サバティカルのタープ「マリポサTC」の口コミや評判は？ルミネとの違いやメルカリ購入時の注意点も解説！

「MARIPOSA(マリポサ)TC」は2019年にA＆Fカントリーが投入したオリジナルブランド、「SABBATICAL(サバティカル)」の人気タープです。機能性や耐久性の高さだけでなく、シンプルで男前なデザインで多くのキャンパーの心を掴んでいます。

今回はマリポサTCの特徴や、手に入れる前に知りたい使用上の注意点などをお伝えします。同じくサバティカルから発売されているタープ「LUPINE(ルピネ)」との違いも紹介しますので購入のヒントにしてくださいね。

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サバティカルのタープ「マリポサTC」サイズは2種類

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マリポサTCにはMサイズとLサイズの2種類サイズがあり、使用サイズや収納サイズ、重さの違いはこのようになります。

サイズ	Mサイズ	Lサイズ
使用サイズ	縦410×横410cm	縦500×横500cm
収納サイズ	幅75×奥行き25 ×高さ20cm	幅79×奥行き26 ×高さ22cm
総重量	約11.3kg	約13.75kg

Mサイズは4人、Lサイズは6人が快適に使用できる有効面積があります。
どちらも四角形のレクタ型となり、カラーは自然に溶け込むナチュラルなサンドカラー1色なので、使用人数やスタイルに合わせて選びましょう。

サバティカルのタープ「マリポサTC」特徴

ここからはマリポサTCの特徴を紹介します。

あえての縫製ラインで強度を生み出す

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マリポサTCはタープを縫製するのに、パターン的には不効率とされるセンター部分に縫製ラインを設けています。メインポール2本が引き合う際にかかる力にも対応するよう繋ぎ目が配置することで、基礎強度を向上させるようあえての縫製ラインになりますよ。

過酷な環境下にも対応する丈夫な構造

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タープは長く使っていると強風などでハトメ周辺に負荷がかかり生地が破れるなどのトラブルがありますが、マリポサTCのポール差し込み部分はテープと金具によって強度が増しているため、一般的なタープに比べ風の衝撃を吸収できるよう考えられています。
高強度を実現するための特徴的な縫製ラインも相まって、過酷な環境下にも対応する丈夫なタープに仕上がっています。

初心者でも美しく張れるよう構成された生地目

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細かな部分にまで程よい補強が施されているので、初心者でも簡単にシワやたるみなく張ることができます。不自然な形にならず絶妙に湾曲した綺麗なラインが、キャンプサイトをすっきりとまとめてくれますね。

4隅の落とし込みによって快適な空間に

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付属のメインポールとサイドポールを使って立ちあげた後、4隅をロープで落とし込むことでタープ下の日陰が中央部分に集まるようになり、夏の強い日差し下でも快適に過ごすことができます。また日差しだけでなく急な雨の侵入も軽減してくれるので、タープ泊でのキャンプでも使えますよ。

便利なランタンハンガーが付属

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マリポサTCには小物整理やランタンを吊るすのに便利なランタンハンガーが付属しています。1本のテープには3つのリングがセットされているので、好きな場所にランタンを吊るせたりと使い勝手は抜群です。

広々とした快適な居住スペース

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Mサイズは2～4人、Lサイズは4～6人での使用に最適です。ポリエステルとコットンの混紡素材なので日差しを軽減してくれ、暑い夏キャンプでも涼しく快適に過ごすことができますよ。

アレンジ自在！自社テントとの相性も◎

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ノーマルなスタイルから小川張りやAフレーム張りといったアレンジが楽しめるのもタープの醍醐味です。
また、Mサイズは同じくサバティカルから発売されているモーニンググローリーTCと、LサイズはスカイパイロットTCとの連結の相性は抜群です。様々なシーンに応じてアレンジを利かせたスタイルを楽しめますね。

生地に使われている素材はTC素材（混紡素材）

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生地に使われているのは天然繊維のコットンと化学繊維のポリエステルの混紡繊維である「TC素材」です。耐久性が高く速乾性のあるポリエステル素材と、通気性と保温性に優れたコットン素材の良いとこ取りをした生地なので、アウトドアでは重宝される素材になります。見た目が帆布生地のような優しい風合いなのもポイントです。

サバティカルのタープ「マリポサTC」デメリットや注意点

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長く使える耐久性を備えたマリポサTCですが、使用するにあたっていくつか注意点があります。せっかく手に入れた人気のタープを大切に、安全に使うためにも使用前に取扱説明書も確認しましょう。

