キャンプ場でひときわ大きな存在感を放つトンネルテント。見た目がカッコイイだけでなく、抜群の快適性を誇るテントです。今回は数あるトンネルテントのなかから、おすすめの製品を24個まとめてご紹介!
DODにサバティカルにネイチャーハイクにと、定番モデルから知る人ぞ知るコアなモデルまで、評判のモデルを厳選しました。
トンネルテントとは
トンネルテントは「簡単に設営できる2ルームテント」とイメージするといいでしょう。広くて快適な空間を、手軽に手に入れたい人にピッタリです!
大きな特徴のひとつが、“トンネル”の名のとおり長く伸びるフォルム。ひとつのテントのなかに就寝スペースとリビングスペースが一緒に収まっています。それによる居住性の高さが人気の理由。
そしてどの製品も、基本的に吊り下げ式のインナーテントが付属します。それを利用してもいいですし、すでに所有しているテントをカンガルースタイルで活用するのもアリ!
ほかのどのタイプのテントより快適で、使い方の自由度も高い。それこそがトンネルテントの良さです。
トンネルテントはこんな方にオススメ!
トンネルテントをおすすめしたいのは、ズバリ以下のような人。
- 簡単に設営できるテントが欲しい!
- タープが必要ないテントが欲しい!
- 1年中快適に過ごせるテントが欲しい!
トンネルテントは大型のテントでありながら、設営はとても簡単。手伝う人がいないソロキャンプでも、難なく設営できます。
ただ寝るだけのテントとちがい、広々としたリビングスペースを備えているのも特徴。タープがなくても日差しや雨をしのげます。
きわめつけはシーズンを問わず使用できる対応力。スカートを備えている製品が多く、冬のキャンプにも持ってこい。これらの特徴が気に入ったら、トンネルテントをいちど試してみるべきです!
トンネルテントのメリット・デメリット
どんなテントでも、メリットとデメリットの両方が存在します。以下に挙げるメリット・デメリットを押さえ、自分にトンネルテントがあっているかを考えてみましょう。
メリット
- 収納時のサイズが大きめ
- 重いものが多い
設営が簡単であることはすでに解説したとおり。多くの場合、設営時にポールをクロスさせる必要がなく、手順がとてもシンプルです。
よくあるドーム型のテントより、スペースの効率がいい点もメリット。壁近くに無駄なスペースが生じにくく、チェアやテーブルを難なく持ち込めます。
そしてトンネルテントの多くが、メッシュつきの大きな窓やキャノピーを備えています。すべてを開放すれば通気性抜群で、真夏のキャンプも快適そのもの!
デメリット
トンネルテントは比較的、収納時のサイズが大きめです。さらに重量が10kgを超える製品も多く、徒歩や自転車などでキャンプ場へ行く人には向いていません。
しかし、なかには重量3kgほどしかないトンネルテントも。そのテントについては、のちほどおすすめとしてご紹介します。
【ソロ・デュオ】におすすめのトンネルテント9選
ここからはおすすめのトンネルテントをピックアップ。まずはソロキャンプ・デュオキャンプに最適な製品をご紹介します。
フォーシーズン トンネル2ルームテント / TENT FACTORY(テントファクトリー)
使用時サイズ | 幅435×奥行き255×高さ190cm |
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収納時サイズ | – |
重量 | 12.2kg |
素材 | グラスファイバー、ポリエステル |
スカートつきで、冬のキャンプにも対応できるオールシーズンモデル。グランドシートまで付属するフルセットで、購入してそのままキャンプで使えます。
定員は4人に設定されていますが、ソロキャンプ・デュオキャンプにちょうどいいサイズです。
カマボコテント3S / DOD(ディー・オー・ディー)
参照元:dod
使用時サイズ | 幅250×奥行き500×高さ185cm |
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収納時サイズ | 68×28cm |
重量 | 14.4kg |
素材 | アルミ合金、ポリエステル |
開口部のすべてにメッシュを装備。夏場も涼しく、かつ不快な虫の侵入を防ぎながらくつろげます。1〜2人で過ごすのに最適なサイズ。
ドアの追加やクラックが発生しにくいテントポールの採用など、旧モデルからいくつもの改良がなされています。
ナロ3GT / HILLEBERG(ヒルバーグ)
使用時サイズ | 幅400×奥行き160×高さ105cm |
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収納時サイズ | 50×36cm |
