安くてコスパ良好と評判なハイランダーのキャンプコットは、軽量で地面の影響を受けず快適な寝心地を実現できる人気商品。
そんなハイランダーのキャンプコットを、実際にキャンプで利用したレビューを当記事では紹介していきます。
Hilander(ハイランダー)のキャンプコットとは?
取扱商品数20万点以上を誇るアウトドア製品の大手専門通販サイト「ナチュラム」が提供する、独自ブランドが「Hilander(ハイランダー)」です。
Hilander(ハイランダー)の製品は低価格帯にも関わらず、品質に優れた製品が評判を呼びキャンパー達から評判を誇るアイテムの数々が人気の秘密。
中でもキャンプコットは、大手アウトドアブランド製品と比較しても半額以下の値段で購入できる上に利用に差し支えのない品質からコスパ良好と高い人気を誇っています。
キャンプコットとは、地面の質や温度の影響からキャンパーの身を守り快適な寝心地を提供する折りたたみ式ベッドの総称。
更に地面からの冷気や虫の影響から、一定の空間を開ける事により身を守ることができるためキャンプ泊の快適度をグッと向上させることが可能です。
更にHilander(ハイランダー)のキャンプコットは、折りたたみ時にはコンパクトに収納可能で軽いため積載量の限られるソロキャンプでも大活躍。
更に利用感はハイブランドのアウトドアコットと差し支えのない実用性を誇っているのも、Hilander(ハイランダー)のアウトドアコットが人気の秘密となっています。
サイズ | 長さ188cm×幅68cm×高さ16cm |
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収納サイズ | 直径14cm×長さ55cm |
重さ | 2kg |
荷荷重 | 80kg |
Hilander(ハイランダー)のキャンプコットのデザイン・外観
Hilander(ハイランダー)のキャンプコットは、低価格ながらも妥協のないデザインも人気の秘密。
ハイブランドのアウトドアメーカーと比較すると質感が気になるようですが、Hilander(ハイランダー)のキャンプコットを実際に手にしてみると安っぽさを感じるような質感はありません。
Hilander(ハイランダー)のキャンプコットの魅力
軽くて利用感抜群なコスパ良好のHilander(ハイランダー)ですが、実際に使用してみて感じた魅力の数々についても紹介。
アウトドアコットの購入を検討している方は、是非検討材料として参考にしてみて下さい。
コストパフォーマンスに優れる価格帯
Hilander(ハイランダー)のキャンプコット最大の魅力は、なんと言っても価格帯です。
軽量さと頑丈さが自慢の高価格な大人気アウトドアメーカー「ヘリノックス」製品と比較すると、価格は4分の1程度。
商品の質自体は若干劣るものの、半額を超える価格帯で利用感の変わらないキャンプコットを入手することができるだけでも十分すぎる魅力ではないでしょうか。
また重たい商品が数多い他社製品のキャンプコットと比較しても、持ち運びに最適な軽量でコンパクトな形状はキャンプ泊との相性抜群。
そのため重量から手軽な利用感を実現できない木製アウトドアコットと比較しても、利便性抜群なアイテムとなっています。
見た目に似合わない軽量さが自慢
Hilander(ハイランダー)のキャンプコットは、頑丈そうなポールや脚部分の見た目とは裏腹に2kg程度の軽量さが自慢です。
キャンプコットは製品によって重量のバラつきが激しく、中にはアウトドアで使用するには重すぎるため倉庫に眠らせがちなアイテムも存在するほど。
そのため重量の重たいキャンプコットと比較すると、手軽に移動できる利便さが魅力のキャンプギアとなっています。
寝袋+マットでは実現できないアウトドアでの寝心地
キャンプ泊で最低限の睡眠を追求するため、最も手軽に利用するアイテムが「マット+寝袋」。
ですが岩場や砂利など、マットの性能だけでは寝心地を追求するには限界のあるフィールドでのキャンプ泊を余儀なくされることも珍しくありません。
そんな現地でのフィールドが読めないアウトドアでも、アウトドアコットなら状況の悪いキャンプ場でも安定した寝心地を実現することができます。
更に肌寒い季節に大敵な身体の熱を吸収する地面からの冷気も、アウトドアコットで一定の空間を開ける事により予防することが可能。
またキャンプアイテムで大幅に荷物量を圧迫しがちなマットを持ち運ぶ必要がなくなるのも、アウトドアコットを利用する大きなメリットとなっています。
軍幕とも相性抜群
アウトドアコットは、直接キャンプ場での地面の影響を受けないため底部がないパップテントやポーランドの軍幕との相性も良好です。
底部のないテントの場合には凹凸や冷気だけではなく、害虫などの影響を受けるためアウトドアマットでは快適性に限界があるもの。
