DDハンモック・タープ

DDタープおすすめサイズ!3×3、3.5×3.5、4×4、XLを比較!種類は?

DDタープサイズ比較

タフで男前なDDタープはサイズや色展開が豊富で、初心者から玄人キャンパーまで色々な張り方を楽しむことができます。
ですが自分のキャンプスタイルに合わせ選べる楽しさはあるものの、種類が多すぎてどのサイズが自分に合っているのか、同じサイズでであってもどこが違うのか、正直悩んでしまいます。
今回は種類豊富なDDタープを選ぶ際にポイントになる各種類の違いやサイズの違いを一緒に整理しましょう!実際に設営してサイズも分かりやすく比較していきます。

DDタープとは

ddタープ種類
数あるタープの中でずば抜けた人気のDDタープ。
「世界中をリュックひとつで快適に旅をする」をテーマとし、本拠地を英国・エジンバラにおくDDHammocks(DDハンモックス)社が販売しています。

ハンモックキャンプ
ハンモックキャンプを提唱し、野遊びや自然遊びをより快適に、より軽量に、よりコンパクトに楽しむためのハンモックやタープ泊のギアを中心に開発しています。
現在は、DDHammocksJapanもあるので、修理なども無料・有料で対応してくれるようです。

DDタープは野営スタイル向き

バックパックキャンプ
DDHammocks社の代名詞といわれるDDタープは、ブッシュクラフトに近い野営を楽しむアウトドアユーザーから大人気。
正方形のタープには、ロープを通す部分である、ループが他のタープよりも数多く設置されているので、自分の知恵や知識を駆使して、さまざまなスタイルに設営が可能できます。

DDタープの人気の秘密

野営 DDタープ
DDタープはシンプルなつくりであるため、どう活用するか!?という想像力を掻き立ててくれる、エンタメ性も楽しめる注目のタープなんです。
自分の秘密基地をつくるワクワク感は、たまりません。
そんなDDタープの人気の秘密をここではご紹介します。
ちなみに、DDタープ3×3とは3m×3mのサイズを意味し、同じくDDタープ4×4とは4m×4mのサイズを意味します。

DDタープは軽量コンパクトなのでソロキャンプ向き

DDタープサイズ選び
ソロキャンプや登山では、まずはテント&タープというセットで快適に楽しむ人が多いですが、ソロのバックパックスタイルになってくると、極力荷物を軽くしたい欲求が強くなってきます。

そこで、テントをやめてタープ一つ、またはタープ&ハンモックの軽量スタイルに行き着きます。
軽量なテントでも1〜1.5kgもあるなか、DDタープ3×3は、なんと、1kg以下!!
1kg以下のUL(ウルトラライト)のテントもありますが、そちらは結構なお値段に。

DDタープは構造もシンプルなので、軽くてコンパクトなのにお値段もお手頃価格で手に入る、バランスのとれたギアなんです。

DDタープはアレンジ豊富で張り方は自由自在!

DDタープは、一枚の布でできたシンプルな構造。
なので、ポールの位置や本数、またはペグダウンをする位置を変えることで張り方は自由自在です。
そう、折り紙のようにいろんな形に変えて、そのシーンにあった張り方ができる凡庸性が人気のひみつです。
とくに、DDタープはループが多くあり、センターループを活用することで、ポールなしでも広々空間を作れたりと、アレンジ張りに最適な作りなのです。

DDタープは雨の日でも安心できる

一般的なタープの耐水圧は1000mmというものが多く、耐水圧が2000mもあれば大抵の雨は問題ないといわれています。
ですがDDタープの耐水性はなんと、それを圧倒的に上回る、3000mm!!これだけの耐水性があれば、テントがなくタープひとつでも、多少の雨は凌げ、気候変化が生じやすい山岳地帯でのソロキャンプ、秋冬キャンプでも抜群のパフォーマンスを発揮してくれます。

DDタープはアレンジしだいで張り方は自由自在!