重量 | 3.1kg |
素材 | アルミ合金、ナイロン |
軽さとタフさを兼ね備える、高性能なトンネルテント。総重量3.1kgという、トンネルテントとしては驚異的な軽さを誇ります。3人用ですが、ソロキャンプでの使用におすすめです。
ポールを追加することで、より過酷な環境に耐えられることもヒルバーグ製テントの特徴。山岳用としても最適です。
レイサ4 / Nordisk(ノルディスク)
使用時サイズ | 幅495×奥行き230×高さ190cm |
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収納時サイズ | 65×25cm |
重量 | 10kg |
素材 | – |
ノルディスクならではの、北欧のデザインセンスが光る一品。高さが190cmあるため、テント内で大人が立ち上がれます。
出入り口の幕を跳ね上げるための、キャノピーポールが付属するのもポイント。さらに側面に透明な窓を設けており、天気が悪い日も外の風景を見ながら過ごせます。
ヴォールト / snow peak(スノーピーク)
使用時サイズ | – |
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収納時サイズ | 66×25cm |
重量 | 7.9kg |
素材 | アルミ合金、ポリエステル |
全般的に価格が高めのスノーピークですが、このテントはキャンプ初心者でも手が届く価格設定。それでいて、アルミ合金製のテントポールを採用するという本格仕様です。
両端に出入り口があり、両方を開放すれば完全なるトンネル状に。あえて高さを抑えることで、風への耐性を得ています。
ギリア / SABBATICAL (サバティカル)
参照元:aandfstore
使用時サイズ | – |
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収納時サイズ | 67×35×30cm |
重量 | 13.8kg |
素材 | アルミ合金、ポリエステル |
2人用と5人用のインナーテントが付属し、人数により使い分けられる画期的なトンネルテント。「ソロキャンプもするし、ファミリーキャンプもする」という方に最適なテントです。
トンネルテントの多くが非自立式であるなか、この製品は「半自立」の構造。必要な張り綱が少ないため、設営がとても簡単です。
オキトマ2 /ZANEARTS(ゼインアーツ)
参照元:zanearts
使用時サイズ | 約幅395×奥行き280×高さ140cm |
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収納時サイズ | 65×25cm |
重量 | 7.2kg |
素材 | アルミ合金、ポリエステル |
インナーテントとリビングスペースを、縦に分割しているモデル。アメリカ軍のパップテントに近いスタイルで使用できます。
トンネルテントとしてはめずらしく、自立式であることも特徴。ペグが刺さらない場所にも設営できます。収納サイズが小さめで、車に積み込みやすいのも長所。
Vハウス M テント/ MINIMAL WORKS(ミニマルワークス)
使用時サイズ | 幅540×奥行き305×高さ190cm |
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収納時サイズ | 65×25cm |
重量 | 9.2kg |
素材 | アルミ合金、ポリエステル |
側面と前後の全面を開放できるトンネルテント。タープテント(自立式タープ)としても使用でき、6人ほどで食事ができる広さがあります。
全面にメッシュが備わっているため、不快な虫に悩まされることもなし。スカートつきで冬キャンプにも適しています。
コーストライン3プラス / Coleman(コールマン)
使用時サイズ | 幅440×奥行き200×高さ155cm |
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収納時サイズ | 66×18cm |
重量 | 約7Kg |
素材 | グラスファイバー、ポリエステル |
自然に溶け込むような、シックなカラーが魅力のテント。3人まで並んで寝られるサイズで、広々とした居住スペースが欲しいソロキャンパーにおすすめです。
日本未発売モデルのため、ほかの人とかぶりたくないという方にもピッタリ。価格が手頃で、トンネルテントデビューにもピッタリ。
ファミリーにおすすめのトンネルテント9選
続いて、ファミリーキャンプに対応するサイズのトンネルテントをピックアップ!
