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シングルバーナーのおすすめ11選!OD缶とCD缶に分けて選び方も解説!

OD缶とCB缶のシングルバーナー

シングルバーナーはお湯を沸かしたり料理をするのに使用するキャンプ用品であり、キャンプをしたい方にとっては必須のアイテムです。これからキャンプを始めようとしている初心者の方にとっては、どのシングルバーナーを選択するかは重要なことになります。

しかし各メーカーから様々な構造・デザインのシングルバーナーが販売されているので、「種類が多すぎて選べない!」という方や、「どんな違いがあるのかわからない」という方も多いことでしょう。

そこで今回、シングルバーナーの選び方をわかりやすく解説するとともに、数あるシングルバーナーの中でもとくにおすすめのアイテムを11個ご紹介します。

最近販売された新製品もピックアップしているので、シングルバーナーの買い替えを検討している方もぜひ参考にしてください。

シングルバーナーの選び方

シングルバーナー

シングルバーナーの構造には、「分離型」と「一体型」の2種類があります。シングルバーナーを選ぶ際には、このどちらのタイプにするかを決めておかなくてはなりません。

それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説するので、どちらのタイプが自分に合っているかを考えてみてください。

一体型のシングルバーナーの特徴

一体型シングルバーナー

一体型のシングルバーナーは、ガス缶(または燃料ボトル)の上にシングルバーナー本体を直接接続するタイプです。

本体がコンパクトに収納できるので持ち運びがしやすいことと、ガス缶にねじ込むだけで簡単に使えるのがメリットです。登山をする方など、荷物をコンパクトにまとめたい方に向いています。

いっぽうで、製品によっては重心が高くなるものもあり、そういったシングルバーナーにはあまり重いものを乗せられないのがデメリット。大きめのダッチオーブンやスキレットを使用した料理には向いていません。

分離型のシングルバーナーの特徴

分離型シングルバーナー

分離型のシングルバーナーは、ガス缶(または燃料ボトル)からシングルバーナー本体までホースでつながれているのが特徴です。

分離型は一体型とくらべて安定性に優れているので、大きなクッカーやダッチオーブンを使用した料理に向いているのがメリットです。

デメリットは一体型より大きくて重いこと。できる限り荷物を軽くしたい方は、選ばないでおくのが無難でしょう。

メリット・デメリットともに、一体型と分離型は反対の関係性にあります。ソロキャンプ向けの小さいクッカーでの料理や、お湯を沸かすといった使い方をするのであれば一体型がおすすめです。逆に大きめの調理器具でこだわりの料理を作りたい方は分離型が向いています。

シングルバーナーの燃料の選び方

シングルバーナーは製品によって、使用する燃料が違います。シングルバーナーに使用される燃料は、「OD缶」・「CB缶」・「ガソリン」の3種類。それぞれの特徴を解説します。

どの燃料を使用するかはとても重要なポイントなので、しっかり押さえておきましょう。

OD缶の特徴

OD缶

OD缶(Out Door缶)は、その名の通りアウトドアでの使用を目的として販売されているガス缶です。

気温が低いときでも火力が安定しているのがOD缶のメリット。さらにガスランタンなどの、同じガス缶を共有できるキャンプ用品がたくさん販売されているのもいいところです。

デメリットはガス缶の価格が高いことと、売っている場所が限られていることです。OD缶を手に入れるにはネットで購入するか、アウトドアショップで購入するかのどちらかになります。

CB缶の特徴

CB缶

CB缶(Cassette Bombe缶)はキャンプ用のシングルバーナーだけでなく、家庭用のガスコンロでも使用されているガス缶です。

CB缶のメリットは手に入りやすいことと、価格が安いことです。ネット通販やアウトドアショップでしか手に入らないOD缶とはちがい、スーパーやコンビニでも販売されています。キャンプ中にガス切れを起こしても、すぐ近くで手に入る可能性が高いです。

デメリットは、気温が低い時期は火力が安定しないこと。これはOD缶とは中に入っているガスの成分がちがうためです。しかしCB缶のなかにも、OD缶に含まれているものと同じガスが使用されているハイパワータイプもあります。

冬キャンプではハイパワータイプのCB缶を選ぶことで、ストレスを感じることなくシングルバーナーを使用できるようになります。

ガソリンの特徴

ホワイトガソリン

ガソリンはガス缶とちがい、自分で燃料ボトルに注いで持ち運びます。ガス缶よりも高火力で気温に左右されないというメリットがあるいっぽう、使用する際には「ポンピング」というガソリンを送るための作業が必要になります。