DDタープは、一枚の布でできたシンプルな構造。なので、ポールの位置や本数、またはペグダウンをする位置を変えることで張り方は自由自在。そう、折り紙のようにいろんな形に変えて、そのシーンにあった張り方ができる凡庸性が人気のひみつです。

とくに、DDタープはループが多くあり、センターループを活用することで、ポールなしでも広々空間を作れたりと、アレンジ張りに最適な作りなのです。

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DD タープは豊富が種類

2021年10月現在、DD Hammocks Japan の公式ホームページには全部で17種類のDDタープが紹介されています。
ここでは。4つのタイプに分けて紹介します。

超軽量タイプのスーパーライト

Superlightはとにかく軽量さを重視したい方におすすめのタイプです。一番大きいサイズ2.9m×4.5mのXLサイズでも重量はたったの690gとバックパックでのキャンプやツーリングキャンプにぴったりです。
生地を極限まで薄くしているので定番カラーでもあるカモフラージュ柄がありませんが、生地が薄い分収納も非常にしやすく、片づけを簡単に済ませることができますよ。

DD Superlight Tarp XL DD Superlight Tarp DD Superlight Tarp S
サイズ 4.5×2.9m 3m×2.9m 2.8m×1.5m
重量 690g 460g 260g
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DDタープ Proシリーズ

Proモデルにはハトメが付いています。ループのみの場合、ガイロープやポールを引っ掛けると生地に負担がかかってしまいますが、ハトメがあることでタープの劣化も防いでくれます。ループのみだと耐久性が心配という方におすすめです。

DD Tarp 3×3 – PRO – MC DD Tarp 3×3 – PRO
サイズ 3m×3m 3m×3m
重量 875g 875g
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DDタープ レクタタイプ

レクタタープとは長方形の形をしたタープのことで、Sサイズは現行ラインナップの中で最も小さい2.8m×1.5mになります。形が分かりやすいので張り方のイメージがつきやすく、初心者でも簡単に扱うことができるモデルです。
屋根として使用するのはもちろん、張り方次第ではテントのように使うことも出来ます。アレンジ方法が豊富なので長く愛用することができますよ。

DD Tarp XL DD Tarp XL MC DD Tarp M DD Tarp S
サイズ 4.5m×3m 4.5m×3m 3.5m×2.4m 2.8m×1.5m
重量 1020g 1020g 810g 450g
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DDタープ スクウエアタイプ

スクウェアタイプにはそれぞれの大きさにDDタープの人気カラーでもあるカモフラージュ柄があり、たくさんの種類から選ぶことができます。サイズ展開も豊富なので、自分のキャンプスタイルに丁度いい大きさを選ぶことができますよ。
5×5はDDタープの中でも最大の大きさを誇るので、グループキャンプにもぴったりおすすめです。無骨で男前な雰囲気のあるタープはソロキャン向けの商品が多いですが、DDタープには大人数でのキャンプにも対応するサイズ展開があり貴重です。

DD Tarp 3×3 DDTarp 3×3 MC DD Tarp 4×4 DD Tarp 4×4 MC DD Tarp 3.5×3.5 MC DD Tarp 3.5×3.5 DD Tarp 5×5-MC DD Tarp 5×5
サイズ 3m×3m 3m×3m 4m×4m 4m×4m 3.5m×3.5m 3.5m×3.5m 5m×5m 5m×5m
重量 790g 790g 1290g 1290g 1,050g 1,050g 1,900g 1,900g
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Proとノーマルの違い

DDタープを選ぶ際にはノーマルの他に「Pro」という選択肢があります。
Proのサイズは3m×3mのみ、色はマルチカモ(MC)かオリーブグリーンの2色のみとProを選択すると一見選択の幅が狭まってしまうように感じますが、公式HP上では売り切れ状態が続くほど人気です。
Proとノーマルの違いはこちらになります。

違い➀ 生地のコーティング加工

ノーマルにも耐水性3000mmのコーティングが施されていますが、ProにはPU(ポリウレタン)コーティングが施され、防水性が高まっています。生地に施されたコーティングの違いからノーマルと比較して若干重くはなっていますが、この加工により雨キャンプでもより安心して使用することができます。

違い② 取り付けポイントの数

Proの取り付けポイントはノーマルより2つ多い21個あります。さらに張り方のアレンジを楽しむことができますね。

違い③ ハトメによる穴の補強

外側の取り付けポイントには計16のハトメが配置されています。ロープやポールで引っ張った際に生地に直接負荷がかからず、裂ける心配も減りますよ。

違い④ ベルクロテープですっきり収納

収納時にガイロープを折り畳んでしまえるよう、コーナー部分とミドルサイドループにはベルクロテープが付いています。ロープが絡むことなくすっきり収納できるので、次使う時にもストレスなく取り出せますね。