アポロン / ogawa(オガワ)
使用時サイズ | 幅585×奥行き320×高さ205cm |
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収納時サイズ | 80x45x35cm |
重量 | 23.0kg |
素材 | アルミ合金、ポリエステル |
テント上部にフライシートを装備し、紫外線による劣化や、結露の発生を防止。5人までが快適に過ごせるスペースを作り出します。
側面に備わった6つのサイドパネルは、すべて巻き取り可能。高い強度を保てるフレームレイアウトを採用しており、悪天候でも不安なく過ごせます。
アルニカ / SABBATICAL(サバティカル)
参照元:sabbatical
使用時サイズ | 幅620×奥行き320×高さ210cm |
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収納時サイズ | 81×42×35cm |
重量 | 20.5kg |
素材 | アルミ合金、ポリエステル |
均整の取れたフォルムが美しい、4人用のトンネルテント。天井にほどこされた「遮光PU加工」により、真夏の強烈な日差しをカット。スカートつきで厳冬期のキャンプでも使用できます。
インナーテントなしの状態だと、10人までが快適に過ごせるシェルターに。家族や親戚、友人など、大勢でのレジャーにも最適です。
ロガ4 / ZANEARTS(ゼインアーツ)
使用時サイズ | 幅505×奥行き260×高さ140cm |
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収納時サイズ | 62×23cm |
重量 | 6.8kg |
素材 | アルミ合金、ポリエステル |
トンネルテントとしてはめずらしく、ポールをクロスさせて設営するモデル。テント中央部がくぼんだシルエットがユニークです。
耐風性にすぐれ、サイズの割に軽いことから、山でのベースキャンプにも使用可能。ペグや張り綱などの付属品も、高品質なものが採用されています。
カマボコテント3M・3L / DOD(ディー・オー・ディー)
参照元:dod
使用時サイズ | M:幅640×奥行き300×高さ195cm L:幅760×奥行き380×高さ218cm |
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収納時サイズ | M:69×35×31cm L:76×38×32cm |
重量 | M:19.5kg L:19.9kg |
素材 | アルミ合金、ポリエステル |
DODの大人気商品「カマボコテント」のファミリー向けサイズ。「カマボコテント3M」は5人用、「カマボコテント3L」は7人用です。
Mサイズ・Lサイズともに、成人男性が立って歩けるほどの広々スペース。出入り口の追加やベンチレーションの構造変更など、旧モデルから多くの箇所が改良されています。
レイサ6 / Nordisk(ノルディスク)
使用時サイズ | 幅645×奥行き295×高さ210cm |
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収納時サイズ | 70×35cm |
重量 | 約17kg |
素材 | アルミ合金、ポリエステル |
4人用+2人用の、2つのインナーテントが付属。人数によって柔軟に使い分けられるのが強みです。ノルディスクらしい、美しいデザインも魅力。
サイドに透明な窓を設けており、シートを閉め切った状態でも外が見えるのが便利。インナーテントに備わった、多目的ポケットも利便性を高めているポイントです。
エントリー2ルーム エルフィールド / snow peak(スノーピーク)
使用時サイズ | 幅600×奥行き380×高さ175cm |
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収納時サイズ | 83×30×34cm |
重量 | 15.5kg |
素材 | アルミ合金、ポリエステル |
“エントリー”の名のとおり、初めてキャンプに挑戦する人でも手が届くトンネルテント。ですがスノーピークの製品だけあり、品質・機能ともにハイレベルです。
日差しをカットする「ルーフシート」や、風の侵入を防ぐスカートなど、快適装備が充実。エントリーモデルとはいえ、初心者からベテランまでが十分満足できるテントです。
アルマジロ / QUICKCAMP(クイックキャンプ)
使用時サイズ | 幅660×奥行き340×高さ200cm |
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収納時サイズ | 65×40cm |
重量 | 約14kg |
素材 | アルミ合金、ポリエステル |
2021年の新製品にして、クイックキャンプ初となる大型テント。フルオープンにすると開放感抜群。クローズ状態では、スカートが風や虫の侵入を防いでくれます。
インナーテントは5人が並んで寝られるサイズ。ポータブル電源を所有していると便利な「コンセントファスナー」や、小物の収納に役立つ大きなポケットを装備しています。
トンネル2ルームハウス/LDX / Coleman(コールマン)
使用時サイズ | 幅660×奥行き330×高さ200cm |
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収納時サイズ | 72×31×31cm |
重量 | 16kg |
素材 | アルミ合金、ポリエステル |
“ひさし”を設けることでリビングスペースを30%アップし、スペック以上に広く感じられるトンネルテント。5人までのキャンプにちょうどいいサイズです。
