今回は神奈川県の丹沢にある、登山初心者向けの山、半日で楽しめる岳ノ台をご紹介します。

登山を続けていると、山がより身近なものに感じます。

いつもそばにあり、子どもが公園に遊びに行くかのように「ちょっと遊びに」そんなの感覚で登山に行くことも。

午前中だけ天気が良い、突然用事が入ってしまった、疲れて予定していた山行だとしんどい、そんな時に普段だと物足りない山が魅力的になることがあります。

丹沢で登山初心者向けの山

(箱根の名山、金時山より)

アクセスが良好なエリアではハイキング程度の装備は必要なものの往復でも2時間を要さない山があります。

短時間で歩き応えがないため登山者は少なく、メインのピークを登るための通過点、登山口から間もなくしてある場合など様々ですが

山域の魅力を楽しめる所が数多くあります。

丹沢は登山初心者向けの山が豊富

(西丹沢、シダンゴ山より)

今回紹介する岳ノ台の他、登山者以外にも広く知られている大山、西丹沢方面のシダンゴ山や三国山等、丹沢には短時間で登れる山が豊富にあります。

近隣に住まいがあれば南山やアクセスが不便なところも行くことができ、観光の行程に組み込むこともできるでしょう。

半日という条件上、基本的には駅から至近かマイカーでのアクセスが基本となり、丹沢の軽登山は殆どがマイカーでのアクセスを必要とします。

軽登山の魅力は時間にゆとりが持てる

(以前住んでいた鎌倉の里山にて。過剰装備であるガソリンストーブで調理)

日帰りから縦走を含め、登山は行程を確認しながら計画的に行動します。

登山後の翌日に予定があれば、計画通りに終わらなければ社会生活で何らか支障が生じてしまうため、予備日を設けていても、天候が悪く山行日数が長いと不安になる時があります。

半日の登山では時間の縛りが緩くなり、普段の登山ではできない事に時間を使うことができます。

山頂で昼寝をしたり、絵を描いたり料理に時間をかけたりと、何かに追われることなく今目の前にある環境で、思い思いの時間を過ごすことができます。

山頂を目指すという時間にフォーカスせず、自然の中に身を置きながらゆっくり心身を癒していけるのが、軽登山の魅力です。

登山、ハイキング初心者の人を連れていくときもリスクは低くなるので、比較的安心して楽しめるのも魅力です。

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計画はしっかりと登山届も忘れずに

(低山でも遭難の可能性はある。高尾山域、景信山付近の登山道)

縦走登山程丁寧な計画を作る必要はありませんが、身内に行き先を告げる、登山届を提出する等の対策はしておきましょう。

関東の代表的な低山である高尾山でも遭難事例は報告されており、油断したら陽が落ちて行動不能になったという話等、行動時間が短い山でも遭難は珍しくありません。

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軽登山に必要な装備

基本的には日帰り登山用の装備となりますが、普段日帰り以上の登山をされている場合は、その約半分の行動時間になるので、食糧や趣味の物等、体力や時間の余裕を考慮して色々持ち込むのも良いでしょう。

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岳ノ台登山の装備と持ち物

  • レインウェア上下(モンベル)
  • 防寒着(モンベル アルパイン ダウンパーカ)
  • 予備ウェア(モンベル)
  • 地形図
  • コンパス(SILVA)
  • ヘッドライト(モンベル)
  • ツェルト(モンベル U.Lツェルト)
  • 水筒(モンベル フレックス ウォーターボトル)
  • 水筒(クリーンカンティーン)
  • フライパン(登山雑誌・PEAKSの付録。盛り付け用して)
  • クッカー(スノーピーク ソロセット 焚)
  • ケトル(トランギア)
  • ガスカートリッジ(プリムス)
  • ガスバーナー(プリムス フェムトストーブ)
  • ナイフ(オピネル)
  • ライター
  • ファイヤースターター
  • 食糧
  • 調味料

※バックパックはモンベルのディナリパック25を使用。

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登山初心者向けの山 岳ノ台

(山頂の展望台から山頂広場を見る)

岳ノ台は標高899mの山で、神奈川県秦野市に位置し丹沢の中でも登山者の多いエリアである表丹沢に、ひっそりと佇むようにある山頂です。

メインの登山口であるヤビツ峠、またはマイカーでのアクセスが主となる菩提峠駐車場から登ることができ、片道40分程度で山頂に達することができます。

近隣で眺望の良い三ノ塔、大山等の山頂と組み合わせて登られることが多いのですが、本来は岳ノ台を通さず登った方が効率が良いため、1日の登山者は数えるほどです。

岳ノ台の魅力

(山頂から大山を望む)

1日の登頂者が少ない岳ノ台ですが、富士山、三ノ塔、大山方面の眺望に恵まれ、良い意味で時間に見合わない眺望が魅力です。

山頂には立派な展望台を始め、ベンチ等が設置されているため、山頂でのんびりと過ごすには申し分ない場所です。

また旧ヤビツ峠がルート上にあり、丹沢の歴史が好きな方には是非訪れてほしい場所です。

水場あり、トイレは協力金が必要

ヤビツ峠登山口前の売店に自販機が設置されており購入可能です。

トイレもヤビツ峠登山口に設置されているので、協力金50円を用意して利用しましょう。

山頂までの所要時間

山頂までは約40分で、若干の登り返しや日陰でぬかるんでいる所がありますが、大きな難所もなく気軽に歩くことができます。

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ヤビツ峠までのアクセス

公共機関の場合

主要登山口であるヤビツ峠までは、小田急秦野駅から神奈中バスでヤビツ峠行きに乗車します。

ヤビツ峠行きのバスは本数が限られているため、逃した場合は本数の多い蓑毛行きで終点の蓑毛下車します。

蓑毛からヤビツ峠まで登山道を歩き、1時間ほどでヤビツ峠に到着します。

車の場合は駐車場に注意

マイカーでは東名高速秦野中井インターで下車し、ヤビツ峠方面へ40分ほどで到着します。

休日の場合は駐車場が満車になる場合があるので、その際はヤビツ峠を進んでもうひとつの登山口である菩提峠駐車場を利用できます。

岳ノ台登山レポート

登山口の階段を上がり、しばらくは緩やかな登りが続きます。

しっかりした登山道で、陽が入り気持ち良く歩けます。

一度勾配のある登りがあり、その先には旧ヤビツ峠付近に位置する、休憩に丁度良いあずまやがあります。

小さいお子さんと歩く場合はこちらで一息入れるのも良いでしょう。

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あずまやを過ぎると大山方面視界が開け、都市圏にありながら豊かな自然を残す丹沢の一端を望むことができます。

開けた景色から一旦樹林帯に入り、間もなく山頂に到達します。

山頂は休憩には最適な広場となっており、展望台、ベンチ、展望台下には雨をしのげるスペースにもなっています。

山頂からは表尾根方面を望める好立地です。

(大山方面。独立峰ならではの綺麗な山体)

(宮ケ瀬方面。宮ヶ瀬方面は通称裏ヤビツと呼ばれ、ドライバー、ライダーにも人気)

(表尾根方面。丹沢の核心部たるエリアに向かうこの尾根は人気の縦走ルート。)

下山後の寄り道 菜の花台展望台

岳ノ台からは山側の眺望が優れていますが、秦野市方面から登山口へ向かう途中、菜の花台展望台では、岳ノ台山頂からは見れない所からの景色を望めます。

帰りの道中、時間があれば立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたか。山の中でのんびり過ごしたい時、登山初心者の方やお子さんの初めての山に、岳ノ台はピッタリの山です。

是非足を運んでみてくださいね。

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