ですがアウトドアコットであれば一定空間を保持することができるため、虫の影響もマットに比べると最低限に抑えることができます。
またキャンプコットは上質な椅子としても機能するので、火を楽しむブッシュクラフトにも最適なアイテムとなっています。
<パップテント>
パップテントにHilanderのコットを入れたら、多少幕に干渉します。
<ポーランド軍幕>
ポーランド軍幕Hilanderのコットを入れたら、多少幕に干渉します。
ただし、コットを入れると幕に干渉するので、二股かやチャック加工をすることをおすすめします。
Hilander(ハイランダー)「キャンプコット」のデメリット
ここまでHilander(ハイランダー)のアウトドアコットが優れている点について解説してきましたが、利用する上で気が付いたデメリットについても紹介していきます。
購入後に後悔しないためにも、Hilander(ハイランダー)のキャンプコットを検討している方は参考にしてみて下さい。
耐久度に若干の難あり
Hilander(ハイランダー)のアウトドアコットは、使用時に乗ると若干軋む音が目立つ印象を受けます。
購入後の感想の中には、脚部分が中には折れてしまったという報告も挙げられていることも。
ですが大手通販サイトでの購入であれば、問題を報告すると追加の脚を送付するなどのアフターカバーも充実。
低価格と言えど購入後の保証が充実しているのも、Hilander(ハイランダー)のアウトドアコットの魅力でしょう。
カラーバリエーションが少ない
Hilander(ハイランダー)のアウトドアコットは、カラーバリエーションはブラックとブラウンの2種類です。
ヘリノックス性アウトドアコットと比較するとカラーバリエーションが少ないのも、デメリットの一つ。
ですがカラーバリエーションを考慮しても遥かに安い価格帯でアウトドアコットを購入さる事ができるので、十分目を瞑る事ができるデメリットでは無いでしょうか。
Hilander(ハイランダー)のキャンプコットの組み立て方
Hilander(ハイランダー)のキャンプコットの組み立て方を紹介します。
- 生地
- ポール2本
- レッグ3本
ポール2本を組み立て生地の両サイドの穴に通します。
次に足の部分(レッグ)を組み立てますが、注意点として向きに気を付けましょう。
レッグを3本組み立てる。
生地の真ん中部分からレッグを取り付けます。
レバーがない部分を奥のポールにひっかけて、レバー側もポールにひっかけ、レバーを押し込むとカチッと止まります。
撤収する時は〇の部分2つを同時に押せばレバーのロックが外れ、レッグが外れる仕組みです。
レッグを3本取り付けて
裏返したら完成です。
Hilander(ハイランダー)とNaturehike(ネイチャーハイク)のキャンプコットを比較
人気のコット、Hilander(ハイランダー)とNaturehike(ネイチャーハイク)のキャンプコットを比較してみました。
<重さを比較>
- Hilander:2kg
- Naturehike:2.3kg
<荷荷重を比較>
- Hilander:80kg
- Naturehike:150kg
重さにさほど差はないですが、荷荷重に大きな違いがあります。耐久性の問題もこのあたりからくるものだと思います。
<組み立てサイズを比較>
- Hilander:188×68cm
- Naturehike:190×65cm
大きな違いはありません。
<高さを比較>
- Hilander:16cm
- Naturehike:Low17cm(Hi38cm)
Naturehikeは2way仕様ですが、Low時での比較では、大きな違いはありません。
気になる寝心地ですが、何度か試しましたが大きな違いはありませんでした。若干Hilanderの方が沈むかな?程度の違いです。
Hilander(ハイランダー)のキャンプコット詳細まとめ
最後にHilander(ハイランダー)のキャンプコットを使用した、メリット・デメリットなど詳細についてまとめていきましょう。
- 大人気アウトドアメーカー「ヘリノックス」と比較すると半額以下で購入できるコスパの良さが魅力
- 展開時の大きさにも関わらず、キャンプコットらしくない軽量さもGOOD
- 地面から一定の空間を保つため、アウトドアマットでは実現できない寝心地がたまらない
- 地面の影響をモロに受ける、底部がないパップテントと相性良好
- 耐久度とカラーバリエーションの少なさが、唯一のデメリット
Hilander(ハイランダー)のキャンプコットを購入しようか検討している方は、参考としてお役立て頂けたでしょうか。
キャンプ泊にも関わらずベッドのような寝心地を実現できる、快適アイテムのキャンプコット。
荒地の多いキャンプ地や、パップテントで地面の影響に悩んでいる方々は、是非キャンプコットを搭載した快適キャンプ泊に出掛けてみては如何でしょう。