違い⑤ 連結が可能

タープの片側二辺にプレススタッドが付いていて、各辺にタープを連結することが可能です。最大6m×6mまで拡張できるので普段は1枚で使って、グループキャンプの際には人数に応じて連結させることで広いリビングスペースを確保することもできます。

DDタープ3×3、3.5×3.5、4×4、XLのサイズの違い

各DDタープのサイズでAフレームでテントやハンモックを入れて比較してみました。
横幅や屋根の長さなどサイズ選びで迷われている方は是非参考にしてください。

Aフレームでサイズの違いを比べてみた

まずはAフレームに一人で座ってみたサイズ感です。
aフレーム正面サイズ比較
ポールの長さはタープの長さの半分の長さで設営しています。
aフレーム側面サイズ比較
かなり大きさの違いがわかるのではないでしょうか。

4×4とXLはソロではかなり大きいと感じました。

タープ泊におすすめサイズのDDタープは3×3、3.5×3.5、4×4、XL?

タープといえば、テントの日よけ風除けや作業場作りといったイメージがありますが、タープ泊とはその名の通りタープだけで寝泊まりすることです。
ブッシュクラフトでは、フロアレスシェルターの原型で野営道具の立派な道具といわれ、沢登りや釣りなどには必須のアイテムです。

360度自然に囲まれてすごすタープ泊は、非日常を味わえる言葉にならないほどの体験となります。
そんな超軽量なタープ泊には、DDタープ3×3がオススメです。

ダイヤモンド張り

ベーシックなダイヤモンド張りであれば、荷物の中で一番大きくなるコットも十分入ります。
バックパックでのソロキャンプやブッシュクラフトキャンプとなると、リュックひとつにまとまるくらいに荷物は少ないため、DDタープ3×3でもストレスなく楽しめるサイズです。

ダイヤモンドサイズ感
ダイヤモンド張りでのサイズ感です。
どのサイズもコットが入ります。
詳しくはダイヤモンド張りのページでサイズ感も紹介しています。

ステルス張り

ステルス張りサイズ感
ステルス張りでのサイズ感です。
3×3は狭さを感じます。こちらも詳しいサイズ感はステルス張りのページで紹介しています。

ビークフライ

ビークフライサイズ感
ビークフライのサイズ感です。
簡単に設営できフルクローズでのタープ泊も可能です!
3×3はコットが入らないサイズ感となります。
詳しくはビークフライのページを参考にしてください。

パップ張りができるDDタープXL

DDタープ パップ張り

DDタープで軍幕テントのパップ張りができるのがこのXLという長方形のタープです。

パップ張り
オープンスタイルでは焚火もできてカッコいい張り方です。
XLのサイズでなければかなり小さくなります。

テントのとの連結時のサイズ感

テントとの連結や雨対策としてのDDタープもかなり活躍してくれます。
今回はソロベースとDDタープそれぞれのサイズを連結してサイズを比べてみました。

連結正面
まずは正面から見たサイズ感です。
ポールの高さはどれも180cmで設営しています。

3m幅の3×3とXLは大幅にテントがはみ出てしまいます。

連結側面比較サイズ
こちらは真横からのサイズ感です。
ソロベースのひさし以上に屋根ができるので雨の日でも使えるスペースが増えます。
DDタープのサイズ選びの際にはテントと連結することも視野に入れておくと幅広く使えます。

ハンモック泊でのサイズ感は?

ハンモック泊にオススメなのは、ズバリ、DDタープ3×3です。
ハンモック泊は、山などの設営場所が限られたところでも、コンパクトなDDタープ3×3なら、コンパクトに設営できます。
ハンモックもギリギリ覆うことができて、かつ軽量なので、天気のいいソロキャンやソロ登山の場合は、DDタープ3×3が重宝します。

ハンモックキャンプでのDDタープのサイズ感を比較しているので参考にしてください。

ハンモック正面比較
DDタープそれぞれのサイズにハンモックを設営したサイズ感です。
リッジラインの高さは170cmで設営しています。

ハンモック側面サイズ比較
軽量なキャンプであれば3×3でも十分なサイズだと感じました。
フルクローズする場合は3.5以上がよさそうですね。

冬や雨の日はDDタイプ3.5×3.5や4×4

冬山や雨の日など天候がよくない時期は、DDタイプ4×4が安心です。
多少大きく重くはなりますが、積雪の時はフルクローズテントとして、雨の日も面積が広い分、十分な雨よけになります。

