「お一人様」という言葉がよく使われるようになりましたが、カラオケや焼肉だけでなくキャンプでも「お一人様」が増えています。それがソロキャンプです。最近では女性のソロキャンプも増えていますが、初心者にはハードルが高い気がして、興味はあるけど一歩踏み出せない人もいることでしょう。
そんな人達の悩みの一つに道具選びがあります。中でもテントはどのようなものを選べばいいのか分からないという方も少なくないはずです。ここではソロキャンプ初心者の為に、ソロキャンプ用テントの選び方からおすすめのテントまで説明します。
ソロキャンプとは
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キャンプと言えば、家族や仲間たちと楽しむものというイメージだと思いますが、ソロキャンプとは文字通り1人でキャンプをする事を言います。
元々はバックパッカーが野営をしながら旅を続けていたとこからきていますが、今ではソロキャンプと言うと、野営というよりは1人でキャンプを楽しむ事となっています。
ソロキャンプの魅力
ソロキャンプの魅力と言えば、誰にも気を使わず、大自然の中で自由を満喫することです。
自然に囲まれた中で自分のしたいことをして、食べたいものを食べる。周りへの配慮は大切ですが、それさえ出来ていればあとは誰にも気を配る必要もなく、自分の好きなように時間を使えるのがソロキャンプの魅力です。
自分の為だけに時間を使うという贅沢が、仕事や人間関係で疲れた心を癒やしてくれるのです。
ソロキャンプでテントの前室が必要な理由
テントの前室とは、インナーとフライシートの間の空間の事です。通常は靴を脱いで置いておくスペースとして、またちょっとした荷物置き場としての役割が主ですが、中にはこの前室を広めにとりタープ代わりの空間として使えるタイプもあります。
使い方によってはちょっとした2ルームテントのようにも使え、ソロキャンプでも前室に椅子を置いてくつろいだり、調理をする事も出来ます。
前室広めのテントは、ファミリーキャンプなどで使われることが多いですが、最近では荷物を減らし、快適な居住空間を確保できるという点からソロキャンプでも前室広めのテントを活用する人が増えています。
ソロキャンプ用テントの選び方
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ソロキャンプではテント設営などの作業も当然全て自分で行わなければなりません。快適に過ごせるテントを選ぶのは大切ですが、1人で設営できるテントというのもソロキャンプのテント選びでは必須条件です。
他にもソロキャンプでのテント選びで重要なポイントが2点あるので説明します。
前室広めを選ぶ
キャンプにおいて快適な空間を確保する事は重要です。しかしその為に大きめのテントにすると荷物がかさばるので一人で持ち運びするのは大変ですね。
前室が広めのテントを使えば、前室部分がタープの役割をするので、荷物を置いたり教理をしたりと様々な使い方ができて便利です。他にもツーリングをする人なら大切なバイクを突然の雨から守る事も出来ます。
前室が広めのテントを使う事で、テントの中をより快適な空間に出来るのでおすすめです。
軽量、コンパクトなものを選ぶ
アウトドアの荷物は軽量・コンパクトにする事が大切です。ソロキャンプでは特に1人で全ての荷物を持たなければならないので、テントも出来るだけコンパクトに収納出来て、軽量なものを選ぶようにしましょう。
「テントの中は広い方がイイ」と言って、3~4人用の大きめなテントを選ぶと、いざ運ぶ時に苦労する事になります。
ソロキャンプにタープはいらない?
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キャンプにおいてリビング空間を作り出してくれるタープは、あれば快適ですがソロキャンプでは荷物を極力減らすという目的から「タープはいらない」という意見もあります。
何を重要視するかにもよりますが、確かに荷物を減らすのならタープは持たない方が良いでしょう。
しかし、荷物置き場にもなり、夏の日差しや急な雨から守ってくれるタープは、あれば便利なキャンプグッズである事も確かです。前述した通り前室が広めのテントを使う事で、前室部分をタープとして活用できるので、「荷物は減らしたいけどタープは欲しい」という人は前室広めの1~2人用テントを選ぶと良いでしょう。
ソロキャンプ初心者におすすめテント
エムエスアール(MSR)エリクサー1
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:前室面積 1.11m2
収納サイズ:48cm×15cm
重量:2169g
耐水性:1500mm
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MSRのバックパッキングシリーズの中で最も居住性の高いと言われるエクサリーの1人用テントで、ソロキャンプ初心者におすすめのテントです。その理由は設営が1人でも簡単にでき、従来のテントより厚手の生地を使用することで丈夫な作りになっていることです。
2本のポールを交差させ、短いポールを組み合わせることで、箱型に近い空間を作り出し快適な居住空間を実現しています。
DWRコーティングされたフライシートは、1500mmと高い耐水性があります。
台形の前室は以前のものより35%も広くなり、荷物を置く場所として充分なスペースになります。
1人用として丁度よい居住空間と充分な前室で、ソロキャンプを快適に過ごせるテントです。
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ャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)テント
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インナーサイズW210cm×D100cm×H103cm
重量:2.16kg
耐水性:20000mm
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ベンチレーターやキャノビーなど快適に過ごす為の本格的な装備が備わっているにもかかわらず、インナーテントは吊り下げ式なので、設営は1人でも簡単にできるので、ソロキャンプ初心者の人にもおすすめのテントです。