焚き火をする場合

タープであれば通気性も高いですし、さらにTC素材でできているなら火の粉が当たっても穴が開きにくいと、ついマリポサTCの下で焚き火をしたくなるかもしれません。

ですが、TC素材は「燃えにくい」素材であって「燃えない」素材ではありませんし、タープと言っても張り方によっては一酸化炭素中毒になる可能性も十分あります。そのため、マリポサTCは火気厳禁と取扱説明書にも明記されています。

また、近くで焚き火をする際にも火の粉が飛んできてタープが焦げてしまうことがあるので、使用する際には注意してくださいね。

雨キャンプで使用する場合

マリポサTCの生地にはコットンが含まれるため、雨に濡れると生地が膨張し雨が侵入しづらくなりますが、完全防水の生地ではありません。シームなども施されていないので、荒天時に使用すると縫い目から雨が浸入する可能性が十分あります。

また、一度濡れると乾かしにくくもなり重量もさらに重くなり撤収が大変になりますし、濡れた際にはしっかり乾燥して保管しないとカビや悪臭の発生、生地の傷みにつながります。メンテナンスが手間と感じる方は雨キャンプでの使用は控えましょう。

ポールの長さは調節できない

タープの扱いに慣れてくると、基本的な張り方以外にもアレンジを利かせて張りたくなりますよね。ですが、付属しているポールは数本に分かれたポールをワイヤーで繋ぎ合わせて使用するタイプで、段階調節などはできません。節を抜いて高さ調節などもできませんので、張り方をアレンジしたい場合は別途ポールを用意する必要があります。

サバティカルのタープ「マリポサTC」「ルピネ」違い

サバティカルにはマリポサTCの他に、「LUPINE(ルピネ)」というタープもあります。どちらを購入するか悩んでいる方も多いのでは？
マリポサTCとルピネの違いを一覧表にするとこのようになります。

商品名	MARIPOSA(マリポサ)	LUPINE(ルピネ)
使用サイズ	＜Mサイズ＞縦410×横410cm ＜Lサイズ＞縦500 ×横500cm	＜Mサイズ＞縦420×横475cm ＜Lサイズ＞縦500 ×横570cm
収納サイズ	＜Mサイズ＞幅75×奥行き25 ×高さ20cm ＜Lサイズ＞幅79×奥行き26 ×高さ22cm	＜Mサイズ＞幅71×奥行き20 ×高さ17cm ＜Lサイズ＞幅71×奥行き22 ×高さ17cm
総重量	＜Mサイズ＞約11.3kg ＜Lサイズ＞約13.75kg	＜Mサイズ＞約5.1kg ＜Lサイズ＞約6.1kg
素材	＜本体＞TC素材（混紡素材）＜ポール＞スチール	＜本体＞210Dポリエステルオックス＜ポール＞アルミ合金

どちらのタープにもMサイズとLサイズがあり、おすすめの使用人数はどちらのタープもMサイズが4人、Lサイズが6人となっています。同じ使用人数であっても細かな点が異なるので、これから紹介する違いを参考に自分のキャンプスタイルに合う方を選んでくださいね。

形状の違い

マリポサTCは四角形、レクタ型と呼ばれる形でルピネは六角形、ヘキサ型と呼ばれる形をしています。レクタ型のマリポサTCは直線的なのでタープ下の有効面積が広く取れる他、中央部に日陰が集まるのでタープ下もレイアウトしやすいです。また、4隅を落とし込むことで雨の侵入も軽減してくれます。

対して、ヘキサ型のルピネは一覧表上のサイズはマリポサより大きいものの、取れる有効面積は見た目よりも狭くなります。レクタ型よりもペグダウンする箇所が多くはなりますが、風向きや天候に応じて角度をつけて張ることで高い耐風性を発揮します。張り方の自由度は高く、より開放感を味わいたい方におすすめです。

本体の素材の違い

タープ本体に使われている素材は、マリポサTCはポリエステルとコットンの混紡素材(TC素材)となり、ルピネは210Dポリエステルオックスとなります。TC素材は風合いの良さの他に、通気性と保温性、耐久性の良さがあり1年通して使いやすいです。ですが、雨濡れには弱く、濡れると重くなったり乾燥に時間を要するため扱いにくさを感じる方もいるかもしれません。

ポリエステル素材でできているルピネは生地の薄さが気になりますが、使われているのは引き裂き強度の高い210Dポリエステルオックスなのでその点は安心です。速乾性があり、初心者でもメンテナンスしやすい生地となります。生地の性質上、高温のものが触れると溶けてしまうので、近くで焚き火をする場合には風向きに十分注意する必要があります。