ウッドストーブ・焚き火台

ブッシュボックスをサイズ別にチタンとステンの2種類の特徴も解説!

ブッシュボックスは折りたたみ可能な小型の焚き火台で、その収納性と使い便利の良さから支持する人は少なくありません。焚き火台としてはもちろん、調理にも使えるためアウトドアにはおすすめのギアです。

「ノーマル」「LF」「XL」の3種類のサイズがラインナップされているので、キャンプや登山のスタイルによって使い分けることもできます。今回はブッシュボックスを種類別にサイズの選び方やチタンとステンレスの特徴も解説するので、参考にしてみてください。

ブッシュボックスとは?

ブッシュボックスとは?

ブッシュボックスはアウトドア用品を手掛ける「Bushcraft Essentials」が販売している小型の焚き火台です。折りたたむことで非常にコンパクトに収まるので、荷物を圧迫したくないソロキャンプや登山では特に重宝します。

組み立てやすくメンテナンスも簡単なことから、アウトドアに携わる人で愛用する人も少なくありません。

その用途は多岐にわたり、焚き火はもちろん、小型のフライパンや鍋を使った調理からバーベキューまでストレスなくこなすことが可能です。

ブッシュボックスの魅力

ブッシュボックスの魅力

ブッシュボックスは火を起こすのに最適な構造をしています。火力が安定しやすく燃焼効率も良いことから小型とは言っても、そのポテンシャルはとても高いです。ここでは、キャンプや登山に役立つブッシュボックスの魅力をご紹介します。

燃焼効率が抜群

ブッシュボックスは燃焼効率が抜群

ブッシュボックスは燃焼効率が良く、調理などで火力が欲しい場面にもうってつけのギアです。横側から空気を取り込み上方に抜けることで、無駄なく安定した火力を確保できます。

付属のトライベットで燃料の高さを調節して、火力を加減することも可能。焚き火だけでなく調理にも使いたい、といった人にもおすすめです。

薪が入れやすく炭やアルコールも使える

薪が入れやすく炭やアルコールも使える

ブッシュボックスはその構造上、さまざまな燃料を使うことができます。上方からだけでなく、横からも燃料を入れることが可能です。小型の焚き火台としては比較的大きな薪を使えるので、火持ちが良く頻繁に足す必要がありません。

他にもさまざまな木材や炭、アルコールストーブも使用できます。燃料のサイズや種類による制約が比較的少ないのは嬉しい点です。

ただし、購入した薪では太すぎるのと長すぎるので

  • 長さにはのこぎりが必要
  • 太さにはバトニングが必要
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掃除しやすく手入れに手間がかからない

ブッシュボックスは掃除しやすく手入れに手間がかからない

ブッシュボックスの材質はステンレスもしくはチタンです。詳しくは後ほどご紹介しますが、どちらもサビにくいため調理に使って汚れても水洗いできます。

また、構造がシンプルということもあって、ゴミが溜まりにくく拭き掃除が簡単というメリットも。汚れやすい焚き火台にとって、手入れのしやすさはとても評価が高いです。

「ブッシュボックスは2種類」チタンとステンレスその違いは?

「ブッシュボックスは2種類」チタンとステンレスその違いは?

ブッシュボックスの材質には「チタン」と「ステンレス」2種類があります。

チタンは軽量だけど歪みが気になる

チタンの特徴はなんといっても“軽さ”です。ステンレスと比べるとはるかに軽いので、少しでも荷物を軽量化したいソロキャンプや登山に向いています。一番大きいサイズのXLでもチタンであれば、登山やバックパックキャンプでも扱いやすい軽さになります。

チタンは使うことで色が変色するため、その変化を楽しむ人も珍しくはありません。

チタンは軽量ですが、反面その薄さにより歪みが生じることもあります。組み立てや使用するのには支障がないですが、ケースに入れにくくなるという場合も。壊れたり錆びたりする心配はないですが、金属は熱すれば歪みは生じるので、割り切って軽量さを求める方にはおすすめです。

ステンレスは頑丈だが重い

ステンレスはとても頑丈でサビや腐食にも強いだけでなく、安価で購入することができます。一方、同じサイズであっても重くなってしまう、といったデメリットも。

ソロキャンプや登山では少しでも荷物を軽くしたいことも珍しくないので、総合的に見るとチタンのブッシュボックスの人気があります。

ブッシュボックスのサイズの選び方

ブッシュボックスのサイズの選び方

ブッシュボックスのサイズはキャンプや登山のスタイルによって選ぶようにしましょう。リュックなどに入れて持ち運ぶのであれば、小型で軽量なものが向いています。

一方、キャンプ主体で移動する機会が少ないうえに調理もしたい、そのような場合は大型という選択肢もあります。大きな調理器具が使えるだけでなく、火持ちも良いのでおすすめです。