また、寒い時期に気になるのが結露。DDタープ3×3でフルクローズするとスペースが狭くなる分、暖かくなりやすいですが、結露がタープにつき居住スペースがギリギリのDDタープ3×3では、ハンモックからの乗り降りの際に、冷たい思いをしますので、スペースにゆとりのあるDDタイプ3.5×3.5や4×4の方が、荷物や薪などもしまえて扱いやすいです。

なので、3シーズン使用が目的ならDDタープ3×3や3.5×3.5、冬や雨の日も使用するならDDタープ3.5×3.5や4×4がおすすめ。

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ソロにおすすめサイズのDDタープは3×3、3.5×3.5、4×4、XL?

ソロの場合は、重さが最重要となるポイントなのでDDタープ3×3や3.5×3.5を選ぶと良いと思います。
逆に重くはなるけれど大きさがあると『悪天候の場合に安心感がある』または『ゆとりのある居住空間が好き』といった人はDDタープ3.5×3.5や4×4が良いです。
自分の最優先ポイントを明確にすると、必然的にどちらのサイズが自分に最適なのかがわかってきますね。

DDタープ3×3はソロには小さい?

DDタープ3×3は、最もベーシックで人気のサイズです。
小型で軽量ですが、タープ泊やハンモックとの併用で、驚くほどのパフォーマンスをみてせくれます。
軽量でソロで使いやすいサイズのところが、人気の理由です。
しかしフルクローズで荷物が入らなかったり張り方によっては雨が降りこんできたりと、少し小ささを感じることがあります。

DDタープ3.5×3.5はソロには大きい?

3.5×3.5は3×3では小さいのでは感じる方にはピッタリのサイズです。
実際にビークフライやステルス張りでは3.5×3.5のサイズは居住空間が程よくできて丁度いいです。
重量もそこまで変わらないのサイズ選びで迷ったら3.5×3.5で間違いないです!

DDタープ4×4はソロには大きい?

DDタープ4×4は、中型タイプのサイズです。
ソロで広々スペースが使えるので人気です。
テントをすっぽり覆うので、テントとの連結で楽しむ人も多く、またソロでもフルクローズスタイルで、まるでテントの様な張り方で居住空間を楽しむ人も。
DDタープ3×3よりも大きく重くはなりますが、重さの分、大きさのおかげで天候不慮の時の安心感とアレンジの幅は広がります。
DDタープ4×4購入当初は設営や撤収の際に、大きすぎて張りにくいし、たたみにくいですが、なれればリッジラインを使いすばやく設営や撤収を行うことができます。

DDタープサイズ選びで悩む3×3と3.5×3.5と4×4

季節の移ろいや、時間とともに移り変わる自然の様々な表情を、ダイレクトに感じながら過ごす、タープ泊やハンモック泊。
テント泊では味わえないその開放感を体感すると、もう、テント泊には戻れない!という人もいるとかいないとか。
シンプルな作りだからこそ、自分の想像力と知恵と知識が試される、DDタープ。
DDタープ3×3とDDタープ4×4のどちらも持っていて、暖かい時期にソロキャンプに行くときはDDタープ3×3、真冬にハンモック泊に行くときはDDタープ4×4、など使い分ける方も多くいます。
まずは、自分のスタイルにあったサイズを選んで、タープの世界を楽しんでみてください!

まとめ

最後にDDタープの選び方について、まとめますと。

  • DDタープは全部で17種類と、サイズやカラー展開が豊富
  • Proモデルは売り切れ状態の続くハイスペックな仕様
  • 軽量を求めるならスーパーライト!コスト抑えるなら通常タイプの3×3もしくは3.5×3.5
  • 快適なサイズで幅広い使用用途ができるのは3.5×3.5

タープはキャンプに欠かせないアイテムで様々なメーカーから色々は種類が出ていますが、同じメーカーで17種類も揃っているのはDDタープの大きな特徴です。
種類が多すぎて選べないときは、紹介したタイプから自分の求めているタイプを絞って検討するのがおすすめです。
定番の張り方に飽きてきたら自分好みでアレンジを利かせることもできるので、今までタープを使ったことない人も、ベテランの方も、DDタープを1つ持っていると長く色々な張り方を楽しむことができますよ。

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