キャンプケトルとは簡単に言うとやかんでお湯を沸かして注ぐための道具です。
それだけに特化したシンプルな道具なので、キャンプでお湯を沸かす時に普通の鍋やクッカーで代用しているという方も多いと思います。
しかし、キャンプにおいてケトルは非常に重宝するアイテムなのです。

今回はキャンプに必須のケトルの魅力と、実際に購入する時に押さえておくべき選び方のポイントを紹介します。
さらに、特におすすめしたいケトルを5つピックアップしているので、ぜひ参考にしてください。

キャンプにケトルは必要?クッカーではダメ?

ケトルが普通の鍋やクッカーと違う点はちゃんとした注ぎ口がある事と、注ぎやすいように計算された持ち手がついている事です。
キャンプ中はお湯を沸かす機会が多いので、この差がキャンプの快適さにも影響します。

クッカーでお湯を沸かしてマグカップやカップラーメンなどに注ぐ際には、一気にお湯が出ないように慎重に注がなくてはなりません。
クッカーだと注ぐお湯の量の調整が難しいからです。
そしてその時にはやけどの危険も伴います。

ケトルであれば狙ったポイントにちょうどいい量のお湯を注ぎやすく、お湯の入れ過ぎややけどの危険を回避する事ができます。
それらの事から、キャンプにはお湯を沸かして注ぐ事に特化したケトルが必要なのです。

キャンプケトルは美味しいコーヒーを飲むには必須!

コーヒー好きにとって自然の中で飲むコーヒーの味は格別で、焚き火を利用して淹れたコーヒーを楽しむ時間は、まさに至福のひとときと言えるでしょう。
キャンプでそれを味わうためにはケトルがとても重要なアイテムとなります。

言うまでも無い事ですが、美味しいコーヒーを淹れるためには注ぐお湯の量が非常に重要になります。
またインスタントコーヒーではなくコーヒー豆から抽出したい場合には、お湯の量だけではなく、少しずつゆっくりと一定の量のお湯を注ぐ事が求められます。
そのような淹れ方は、クッカーではまずできないと言っていいでしょう。

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キャンプケトル選びのポイントは3つ

キャンプ用のケトルにも様々な商品があるので、その中からどう選べば良いのかわからない方も多いと思います。
そこで、実際に購入する際に役立つ選び方を紹介します。
それぞれの特性を知る事で、自分にあったアイテムを見つける事ができるようになります。

ケトル選びのポイント①素材

キャンプ用のケトルの素材にはいくつかの種類があり、全て特性が違うので自分の使い方や好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
それぞれの素材の特性は以下の通りです。

ステンレス製キャンプケトルの特徴
ステンレスの一番の強みは錆びにくい点です。
ケトルは水を入れる道具なので、比較的錆びやすい使用環境であると言えますが、ステンレスであれば通常の使用で錆びる事はほとんどありません。
また、よく磨かれてピカピカに輝くその見た目の美しさもステンレスならではのものです。

アルミ製キャンプケトルの特徴
アルミの優れている点は、軽量で丈夫な事です。
ステンレス程ではありませんが錆にも強く、強度もあります。
また熱伝導率も比較的高いので、お湯を早く沸かす事ができます。

バイクか自転車でキャンプに行く方や登山をする方など、できるだけ荷物を軽くしたいという方にはアルミ製のケトルもおすすめです。

チタン製キャンプケトルの特徴
チタンはステンレス以上に腐食に強く、アルミ以上に軽くて丈夫なほぼ弱点のない非常に優れた素材です。
ただし他の素材と比べて高価なので、少々値段が高くなってもいいから高性能な素材のものが欲しいという方におすすめできます。

高価ではありますが、一度買ったら長年良い状態のまま使用する事ができます。

銅製キャンプケトルの特徴
銅の特徴として一番に挙げられるのが、金属の中でもトップクラスの熱伝導率の高さです。
そのためアルミニウム製のケトルよりも早くお湯を沸かす事ができます。
また銅製のケトルは中に入れた水をまろやかにすると言われており、老舗の喫茶店などでも長く愛用されています。

黒ずみや錆が出やすいので綺麗な状態を保つにはメンテナンスが必要ですが、エージングを楽しみたい方には特には銅製のケトルをおすすめします。

ホーロー製キャンプケトルの特徴
ホーロー製のものは金属にガラス質のコーティングがされているので、他の金属製品で見られるような水に金属臭が移るといった事がありません。
またおしゃれな模様が入っている物や鮮やかなカラーなど、多種多様なデザインの物があるのがホーローの特徴です。

他の金属製のケトルと比較して重い点と、落としたりぶつけたりすると表面のガラス質の部分が欠ける事がある点が弱点となりますので、取り扱いには少々注意が必要です。

ケトル選びのポイント②形状

キャンプ用のケトルは形状によっても分類する事ができます。
それぞれのタイプによって適している使用方法が違うので、自分の使い方に合ったタイプのものを選ぶ事が重要です。

縦長タイプ
名前の通り縦に長い形状をしていて側面に持ち手が付いていることから、お湯を注ぐのがとてもやりやすいタイプです。
一度に大量のお湯を沸かせる大きめの物が多いので、大人数でのキャンプに向いています。

やかんタイプ
火にあたる底面が広くなっていることで、お湯を早く沸かす事ができます。
持ち手が上部に付いているのでお湯の注ぎやすさにおいては縦型タイプに劣りますが、軽量でコンパクトな商品が多いので荷物を圧迫しません。
また縦型タイプに比べて誤って倒してしまうという事が起こりにくい事もメリットになります。

