登山をはじめるときに必ず買わなきゃいけないアイテムは登山靴ですよね。
お店に行くとたくさん登山靴が並んでいてどれを買えばいいのか迷いますよね。
今回は人気の登山靴ブランドをご紹介いたします。
登山靴選びのポイントはコレ!
登山靴は、「セールだから」、「かっこいいから」と適当に選んで購入してはいけません。
「山に登るとぜんぜん使いものにならなかった。」っていう初心者の失敗談もよく耳にします。
ポイントを押さえて登山靴を選びましょう!
サイズ
登山靴は海外ブランドの物もたくさんあります。
そのためサイズ感が大きめの作りのものも中にはあります。
実際履いてみてフィット感を確認してみてください。
登山靴売場には山道を再現したスロープがありますので、登り坂・下り坂どちらでも負担がかからないものを実際に歩いてみて選びましょう。
また、登山の時はしっかりとした靴下を履きますのでその分も大きめなサイズになります。
剛性
剛性とは靴の固さのことです。
ハイキングなどの整備された低山に行く時は底が柔らかいほうが歩きやすく楽ですが、岩場の多い山や大きなザックを持つ時には靴に固さが必要です。
ソールとアッパーの素材共に固さのしっかりしたものを選びましょう。
手にとって靴をねじってみると靴の固さがわかります。
重さ
登山靴には重さの表示がされています。
登山は長い距離を歩きます。
そのため初心者はあまり重すぎるとそれだけで足に負担になってしまいます。
使用時期
登山靴にはどれくらいの寒さの山に登るかで保温に必要な具合いが変わってきます。
雪深い山に防寒されていない靴で入山すると、凍傷になり最悪指を切断することになることも。
標高〇メートル対応と目安が書いてあるので参考にしてみてください。
地上はまだまだ暑くても山頂は気温が低いです。事前に調べて選びましょう。
おすすめの人気ブランドはこれ!
モンベル
1975年に日本で創業した登山メーカーのモンベル。
全国にショップも多くあり、初心者は購入しやすいブランドです。
山仲間で創業したモンベルの商品はシンプルで使いやすいアイテムが豊富です。
(HP:https://about.montbell.jp/)
アルパインクルーザー3000
これから雪深くになってくると必要な冬期モデル。
標高3,000m級の山も登れる保温性と剛性を兼ね備えたモデルです。
剛性がありますが、足首の前後の柔軟性もあるのでとても履きやすいです。
中は、ゴアテックスのデュラサーモを採用。世界最高レベルの防水透湿性を持ち合わせています。
ワンタッチアイゼンの装着も可能。
サイズ:22.0cm~29.0cm
重さ:約970g
ツオロミーブーツ
日本国内の夏山のトレッキングにちょうどいい登山靴がツオロミブーツ。
履き心地が柔らかく、ホールド性が高いので登山靴に慣れない初心者には歩きやすいです。
価格も20,000円以下と手軽な値段であります。
サイズ:22.0cm~31.0cm
重さ:約590g
クラッグステッパー
ローカットシューズに分類されますが、岩場へのアプローチや軽登山と広い範囲でマルチに活躍します。
アッパーにはゴアテックスファブリクスを使用する全天候シューズです。
サイズ:24.0~29.0cm
重さ:472g(25.5cm片足)
ラ・スポルディバ
イタリアの人気登山メーカーであるスポルディバ。
スポーツカーのようなスタイリッシュのデザインが特徴的です。
(HP:http://www.sportivajapan.com/)
トランゴ アルプ エボ GTX
スポルディバの中でも人気のデザイン。
標高3,000m級対応。
海外の名山に行くとこのモデルを履いている人を本当によく見かけます。
ソールの接地面が斜めになっており滑りにくく岩場でのグリップ性が定評です。
軽さもあり、上級者に人気の登山靴です。
サイズ:23.1cm~29.1cm
重さ:約725g
トランゴ ガイド エボ GTX
ソールの剛性とアッパーの柔らかさを組み合わせた一足。
低山向けのモデルの中ではしっかりしたソールがあるので岩場など滑りやすいところがとても歩きやすいです。
サイズ:23.1cm~29.1cm
重さ:約565g
キャラバン
キャラバンは、日本初のトレッキングシューズを発売した日本老舗ブランドです。
(HP: https://www.caravan-web.com/)
GK85
アッパーは2ミリ厚のヌバックレザー。
履きこむほどにレザーの味が出る一足です。
丈夫なアッパー素材なので耐久性が良く、長持ちします。
履き心地の安定性も持ち合わせているので縦走トレッキングにもおすすめです。
サイズ:22.5cm~30.0cm
重さ:約705g
ハンワグ
ハンワグはドイツの整形外科の靴職人が作ったブランドです。
より足にフィットする靴を追及しているブランドです。
ベルグラー
クラシックなデザインの多いハンワグの中では現代風にアレンジされたデザインです。
レザーでありながら皮アレルギーでも履けるように中はクロムフリーのレザーを採用。
見た目はハードですが履いてみると履き心地はやわらかめ。
どちらかというと低山向けの登山靴です。
サイズ:22.5cm~30.0cm
重さ:約750g
ザ・ノース・フェイス
アメリカの人気ブランドであるザ・ノース・フェイスは最近ではストリートファッションとしても若い人にメジャーなブランドです。
(HP:https:/www.goldwin.co.jp/tnf/ )
Endurus Hike Mid(エンデュラス ハイク ミッド)
登山靴の中ではあまりごつく見えない細身のデザインです。
足首までしっかり固定され横ぶれしにくいフィット感があります。
Endurus Hike Mid(エンデュラスハイミック)は中が蒸れにくくなっているので夏のハイキングにぴったりです。
サイズ:25.0cm~28.5cm
重さ:約435g
コロンビア
アメリカで帽子やとして、スタートしたコロンビア。
やがてスキーウェアを扱うようになり、今ではウェア中心にアウトドアスポーツ用品全般を扱う大手ブランドになりました。
(HP: https://www.columbiasports.co.jp/)
メテオミットオムニテック
低山向けのモデルです。
インソールのアーチが足の裏にフィットするので疲れをサポートしてくれます。
足首周りのクッションも厚くあるのでしっかりフィットします。
初心者には履きやすいモデルです。
サイズ:23.0cm~29.0cm
重さ:約489.g
目的に合った登山靴を選ぼう
登山はコンディションが登る山や季節によって全く異なります。
雪が積もっていたり、滑りやすい岩場だったり……。
どの山でも登れる万能シューズはありません。靴を選ぶ時はスペックをよく見て、目的地に合った靴を選ぶようにしましょう。
自分に合った靴が見つかったらまずは平地で試し履きしてから登山に向かいましょう。
新しい靴でフィットせず靴ずれになってしまってはせっかくの登山が楽しめません。
あなたも素敵な一足を見つけてたくさん山に出かけてみてください。