キャンプ

四角いコッヘルのおすすめ3選!角型向け簡単料理レシピもご紹介!

[br num=”1″]
丸くて円筒型のコッヘルが多い中、ソロツーリングや日帰りキャンプなどでは特に使い勝手が良いと、根強い人気なのが四角いコッヘルです。

今回は、角型でスタッキングしやすく、いろいろな用途に使えて便利な四角いコッヘルのおすすめをご紹介します。
あわせて、四角型向け簡単料理レシピもご紹介しますので、参考にしてみてください。

コッヘルとは

[br num=”1″]
コッヘルとは、登山やキャンプなどアウトドアシーンで使用される、屋外用で持ち運びに便利な小型調理器具のことです。炒め物、焼き物、汁物、炊飯などほとんどの調理が可能です。

語源は、ドイツ語のコッフェル(KOCHER)からきていて、調理する道具・料理器具という意味があります。コッヘルには、形状(丸形、円筒型、角型など)や材質(アルミ製・ステンレス製・チタン製など)によってさまざまなタイプがあります。

単品以外にも、大小異なる大きさのコッヘルがセットになっているタイプもあります。特に荷物をコンパクトに収納したいけど、ある程度料理を楽しみたい方や、キャンプツーリングなどに最適です。

コッヘルとクッカーの違い

アウトドア用の調理器具を探していると、コッヘルと同じくクッカーと呼ばれる調理器具が出てくることが多いです。商品説明を見て「同じように思えるんだけど、何が違うんだろう?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

コッヘルとクッカーはどちらも調理器具のことで同じです。
英語で調理道具や器具のことをクッカーと呼び、ドイツ語で調理道具や器具のことをコッフェルと呼びます。最近はクッカーと呼ばれることが多いかもしれませんね。
人それぞれ、呼びやすい方を使っているようですが、商品名にコッヘルとあればコッヘル、クッカーとなっていればクッカーと呼んでいる人も多いようです。

四角いコッヘルがおすすめな理由

円筒型のコッヘルが種類も多く人気がある中、あえて四角いコッヘルをおすすめする理由はこちらです。

袋ラーメンを割らずに調理できる

[br num=”1″]
他の形状のコッヘルだと割って調理しなければいけませんが、四角いコッヘルはポンとそのまま入れて、出来たらそのまま食べられるという手軽さで人気です。
日帰りソロキャンプやツーリングの際、大きさにもよりますが一人分の袋ラーメン、材料、コーヒーセットなどが収納できるので荷物がスッキリします。

ケトルとして利用できる

[br num=”1″]
角型で角があるので液体が注ぎやすいという利点があります。調理だけではなく、お湯を沸かしてコーヒーを入れたり、インスタントみそ汁を作ったり、ケトルとしても利用できて便利です。

パッキングやスタッキングのしやすさ

[br num=”1″]
四角いのでパッキングやスタッキングがしやすく、コンパクトに収納できます。荷物を詰めたとき、丸い形はどうしても周りにスペースができてしまいますが、角型だと横でも縦でもスペースができないので、コンパクト収納が楽にできます。

コッヘルの選び方

円筒型か角型といった形状だけではなく、材質の違い、大きさなど各メーカーからさまざまなタイプのコッヘルが発売されています。それぞれに良さがあるので悩みますよね。初心者であれば、なおのことどのコッヘルにすれば良いのかわかりません。

ここでは、コッヘルの選び方のポイントをご紹介します。一般的な選び方なので、自分の好みも考慮しながらコッヘル選びの参考にしていただければと思います。

ポイント➀材質で選ぶ

主に3つの材質があります。アルミ製・ステンレス製・チタン製です。それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。

材質 メリット デメリット
アルミ製 焦げにくい
低価格
熱伝導率が良い
軽量
耐久性が低い
錆びやすい
ステンレス製 錆びにくい
耐久性がある
低価格
保温性がある
重い
熱伝導率が低い
焦げやすい
チタン製 錆びにくい
耐久性がある
3種類の中で一番軽量
熱伝導率が低い
高価

ポイント➁サイズで選ぶ

大きすぎると重いし邪魔なのですが、小さすぎると調理しにくいといった問題があります。人数や使用目的に合わせたサイズ選びが必要です。

ソロ~2人用、簡単調理
およそ600~1000mlの容量がおすすめです。お湯を沸かしてコーヒーを飲む、ラーメンを作るくらいなら十分な大きさです。心配であれば、1500mlサイズにしましょう。

