅を地面に近づけるように落とし込んでいるので、タープ下の日陰が中央に集まるよう設計されています。リビングスペースとしてタープを使う上で大事なポイントですね。
また、雨の侵入も軽減し、雨粒の流れが良くなるような形になっているので、気候変動の多い日本にはぴったりの仕様になっています。オールウェザー対応でキャンプに欠かせないタープとなりそうですね。
限られたスペースにもセッティング可能
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スペースが限られた場所ではタープをテントの上に被せるレイアウト、通称「小川張り」が可能になるタープテープ(ロングテープ)が付属しています。テントと隙間なくタープを被せるように設置すれば、雨が降った時も雨に当たることなくリビングスペースに移動できますよ。
タープテールを使ってランタンが吊るせる
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タープテールをセッティング時に使わないときは、メインポール間にタープテールを渡してランタンなどを吊るすハンガーとして使用することができます。タープテールには3つのリングがセットされているので、吊るしたランタンなどが中央に寄ってしまう心配がありません。
高品質な備品
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ゲウは生地を薄くしたことで軽量に作られたタープですが、負荷のかかる面積は一般的なタープと変わらないため、少しでも負荷が軽減できるようロープは太めのφ4mmが採用されています。ペグにはジュラルミン製の25cmのYペグを採用していたりと、備品にも妥協はありません。
軽量でコンパクト
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生地の加工方法にシリコーンポリエステルを採用しているので、同クラスのサイズのタープと比較して薄くて軽い生地となっています。そのため大幅な軽量化とコンパクトな収納を実現し、積載時のストレスを軽減してくれますよ。
冬キャンプ「ゲウ」の近くで焚き火はNG?
冬キャンプに欠かせない焚き火ですが、ゲウの取扱説明書には「薪ストーブは絶対に禁止」と非常に強い口調で明記されています。ゲウは有効面積も広く、また、タープ下は換気も十分にできるのでつい焚き火をしてしまいたくなりますが、ゲウはポリエステル素材なので火の粉が付くと溶けて液化してしまいます。タープの破損にとどまらず、液化部分に気づかず肌に触れてしまうと酷いやけどを負ってしまい危険です。
楽しいキャンプの思い出になるよう、タープ下ではもちろん近くで焚き火をはじめ火器の使用は控えるようにしましょう。
まとめ
ゼインアーツのゲウは見た目が美しいだけでなく、使用するキャンパーのことを考えた細かな工夫や高品質な付属品が魅力のタープです。他とは違う特殊な形をしているので一見設営が難しそうですが、設営はとても簡単。
初心者キャンパーからベテランキャンパーまでその使い心地にきっと満足できますよ。