寸胴タイプ
上から下まで同じ太さの鍋に注ぎ口と持ち手が付いているタイプになります。
クッカーとしても使用できる汎用性の高さが特徴で、ケトルとクッカーを両方持つのは荷物が増えるから嫌だという方におすすめです。

ケトル選びのポイント③容量

ケトルを選ぶ際には容量にも注目しなくてはなりません。
容量が少なすぎるとお湯を汲んで沸かす作業を頻繁に行わなければならなくなります
。逆に容量が多いと当然ケトル自体が大きくなってしまうので荷物を圧迫します。

具体的に何mlあればいいのかについては、お湯の使い方とキャンプに行く人数によります。

目安としては、カップラーメンであれば一人分300ml〜500ml × 人数。
コーヒーであれば一人分150ml〜200ml × 人数になります。

とはいえ計算通りにいくとも限らないので、不安であれば少し容量が多めの物を選ぶのが無難でしょう。

キャンプケトルを直火で使用するなら樹脂製はNG/h2>

キャンプ用のケトルは基本的にどの素材の物でも直火で使用する事ができるようになっていますが、選ぶ際に注目すべき点があります。
それは樹脂製の部品を多用していないかという点です。

直火ならオール金属製キャンプケトルがおすすめ!

直火でケトルを使用する際に、焚き火の大きさによってはケトルの持ち手にまで炎が届く事があります。
場合によってはケトル全体が炎に包まれる事もありますので、そうなってしまうとケトルについている樹脂製の部分が溶けてしまいます。

ですのでゴムやプラスチックなどの樹脂製の部品は、蓋のつまみなど最低限の部分だけに使用されている物を選ぶと良いでしょう。
オール金属製の物であればそのような心配は無用なので、キャンプで使用するケトルとしてはオール金属製の物が特におすすめです。

おすすめのキャンプ用ケトルをご紹介!

それではここから、各メーカーから多数出ているケトルの中でも特におすすめしたいアイテムを紹介します。
全て良い商品ですが、それぞれ特徴が大きく異なるので自分のキャンプスタイルに合っている物を探してみてください。

ユニフレーム(UNIFLAME)キャンプケトル




商品スペック
素材 ステンレス
タイプ 縦長タイプ
容量 1.6L
重量 600g
サイズ 直径130 × 高さ220(mm)

1.6Lと大容量の縦長タイプのケトルなので、大人数のキャンプにも大活躍します。
注ぎ口には蓋がついており、焚き火の中で舞い上がった灰などが中に入らないようになっています。

さらに上から吊り下げて使用するのにも適した構造になっているので、このケトルを選んだらまず機能面での不満は出ないでしょう。

スノーピーク(snow peak)フィールドバリスタケトル

商品スペック
素材 ステンレス、ブラス、天然木
タイプ 縦長タイプ
容量 1.0L
重量 540g
サイズ 直径130 × 幅210 × 高さ180(mm)

フィールドバリスタの名前の通り、美味しいコーヒーを入れるのに適した造りになっているケトルです。
コーヒーをドリップする際にはお湯を細く一定の量で注ぐ事が求められますが、このケトルは注ぎ口の形状に工夫がなされいるため、それが容易にできます。

キャンプ中においてもとにかくコーヒーの味にこだわりたい方におすすめです。

ユニフレーム (UNIFLAME)山ケトル900

商品スペック
素材 アルミ、ステンレス、フェノール樹脂
タイプ やかんタイプ
容量 0.9L
重量 186g
サイズ 直径166 × 高さ76(mm)

やかんタイプのケトルとしてオーソドックスな形状で、軽量かつコンパクトであるため荷物を小さくまとめたい方におすすめです
。容量的にも2人までであれば必要十分な量のお湯が一度に沸かせます。

また持ち手に樹脂部品が使われていないので、溶けてしまう心配が不要な点もおすすめするポイントです。

ファイヤーサイド グランマーコッパーケトル

商品スペック
素材 銅、真鍮、天然木
タイプ 縦長タイプ
容量 3.3L
重量 1100g
サイズ 直径180 × 高さ240(mm)

古き良き19世紀の時代にこよなく愛されたデザインを、日本の優れたものづくりによって復刻された銅製のケトルです。
熟練の職人が一つ一つ丁寧に作り上げた、この上なく強いこだわりが込められた逸品です。

使い込むほどに傷や黒ずみを蓄えて凄みを増してゆくこのケトルには、一生手放したくないと思えるほどの愛着が湧く事になるでしょう。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)CSブラックラベル ホーローケトル




商品スペック
素材 ほうろう用鋼板
タイプ 縦長タイプ
容量 1.1L
重量 ー
サイズ 幅122 × 高さ175(mm)

全体にホーロー加工が施された、腐食や汚れに強いケトルです。
見た目に関しても、黒一色のボディがとてもクールな雰囲気を演出しています。

同社からは同じ「CSブラックラベル」シリーズとして、ケトルの他にも皿やマグカップなどもラインナップされており、どれもお手頃価格なので一緒に購入してみるのも良いですね。

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ケトルでキャンプがもっと楽しくなる!

ここまで紹介してきました通り、キャンプ用のケトルには様々な種類の物があるのでどれにするべきか迷ってしまいます。
その迷っている時間がとても楽しかったりもするので、よく考えて自分にあったケトルを探してみてください。
バッチリと自分にハマる物を見つけたら、それが今後一生の宝物になるかもしれません。

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