3人以上
調理も含めて一人分およそ700~1000ml×人数が目安です。何を作るかによっても変わってきますが、クッカーセットがあると便利です。

その他、価格や収納のしやすさ、手入れのしやすさなどがあります。もちろん好みやこだわりもあるかと思いますが、自分がゆずれないと思うポイントを、いくつか決めておくと選びやすいのではないでしょうか。

おすすめの四角いコッヘル

使いやすいと評判で、おすすめの四角い角型コッヘルを3つご紹介します。

UNIFLAME(ユニフレーム) 山クッカー 角型 3

[br num=”1″]
角型コッヘルの中でも特に人気が高いのが、ユニフレームの山クッカー角型3です。四角い鍋が2種類と四角いフライパンが1種類セットになっています。重ねて収納できるので場所をとりません。

使用目的によって、持参するクッカーを減らすといった応用もきき、使い勝手が良いです。ご飯、おかず、汁物が一度にしかも簡単にできるので、初心者にもおすすめです。
[br num=”1″]

サイズ:セット収納時(14×14.7×高さ8.8cm)鍋13(12.7×12.7×深さ7.45cm)鍋11(10.8×10.8×深さ6.4cm)フライパン(13×13×深さ3.4cm)
容量:鍋13(1000ml)鍋11(600ml)
素材:アルミ製
総重量:約450g

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)ラーメンクッカー

[br num=”1″]
フタをしたまま湯切りもできて、まるでカップ焼きそばのようです。内側には300、500、700mlの目盛りが付いていて使いやすいです。これ一つでラーメンが作れてそのまま食べられるので、自宅でも大活躍しそうです。SOTOのレギュレーターストーブST310が入るのでコンパクト収納ができて便利という声もあります。ラーメン好きにおすすめのコッヘルです。
[br num=”1″]

サイズ:収納時サイズ(15.6×15.6×高さ11.1cm)、全長(ハンドル部分)26.2×17.1×高さ11.1cm
容量:約1300ml
素材:ステンレス製
重さ:約305g

trangia(トランギア)メスティン

[br num=”1″]

[br num=”1″]
使い始める前のシーズニングやバリ取りが必要ですが、さまざまな料理が作れることで人気がある角型の飯ごうです。固形燃料使用で自動炊飯が可能、飯ごうとしてだけではなく、煮物・炒め物・蒸し物・焼き物とほぼなんでも作れます。メスティンのレシピ本が発売されているくらいですから、その人気ぶりがうかがえます。

サイズは通常サイズ750mlとラージサイズ1350mlがあります。750mlでも十分ですが、人数に合わせて選ぶと良さそうです。他には、2種類を使って、750mlメスティンでご飯を炊き、ラージメスティンでおかずを作るという感じで、分けて使う方法もあるようですね。
[br num=”1″]

サイズ:17×9.5×6.2cm
容量:750ml
素材:アルミ製
重さ:150g

ラージサイズ:20.7×13.5×7cm
容量:1350ml
素材:アルミ製
重さ:270g

トランギア・メスティンの使い方!炊飯方法や料理の簡単レシピをご紹介!トランギアのメスティンはアルミ製飯ごうで、炊飯はもちろん様々な料理が作れる大人気の最強クッカーです。炊飯や料理に大活躍の優秀すぎるメステ...
ソロクッカーのおすすめ12選!登山やソロキャンプ用に素材別でご紹介!ソロクッカーは登山やソロキャンプなど、一人でするアウトドアクッキングに欠かせないギア。外で食べる温かい料理は格別です。 ソロクッカ...

四角型のコッヘルにおすすめ簡単料理レシピ集

ここからは、四角型コッヘルで作れるおすすめの簡単料理レシピをいくつかご紹介します。
簡単に作れるものばかりなので、ぜひ作ってみてください。

四角型コッヘルにおすすめレシピ!味噌バターコーンラーメン

[br num=”1″]
袋ラーメンを作ったことがあれば誰にでも簡単に作れて、なおかつ味噌とバターのコクのあるスープがおししい味噌バターコーンラーメンです。

材料
袋ラーメンみそ味、スイートコーン(袋入り)、チャーシューや煮卵(チルド)、バター適量(チューブタイプが便利)