設営が簡単で、1人でも設営可能。持て余すほどのスペースを確保して、超快適なソロキャンプを楽しむこともできます。
キャタピラー2ルームシェルターⅡ / TARAS BOULBA(タラスブルバ)
使用時サイズ | 幅575×奥行き300×高さ195cm |
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収納時サイズ | 72×42×44cm |
重量 | 27kg |
素材 | アルミ合金、ポリエステル |
6つのサイドパネルを設け、それらすべてにメッシュを装備。スタイルの自由度が高く、環境にあわせて最適な状態で使えます。
フライシートを装備し、紫外線を90%以上カット。夏はフルメッシュで涼しく、冬はスカートで冷気の侵入を防いであたたか。1年中快適に過ごせます。
安くてコスパ優秀なトンネルテント6選
最後にご紹介するのは、低予算で買えるトンネルテント。コストパフォーマンス重視の方におすすめのアイテムをピックアップしています。
トンネルテント 620 / FIERDOOR(フィールドア)
使用時サイズ | 幅620×奥行き260×高さ195cm |
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収納時サイズ | 68×28cm |
重量 | 13kg |
素材 | 超超ジュラルミン、ポリエステル |
25,000円ほどで購入できる本格トンネルテント。アルミ合金のなかで最強クラスの強度を誇る「A7075 超超ジュラルミン」をポールに採用しています。
テントの生地はシルバーコーティング済み。遮熱性にすぐれ、真夏でも快適に過ごせます。カラーラインナップが豊富な点も魅力です。
トンネルテント / AYAMAYA
使用時サイズ | 幅425×奥行き200×高さ130cm |
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収納時サイズ | 65×17cm |
重量 | – |
素材 | グラスファイバー、ポリエステル |
1万円台で買えるお買い得モデル。ポールにグラスファイバーを使用しているところなどコスト削減のあとが見られるものの、多くを求めなければこれもアリ。
インナーテントは3人ほどが寝られるサイズ感。ソロキャンプ・デュオキャンプにちょうどいいトンネルテントです。
オパルス 3 トンネルテント 20D / Naturehike(ネイチャーハイク)
使用時サイズ | 幅420×奥行き210×高さ120cm |
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収納時サイズ | 60×18.5cm |
重量 | 3.0kg |
素材 | アルミ合金、ナイロン |
2人用・3人用・4人用のラインナップがあるシリーズ。収納時のサイズがコンパクトで、重量3kg(3人用)とトンネルテントとしては非常に軽量です。
アルミ合金製のテントポールやグランドシートが付属しながら、価格は3万円を切る安さ。空間の広さよりも、持ち運びのしやすさを重視したい方におすすめです。
アーチ2ルームテント / North Eagle(ノースイーグル)
使用時サイズ | 幅500×奥行き278×高さ178cm |
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収納時サイズ | 62×22cm |
重量 | 7.5kg |
素材 | グラスファイバー、ポリエステル |
ファミリーキャンプにも対応する3〜5人用テント。真っ白なカラーリングが、他社のトンネルテントにはない独特な雰囲気を感じさせます。
テントポールがグラスファイバー製であったり、装備が少なかったりと考慮すべき点はありますが、「とにかく安く手に入れたい」というならコレ。
2ルーム トンネル型 ドームテント / IGNIO(イグニオ)
参照元:yahoo
使用時サイズ | 幅660×奥行き330×高さ200cm |
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収納時サイズ | 70×32cm |
重量 | 16kg |
素材 | アルミ合金、ポリエステル |
安く手に入る本格的なトンネルテント。かけるべきところに、しっかりコストをかけています。イグニオはアルペングループが展開するブランド。
跳ね上げ・巻き取りが可能なサイドパネルと、風の侵入を防ぐスカートを装備。4人用ですが、インナーテントを取り外した状態だと10人ほど収容できます。
トレスアーチ2ルームテント / VISIONPEAKS(ビジョンピークス)
使用時サイズ | 幅500×奥行き250×高さ180cm |
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収納時サイズ | – |
重量 | 10.2kg |
素材 | アルミ合金、ポリエステル |
3人まで並んで寝られるインナーテントを装備。ソロキャンプ・デュオキャンプにちょうどいいサイズのトンネルテントです。
サイドパネルはフルオープン・フルクローズだけでなく、途中で止めておくことも可能。日差しを遮りながら通気性を確保できる、便利な機能です。
まとめ
今回は大人気ブランドの定番商品から、プライベートブランドの低価格モデルまで、たくさんのトンネルテントをピックアップしました。
きっとこのなかに、あなたにとって最適なテントがあるはずです!簡単な設営で、広々としたスペースが手に入るトンネルテント。シーズンを問わず使えるので、冬キャンプデビューにもおすすめです。