ブッシュボックスには「ノーマル」「LF」「XL」の3サイズがあるので、目的に応じて選ぶと良いでしょう。それぞれの詳しいスペックは後ほど、ご紹介します。

ブッシュボックスの組み立て方

ブッシュボックスの組み立て方

ブッシュボックス「XL」サイズを使用して組み立て方の手順を紹介します。

ブッシュボックスの組み立て方

本体を立てて開きます。灰受けのプレートと火床のプレートが写真の上部と下部に折りたたまれてます。

ブッシュボックスの組み立て方

本体を広げると自動的に灰受けのプレートと火床のプレートが倒れてくるが、灰受けのプレートから倒す。

ブッシュボックスの組み立て方

空気穴が開いている火床のプレートを倒せば完成

ブッシュボックスの組み立て方

トライベットを置いた状態

ブッシュボックスの組み立て方

中段にユニバーサルグレートを置いた状態

ブッシュボックスの組み立て方

アルコールストーブや炭が置けます。

ブッシュボックスの組み立て方

トライベットを使うとケトルでお湯も沸かせます。

ブッシュボックスの組み立て方

ユニバーサルグレートを上部に置くと鉄板代わりにも使えます。

ブッシュボックスをサイズ別に紹介!

ブッシュボックスを種類別にご紹介!

ブッシュボックスをサイズ別に詳しくご紹介します。大きさや重量など、キャンプや登山のスタイルによって重視する点は異なるので、自分に合った種類を選んでみてください。なお、全サイズでステンレスとチタンの2種類がラインナップされています。

ブッシュボックス(ノーマル)サイズ

サイズ(使用時) H11.5×W9×D9cm
サイズ(収納時) H11.5×W9×D0.5cm
重量 270g(ステンレス)
160g(チタン)

一番小さな「ノーマル」サイズはソロキャンプや登山におすすめです。小さいだけでなくとても軽いので、リュックなどで持ち運ぶ際に重宝します。移動する機会が多く、収納性と携帯性を重視したい場合に最適なサイズです。もちろん、小型の調理器具でちょっとした調理も可能です。ただし、他のサイズとは異なり、展開するだけで使えるわけではなく組み立てる必要があります。

ブッシュボックスLFサイズ

サイズ(使用時) H14×W10×D10cm
サイズ(収納時) H14×W10×D1.2cm
重量 470g(ステンレス)
270g(チタン)

ノーマルよりも一回り大きな「LF」はキャンプや登山で扱いやすいサイズです。携帯性を確保しつつ調理も楽しみたい場合に向いています。折りたたみ式なので、準備と撤収もスムーズに行えます。ノーマルでは物足りないけれど、XLほどのサイズは必要ない、という人におすすめです。

ブッシュボックスXLサイズ

Bushcraft Essentials アウトドア ストーブ Bushbox/ブッシュボックス XL ステンレス製 専用ケースセット
Bushcraft Essentials

サイズ(使用時) H19×W12.5×D12.5cm
サイズ(収納時) H19×W12.5×D1cm
重量 775g(ステンレス)
490g(チタン)

シリーズのなかで一番大きな「XL」はキャンプメインで焚き火と調理に注力したい人に最適な大きさです。多少ボリュームと重量はありますが、その分、安定感は十分。大きめの調理器具でも安心して使うことができます。

また、サイズが大きいこともあって、大ぶりの薪を使うことが可能です。火持ちが良いのも、焚き火や調理では重視したいポイントといえます。折りたたみ式なので、準備と撤収も手早く行えます。

ユニバーサルグレート

ブッシュボックスユニバーサルグレート

ユニバーサルグレートがあると、より効率よく調理できるのでおすすめです。ブッシュボックスの中間に配置すると底上げができるため、木炭やアルコールストーブ使用時の火力調整が容易になります。

また、最上部に置き、焼き網として使うことでフライパンを用意しなくても食材を焼くことができます。利便性と調理の幅が広がるので、ブッシュボックスを積極的に調理で使いたい場合に最適。ブッシュボックスとユニバーサルグレートがセットになったコンビネーションセットもあります。

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ブッシュボックスのサイズと種類のまとめ

ブッシュボックスのサイズと種類のまとめ

ブッシュボックスは軽量かつコンパクトで組み立ても簡単、燃焼効率も良い理想的な焚き火台といえます。登山で使う場合はチタン製のノーマルサイズ、お金を抑えキャンプで調理したいのであればステンレス製のXLサイズといったように、用途によってサイズや種類を選べるのも、嬉しい点です。自分のスタイルに合った最適なブッシュボックスを選んでみてください。

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