ガス缶よりも手間がかかるので、初心者の方にはおすすめしません。

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おすすめのOD缶シングルバーナー

OD缶シングルバーナー

ここからはおすすめのシングルバーナーをご紹介していきます。

ソト(SOTO)アミカス

使用時サイズ 幅76×奥行100×高さ86mm
収納時サイズ 40×43×75mm
重量 81g
最大出力 2600kcal/h

SOTOが販売しているシングルバーナーの中でもとくに軽量・コンパクトなモデル。価格も手頃で初心者の方が最初に購入するシングルバーナーとしてもおすすめです。

バーナーヘッドがすり鉢状になっているため横からの風に強く、炎が風に流されにくくなっています。コンパクトでありながら出力は十分。お湯もすぐに沸かせます。

軽さとコンパクトさを重視しているシングルバーナーはゴトクが3本になっているものも多いなか、こちらの製品は4本となっています。ゴトクが3本のシングルバーナーよりもクッカーを乗せた時の安定性に優れているので、安全で使いやすいのが特徴です。

PRIMUS(プリムス)P-153ウルトラバーナー

使用時サイズ 148 / 90mm (ゴトク径)
収納時サイズ 75×88×30mm
重量 116g
最大出力 3600kcal/h

かなりコンパクトに収納できるギミックと、最大3600kcal/hもの高出力が特徴のシングルバーナー。Amazonでの評価数も多い、プリムスのベストセラーです。エッジの効いたメカっぽいデザインが魅力的。

ゴトクのサイズを2段回に変更できるのがこのシングルバーナーの大きな特徴。広げると14.8cmもの大きなゴトクとなり、大きめのクッカーもラクラク乗せることができます。

防風性能の高さもこのシングルバーナーの武器。十字に広がるゴトクがバーナーヘッドを4つに区切り、どの方向から風が当たっても、4つのうち3つは消えないようになっています。デザイン・出力・使い勝手と、すべてにおいてハイレベルな一品です。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)オーリック

使用時サイズ 幅125×奥行125×高さ85mm
収納時サイズ 117×105×65mm
重量 300g
最大出力 2700kcal/h

3000円ほどで買うことができる、コストパフォーマンス最強のシングルバーナーです。キャプテンスタッグが製造している日本製のシングルバーナーなので、安くても信頼できます。

ほかの一体型のシングルバーナーと比較して収納時のサイズが少々大きく、そして重量もあるのがちょっと惜しいところ。しかしそのぶんガッシリとしていて、剛性感に優れています。これからキャンプを始める初心者の方には、とくにおすすめです。

エムエスアール(MSR)ポケットロケット2

使用時サイズ 幅34×奥行き44×高さ79mm
収納時サイズ
重量 73g
最大出力 2143kcal/h

2020年4月に販売が開始された、MSRファン待望の新製品。先代モデルよりさらに軽量・コンパクトになり、その重量はなんと73g。登山をする方や、リュックひとつでキャンプに出かける方におすすめのシングルバーナーです。

MSRといえば鮮やかな赤がイメージカラーですが、こちらのシングルバーナーにもちゃんと赤いパーツが使用されています。さらにバーナーヘッドが3つに区分けされており、横からの風に強い構造。見た目がカッコいいだけでなく、使い勝手においても大変優秀です。

合わせて販売が開始された、真っ赤なガス缶がこれまたイケてます。MSRの製品が好きな人ならば、決して無視できないアイテムでしょう。

SOTO(ソト) レギュレーターストーブ フュージョントレック

使用時サイズ 幅430×奥行き140×高さ100mm
収納時サイズ 110×60×100mm
重量 182g
最大出力 2800kcal/h

こちらのシングルバーナーも、2020年に発売が開始されたSOTOの新製品です。分離型のシングルバーナーなので安定感があり、大きめのクッカーでの料理にも対応します。

ガスの圧力を自動で調整してくれる「マイクロレギュレーター」搭載で、寒い時期でも火力が安定。いつまでたってもお湯が沸騰しないという、誰もが経験したことがある困りごとから解放されます。

分離型のシングルバーナーは収納性において不利なのですが、こちらの製品は一体型のものに匹敵するほどコンパクトに収納することが可能。そのため、コンパクトさを重視している方であっても十分に選択肢に入る一品です。

スノーピーク(snow peak) ヤエンストーブ レギGS-370

使用時サイズ 幅190×長さ310×高さ147mm
収納時サイズ 70×126×59mm(バーナーユニット) / 21×136×25mm(器具栓ユニット)
重量 220g
最大出力 2900kcal/h

2015年のグッドデザイン賞を受賞したシングルバーナー。ひと目でほかのものと違うとわかる構造と、スノーピークらしいハイセンスなデザインが魅力です。

一体型と分離型の良いところをかけ合わせて、それぞれが持つ弱点を克服しているのが最大の特徴。低重心で安定感があり、ホースに足を引っかけて倒してしまうといったトラブルとも無縁です。

シングルバーナー本体の高さは、110サイズと250サイズのガス缶それぞれの高さに調整することができます。2本の足とガス缶の3点で地面に接するので、デコボコした岩場でも安定します。

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おすすめのCB缶シングルバーナー

CB缶シングルバーナー

続いて、CB缶を使用するシングルバーナーのおすすめをご紹介します。コストパフォーマンスに優れたモデルから、独特な構造を持つ面白いモデルまで幅広くピックアップしています。