作り方
➀角型コッヘルでお湯を沸かし、袋ラーメンとスープの素をいれる。
➁ラーメンがゆであがったら(ゆで時間はラーメンの袋に記載)、バターを入れて溶かし、その他の材料を入れたら出来上がり。もやしやネギなど好きな野菜をたくさん入れてもおいしいです。

四角型コッヘルにおすすめレシピ!冷やし中華

[br num=”1″]
夏のアウトドアには涼しくてぴったりな、冷やし中華です。角型コッヘルを使えば湯切りや麺のすすぎも簡単!あとは具材を切ってトッピングするだけで、手軽においしくいただけます。角型コッヘルが一つあれば、他の鍋やお皿もいらないので洗い物も楽ですね。

材料
中華麺、トマト、ゆで卵(煮卵でも)、サラダチキンやハム、きゅうり、タレ(冷やし中華のタレ、ごまだれ、めんつゆなどお好みで)

作り方
➀トマト、サラダチキンやハム、きゅうりはそれぞれ、適当に食べやすい大きさに切っておく。ゆで卵は前日に茹でておくと楽です。
➁角型コッヘルでお湯を沸かして麺を茹でる。
➂茹であがったら湯切りをして、麺を水で軽くすすぎます。
※キャプテンスタッグのラーメンクッカーは、フタをしたまま水切りできて便利です。
➃水切りをしたら、➀で切った具材をトッピングしタレをかけて出来上がり。

スノーピークのおすすめクッカー8選!素材の選び方も解説!数々の人気ギアをリリースし続ける、スノーピーク。中でも多くのキャンパーのおすすめは、クッカーです。 アウトドアのマストアイテムともいえ...

四角型コッヘルにおすすめレシピ!アスパラ豚肉巻き

[br num=”1″]
アスパラを短く切らずに並べても、スペースができず多めに作れるのでおすすめです。材料も少なく、巻いて焼くだけで簡単に作れます。

材料
アスパラガス、豚バラ薄切り(ベーコンでも)、サラダ油、小麦粉、塩こしょう

作り方
➀アスパラガスの根元部分は固いので切り落とします。(そのままでも食べられますが、ピーラーで真ん中から下半分くらい皮を剥いておくと食べやすいです)
※柔らかめのアスパラが好みの方は、軽く下茹でしておくと良いです。
➁豚肉を広げて小麦粉を薄くまぶしたら、アスパラに巻いて塩こしょうで味付け。
➂コッヘルにサラダ油を入れたら、アスパラを豚肉の巻き終わりを下側にして並べましょう。巻き終わり部分をしっかり焼いて、豚肉がはがれないようにするのがポイント。
➃適当に転がしながら全体的に焼き色がついて火が通ったら出来上がり。塩こしょうしていますが、市販の蒲焼のタレや焼肉のタレを絡めてもおいしいです。

四角型コッヘルにおすすめレシピ!だし巻き卵

[br num=”1″]
四角いので卵焼きを作るのにおすすめです。卵焼きでももちろんいいですが、今回はふわふわのだし巻き卵のレシピ紹介です。

材料
卵2個、和風だし適量、水40cc、砂糖かみりん適量、しょうゆ少々、サラダ油

作り方
➀水40ccに和風だし、砂糖(みりん)、しょうゆを入れ混ぜて、だし汁を作る。
➁空いているクッカーに卵を割り入れ、➀を加えてシャカシャカ切るように混ぜる。
➂角型フライパンを火にかけ、サラダ油を少量入れ温めてなじませます。
➃②の卵液をフライパン全体に広がる程度流し込み、半熟状態になったら端に寄せていって芯の部分を作ります。※芯の部分なのできれいに巻かなくてもいいです。
➄油を少量ひきなおしたら、再び卵液を流し込みます。同じようにフライパン全体に広げ(端に寄せてある芯の部分の下にも流し込みます)ある程度火が通ってきたら芯部分から巻いていきます。これを繰り返し巻き終わったら形を整えて出来上がり。

まとめ

おすすめの角型コッヘルと、簡単料理レシピをご紹介しました。円筒型のコッヘルが種類も多く主流になっていますが、角型はソロキャンプやソロツーリングでラーメンが多いという方には特におすすめです!

また、四角いので無駄なスペースができず、パッキングがしやすいという利点もあります。角型には角型の良さがあり、円筒型が主流になっても根強いファンがいるのも納得できますね。