通気性撥水加工を施したインナーテントは、側面がメッシュになっているので、通気性もバッチリ、テントの中は快適な居住空間になっています。
もちろん、フライシートは防水・撥水加工済み。さらにUVカット加工もされているので、雨だけでなく紫外線にも強いのが特徴です。
ソロキャンプ女子におすすめのテント
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)ソロテント
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インナーサイズW210cm×D70cm×H108cm
重量:2.18kg
耐水性:1500mm
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高さと広さのあるワイドな前室が特徴的なこちらのテントは、前面だけでなく後面にも出入り口があります。何かと荷物が増えやすい女性でも、後面から出入りできるので、前室を荷物置き場として塞ぐことが出来ます。
インナーテントには通気性の高い「ノーシームメッシュ」を採用、さらにフライシートには開閉できるベンチレーションを搭載しているので、テント内は通気性の良い状態を保てます。
ポールには軽くて丈夫なジェラルミン7100を使用し、設営時に迷わないようポールカラーを色分けするなど初心者や女性でも安心できる工夫が施されたテントです。
コールマン テント トレックドーム
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インナーサイズW225cm×D75cm×H105cm
収納サイズ:15cm×51cm
重量:1.6kg
耐水性:1500mm
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こちらのテントはポールに軽量なアルミ合金を使用する事で重さわずか1.6㎏という驚きの軽量化を実現しました。設営も吊り下げ式なので1人でも簡単にでき、前室もあるので荷物置き場も確保できます。
こちらはインナーテントの幅が75cmとやや狭くなっています。普通のシングルベッドで95cmなので、身体の大きな男性には狭く感じるかもしれませんが、女性なら横になるのに十分なスペースがあります。
「もう少し広い方がイイ」という人は2人用の「トレックドームカペラ/120」があるのでそちらを選ぶと良いでしょう。重量は2.0kgと少し重くなりますが、幅120cmで広々とした居住スペースを確保できます。
キャンプツーリングにおすすめテント
コールマン テント ツーリーングドームST
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インナーサイズ:
収納サイズ:23cm×54cm
重量:4.4kg
耐水性:1500mm
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前部分のフラップにポールが装着でき、跳ね上げれば広々とした前室が出来上がります。十分な広さなので、調理をするにも十分なスペースでバイクを入れることも可能です。
1人でも簡単に設営できるポールポケット式なので、ソロキャンプにピッタリなテントです。
1〜2人用とありますが、大人2人で寝ると少し狭く感じるかもしれません。ソロキャンプなら問題ありませんが、広さにゆとりが欲しい人は同じデザインで3〜4人用と大きめのものもあるので、そちらも確認してみると良いでしょう。
DODライダースワンポールテント
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インナーサイズ:W255cm×D133cm×H183cm
収納サイズ:14cm×50cm
重量:2.5kg
耐水性:アウター 2000mm インナー3000mm
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設営が普通のテントと比べて簡単で、山によく合う雰囲気を持っているのがワンポールテントの特徴です。
こちらのテントはバイクに積みやすい収納サイズで、フルキャノビーにすれば広々とした前室が出来ます。これなら突然の雨でもバイクを雨ざらしにする心配がありません。軽量なアルミポールを使用しているので軽く、湿気や熱を排出してくれるベンチレーター搭載なので、テントの中は快適な居住性を確保できます。
キャノビーはフルクローズ、フルオープン、片側キャノビー、フルキャノビーと、状況に合わせてスタイルを変えられるので、思い通りのソロキャンプを楽しめます。
https://xn--28j214klr1a.com/archives/5918
冬のソロキャンプにおすすめテント
Azarxis 2人用二層デザインテント
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インナーサイズ:W210cm×D150cm×H115cm
収納サイズ:16cm×45cm
重量:2.6kg
耐水性:アウター 3500mm
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風に強いダブルウォールテントです。210T防水コーティング&PU防水3500mm生地を採用し、高強度アルミフレームとソリットテントペグで強い風にも耐えられる構造になっています。冬のテントでは、防寒が重要になりますが、こちらのテントは防風・防水・防寒効果に定評があります。
また換気窓もあるのでテント内で暖房機器を使用する事もでき、寒さ対策は安心です。
収納時もコンパクトになり、設営も簡単なので初めて冬のソロキャンプにチャレンジする人でも安心して使えます。
まとめ
キャンプでテントの性能は、どれだけ快適に過ごせるかを決める最も重要なアイテムの1つです。ソロキャンプでは居住性に加え、軽さや収納性も大切になります。初心者では設営の簡単さもテント選びの決め手になるでしょう。
ソロキャンプは近年人気が高まっておりますが、テント選びはしっかりと考えて、自分に合ったものを選ばないと、現場で不自由を感じることもあります。大自然を全身で感じ、身も心もリフレッシュするためにも、自分に合ったテントを見つけて下さい。