イワタニ (Iwatani) ジュニアコンパクトバーナー

使用時サイズ 幅155×奥行き155×高さ127mm
収納時サイズ 82×68×109mm
重量 274g
最大出力 2300kcal/h

「CB缶を使用する『コンパクト』なシングルバーナーといえばコレ!」といえるほど、愛用している人が多い定番中の定番。確かな性能と信頼性を持ちながら、実売価格が3000円ほどとかなり安いのが人気の理由です。

ギザギザが刻まれていることによりクッカーが滑りにくいゴトク、横からの風を防ぐ風防、操作しやすい火力調整つまみなど、誰が使用しても扱いやすいと感じる作りになっているのが、このシングルバーナーの強みです。

これからキャンプを始めようと考えている方はもちろん、すでにシングルバーナーを持っている方がサブ機として購入するのもおすすめできます。

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ソト(SOTO) レギュレーターストーブ ST-310

使用時サイズ 幅166×奥行142×高さ110mm
収納時サイズ 140×70×110mm
重量 350g
最大出力 2500kcal/h

こちらのシングルバーナーも、かなり多くのキャンパーの方々が愛用している定番の製品。すでにご紹介した「イワタニジュニアコンパクトバーナー」よりもかなり立派なゴトクが備わっているので、大きくて重いクッカーを乗せても安定します。

一体型のシングルバーナーのなかでは火力が強いうえ、ガスの圧力を自動で調整するマイクロレギュレーターを搭載。標高が高い場所での使用や、寒い時期のキャンプでも活躍してくれます。

シングルバーナーの知識がまだあまりなく何にしようか迷っている方は、「イワタニ ジュニアコンパクトバーナー」か、こちらの「ソト レギュレーターストーブ ST-310」のどちらかを選んでおけば間違いありません。

ソト(SOTO) GストーブST-320

使用時サイズ 幅153×奥行き195×高さ77mm
収納時サイズ 142×78×25mm
重量 380g
最大出力 1800kcal/h

収納時の厚さが「世界最薄」のシングルバーナー。本のように折りたたむことができる、唯一無二の個性を持った製品です。なんとメスティンの中に収納することが可能です。

コンパクトさのほか、他を圧倒するほどの剛性の高さ、そして防風性能を備えています。ぶ厚いアルミで作られたボディは強い衝撃を与えてもビクともせず、V字に開いて設置する仕組みにより、横からの風をほぼ完全に遮断します。

最大出力はひかえめですが、アルミのボディが熱を反射するので意外なほど早く湯が沸きます。ほかの人が持っていない、一風変わったシングルバーナーが欲しい方におすすめです。

ユニフレーム(UNIFLAME) セパレートバーナーUS-S

使用時サイズ
収納時サイズ 125×130×75mm
重量 450g
最大出力 3000kcal/h

コンパクトでありながら、3000kcal/hもの大火力を誇るシングルバーナー。安定感に優れる分離型なので、本格的な料理での使用にも向いています。ユニフレームらしい質実剛健さも特徴的です。

5kgまでの重さに耐えるほどの頑丈さを持ち、小さなシェラカップから大型のクッカーまで4本のゴトクがしっかり支えてくれます。どのような場所に置いてもどっしりと安定するので、安心して使用できます。

強いて難点を挙げるとすれば、風を防ぐ構造になっていないこと。そのため、ウインドスクリーンと一緒に使用するのがおすすめです。

スノーピーク(snow peak) HOME&CAMPバーナー

使用時サイズ 幅301×奥行き346×高さ120mm
収納時サイズ 255×90×120mm
重量 1.4kg
最大出力 2100kcal/h

家でもキャンプでも使用できる、非常にスタイリッシュな製品です。ガス缶をセットする部分からバーナー本体とゴトクが出てくるという、とても珍しいギミックを採用しています。展開後は卓上カセットコンロと同じように使用できます。

大型のゴトクは直径14cmから30cmまでの調理器具に対応。大きくて重いダッチオーブンでの料理も十分に可能です。そのため、料理にこだわりたい方にこそおすすめします。

ただし、展開した時のサイズが大きいことに加えて重量もある点には注意。ソロキャンプではなく、ファミリーキャンプのような複数人でのキャンプに向いています。ほかにはない強い個性を持っている製品なので、話題になること間違いないでしょう。

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おすすめシングルバーナーのまとめ

今回はシングルバーナーの選び方、使用する燃料の選び方を解説したうえで、OD缶・CB缶それぞれのおすすめの製品をご紹介しました。

ピックアップした11個のシングルバーナーは、どれも初心者からベテランの方までおすすめできる優秀なものばかりです。

この記事を参考に、自分のスタイルにピッタリ合ったシングルバーナーを見つけてください。良い道具に巡り合えると、キャンプがより楽しくなります。

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